解説
分数コードとは2つのコードを重ね合わせたコードのことです。ここでは2つの7thコードを2つ組み合わせることで複雑な響きを作り上げています。
特にここでは Augumented Chord という特殊なコードで分数コードを作る例を紹介しています。
アラン・ホールズワース・ツナミ
このビデオの冒頭に分数コードが出てきます。
関連記事:65536
更新記録:
作成した。記事の作成日はビデオを作成した日付にあわせた。 (Sat, 22 May 2021 02:44:55 +0900)
2022年5月29日更新: 末子音がない日本語 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその22
2022年5月15日更新: 裏拍が先か表拍が先か ─── 縦乗りを克服しようシリーズその3
2022年5月11日更新: 頭合わせと尻合わせとは何か ─── 縦乗りを克服しようシリーズその2
分数コードとは2つのコードを重ね合わせたコードのことです。ここでは2つの7thコードを2つ組み合わせることで複雑な響きを作り上げています。
特にここでは Augumented Chord という特殊なコードで分数コードを作る例を紹介しています。
このビデオの冒頭に分数コードが出てきます。
言いたいことを言わない人がいる ─── だが僕にはよくわからない。僕は言いたいことを言ってしまう。だがどういう訳か僕は、言いたいことを言わない人と仲良くなりやすい傾向がある。僕の友達は言いたいことを言わない人が多い ─── そこに僕の特殊性がある。
言いたいことを言わない人は大抵、とても空気読みだ。空気を読む人は、相手の望みを察して忖度して言わなかったり、相手の聞きたい言葉に合わせていうことを変えてしまったりりする。だが言いたいことをいう人はしばしば空気が読めない。彼らは忖度しないしできない。 彼らは相手の意図に気が付かずにそのまま現実の問題を話してしまうし、それを話した結果その人がどういう反応を示すのかに気付かない。
僕はその点からみてとても特殊だ。僕は言いたいことを言ってしまうタイプであると同時に、僕は空気読みが出来ない人間ではない。僕が人と話す時は大抵、相手の言って欲しいこと言って欲しくないことに気付いている。だが僕は言いたいことをはっきりいうタイプなので、相手が言われたくないことがあると気付いた時に、僕はしばしば無視する。それどころか僕は意図的に、相手が嫌がることを言ったりしてしまうこともある。
僕は何故そのようなことをするのか。
リズムトレーニングをするにあたって声を出して英語で数字をカウントすることはとても大切です。しかしカウントはどうしても早口になりがちで正確に口に動かすことはとても難しいものです。数字のカウントの発音はそのまま音楽のリズムに影響する為に発音を正しくすることはとても大切です。
英語で早くスムーズに発音する時にどうしても避けられない問題はリエゾンです。リエゾンとはある音節の末子音を次の音節の始子音/始母音につなげて発音することです。
ex) アイ・ラヴ・ ユー → アイラヴュー
今回はこのリエゾンとはどういうものなのかを見ていきながら、正しい数字の発音を学んでいきたいと思います。
Ruby, My Dear セロニアス・モンクの名曲をMuseScore3を使って清書しました。
『感染拡大が続くタイ』ということで街中の人たちのインタビューが出ていました。そのタイ語と日本語訳が面白かったので、その話をしてみようと思います。
このビデオで出てくるタイ語の日本語訳が美しすぎて面白い!
วิงวนไปทั่วไม่เคิยไปก็ไป ไปใกล้ไปไกลไปหมด มันลำบากอะ พี่
วิง วิง วิง เมื่อเช้านี้ไม่ได้สักบาทพี่
ウィンウォン・パイトワ・マイクーイパイコパイ!
パイカイ・カイカイ・パイモット!
マンランバークア、ピー!
(どもりながら)ウィン!ウィン!ウィン!ムサオニー・マイダイサックバーツア!ピー!
(語呂合わせで韻を踏みながら) 街中行って行ったことない所も行って近場も行って遠場も行って全部行ってきたけど、マヂ大変だよ、兄ちゃん! 朝から走ってっけど1バーツも儲かんないよ、兄ちゃん!
