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2020年12月20日日曜日

ベッカム・イサーン ─── タイのコメディー (oka01-vfyszskgulnjtjyh)

この曲を知ってから何年も経った。10年近く、歌詞の意味が聞き取れるどころか読むことすら出来なかった。今ふと気付いたら、全部聞き取れるようになっていた。更に意味もわかるようになっていた。

ข่อยฟ้าวเว้าต่อตอบว่าแม่นอยู่
ฝรั่งฮ้อง Oh! Yes แมนยู
ทีมฟุตบอลแมนยู
เวรีก็ค
เวรีก็ค

僕がラオ語を話さなくなってもう2年近く経ったが、明らかに語学が上達している。これは恐らく僕が最近開発したリズムトレーニングシステムを続けた成果ではないかと僕は思っている。 日本語話者は2341と弱起付きで入るリズムが聞き取れない。だから2341の弱起つきリズムを練習すると、外国語(日本語以外)が聞き取れるようになる。

この曲はラムトゥーイというラオ民謡の形式に基づいており、リズムは3拍の弱起のついた2341という順番のリズムで構成されている。日本人はこの日本人は2341リズムが聞き取れない。

ここで「2341リズム」という説明をして理解できる日本人は誰もいないだろう。それだけでなく、今までの僕自身の経験からいっても、日本人の目の前で数時間に渡って目の前で2341リズムを実演しても、決してそれを聞き取ることができない。 だからビデオでこれを実演しても2341リズムを理解することはできないだろう。2341リズムを聞き取ること自体ができない。そもそも、それが2341リズムなのだと認識できない。それだけでなくそのリズムが聞き取れない…ということ自体に気付かない。そして2341リズムが聞き取れないということに興味がない。だから、この話題を出しても誰もそれが重要なことだと気付かない。このリズムを教えても、そこが重要なポイントと思ってないので、修正もできない。

大変に驚くべきことだが、この言語リズムの壁を乗り越えるのは、大変に難しいことだ。だが僕はこれを日本語の文脈に輸入することをライフワークとしてやっていこうと思っている。


 

 

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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