何故音で空間を埋め尽くしてしまうのだろうか ───
音は輪郭だ。輪郭がたくさんあっても形作れない。
言語によって一番違うのは空間の解釈だ。そこに空間があったとき、輪郭が右にあると考えるか、左にあると考えるか。
空間を作ることに恐怖感を感じるのは、空間の解釈が共演者同士で一致していないからだ。空間を輪郭で埋め尽くし輪郭の右が空間なのか左が空間なのかを不問とすることでコミュニケーションをとっている。
───
リズムは配置だ。どんな素晴らしいハーモーニー/メロディーも配置が正しくなければ美しくない。
FLAGS
NOTICE
■■■ 現在縦乗りを克服しようシリーズを大規模再構成/加筆訂正中です ■■■
2022年5月29日更新: 末子音がない日本語 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその22
2022年5月15日更新: 裏拍が先か表拍が先か ─── 縦乗りを克服しようシリーズその3
2022年5月11日更新: 頭合わせと尻合わせとは何か ─── 縦乗りを克服しようシリーズその2
2020年8月10日月曜日
何故音で空間を埋め尽くしてしまうのか (oka01-emrcjzozjkfzzrtr)
日本人は何故リズムが悪いのか (oka01-gfnkgllqlqnbdrrf)
最近徐々に気づいてきたのだが、実は強いオンビートの癖がある日本人でもドラマーはしばしばオフビートをよく理解している。問題はコード楽器だ。
コード楽器の場合、ピッチ・モーダリティ・ヴォイシング・トーン・ブレス等々いろいろと頭の痛い問題を抱えておりリズムだけに集中できない。
世の中にはいろいろなコード/スケール理論がある。だけどリズムに関しては感覚に委ねられており、世界中を探してもリズムに関する理論はほぼ存在しないといっていい。
真面目な人はジャズのインプロヴィゼーションを理論から学ぶ傾向がある。このアプローチだと原理的に当然コード/スケール理論は学ぶことができるが、リズム理論を学ぶことができない。
だから真面目な人ほど縦乗りが強い傾向があるのではないだろうか。
2020年8月9日日曜日
ゴスペル・チョッパーという用語について(oka01-qkqizdgrjixdkrdr)
クリス・コールマンが「ゴスペルチョッパー」について説明しているビデオです。ゴスペルチョップは他の人がそう名づけて呼んでいるだけで教会の人たちはそうは呼んでない…という話をしています。
ゴスペルチョップという名称は英語でもよく出てきます。だけどそれは黒人以外の人たちの間で一般的な名前で黒人の人たちはゴスペルチョッパーとは呼んでいません。それはいってみれば寿司職人が自分たちを「寿司通」と呼ばないのと同じです。
そもそも黒人の人たちは音楽名としてのゴスペルという名称も黒人の人たちは使っていません。黒人の人たちはゴスペルを普通に「教会音楽(賛美歌)」と呼んでいます。そもそもゴスペルはキリスト教の「福音」という意味で聖書に書いてあるヨハネ等々のイエスの弟子が語った逸話のことを言うもので、音楽ジャンルの名前ではないからです。
https://youtu.be/-77RZ53nzA4?t=178
更新記録:
フェースブックから複製し作成 (Fri, 21 May 2021 21:26:47 +0900) 元記事
2020年8月3日月曜日
2020年7月29日水曜日
遅い音符を恐れてはいけない ─── 縦乗りを克服しようシリーズその23(oka01-friubhzmuzypqtnv)
2020年7月26日日曜日
ドリフトカウントでは常に2から数え始める (oka01-uagykxsdwlesfcak)
−1/8拍早く数え始めると通常カウントから見ると拍数も小節数も2から始まる。通常のドリフト無しカウントでは1から数え始めて4で数え終わるが、−1/8ドリフトカウントを行う場合、通常のドリフトなしカウントで見ると4から数え始めて3で終わる。逆に−1/8ドリフトカウントから見ると通常のドリフトなしカウントは2から数え始めて1で数え終わる。このことをはっきり意識すること。
ずれ0 | 1 | 2 | 3 | 4 |