今まで行っていないところも含めて行ったけどすごく厳しい 朝から1人もお客さんがみつからない
もちろん訳自体の意味はほとんど同じですが、実際の彼のややコミカルな話しかたとの落差が大きく、あまりにも直訳すぎるのもややコミカルなものです。
デイヴ・ホランドのホームカミングという曲です。ゲートウェイトリオの3枚目に収録されている曲です。
日本ではRの発音もLの発音もラ音便を使うのが標準となっている。だけどこれだと英語の単語を日本語に輸入する時に RとLの区別がつかなくなってしまう。世界中にRとLの発音区別が全くない言語は日本語しかない。これが日本人の外国語の学習の妨げになっているのではないか。
半音階ドレミは、ドレミの改良版です。普通のドレミでは、半音を ド♯(ドのシャープ) シ♭(シのフラット)などと長い名前がついていますが、半音階ドレミはこれらの半音についてもド・レ・ミなどと同じような1音で言い切れる名前をつけます。こうすることによって、普通のドレミでは正しく読むことができない全ての音程を正しい音程で読もうというのが、半音階ドレミの趣旨です。今回はこの半音階ドレミについて説明したいと思います。
僕はタイに来た2005年に初めてタイ東北民謡『モーラム』を聞いた時に「モーラムはジャズと似ている」と漠然と感じました。僕はその段階で既にジャズギターを10年以上勉強したのですが、ジャズのリズムを習得することはとても難しく、悪戦苦闘していました。
そんなある日僕はタイ東北民謡モーラムと出会いました。そこでモーラムがタイ語の方言であるイサーン語によって歌われることを知りました。それで僕は「恐らくイサーン語を習得すればジャズのリズムも習得できるだろう」という漠然とした直感を感じました。
─── それから10年以上の月日が流れました。僕は大変な苦労ののちにタイ東北イサーン語が話せるようになりました。それからしばらくしたとき僕が実際にジャズのリズムを習得していることに気付きました。
それは案外とはっきりしたことで、フィーリング/感じ方の違いなどという曖昧なものではなくはっきりと譜面に書いて違いを指摘できるようなものでした。
その違いが弱起の存在です。
ところが日本では、この違いを実際に音で聴かせても誰も理解できない…という奇妙なことに徐々に気付くようになりました。 音で聞かせるだけでなく、図に描いて説明することもやりましたし、実際に体を使って体得するトレーニングを考えて実践していただくこともやってみました。それで徐々に僕が気付いたことは日本人がジャズのリズムを理解することは極めて難しいという非常に奇妙な事実でした。
日本人は弱起を知らない ─── それだけでなく日本人は未だに弱起を発見してすらいません。僕は日本に帰国してからというもの、僕が海外放浪で身につけた弱起についてあちらこちらで説明してきたのですが、その結果は極めて驚くべきものでした。
どういうわけか、目の前で弱起を見せているのに弱起が見えないのです。弱起が何なのかを説明してもどうやっても理解できません。そもそもそこに弱起があること自体に気付きません。そこに弱起があると教えても、依然として弱起の存在に気付きません。その状態では当然、弱起とは何なのかを理解できる訳がありません。みな弱起が完全に見えないのです。
そこにある弱起を指差してそれについて語れば、それはもはやまるでそこに見えない幽霊がいて、見えない幽霊を指差して何やら訳のわからない説明をする人だと思われてしまう。つまり狂人と同じなのです。
しかしこれは幽霊ではありません ─── 日本人以外の人たちは弱起の存在に気付いています。そして日本人が弱起を認知することが出来ないことにもちゃんと気付いています。しかし日本人だけがその存在を知らず、その存在を知らないことにも気付かない。
日本人は弱起を認識できない ─── この現象が僕に与える違和感というものは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
しかしまた同時に、弱起の存在に気付いている日本人も大勢います。僕があちらこちらでお話をして体感的に感じる比率でいえば、大体4割くらいの人はその弱起の存在に気付いています。しかし弱起の存在について語ると相手の自尊心を傷つけてしまうことが多く、それについて語ること自体が反社会的であると見做されることが多いようです。このことから、弱起の存在に気付く人はしばしば弱起の存在について気付いていないふりをしています。
弱起の存在をどうやったら日本人に教えることができるのでしょうか。この記事では、僕が漠然と感じていることを五月雨式に少しずつ書き加えてまとめていこうと思います。更新した経歴については記事末に記録していきますので適宜参照して頂けましたら幸いです。
