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検索キーワード「方言」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
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2012年12月1日土曜日

方言とは何か──イサーン語とは何か (oka01-nowqeiodvcpplnds)

「言語」と「方言」の違いは、曖昧だ。どこから言語で、どこから方言なのか。島国として閉塞している日本と異なり、大陸はある地点から距離を経るごとに徐々に方言による違いが大きくなるものだ。そして方言の違いが大きくなりすぎた事により意思疎通が出来なくなる地点が来る。その地点が言語と方言の境目だ。その地点から方言ではなく、新しい違う言語となる。だがその意思疎通が出来なくなる限界点は人によって違う。ならばどこが本当の方言と言語の境目なのか。

2016年9月9日金曜日

タイ東北イサーン方言とビエンチャン方言の違い(oka01-kpmqxtwxzzmgflyo)

タイ東北イサーン地方(ラオ)で有名な新喜劇の老舗・シヤンイサーンの第25巻は、いつものタイ公演の収録ではなく、国境を超えてラオス側に渡ったところにある街・首都ビエンチャンでの公演を収録したものだ。

ここでなんと、普段イサーン語(タイ語まじりのラオ語)を話している、座長ノックノイ・ウライポンが、ラオス公用語(ラオス語≒ビエンチャン語)を話している。



イサーン語とビエンチャン語は、日本国内のラオ語研究者の間で、しばしば「ほとんど違いがない」と見做されているのだが、僕が見るところでは、少なくない違いが存在する。このビデオをみると、具体的にどこが違うのか研究することができる。今回は、この違いを研究してみたい。

2015年4月27日月曜日

よりよい朝鮮差別を目指して (oka01-ldzufbxdpirqnwve)

タイの民族差別を見ている時に、気付いたことがある。それはタイの民族差別は非常に効率がよいということだ。この効率よい民族差別を日本の差別に取り込むことは出来ないものだろうか。以下は、それに関する思考実験の試みである。

2011年3月2日水曜日

(ニュース)アジアの方言と日本の方言 (mixi05-u459989-201103021108)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
(ニュース)アジアの方言と日本の方言
2011年03月02日11:08
語尾にガーがつくのは中国南部方言の昆明語と同じだ、と思った。 昆明という街に居た時よくニイハオガーとかニイガーハオとか耳にした。 語尾に「チャ」がつくのはラオ語のイサーン方言と同じだ。語尾の「ラ」はラオ語や中国語にもある。 語尾の「でー」という関西弁の言い方はラオ語にもあって、意味も全く同じだ。 外国語と日本語の方言とが同じ言い方をする例は本当にたくさんある。 こういう例をたくさん見ると、日本人が単一民族だなんて誰が言った、と思う。

こういう例はもっとたくさんある。 考える時に「えっとー」と言うのは、日本だけではなく、朝鮮語でも使う。 ちなみに中国語は使わない。 意外なところでは、ロシア語が「えっとー」を使う。ロシア語の「えっとー」は考えている時の声だけでなく「これは~」という意味も持つ。 中国語で「波」の事を「浪」と書くのだが、これは何か微妙に関西っぽい、と感じる。 日本語で「魚の目」の事を、タイ語ではそのまま「サカナのメ」という意味の言葉で呼ぶ。 ちなみに中国語ではサカナではなく「鷄の目」という呼び方をするのだそうだ。

2012年7月25日水曜日

ラオ・タイ・イサーン語の学習用辞書 (oka01-lrtipvwzagacsjsz)

タイ東北地方で使われる方言・イサーン語の研究で役に立つと思われる辞書を集めてみた。

2012年4月30日月曜日

「バナナ」「ウツワ」に於ける、ラオ語発音のいろいろ (oka01-zqazyuhteenfzoyz)

タイ東北地方の方言であるイサーン語には、標準が無い。よって人によって驚くほど発音が異なる。その違いについて考察してみた。

2012年7月11日水曜日

ラオ・イサーン語・メモ1 (oka01-tuwhojqhalbiamtd)