---|---|---|---|---|
ずれ1/8 | &2 | &3 | &4 | &2 |
&2 | &3 | &4 | &3 | |
&2 | &3 | &4 | &4 | |
&2 | &3 | &4 | &1 |
2020年7月23日木曜日
末子音がない日本語 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその22 (oka01-phmjtebzuemanabb)
スワグサーフィンと日本語の発音
このビデオを見てください ─── このビデオは2010年ごろに米国ヒップホップシーンで流行したヒット曲です。最初私はこれを聞いた時、私はこれが何を言ってるかさっぱり聞き取れませんでした。今でもほとんどききとれません。しかしこの音楽をよく聞いているうちに私は、私が単語のリズムの表拍と裏拍を完全に入れ違いとして聞き違えている事にだんだんと気付いてきました。つまり私が子音と思っていた場所が実は母音で、私が母音と思っていた場所が実は子音だったことに気付いたのです。
リズム音痴と英語の音痴の原因は共通 ─── このことは私が前からずっと思っていたことでした。しかし問題はこれをどうやったら日本語の世界で見える化できるかということです。
今回私がこれをどうやって見える化したかをここで説明してみたいと思います。
縦乗りの正体は日本語の発音にある
冒頭で『メナガテッスウェーッグ』と言っている様に聞こえますが、これは実は『 man, I got that swag 』 と言っているのだそうです。日本語の発音と英語の発音を比べてみると次のようなことがわかります。
- メナガテッスウェーッグ
- man, I got that swag
単語の終わりと頭が必ずくっついていることがおわかりいただけますでしょうか。
この違いを模式的に表すと次のようになります。
日本人の聞き間違い図説
これをよく観察してみると、次のような法則が見えてきます。
英語の音節解釈 | 音節 | 音節 | 音節 | 音節 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英語の発音 | 子音 | 母音 | 子音 | 子音 | 母音 | 子音 | 子音 | 母音 | 子音 | 子音 | 母音 | 子音 |
日本人の発音解釈 | 子音 | 母音 | 子音 | 母音 | 子音 | 母音 | 子音 | 母音 | - | |||
日本語として解釈された音節 | 音節 | 音節 | 音節 | 音節 | - |
日本語には全ての発音が子音→母音/子音→母音と交互に現れるという法則があります。日本語を母国語とする日本人は、日本語以外の言語を話す時も無意識のうちにこの子音母音が交互に現れることを期待してしまうのです。
しかし英語には末子音があります。つまり英語では、子音→母音→子音/子音→母音→子音…という順番で発音が現れます。日本語にはこの末子音がないため、この末子音が次の音節の子音と重なり合ってしまい、その2つを分離することができません。つまり最後の子音が次の子音と繋がったまま発音しているが別な子音として分けて認識しています。
つまり日本人はこの後ろ側の子音=末子音を聞き逃してしまう。これは日本人がジャズのスイングを演奏すると3連符の最後の音符を聞き逃してリズムが狂ってしまうことと全く同じ現象です。3連符の最後の音符を聞き逃してリズムが狂ってしまう現象 ─── それがすなわち日本人ジャズマンの悪しき習慣『縦乗り』です。縦乗りは、日本人が英語が苦手な理由そのものなのです。
他の例を見てみましょう。
「これからどうするの?」 What have you got to do? を日本語の発音解釈で解釈するとまるで「ワタヴャガダドゥ」と言っている様に聞こえます。その発音解釈を模式図として表したものがこれです。 この例でも同じように末子音が次の子音に繋がって聴こえることが観察できます。
英語音痴とリズム音痴の共通点=縦乗り
日本語と英語では聞いている場所が違います。
- 英語には末子音があります。
- 英語には2重子音があります。
