アンソニー・クリスネールさんのGroove Agent5チュートリアル1の要約を作成しました。
【Groove Agent 5 チュートリアル 要約】(長文)Groove Agent… pic.twitter.com/qEXW7Ds7f9
— 岡敦🇯🇵 (@ats4u) December 10, 2023
2022年5月29日更新: 末子音がない日本語 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその22
2022年5月15日更新: 裏拍が先か表拍が先か ─── 縦乗りを克服しようシリーズその3
2022年5月11日更新: 頭合わせと尻合わせとは何か ─── 縦乗りを克服しようシリーズその2
アンソニー・クリスネールさんのGroove Agent5チュートリアル1の要約を作成しました。
【Groove Agent 5 チュートリアル 要約】(長文)Groove Agent… pic.twitter.com/qEXW7Ds7f9
— 岡敦🇯🇵 (@ats4u) December 10, 2023
【lofi の研究】ジャズ/ヒップホップ系をサンプリングした物を使って作られたハウスミュージックから更に発展してできてきた2020年代の音楽
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) July 10, 2021
【フリー的なスローテンポのバラードほどグルーヴが大切】とても細かい例だけど僕はこれがとてもわかりやすいと思う。パーカッションがなくてテンポがないように聞こえるが、サックスが弱起から入ることによって指揮者の様な役割を果たし、グルーヴ(音楽が前に進む)する。https://t.co/IbziFmWXBx
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) July 10, 2021
ギターシンセは音が止まるタイミングは愚か、発音タイミングもあまり正確にコントロールできないので、リズムセクション入力/録音にはほとんど使えない。だけどソロはタイミングがずれることが許容されるので面白い使い方ができる。
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) July 10, 2021
リズムセクションの難しいところは「ずれないように」と思っていると*必ず*ずれることだ。「ずれないように」と思っていると、相手の音を聞いてから音を出そうとするので、必ずタイミングが遅れる。聞いてから動いたのでは遅い。 https://t.co/Nom7pb5EkC
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) July 10, 2021
世の中のクラシックピアノの練習者は、音を出す位置については恐ろしく正確に練習しているが、音を止める位置については全く練習していない…。
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) July 9, 2021
だから音を止める位置がとても不正確。
─── ジャズを演奏した時にリズムがフニャフニャになるのは恐らく、だから。
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) July 9, 2021
グルーヴを数値を使って考えていくと最終的に各楽器の位置は相対的なものでしかないことがわかる。早い遅いという問題ではなく、ある楽器に注目した時に相対的に前にある後ろにあるという問題でしかない。基準点をある前方の位置に揃えれば、全て後ろという風に見ても理論的には成立する。
僕は『オフビート位置を基準にしてオンビート位置を変更することでニュアンスを表現する。』という理論を考え出して、それが現実の『よい音楽』をある程度正確に近似することに気付いた。またこれがジャズというコミュニケーション方法の基礎にあることに気付いた。
だけど世の中のほとんどのDAWソフトはオンビート位置を基準にした数値によってデータを構成しており、特に音符が小節の開始位置を大きく逸脱して前方に移動してしまったときにほとんどの場合で正しく演奏されない。
つまり…
また転じて僕は次のことも言えることに気付いた。
物凄く格好悪いのだけど、これが非常に良い事がわかった。【ブリッヂちり紙】ブリッヂは普通象牙や金属などのとても硬い材質なのだけど、音が硬く僕はどうしても好きになれない。いろいろ試した。ブリッヂにちり紙を挟むととても良い音がする。 pic.twitter.com/g0e7uLyqPz
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) June 4, 2021
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) June 4, 2021
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) June 4, 2021
どんな新しい安もんのギターでもオンボロのビンテージサウンドに。【ちり紙ブリッヂ】
— オカアツシ 🗣️🇯🇵🇹🇭🇱🇦🇨🇳🇬🇧 (@ats4u) June 4, 2021
コンピュータ上でスイングを演奏させると0.166という数字とよく出会う。完全に僕の経験則で見つけた数字で、何故この数字になるかはわからない
— オカアツシ (@ats4u) May 31, 2021
それで今思ったのだけどいわゆる深いスイングというのは 5/6 なのでは…。