筆者がウドンタニーでの日常生活上で気がついたラオ語の面白い言い回し(おばあちゃん倒置・おばあちゃんダブル倒置)などをメモとしてまとめてみた。

2010年12月3日金曜日

共同幻想 (mixi05-u459989-201012031836)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
共同幻想
2010年12月03日18:36
ラオ語で若い女性のことをサオと言うのだけど、昨日華僑学校で一緒に中国語を勉強している子でラオ語がわかる人が「サオ」ってベトナム語で言うと女性じゃなくて「探す」っていう事らしいよ、っていう話をしていたのを聞いた。 しばらくぼんやりしているうちに、それってひょっとして 中国語の 找 zhǎo (探す)じゃないか、と思った。 ベトナム語と中国語は発音上だけ見たとき、非常に近い言語であるらしい。

僕は中国語を勉強し始めてたったの一ヶ月なので、発音も知識もボロボロだ。だけど5年に渡ってタイ語とラオ語の違いをライフワークとして研究してきた。 そういう見地から見て思う事がある。

2010年12月4日土曜日

共同幻想 (isaan05-c987254-201012042144)

おかあつがミクシコミュニティータイ東北イサーン語研究会として著した記事を紹介します。
共同幻想 (おかあつ)
2010年12月04日 21:44
ラオ語で若い女性のことをサオと言うのだけど、昨日華僑学校で一緒に中国語を勉強している子でラオ語がわかる人が「サオ」ってベトナム語で言うと女性じゃなくて「探す」っていう事らしいよ、っていう話をしていたのを聞いた。 しばらくぼんやりしているうちに、それってひょっとして 中国語の 找 zhǎo (探す)じゃないか、と思った。 ベトナム語と中国語は発音上だけ見たとき、非常に近い言語であるらしい。

僕は中国語を勉強し始めてたったの一ヶ月なので、発音も知識もボロボロだ。だけど5年に渡ってタイ語とラオ語の違いをライフワークとして研究してきた。 そういう見地から見て思う事がある。

2014年1月28日火曜日

普通2.0 (oka01-ibttqksktxlmhkti)

日本人には、言語を学ぶ上での大きな障害『民族の違いに対する盲目性』というものが存在する。日本人は、世界中のどの言語を勉強しても、民族と方言の違いを理解せず、その存在にすら気付かない。この『民族の違いに対する盲目性』は、日本人の最大の特徴だ。日本列島の外に住んでいる人達は、持っていない特徴だ。

以下、その盲目性がどういうものか、何故その盲目性が生まれるのか、そしてその盲目性を克服する為にはどうすればよいのかを考察すると同時に、日本独特な人間関係の面倒くささが生まれる理由・そして日本の人間関係の新しいありかたについて論じる。

この話題に興味を持つ人は少ない。だが、世界に飛び出す日本人にとっても、日本で過ごす日本人にとっても、有意義であるに違いない、と筆者は信じる。

2016年8月9日火曜日

地方移住でよくあるトラブルとその原因 (oka01-leybpkiuuoyzulze)

─── 僕を嫌う人間には、ある特徴がある様だ。その特徴について、色々と思うことはある。だがここでは語らないことにする。  ───  僕は「自分自身を駄目人間だと思うなら、腐ってふさぎこんでいないで、むしろ一心不乱にやってしまえ。」と思う ─── 嫌われているのは、僕だって同じだ。

ゴミだって、燃やせば、お湯くらいは沸かすことはできる。

 だがしかし、彼らは、燃えない。

『燃えるゴミ』は、燃やしてお湯を沸かすこともできるが、

『燃えないゴミ』は、せいぜいコンクリートで固めて海に沈めるしかない。

─── プロローグに代えて (岡城敦士)

地方移住でよくあるトラブルとその原因

偶然こういう記事を見つけた。

イケダハヤト氏 ・・・「田舎・地方への移住」で失敗しないための5つのポイント。

(引用)

高知では同じような話を聞いたことないのですが、農業系の移住者ですかね?こういう話があるそうです。

移住した人たちが、つぎつぎに、生活が軌道にのった移住4年めくらいに現地住民によって「出てってください」と、いわれるのです。荒れ果てた田畑を開墾し、ようやく収穫も充実の時期になりそう・・・・ってときに「すみません、たんぼと畑かえしてください」

……えぇ?