- 日本語には末子音/二重子音がなく、常に子音母音が交互に現れます。
この発音の特徴の違いが私には音楽のリズムの特徴の違いととても似ている様に見えます。
-
日本語では
表・裏・表・裏
という順番で区切れる。 -
英語では
裏表・裏表・裏表・裏表
になる。
英語は必ず裏からリズムが始まり、日本語では必ず表からリズムが始まる ───
つまり、日本語の発音は縦乗りそのものではないでしょうか。
縦乗り矯正法の決定打『末子音探し』
今回私が思いついたのは、つまり日本語で語末の子音を分離する練習をしたら、英語のリスニング能力が上がるのではないか、ということでした。自分自身で試してみたら案外と効果がありましたので、その方法をここで紹介してみたいと思います。
それは日本語の発音上で3連符の表裏を逆の順番を読むことです。
例)七夕花火にカンパーイ『タナバタ・ハナビニ・カンパーイ』
↓↓↓
- ターン
- ナーブ
- バート
- ターハ
- ナーブ
- イーン
- イーク
- アーン
- パーイ
日本語なのにまるで外国語のようになりました。
ここで適用した法則は次のようなものです ─── タナバタをローマ字で表すと TA NA BA TA になります。ここで各文字の母音とその次の文字の子音を繋げると TAN/NAB/BAT/TAH になります。つまり「ターン」「ナーブ」「バート」「ター」だ。この様にして音声を分解していく作業をすることで、英語の発音に慣れることができるのです。
なお上記例では「ターハ」になっている最後の文字が「ター」になってしまいましたが、これは上記例のタナバタの次はハナビとハから始まっているのに、タナバタのみの場合は後続の文字がないためターのみになってしまったことによるものです。
このように次に現れる文字によって最後の発音が変化する点が非常に重要なポイントです。英語では次に現れる音声によって最後の音声が変化しますが日本語では変化しません。この違いに慣れることが大切なのです。
別の例を見てみます。
例)かささぎの わたせる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞふけにける
『カササギノ・ワタセルハシニ・オクシモノ・シロキヲミレバ・ヨルゾフケニケル』
↓↓↓
- カース
- サース
- サーグ
- ギーン
- ノーウ
- ワーット
- タース
- セール
- ルーフ
- ハース
- シーン
- イーオ
- オーク
- クース
- シーム
カタカナ外来語の時はどうするか、漢字の音読みはどうするか、四文字熟語の読み方はどうするか等々の様々な変則パターンが存在します。これらの変則パターンをきちんと一貫性をもって処理する法則が必要だと私は思っているのですが、私はまだそれをどうやって処理するか考えていません。これはこの練習方法の今後の課題として残っています。
日本人のリズムは何故悪いのか
日本人のリズムが『悪い』原因をとても具体的に説明した。 日本人のリズムは日本の音楽から見れば悪くない。だけどここまでインターネットが普及し、情報が広く開かれて世界中の音楽が日本に押し寄せてくる中で、日本は他のリズム文化の価値観との比較のなかで『悪く』なる。
自分のリズム感を生かして真摯に純邦楽を演奏するのもひとつです。或いは外国のリズム文化を謙虚に学んでそこで自己表現方法を身につけていくということも、また一興ではないでしょうか。
更新記録:
タイトルを『英語と日本語の発音の違い』→『末子音がない日本語』に変更しました。
(Sun, 29 May 2022 01:12:02 +0900) 文体をですます体に変更しました。加筆訂正を行いました。
2020年7月22日水曜日
ずれない様に正確にずれる ─── 縦乗りを克服しようシリーズその21(oka01-yxtspkbgwnvxvjbi)
Join us while we're quarantine in our home office singing some of your favorites from The Williams Sisters. Let us take...