— オカアツシ (@ats4u) May 31, 2021
リードの8分オフビートが1/2+1/6=2/3
ベースのオンビートが-1/6=5/6
リードだけ聞くとx/3スイング
ベースも加味するとx/6スイング
これでリードのオフをオンと考えるとベースのオンがリードのx/6スイングのオフになる。
続きはツイートへのリプライとして記録してある。
昨日は物凄く久しぶりにストリートで演奏した。
何十年かぶりにストリート演奏した…。ムチャクチャ疲れた…。
— オカアツシ (@ats4u) May 26, 2021
佐野大介さんは僕が知る限り、日本で最もグルーヴするドラマー。 ─── グルーヴに対するセンスはどんなに練習しても絶対に身につかない。そのピカイチのグルーヴセンスをもつ佐野大介さんのドラムセットがこれ。
コレをコウしてこんなんなります。 pic.twitter.com/gdcZOX2gtH
— 佐野大介@舟囲い@サノダイスケ (@kuraidori) May 26, 2021
本当はもっときちんとビデオを撮ったりして演奏レポートをつくりたかったけども、荷物の運搬方法などがこなれておらず、全くゆとりなくそこまで手が回らなかった...。
演奏していていろいろ気付いたというか思い出したことがあった。
僕は日本に帰ってきて東京のジャズの世界に戻ってきてからというものずっと、東京のジャズマンがいつも口を揃えていう「ジャズは一般の人に受けない」という言葉に違和感を持っている。僕はいつも、ジャズがきちんとジャズとしてのグルーヴを携えているならジャズを聞いたことがない人にも喜んでもらえる、と思っている。
東京のジャズマンは本当にグルーヴしないのだが、ジャズがグルーヴしないというのは致命的な問題だと僕は思う。僕はこのことを指摘するのに『僕は思う』という枕詞を置かなければいけない事自体がおかしいことだと思っている。それはグルーヴしなければジャズではない、というのは当然のことだ。グルーヴしないジャズというのは、グルーヴを強調してリズムを楽しむ音楽というジャズの存在意義自体に反している。
ジャズの名曲「スイングしなけりゃ意味ないね」を演奏しても全くスイングしていない。完全なる自己矛盾の世界に突入している。 そこにいるリスナが誰も楽しんでいない。演奏する事自体が目的化しており演奏を聞くことが度外視されている。まるでハンディキャップ50の人ばかりが参加するゴルフコンペの様な状態になっている。この状態のジャズ演奏を誰が聴きたいと思うだろう。
─── のだけども、東京のジャズマンにこのことを説明してもしても、聞き入れてもらえない。あまり厳しく指摘すると場の雰囲気を破壊する迷惑者として扱われ、出入り禁止処分を受ける。
僕はこのことに気付いて大分経っているのだが、これを自分が何故気付いたのかを忘れていた。僕はストリート演奏をしてそのことを思い出した。僕が「日本人は日本人ジャズを聴かない」ということに気付いたのは、僕がかってジャズのストリートミュージシャンだったからだ。
僕は1998年頃から数年間ジャズのストリートミュージシャンとして活動していたことがあって、このときに今ではわりと有名になってしまった人と一緒にストリート演奏していた。彼らは当時、僕よりずっと上手だったので街中で演奏すると人が集まってきた。
リズムがグルーヴしていれば人は集まってくるし、リズムがグルーヴしていないと人は離れていく。
これは実に単純な法則だった。
ジャズは難解だといわれるが、実は『ジャズは難解だ』と言っているのは、ジャズを演奏している人だけだ。ジャズを演奏している人はその演奏が人に伝わらない理由を、「ジャズが難解だから」という理由で正当化している。それは正しくない。自分が演奏しているジャズが理解されないのは単にグルーヴしてないからだ。ジャズが難解だからではない。
僕はストリートでジャズ演奏していて、集まってくる人を見て思い出した。
ジャズを演奏しても聞いてもらえないのは、日本人にジャズが人気がないからではない。演奏しているジャズがグルーヴしていないからだ ─── 実は日本人はジャズが好きだ。きちんとグルーヴした演奏をすればあたりに隠れていたジャズ好きのマニアがぞろぞろと集まってくる ─── 僕はこのことをストリート演奏の経験として知っていたのだ...と気付いた。
続く(日本人ジャズリスナと日本人ジャズプレーヤーを隔てる残念な壁 )
だけど夜千とか最初にG-Ionian一発が出てくるので上手く行かない。・・・この問題に対して G-Mixolydian に変えて対応するのも漠然と気持ち悪いと思っていた。とはいえ G-Lydian に変えると更に気持ち悪い。この問題についてかなり長い間どうしたものかと思っていた。
それで今気付いたのだけど『Ionian の4thはオミットだから弾いてはいけない』というジャズ教科書の1ページ目に書いてあること、そのものが間違ってるのではないかと思った。
そもそも Cmaj7♮11 (Ionian系) を弾いてはいけないって何故なのよ! Ionian系和音を弾いて良いなら全て丸く収まるではないか! これは僕がそのことを習った一番最初からおかしいと思っていた。僕はCmaj7♮11を不協和音だと全く感じない。普通に綺麗に調和している和音として聞こえる。
もし Cmaj7♮11が不協和音でないなら Fmaj7♯11の代理として相互補完的に使える。これひとつで全てが丸く収まる。Cmaj7♮11を否定する既存の理論のここが全ての矛盾を生み出しているではないか。
【宣言】僕は今後 Xmaj7♮11 を協和音として扱うことを誓います。Xmaj7♮11は不協和音ではない!