人は何故、良いミュージシャンになれないのだろう ─── 答えは比較的はっきりしている。 その人は心の奥底では良いミュージシャンになりたいなどと夢にも思っていないからだ。言葉としては「良いミュージシャンになりたい」などとのたまう。だが心では適度に目立って適度に金になればそれで充分だ、と思っている。
人は暗闇でも道徳心を維持できるだろうか ─── 暗がりで周囲が見えなければ、恐らく周りの人も周囲が見えていないだろうと考えて、暗闇にまぎれて色々な浅ましい行動を取る。だが視力は人によって異なる。彼は暗闇でも物が見えている人がいる…という事を知らない。
私はオフビート・カウントというものを考案しました。音楽のリズムを声を出して数えるメソッドです。特にこのメソッドでは通常のカウント方法よりも8分音符1つぶん早く数えることで日本人が苦手とするオフビートから始まる弱起を自然に体得することを目的としたメソッドです。これについての本を著しましたので、ここで御紹介致します。
リズムトレーニングについての詳しい情報は
にて公開しておりますので、合わせてご利用いただけましたら幸いです。
アドリブ中で小節の長さを倍にしたり半分にしたりすることで、演奏にメリハリをつけることができますが、3拍子スイングの場合、長さを倍にしたり半分にしたりすることは案外と難しいものです。その数え方をビデオ化しました。
このビデオは続編5+4=9拍子の基礎編になっています。ここできちんと基礎を確認して5+4=9拍子の練習に入りましょう。
続編:3拍子スイングを9拍子と捉えて5+4拍子スイングに置き換える
今回は『最終拍基準式拍子入れ替え』というものをご紹介します。
多重拍子を演奏する時、通常は先頭拍を中心にして行うのですが、僕はこの演奏の仕方がグルーヴしないスピード感に欠けた遅い雰囲気を醸し出す原因として聞こえています。そのため僕はこれを解決する方法として、ビッグバンドの4拍子スイングと同じ様に最後の拍を中心にしたまま入れ替えれば良いのではないかと考えました。以下がそれを実際にやってみたビデオです。ビデオでその理論背景と実演を見ることが出来ます。
オフビートカウントで数えています。この場合、最終拍の裏拍を1として数えています。4拍子でいうと8分音符ひとつ分早く数えています。
3⇔4⇔5⇔7と順番に全パターンを順番に実演します。
3⇔4⇔5⇔7と順番に全パターンを順番に実演します。
ジャズスタンダード How My Heart Sings の進行を使ってオフビートカウントをしたまま3拍子と4拍子を同じテンポで入れ替える練習用のビデオです。
更新記録:
この曲を知ってから何年も経った。10年近く、歌詞の意味が聞き取れるどころか読むことすら出来なかった。今ふと気付いたら、全部聞き取れるようになっていた。更に意味もわかるようになっていた。
ข่อยฟ้าวเว้าต่อตอบว่าแม่นอยู่
ฝรั่งฮ้อง Oh! Yes แมนยู
ทีมฟุตบอลแมนยู
เวรีก็ค
เวรีก็ค
僕がラオ語を話さなくなってもう2年近く経ったが、明らかに語学が上達している。これは恐らく僕が最近開発したリズムトレーニングシステムを続けた成果ではないかと僕は思っている。 日本語話者は2341と弱起付きで入るリズムが聞き取れない。だから2341の弱起つきリズムを練習すると、外国語(日本語以外)が聞き取れるようになる。
この曲はラムトゥーイというラオ民謡の形式に基づいており、リズムは3拍の弱起のついた2341という順番のリズムで構成されている。日本人はこの日本人は2341リズムが聞き取れない。
ここで「2341リズム」という説明をして理解できる日本人は誰もいないだろう。それだけでなく、今までの僕自身の経験からいっても、日本人の目の前で数時間に渡って目の前で2341リズムを実演しても、決してそれを聞き取ることができない。 だからビデオでこれを実演しても2341リズムを理解することはできないだろう。2341リズムを聞き取ること自体ができない。そもそも、それが2341リズムなのだと認識できない。それだけでなくそのリズムが聞き取れない…ということ自体に気付かない。そして2341リズムが聞き取れないということに興味がない。だから、この話題を出しても誰もそれが重要なことだと気付かない。このリズムを教えても、そこが重要なポイントと思ってないので、修正もできない。
大変に驚くべきことだが、この言語リズムの壁を乗り越えるのは、大変に難しいことだ。だが僕はこれを日本語の文脈に輸入することをライフワークとしてやっていこうと思っている。