Posted by The Williams Sisters on Saturday, May 2, 2020
2020年7月20日月曜日
難解にならないジャズ (oka01-anzmipyiqpjuitjz)
僕の演奏もそういう方々の演奏手法を採り入れていたのだが『演奏が難解だ!』と批判を受けることが非常に多かった。そんな難解な奴ばかり聞いていないで「もっとビバップみたいなオーソドックスな奴を聞け!」と言われた。それがきっかけでウェス・モンゴメリ/グラント・グリーン等々の古いバップを聞くようになった。現在僕がビバップが好きな理由はもともとは他人のアドバイスだったのだ。
だがビバップを聞くようになり結果的に僕はアフリカ系の方々の音楽に傾倒する様になった。ビバップの本質はアフリカ系民族の民族音楽が持っているリズムだ。ビバップからR&Bを聞くようになりゴスペルを聞くようになりアフリカの民族音楽を聞くようになった。
それでアフリカ系のリズムパターンを自分の演奏にも取り込むようになった。すると僕はまた「演奏が難解だ!」と非難を受ける様になった。
僕は今はわかる ─── 難解ではない音楽の正体は演歌だ。
ジャズは、メロディーが1小節目1拍目から左側に向かって伸びていく。メロディーの開始点は決まっておらず1小節目3拍目や2小節目の4拍目等々、思い思いの場所から始まって良い。だがメロディー終了点は必ず4小節目の4拍目裏で固定されている。僕はこのメロディー構成の事を尻合わせと呼んでいる。
だが演歌はこのジャズのメロティー構成と全く真逆をつかう。演歌ではメロディーが1小節目1拍目から右側に向かって伸びていく。メロディーの開始点は必ず1小節目1拍目と固定されており、メロディーの終了点は決まっておらず、むしろ終了点をはっきり示さないのが流儀だ。僕はこのメロディー構成の事を頭合わせと呼んでいる。
だからジャズと演歌は原理的に絶対に同時に演奏できない。終了点を決めないのが演歌のしきたりで、終了点を必ず決めるのがジャズのしきたりだ。この2つのしきたりは絶対に両立できない。『頭合わせ』『尻合わせ』を同時に満たすことはできない。
日本人はメロディーの開始地点がはっきりしていないと難解だと感じる。だが実は日本人以外の人は、メロディーの開始地点がはっきりしていると逆に難解だと感じている。終了地点がはっきり決まらないとどうやってリズムを解釈して良いのか理解できないからだ。
頭合わせには頭合わせの良さがある。僕はこれを無理に尻合わせに当てはめてはいけないと思う。頭合わせには頭合わせの伝統がある。また更にいうと日本は必ずしも頭合わせリズムを演奏する訳ではない。日本に存在する全てのリズムを例外なく頭合わせに改造しなければいけない理由も見当たらない。そして僕は尻合わせのリズムを難解とも思っていない。
僕は純国産できちんとリズムの多様性を実現したバンドを作りたい。
頭合わせ乗りを否定することもなく、尻合わせリズムを全て頭乗りに改造することもなく、両立したバンドを作ってみたい。
尻合わせを憎んでいる人も、尻合わせを愛している人も、尻合わせに媚びている人も、尻合わせに執着している人も、尻合わせを憎んでいる人も、頭合わせが理解できなくて悩んでいる人も。
音楽は垣根を超えて人を結びつける。
更新記録:
カテゴリを音楽メモから日本のジャズを理解するに変更した。(Thu, 27 May 2021 18:09:37 +0900)
2020年7月17日金曜日
ヴァイブ機能の実装 ─── Lambda Music 開発メモ (oka01-tkthzegwvkckrkmk)
これを実証するには実際にそれを演奏させる以外にない。音量/音質はシーケンサのオートメーションという機能を使えば実現できる。だがリズムずれをオートメーションで設定できるシーケンサはまだ存在しないので、自分で作る必要がある。
あと MIDIのモノモードを実現するアルゴリズムを考えている。これはもちろんどんなシーケンサ/シンセにもついている機能だが、これが意外と難しい。これはプログラミングの基礎原理のひとつ FILOスタックを使って実装する必要がある。
音楽には多層に重なりあった様々な周期が現れる。これが音楽の奥行きを作り出している。現在あるシーケンサは音楽のデータを単層でしか操作できない。多層に重なりあったデータを作るためには人間のセンスが必要になる。人間はこれを感覚でしか理解していないからだ。