4分音符オフビートにガイドクリックを配置する理由は、自分の4分音符オフビートがずれないことを確認する為だ。4分音符オフビートが安定したらガイドクリックは4分音符のオンビートに配置しなければならない。
8分音符オフビートに配置したガイドクリックにも同じことが言える。8分音符オフビートがずれないことを確認する為に8分音符オフビートにメトロノームを鳴らすが、ずれないことが確認できたらむしろ8分音符オンビートにガイドクリックをならさなければならない。
→ と思ったのだが、これは間違いだ。ガイドクリックは動かない。4分音符/8分音符いずれであってもオンビートでガイドクリックを鳴らすとその位置が固定され、その位置を基準点として演奏する以外できなくなってしまう。するとニュアンスをつけることができなくなる。
→ …と思ったのだが、これも間違いだ。ガイドクリックは動かない*からこそ* それに合わせてそのガイドクリックをかなり遅めと捉え、自分のオフビートをかなり遅めに演奏するということも出来なければいけない。
メトロノームをオンビートに配置し、それを遅ている状態と認識してオフビートを演奏することは、オンビートを認識しながらオンビートを遅らせて演奏することと同じではない。
日本でのセッションでオフビートを基準点に置いたリズムを演奏すると、しばしばオンビートがとめどなく遅くなっていく。これには2つの原因がある。
この2つは『オンビートを遅らせる』とは似て非なる行為だ。
自分が8分音符/4分音符のオフビートを演奏した状態で、その8分音符/4分音符オフビートの全体が前進することによって、8分音符のオンビートを後に下がった様に聞かせること ─── これが正しいオンビートを遅らせる方法 だ。
音楽を作る上で呼び掛けと応答はとても大切だ。日本人にとっての問題は、日本人の呼び掛けと応答が、世界の大半の音楽と比べて真逆のタイミングで行うことだ。日本人は応答のタイミングで呼び掛け、呼び掛けのタイミングで応答する。だから日本人は、ジャズを演奏すると会話が噛み合わない。
日本人の会話のタイミングは世界の真逆だ。だが日本人は外国語が喋れないので、恐ろしいことに誰一人としてそのことに気付いていない。
あとその違いに気付くほど頭が良いやつはリズム感が悪いのでそれを演奏できない。頭がいいだけでも駄目なんだな…。
今思うと、去年の9月ごろは2つの楽器のリズムのずれによるスイング量の調整にこだわりすぎていた。
2021年3月に自分で8分音符のオンビートをはっきり示すようにピッキングスタイルを変えた。これにより伴奏がなくてもスイング量の変化を表現できるようになり、音楽的な自立が得られた。
音楽的にリズムがずれる必要は必ずしもない ─── だけど更に踏み込んで考えると、このずれがあるからこそ、一歩間違えると崩壊しそうな不安定な感覚を与えてくれるのかも知れない。
音楽に乗せられた内容に関しては色々な良さがある。だけど音楽自体の良さに関しては答えはほとんどひとつしかない。
— オカアツシ (@ats4u) April 4, 2021
東南アジアや中国南部にいるとき、僕が楽器を持っていなくて僕が音楽を演奏していなくても、僕が音楽をやる人だと気付く人は多かった。日本に帰ってきて即座に気付いたのは、日本にはそれに気付く人がとても少ないということだった。
— オカアツシ (@ats4u) April 4, 2021
今日8分音符裏拍バスドラムを鳴らしながら色々と試していたのだが、それでふと気づいたことがあった。それは早すぎるべースがグルーヴしない理由だ。
去年の終わり頃、グルーヴする早いベースに拘って色々なタイミングを実験しているうちに偶然『早すぎるベースはグルーヴしない』ということに気づいた。だがその理由がわからなかった。また別なある日も、都内である非常に打点が早いベーシストとセッションしているときそのベーシストとアンサンブルするときにグルーヴさせることが非常に難しいことに気付いたことがあった。僕自身もそのときは早ければグルーヴすると思っていたので、グルーヴしなかったことが意外だった。その時もグルーヴしない理由をいろいろと考えたのだが、わからなかった。