ダビディバ・カウントは、ビバップのリズム練習メソッドです。『ダービディーバ』とスキャットしながらアドリブすることで8分音符のオフビートや4分音符のオフビートを適切に認識できるようになり、効果的にグルーヴ感の向上を図ることができます。
今回このダビディバ・カウントについて本を著したので御紹介したいと思います。
リズムトレーニングについての詳しい情報は
にて公開しておりますので、合わせてご利用いただけましたら幸いです。
『ビバップ』という名称の起源は「ビバップのフレーズが『ビーバップ!ビーバップ!』という音に聞こえるからそういう名前になったんだよ!」という話をしたら、そのことが実は意外と知られていないことに気付きました。ネット上を検索してもそのことを説明しているサイトはほとんどないという状況に気付きました。
英語が聞き取れる人でビバップを聞いたことがあれば、ビバップのフレーズはオフビートが強調された「ビーバッパリーバッパ」という様に聞こえます。ビバップの語源がビバップのフレージングの擬音語だということは自明で、だからこそ英語話者の間ではビバップの語源がフレージングにあるということ自体に言及がありません。
このフレージングは末子音の存在と密接に関係しています。末子音を持たない日本語話者は、このビバップのリズム自体が聞き取れず、それを聞いても『ビーバッパリーバッパ』と言っている様には聞こえません。
僕のこの文章は日本人が見えない事物を指差し、そこに見えない物の存在を示しているのと同じで、それはまるで幽霊を指差すのと同じようになってしまいます。しかしこれは幽霊ではありません。
ウィキペディアでは 英語と日本語で全く一致しない説明がされています。そこで2020/12/18 現在の英語版ウィキペディアの『ビーバップの語源』の部分の英語を簡単に訳してみました。
1.
The term "bebop" is derived from nonsense syllables (vocables) used in scat singing; the first known example of "bebop" being used was in McKinney's Cotton Pickers' "Four or Five Times", recorded in 1928.
─── ビバップという名称はスキャットをする時の意味のない歌詞から来ています。最初に『ビバップ』という歌詞が使われた例として知られているものは『マッキニーズ・コットンピッカー』1928年録音の『Four or Five Times』です。
2.
"In spite of the explanations of the origins of these words, players actually did sing the words "bebop" and "rebop" to an early bop phrase as shown in the following example."
─── ビバップという名称の起源として様々な説が挙げられていますが、演奏者は実際に「ビバップ」「リバップ」というフレーズを初期のバップ曲のなかで実際に歌っています。
https://en.wikipedia.org/wiki/Bebop#Etymology
という訳でビバップは擬音語なんですよ!というお話でした。
更新履歴:
ビデオへのリンクを追加し加筆訂正した。(Sat, 19 Dec 2020 13:52:24 +0900)
日本に帰ってきて随分たったが、やっと自分の日本人としての感覚を思い出してきた。ラオでは「他者を赦す」ということを身につける必要があり、僕はそれを習得した。だが日本で必要なことは「他者に克つ」事だ。日本は、そこが他の国と違う。ラオでは他者を赦せば、他者も自分を赦してくれる。だけど日本では、他者を赦しても、他者は自分を赦してくれない。 赦しと克ち
他人に克てる人は必ずしも、自分に克っている訳ではない。そこに日本人の落とし穴がある。人間に必要なことは飽くまでも自分自身に対する克ちだ。
自分自身に対する克ちを実現する上で、自分自身に対する赦しがとはも大切な条件となる。これが他者に対する赦しの基礎となる。
ところが日本人は自分に克つことなく、つまり他人を赦し受け容れることなく、他人に克とう(勝とう)とする。つまり君が他人を赦しても、他人が君を赦すことはない。他人は君に勝ち続ける。彼は彼自身を赦せない ─── これが招く結果は彼の長い年月を経た自己破綻だ。そして君は自分に克って他人に勝てない。
君は彼に負ける。そして彼は全てに克てない。こういう状況下で他人を赦し続けるのは自滅行為だ。君は、彼の心中に付き合う必要はない。