だけどヴァイブには単純な数学的構造が存在する。これを機械的に生成することができれば、もっと簡単に奥行きのある良い音楽を作ることが出来るようになる筈だ。
- 小節単位・LISPのシンボルリストバッファ
- 小節単位・MIDI情報バッファ
- ブロック単位・MIDI情報バッファ
- これらの内部バッファを操作するインターフェースを追加する
- これらの内部バッファを全て連結してしまう
- 各バッファ生成ルーチンに対して、異なる周期のバッファ位置を参照バッファとして参照する為のインターフェースを追加する。
2020年7月16日木曜日
関西人は新しく東京に来た関西人が嫌い (oka01-hfodkywauhfovyuw)
関西人は、新しく東京に来た関西人が嫌い… これは僕自身の事なのかも知れない。
僕は星野源が嫌いだ。嫌いというよりも見ていて色々と気持ち悪い。だが彼を気持ち悪く感じる理由がなかなか言語化できない。
星野源は関東人だリズムは強烈に縦乗りだ。これが気持ち悪い理由は、彼がネイティブで縦乗りではないからだ。縦乗りは関西のリズムだが、彼は関東人なのに関西人のリズムを演奏する。そこに浅ましく損得勘定を計算している姿が垣間見られるから気持ち悪い。関西人に尻尾を振って媚を売る気持ち悪い関東人だから気持ち悪い。
また逆から見れば、下手糞なエセ関西弁を話す関東人だから気持ち悪いという見方もできる。 縦乗りには縦乗りが持っている関西独特な世界観が存在するが、彼の音楽はそれを理解しておらずむしろ否定している。だから気持ちが悪いという見方も出来る。
僕が関西人が嫌いなのは、恐らく僕が関西から来た人間だからだ。だがしばらく東京に住んでいる関西人が来たばかりの関西人が嫌いなことに対して、僕は逆に来たばかりの関西人のほうがずっと馴染みやすくやや東京滞在歴が長い関西人の方に苛立ちを感じることが多い…という違いがある。
関西から来たばかりの人は、僕が100%関西に切り替えて話しかけるだけでよいので、話がとてもシンプルだ。
だが関西から来て長く関東弁を話したがるタイプの関西人は色々と難しい。完全に関東人扱いも出来ないし、とはいえ関西人扱いしてもむくれてしまう。僕が完全に関西人と気付いているにも関わらず、彼は関西人であることを執拗に隠そうとする。これがものすごく面倒くさい。
2020年7月8日水曜日
関西弁と縦乗り ─── 縦乗りを克服しようシリーズその20 (oka01-jwarbrfzxhdcxpch)
2020年7月7日火曜日
タイミングでニュアンスをつけて音に重みを出そう! ─── 縦乗りを克服しようシリーズその19(oka01-neurlqdoenstjruz)
2020年7月3日金曜日
黒人教会音楽を聴け! (oka01-hwhyxztufaghkelq)
現代黒人教会音楽(ゴスペル)
カーク・フランクリン
アンソニー・ブラウン
結論
2020年6月28日日曜日
MIDI制御ソレノイドで作るロボットミュージシャン(oka01-oikiqimnkdwzlxol)
ソレノイドとは
ソレノイドを使った楽器演奏
ソレノイド+コンピュータでロボットドラマー作成
MIDI信号でリレー制御しソレノイドを動かす専用装置
MIDI信号を使ったステージ制御
結論
またタイマーが高性能というのも特徴だ。なんせ出身がミュージシャンなのでタイミング制御の精度が違う。産業用のシーケンサでも44.1K/秒の超高精度のタイマーで動作するシーケンサはなかなかないだろう。だがLinuxで動作するMIDI/Audioフレームワーク・JACKAudioの一般的な分解能は44.1k/s だ。これが無料で手に入る。
音楽ソフトを使って制御できるというのも良い。Linuxで動作する無料の音楽ソフト Ardour/QTractor/Rosegarden 等々を利用すればプログラムを書く作業すらも省ける。
アイデア次第で無限の可能性を秘めているのがMIDIデバイス制御の世界だ。
余談
2020年6月27日土曜日
普通をいうと人は普通に縛られる (oka01-jlkpbpgkomzkikme)
2020年6月25日木曜日
目に見えるものを信じてはいけない (oka01-qvvtzmgdrubqpfvj)
2020年6月15日月曜日
2020年6月13日土曜日
東京人は歩くのが遅い (oka01-vuvapfggkhfreryk)