いわゆる『打点が早いベース』とはスイング量が大きくなってベースの打点が次拍の8分音符裏拍に近づいている状態だ。スイング量は、8分音符の表拍が前進した距離と 8分音符の裏拍が後退した距離の2つの距離によって決まる。
参照:スイング理論
このときとてもよくある間違いは8分音符の裏拍を遅くずらすことでスイング量を増やすことだ。これをやるとリズムが日本的なスピード感のない重たい感覚に変化してしまう。スイング量を増やす時は8分音符の表拍を前進させなければいけない。
ベースをグルーヴさせる時に大切なのは次の拍の裏拍との距離を正確に制御することだ。120BPM〜150BPM程度だと1拍の長さにゆとりがあるのでかなり表拍をぎりぎりまで裏拍に近付けなければスイング感がでない。
だが200BPM以上の速いテンポになると1拍の長さがとても短いため裏拍と表拍が近づきすぎると裏拍と表拍の分離が悪くなってしまい個別の拍として聞こえなくなってしまう。
通常ベースが8分音符表拍を演奏しドラムが8分音符裏拍を演奏している。だからある程度ベースが遅めのタイミングに移動することで8分音符の表拍と裏拍の違いをはっきりと提示する様にしたほうがグルーヴがクリアになる。
最も大切なことは8分音符裏拍と8分音符表拍の距離を正確にコントロールすることだ。
ベースが遅いとグルーヴしないと言って早さばかりを追い求めるのはベーシストはブレーキのないフェラーリの様なものだ。どんなに速く走ることができても速さを望み通りに制御できなければすぐに大事故を起こしてしまう。
日本人は8分音符を演奏するときほとんどのばあい裏拍を起点に演奏することができない。かならず表拍を起点にして裏拍を強調しようとする。ところが日本人以外の人々はしばしば全く真逆で裏拍を起点にして表拍を強調する。
日本では、リード楽器もベースも表拍を起点にして演奏している。表拍を起点にして演奏する日本人ベースの打点を前方に移動させたとき、表拍を起点にしているリード楽器が裏拍の位置を安定して提示していることは極めて稀なことから、ベース/リード共に8分音符裏拍の位置を全く意識することなく4分音符表拍同士で音符距離を調節することになる。するとベースの打点が次拍の8分音符裏拍を超えて前に出てしまう。こうなってしまうと8分音符のニュアンスは完全に失われ解像度が4分音符に下がってしまう。こうしてグルーヴ感が失われることになる。
また仮にリード楽器演奏者が裏拍起点で表拍を強調する演奏者だった場合、彼がニュアンスをつけようとして裏拍を基準にして表拍の位置を移動すると、日本人ベーシストにとって自分の打点位置を図るべき基準位置が移動してしまうため、打点位置を安定させることができなくなる。こうして演奏小節数すらも正しく認識することができなくなり、演奏が崩壊する。
更新記録:
速いと早いの区別を修正した。(Wed, 07 Apr 2021 14:55:25 +0900)
8分音符裏メトロノーム練習が非常に効果的だということが解りバンド練習に取り込んで2ヶ月程度たった。 8分音符裏メトロノーム練習の効果は絶大でバンドメンバーはみるみるグルーヴするようになった。
8分音符裏メトロノームを鳴らすと最小限の音でグルーヴを表現できるので僕はこれでソロ演奏もできるのではないか、と期待した。だがメトロノーム音はとても機械的であまり音楽的ではないという問題があった。
メトロノームを独奏に使うというアイデアについて僕はかなり長い間考えている。だがメトロノーム音はどうやってもとても機械的だった。フットドラムやドラムマシンなど本当に様々なことを試してみたが、なかなかよい解決策が見つからなかった。
今日思いついたのは8分音符裏でバスドラムを鳴らしたらより音楽的に聞こえるのではないか、というアイデアだった。やってみたらとても効果的だということがわかった。 8分音符裏拍バスドラムは、8分音符オフビートとアンサンブルのボトムエンドを同時に支えることができるのでより少ない楽器でグルーヴを表現できるようになった。