日本でも自分に克つことは大切だ。だが必ずしも他人に克つ必要はない。彼は自分に克つつもりがない。彼は自分を知らぬ愚かな人間だ。君が自分に克った後にはむしろ積極的に他者に勝たなければならない。彼を赦し受け容れる必要はない。彼を遠慮なく蹴落としてよい。
自分に克った人間は容易に他人に勝つ。
裏拍を強調するときに大切なのは、裏拍を表拍よりも先に演奏することです。このことを僕は先行裏拍と呼んでいます。
『新しい常識を受け入れられない』ことと『間違った常識を受け入れない』ことは、全く違う。
僕は、いつもリズムの理論「頭合わせと尻合わせ」の話をする。だが誰も理解できない。僕はこの現象について、いつも「見えない犬のウンコ」になぞらえて説明する。僕が犬のウンコをつまみ上げて、人々の鼻先に突きつけて、顔に塗りつけて、終いには口の中に放り込んでいるのに、誰も犬のウンコの存在に気が付かない。僕が犬のウンコの存在を教えても気付かない。見せているのに気付かない。 そればかりか「犬のウンコだなんて、あなたは何を言っているんですか?」と怒り始める。それはしばしば次のようなやりとりとして現われる ───
ジャズをはじめとした、R&B/ファンク/ヒップホップなどのブラック・ミュージックを志す人向けの実践的なリズム練習会です。オフビートカウントという独自の練習メソッドをつかって、誰でも簡単に汗の粒ひとつ流すことなく激しいグルーヴを発生させることができます。
グルーヴには伝わりやすいグルーヴと伝わりづらいグルーヴの2種類があります。伝わりやすいグルーヴをいつでも好きなときに安定して発生させる…
その為の実践的なテクニックを身につけるための講習会です。
演奏する楽器は問いません。ベースやピアノはもちろん、ヴォーカルやパーカッションでも参加できます。置きベース/グランド・ピアノあります。
「ジャズは難しくてわからない…なんて敬遠されていた私の演奏が、オフビートカウント練習を始めた途端、お年寄りから子供まで誰にでも『楽しい!』と言ってもらえるようになった…!」と評判のメソッドです。
※
講師は『何故日本人は縦乗りなのか』著者のオカアツシです。
参加料 2000円 ワンドリンク付き
19:00 開場
19:30 スタート
『オフビートカウントの基礎』
https://drive.google.com/file/d/1eqFxiQ6kIbdSgbbgb8YbnE3MbHz-5bp-/view?usp=sharing
『ポリリズムの基礎』
https://drive.google.com/file/d/1r26ST4tCkFNt8nvkmxk3qM7-DXcu5fet/view?usp=sharing
『何故日本人は縦乗りなのか』
https://oka-ats.blogspot.com/2018/01/oka01-qioaafwfeykuqiuj.html
※ この記事は元々フェースブック上のイベントとして作成されたものを保存用記録(アーカイブ)としてイベント終了後の2021年5月21日に作成されました。
更新記録:
フェースブックより複製し作成。作成日は開催日の1ヶ月前に設定した。(Fri, 21 May 2021 23:00:38 +0900)
プレイズブレイク(黒人教会の礼拝で行われるダンスのこと。プロテスタント教会で一般的な習慣。)で多用されるのがスネア音1つだけのフィルです。ずっと8分オフビートがなっているなかで4小節の最後の8分オフビート前のオンビートに1個だけ鳴らすスネア。それだけで充分にインパクトがあります。
この8分音符のオンビートが4分音符のオフビートに相当することに注意が必要です。8分オフビートのグルーヴから4分オフビートのグルーヴに乗り替わるからインパクトがあります。
これを全部並べると1小節15個の音が並びます。この15個の音のどの系統(音符)のグルーヴを演奏するのかを意識し、それを違う音価のグルーヴに遷移することでインパクトが生まれます。 このリズムトリックのことを僕は「グルーヴ乗り換え」と呼んでいます。
┌────── | 小節 | ──────┐ |
※ 詳しくは 縦乗りを克服しようシリーズその7『裏拍の大切さ』 を参照してください。
ドニャー氏のプレイズブレイク
(ドニャーというのは多分ダニエルのこと)
更新記録:ジャズをはじめとした、R&B/ファンク/ヒップホップなどのブラック・ミュージックを志す人向けの実践的なリズム練習会です。オフビートカウントという独自の練習メソッドをつかって、誰でも簡単に汗の粒ひとつ流すことなく激しいグルーヴを発生させることができます。
グルーヴには伝わりやすいグルーヴと伝わりづらいグルーヴの2種類があります。伝わりやすいグルーヴをいつでも好きなときに安定して発生させる… その為の実践的なテクニックを身につけるための講習会です。