僕は江戸っ子だ。東京の江戸っ子は実は少数派だ。東京にいる人のほとんどの人は東京出身ではない。…と同時に僕は関西人だ。東京人の大半(特に都心)は関西人だ。 僕の親族は関西と関東の両方がまざっている。江戸っ子であり関西人でもある僕は『東京は歩きにくい』と毎日思っている。みんな流れを見ていないので、すぐに人混みで立ち尽くしたり人の鼻先を横切ったりする。
ブログ『大阪で標準語使うと嫌われるとゆーこととエスカレータの棲み分け』
大阪には、街中の人の流れは、川の水と同じく、滞らせてはいけないという共通認識があると思う。街中で歩くとは、その流れに乗ることだ。その流れが、大阪の場合、至ってランダムで未整理である。複数の流れが渦を巻かないぎりぎりの線で錯綜している。だから、街を歩く行為は、自分がその中のどの流れに乗るか見極めることから始まるので、他都府県の方々が、大阪の街は歩きににくいと言うのも無理はない。でも、慣れればかえって歩きやすい街だ。
基本的に僕も同感だ ─── 同感なのだが僕は東京を歩く人を見ていて、歩くのが下手糞な人の大半が関西人であることも思うのだ。僕は関東人・関西人・東北人の全てが混ざっているので、関東人・関西人・東北人の区別が大まかにつく。だからわかるのだが都内でボケっと歩いている人はしばしば関西人だ。関東人は基本的に漁師なので運動神経・視力は基本的に良い。また非常に気が短く歩くのも速い。
─── 僕は何故こういう矛盾が生まれるのか考えるのだが、こういうことではないかと思っている。
2020年5月27日水曜日
アホ関西人が日本中から嫌われる理由www (oka01-vwievbiskrsfirlg)
人は何故弱いものをいじめるのだろうか。 本田圭佑氏のツイートの中に潜む関西的な暴力性について説明してみた。
─── 弱いものいじめは良くない。だが果たして強い奴ならいじめてもいいのだろうか ─── その考えかたは結果として更にいじめを助長する。その理由について以下で説明した。— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017)— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) May 23, 2020
「誹謗中傷をする人へ」
弱い人を狙うな。
誹謗中傷はやるなって言ってもなくならないし、なのでやってもいいからちゃんと強い人を狙うこと。
「結論」
俺んところに来い。そして末長く誹謗中傷のプラットフォームとして使用してください。
2020年4月17日金曜日
コロナ後の世界 (oka01-ptciobbdtpdmndxd)
2020年2月8日土曜日
Bashのリダイレクションの書き方について (oka01-mrzjgivvrnlmzbyc)
とてもわかりにくい Bashのリダイレクションの書き方をとてもわかりやすく説明した『よくわかるリダイレクション・チュートリアル』という良い英語の記事がある。Bashでスクリプトを書く方々がいつもきまって悩む部分をとてもわかりやすく説明してくれる記事だ。しかしこの件について日本語で説明している記事がネット上にほとんど見当たらなかったので、今回大雑把にざっと訳してみた。
2020年1月27日月曜日
裏拍の叩き方 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその17 (oka01-ahgvuswipchmzqyp)
- 制約1・一定周期で叩くことしかできない
- 制約2・あまり速く叩けない
- 制約3・ほとんど正確に叩けない
- 制約4・但し手や足など2つの可動部分を組み合わせ倍速度で叩ける
- 制約5・乗ることにも叩くことと同じことがいえる
これをここでは人の時間分割能力制約 (the limitation of the human sense of subdivision)と呼ぼう ─── 人間をリズム演奏装置としてみると、とても単純な装置だ。人間が音楽を演奏するためには、これを工夫して組み合わせてだましだまし使うしかない。人間が複雑なリズムを叩くことには根源的なアルゴリズムの問題が含まれる。 この装置を使ってどのように音楽を演奏すべきなのか考えてみる。
そしてそれがこそが、アフリカ系アメリカ人の音楽、即ちゴスペル音楽・黒人教会音楽やR&B・ファンク・ヒップホップ・そしてジャズのリズムの取り方の本質であることを見ていく。