とりあえず、ぼくが住んでいる集落ではありえないでしょうねぇ……。


僕は、日本の地方移住の経験はないが、タイの農村地帯への移住経験がある。僕が移住した場所は、標準タイ語が全く通じず、テキスト教本などの全く存在しない訛りの強い方言以外に通じない、非常に敷居の高い地域だった ─── だが、上記の記事を読むと、なんとなく思い当たるふしがある。

何故、追い出されるのか。

以下、思いついたことを書いてみる。

2011年12月16日金曜日

メモ:正しい言葉 (mixi05-u459989-201112160846)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
メモ:正しい言葉
2011年12月16日08:46
「標準語とは軍隊と学校を持った方言である」と誰かが言ったけど、標準語も方言だと思うことがとてもよくある。 例えば、ある単語が標準と方言の間を行ったり来たりして、どんどん違う言葉になっていく事に気がつくことがしばしばある。これがすごく面白い。

たとえば、ラオ語で「いくら?」のことを、多くの地域ではタウダイというのだけど、ラオの南部の人のあいだで、ダ行がラ行に訛ってしまう人がかなり居る。 こういう人たちは「タウダイ」のことをしばしば「タウライ」と言ってしまう。

2010年12月17日金曜日

地方で学ぶ標準語 (mixi05-u459989-201012171415)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
地方で学ぶ標準語
2010年12月17日14:15
現在僕は中国で中国語を学んでいるのだが、次の学期どこで普通語を学ぼうか迷っている。 色々調べて見たのだが、西安という街が良さそうだということがわかった。 西安というのは唐の国があった事で知られる古都だ。

今僕が居る昆明という街は、決して普通話を学ぶのに適した街ではない。 普通話があまり通じないからだ。 みんな普段は昆明話と呼ばれる独特な言葉を話しているし、無数の少数民族が住んでいてそれぞれ違った言語を話してもいる。話す普通語もそれぞれ出身の民族によってまったくちがう訛りがある。 僕は方言が好きなので、こういう言語的に複雑な環境が嫌いではない。 ただし、こういう環境に適応する為には方言を学ぶ必要がある。 今回僕は普通話を学ぶというはっきりした目的を持って中国に来たので、ここで方言を学ぶというのは本末転倒である。方言を学ぶということはとても時間がかかる上、方言というものは一般的に言ってごく一部でしか通じないのである。 この点タイと大きく事情が異なる。 僕はタイで方言を研究していたが、タイは方言の方が重要と言う点でとても特殊な国だ。 タイでは、実は標準語を話す人よりも方言を話す人の方がはるかに多数派で、方言の方が標準語よりもずっと通じ易い。 標準タイ語とは実はタイ語バンコク方言のことだ。 この言葉をネイティブで話す人は実は非常に少ない。 タイ語を学んでもせいぜいバンコク人と話せるようになるだけである。 しかしタイ語とラオ語を学ぶと、タイ周辺地域に住むラオ語・タイ語の亜型言語を話す人のほとんどコミュニケーションを取ることが出来る。 タイでは方言の威力を無視できない。 ところが、中国は状況がまったく異なる。 中国は巨大で、無数の少数民族が住んでいる。 同じ方言でも地方によって表現や発音に大きな違いがあり、意思疎通に大きな障害を伴う。 方言が話せるようになっても、まさにごく一部の地方に住む人としか意思疎通が出来ない。 これはとても不便なことだ。 中国では標準語が持つ重要性が格段に高い。