演奏する楽器は問いません。ベースやピアノはもちろん、ヴォーカルやパーカッションでも参加できます。置きベース/グランド・ピアノあります。
「ジャズは難しくてわからない…なんて敬遠されていた私の演奏が、オフビートカウント練習を始めた途端、お年寄りから子供まで誰にでも『楽しい!』と言ってもらえるようになった…!」と評判のメソッドです。
※ 講師は『何故日本人は縦乗りなのか』著者のオカアツシです。
参加料 2000円 ワンドリンク付き
19:00 開場
19:30 スタート
※ この記事は元々フェースブック上のイベントとして作成されたものを保存用記録(アーカイブ)としてイベント終了後の2021年5月21日に作成されました。
更新記録:
自分の実家は繁華街の中にあり、生活するうえで駅前を定期的に通過します。駅前には大勢のポン引きの方々が勤務しています。彼らは旅行客を専門に生計を立てているため、地元人と旅行者を確実に見分けて声を掛けることが彼らの重要なスキルとなっているようです。
駅前を歩いていますとポン引きの方々と目が合うのですが、ここで目配せだけで地元人と伝えるスキルが重要となってきます。ポン引きの方々にしてみても、地元人に声をかけてしまうと時間ロスとなるので、彼らに迷惑を掛けないためにもきちんと誤解のないアイコンタクトを実行することが肝要となります。
今日もいつものようにポン引きの方々とのしばしのアイコンタクトを実行していたのですが、そんななか、ふとタイの首都バンコク放浪中のことを思い出しました。
今回はジャズ・ファンク独特なリズム=僕が三重オフビートと呼んでいるリズムを理解するカウント方法を説明してみたい。
僕が三重オフビートと呼んでいるリズムは一般的に16ビートシャッフルと呼ばれている。これはジャズ・ファンク・ヒップホップではとても一般的なリズムだ。僕がこれを特に三重オフビートと呼んでいる理由は、このリズムが16分音符のオフビート・8分音符のオフビート・4分音符のオフビートが同時に発生するリズムだからだ。アフリカ系の人々はこのリズムに対して馴染みがある。だがそうでない人々にとってこのリズムは全く馴染みがないため、このリズムを演奏するにあたっては特殊な訓練が必要となる。そこで僕はこのリズムの演奏の難しさに三重オフビート問題と名前をつけ、そのリズムの演奏をよりスムーズに行うための対策を考えた。
三重オフビートを正確にカウントする為に僕が考えた方法は、倍速度でカウントした上で8小節単位で数え、8分音符1つ早くカウントし、かつ3拍目を強調することが必要だ。これは実際にやってみるととてもむずかしく、かなりの修練が必要なことだ。
以下でこの三重オフビートの実例と原理、及び練習法を説明した。また実際の曲の上で三重オフビートのカウントの仕方をコンピューター自動演奏によって説明したビデオを紹介する。また習得度に合わせて速度を変えてドリル練習する為のビデオも各種作成したので合わせて紹介する。
ドラマーのSさんと延々とリズムトレーニングをしました… 8分音符1つずれカウントをしながらドラムを叩いて、間違えた音を1音1音修正していく根気のいる作業でした…
リズムとは発音そのものではないかと思うのです。
ハービーハンコックのActual Proofの曲の構造を解りやすくまとめたリード・シートを作成した。
Actual Proof
のコードチャートを作りました。この曲の譜面は1年位まえから要点を押さえて自分なりにまとめたうえで清書したいと思っていたのですが、この曲には表記しにくい音が多くうまくまとめられずに1年ほど悩んでいました。本日ようやく完成しましたのでここで紹介します。
小節入り声出しカウントのコツ ─── 縦乗りを克服しようシリーズその25 を読んだ方から『何故&の方が先に書かれているのか』ということに近い質問を受けた。これについては僕もその理由についてあまりはっきりと説明できない部分なのだけども、少し整理して説明してみた。
8分早い声出しカウントを小節数と共に数えるのはとても難しい。少しでも油断すると小節数を間違えてしまう。この状態で声出しカウントしながら即興演奏するのはほとんど不可能だ。何故すぐ間違えてしまうのだろうか ─── それには理由がある。
何故音で空間を埋め尽くしてしまうのだろうか ───
音は輪郭だ。輪郭がたくさんあっても形作れない。
言語によって一番違うのは空間の解釈だ。そこに空間があったとき、輪郭が右にあると考えるか、左にあると考えるか。
空間を作ることに恐怖感を感じるのは、空間の解釈が共演者同士で一致していないからだ。空間を輪郭で埋め尽くし輪郭の右が空間なのか左が空間なのかを不問とすることでコミュニケーションをとっている。
───
リズムは配置だ。どんな素晴らしいハーモーニー/メロディーも配置が正しくなければ美しくない。