2020年1月25日土曜日
オフビート乗り換えについて ─── 縦乗りを克服しようシリーズその16 (oka01-xtjayjkcepoxfaat)
ジャズでもっとも多用されるリズムテクニックはオフビートだ。オフビートを多用した演奏はとてもスリリングだがそのスリルの根源は先が読めない予測不能さだ。その予測不能さを生み出すもの ─── それがオフビート乗り換えだ。
この記事ではオフビート乗り換えとは何か、どうやったらオフビート乗り換えを実現できるのかを説明した。
2020年1月24日金曜日
正しいメトロノームとカウントのつかいかた ─── 縦乗りを克服しようシリーズその15(oka01-exdwjncpazylicpm)
私が考案したグルーヴする為のカウントの使い方を説明しようと思う。ここで挙げた練習方法は、海外の人がみな当たり前の様に感じているリズムを、日本人である私が演奏しようとしたときに、必要だった訓練を体系化してまとめたものだ。
ここで私が考えだしたメトロノームの使い方とカウントのやりかたを説明する。自分の演奏にあわせてメトロノームを鳴らすとき人しばしばメトロノーム音を1拍目に鳴らすだろう。しかしそれ以外にもたくさんの鳴らし方がある。特に欧米起源のポップス音楽を演奏するとき2拍目4拍目で鳴らすことがとても大切だ。メトロノームをどの拍で鳴らすべきか、その考え方とやりかたを説明する。
カウントは以下3つのカウントがある。
- オフビート・カウント(黒人カウント)
- オンビート・カウント(普通のカウント)
- 後出しオフビート・カウント(日本式オフビート・カウント)
2020年1月20日月曜日
ジャパメロ病とは (oka01-qjcyklxxgpcyxmtj)
実はラオメロ病とは僕が作った造語だ。ラオスに行ってラオ人にメロメロになって精神的に駄目になってしまうことを指す。これは戦争中にビルマに渡った日本人がビルマ人の優しさにメロメロになってしまい精神的に駄目になってしまうこをとビルメロ病と呼んでいたことにちなむ呼び方だ。
─── それで僕も最近知ったのだが、『ビルメロ病』『ラオメロ病』と似た病気で『ジャパメロ病』というものもあるようだ。
2019年12月31日火曜日
2019年12月30日月曜日
ラオのリズムとジャズ (oka01-sdotvwlqfzxesigr)
2019年12月28日土曜日
何故縦乗りではいけないのか ─── 縦乗りを克服しようシリーズその14(oka01-qtqgtomvlkhazmmg)
何故でしょうか ─── それは縦乗りは聴く人になにも訴えかけないからです。私は海外で演奏活動をするという最終目標を持っています。これまで10年以上海外で暮らしてきましたが、そこでとにかく痛いほど感じたのは、海外で日本の縦乗りリズムが悲しくなってくるほど理解されないということです。
そして私はその縦乗り音楽と横乗り音楽の違いを知って日本に帰ってきてからふと気付いたのですが、実は縦乗りが嫌いなのは日本人も同じ ということです。日本人はただ単にそれを表情に出さないだけ ・・・ この点に関して以下でもう少し詳しく説明してみたいと思います。
2019年12月22日日曜日
助けてサイン (oka01-qizrvmtfvhhpgvdb)
今日僕は、週末夜の山手線の車内でギター背負って瓶ビールを飲みながら歩いているというマナー最悪な状態だったところに、椅子に深く座って邪魔な少女に足を踏んだとケンカを売られ、『マナーが悪いのは貴様だ!』大声で文句言い返して、完全に状態巻き返して周りの乗客を味方につけるという離れ業をやってのけた。
これには流石に自分でも驚いたが、そのなりゆきはこんな感じだった。
2019年12月4日水曜日
縦乗りの何が問題なのか (oka01-iocawsuudphuqkle)
日本人の演歌的なリズムのことを縦乗りと呼ぶことがある。僕は縦乗りが大嫌いなのだけど、一方で演歌が好きでもある。いろいろ思い起こしてみると、この縦乗りと演歌は実は全く違うことを言い表しているのではないかと思う。
基本的にその人が縦乗りかどうかはその人の自由だ。その人のリズムの感じ方を他人がとやかくいう理由はない。だけどジャズをやっているなら話は別だ。ジャズは横乗りの音楽だからだ。激しい横乗りのリズムでアドリブ演奏するジャズ…その醍醐味の源泉こそが横乗りだ。みな横乗りに憧れてジャズを始めたのではないか。少なくとも僕はそうだった。 縦乗りを極めた音楽である演歌や音頭を演奏するならともかく、ジャズに縦乗りは合わない。