2013年6月23日日曜日

久しぶりに雲南師範大学に行ってきた話 (oka01d-mhjcjkjoprctrlff)

昆明3日目だ。今日は昆明師範大学に行って来た。
※ おかあつは2013年6月21日に中国・昆明に来ました。中国からはbloggerにアクセスすることが出来無い為、この日記は、あらかじめ別に書きためたものを後日中国の国外からアップロードした物です。

2012年7月11日水曜日

ラオ語方言の声調変化について (oka01-zdmuhibhxysxmtnh)

ラオ語の声調数については5つから8つまで様々な説がある。筆者はラオ語・タイ語の方言であるイサーン語を研究する必要から、独自の9つの声調区分を考案し利用している。このおかあつ九声調区分とはどんなものか、そのメリットやデメリットを説明しつつ、ラオ語の声調が導き出される規則や、方言に於ける声調変化、そして方言変化の研究方法論について述べる。

2013年6月25日火曜日

雲南方言について (oka01d-spvnsayhcwbemimv)

今日は、再びバスに乗って大学周辺に行き、ディコス(dekeshi=德克士=中国のファーストフード)でしばらく勉強した後、雲南大学と民族大学を見学して帰ってきた。
※ おかあつは2013年6月21日に中国・昆明に来ました。中国からはbloggerにアクセスすることが出来無い為、この日記は、あらかじめ別に書きためたものを後日中国の国外からアップロードした物です。

2017年5月10日水曜日

東京者は東京をしらない (oka01-lsjtuqccasulyslg)


東京者なら、東京のことをよく知っている、と思われるだろうか ─── それはむしろ逆で、しばしば東京者は、東京のことを何もわかっていない。

2018年9月6日木曜日

和製ジャズへの違和感(oka01-qfxbeagipibhvqty)

日本のジャズは、気持ちが悪い。その理由を説明してみたい。

僕が感じている和製ジャズに対する違和感は、次のようなものだ。明らかに訛っていっるのは自分のほうなのに、それを棚に上げて相手に文句ばかり言っている ─── この様な感じで。

「おめ何言ってんだ?! これが標準語だべー? 」
「確かにそういう標準語もあるかも知れませんが、だけどその『だべー』というのは、多分方言なのかな…と。」
「何いってんだあんた、間違ってんの、おめぇだっぺ?!何だおめぇのそのしょうじゅん語は!?」
 「いや、それ『しょうじゅん』じゃなくて『ひょうじゅん』です!」
「おめぇこのやろう! ホントに頑固なヤロウだな!これがしょうじゅん語だべ〜!?」
「だから違います!」
「お前は何で独りでそうやって強情はってんだべ?!」

僕はいつも「強情だ」「頑固だ」「人の話を聞かない」と言われる。別に人の話を聞いていない訳ではないのだが、それが明らかに方言なのに、方言を喋っていると認識出来ずに、それを否認しつづける人と喋る時の違和感というのは、どうやっても受け入れがたいものがある。

その気持ちについて書いてみたい。

2013年4月17日水曜日

おかあつ日記まとめ (oka01-mrumbhlsauhlojep)


2011年末頃に書き始めた『おかあつ日記』も始めてから2年経過し、かなりの本数が貯まった。以下でこれまで書いた日記をまとめてみよう。

2011年4月8日金曜日

ステレオタイプは悪か (mixi05-u459989-201104081843)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ステレオタイプは悪か
2011年04月08日18:43
僕はいつも日本人を細かく分けて見ようとするのだが、これをステレオタイプ的で正しくない姿勢だ、と批判する人が居る。 しかし、ステレオタイプ的な見方をする事が悪いことだ、という考え方は間違っている。ステレオタイプ的である事は、異文化理解のもっとも基礎であって、必要な事である。 何故僕はそう考えるに至ったのか、以下で述べてみたいと思う。

■ ステレオタイプのクオリティー

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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