縦乗りジャズはダサい。それは誰が聞いてもダサい。だがそれをダサいと思わない人がいる。リズムの感じ方について他人がとやかくいうのは失礼だ、だからそれをダサイというのは失礼だ、そういう論理でそれをダサくないという。
だが僕は10年以上に渡って東南アジアを放浪した結果として、妙な特技を身につけたようだった。それは全く同じメロディーを縦乗りと横乗りで弾き分けるという特技だ。この特技はどうやら、縦乗りの本質を鮮やかに暴きだす様だった。それも非常に残虐な形で ───
2019年11月25日月曜日
Led Bootsのアイデア (oka01-fgkqsxdfhkurwsyj)
アレンジのコンセプト
これは僕が2019年11月頃に考えたアレンジです。
これは元々はアレンジではなく僕がこの曲を採譜した時にリズム解釈を勘違いしていたものでした。しばらくたって改めて聞いた時にその間違いに気付いたのですが、敢えてその方が面白いと思いそのままアレンジとして僕が使い始めたものです。
この曲は元々の弱起がないリフで構成されていますが、僕は最初の16分音符3つを弱起と聞き違えていました。僕の想像ですが、むしろオリジナルのリフを作った人が恐らくブラックミュージックでよく利用される16分音符3つの弱起を頭拍と聞き間違えて解釈しており、その解釈に基づいて曲を作っていたのではないでしょうか。
オリジナルのLed Boots
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更新記録:
作成した。記事作成日はビデオ作成日に準じた。(Sat,22 May 2021 16:24:55 +0900)
2019年11月23日土曜日
尻合わせ乗りトレーニングメソッド・ブルース編 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその12(oka01-lvndesglruodbirz)
2019年10月11日金曜日
奇数音数フレーズ=日本語の四字語呂合わせ洗脳を解け! ─── 縦乗りを克服しようシリーズその11 (oka01-juvohhharxqzeqyu)
弾くこと自体は誰でもできる簡単なフレーズだが日本人のアドリブには絶対に出てこないリズム ─── 伝統的なジャズの基礎リズムパターンだけど、日本語がネイティブなジャズマンの大半の人ができていない…という現状がある。弾けないだけでなく、メンバー内の誰かがこのリズムを多用したときに正しく小節数を数えることができなくなってしまい、演奏がずれてしまう。
これは日本人にとっては数えること自体が非常に難しいリズムのひとつだ。
では、どうやったらこの苦手を克服できるのか、そこを考えてみた。
2019年9月22日日曜日
メトロノームが鳴る前に歌いはじめよう ─── 縦乗りを克服しようシリーズその10(oka01-zephynxzkddvxpgy)
日本でジャズを学んでいるとしきりに『裏拍が大切だ』と言われる。しかし黒人の名人の演奏を聞くとしばしば表拍を強調したメロディーを歌っていることに気付く。だが全くスピード感を失っていない。
日本人が彼らを真似して表拍を強調すると、どうしても『音頭臭い』感じになってしまい洗練されていないモッサリとしたスピード感に欠けた演奏になりがちだ。では日本人の表拍強調と黒人の名人プレーヤーが奏でる表拍強調の何が違うのだろうか。
実は、アフタービートとは決して裏拍を強調することだけではない。
- メトロノームを表拍に合わせて演奏する。
- メトロノームを裏拍に合わせて演奏する。
2019年9月4日水曜日
2019年8月23日金曜日
#わざとぶつかる人 (oka01-xeltjrdhvcpmlxgp)
僕は2005年から12年間タイ〜ラオス〜中国南部で過ごしたが、ぶつかる人は何故ぶつかるのかについてすこし思う所があるので解説してみたい。
著者オカアツシについて
小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。
特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々
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