ネットで人々を見ていると、その頭の悪さに呆然としてくる。大変な数の頭の悪い人々が、実に頭の悪いことをして、頭の悪いテレビを見て、頭の悪い揉め事を起こして、頭の悪い喧嘩をしている。
他人は、自分を映す鏡だ。— おかあつし (@ats4u) May 12, 2018
頭が悪く見える理由とは ─── それは『自分が見えていない』という点だ。
2022年5月29日更新: 末子音がない日本語 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその22
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他人は、自分を映す鏡だ。— おかあつし (@ats4u) May 12, 2018
今日いつものようにセブンイレブンで買い物していたら、BGMでものすごい縦乗りのヒューマン・ネーチャー(80年代のマイケル・ジャクソンの曲)が流れていました。あまりに縦乗りがすごかったので、家に帰って譜面に起こしてみました。 こんな感じでした。
前半4小節がオリジナルの横乗りバージョン、後半4小節が縦乗りバージョンになっています。
ヒューマンネーチャーは元々のメロディーの中に横乗りのリズムが織り込まれています。つまり縦乗りに変えて演奏することはとても難しい筈です。果たしてこの横乗りのリズムをどう間違えたらこの様な激しい縦乗りのリズムとして勘違いすることができるというのでしょうか
───
以下でどう間違えたことからこんな縦乗りになってしまったのかを、少し考えてみました。
まいばすけっと(イオン系の都市型小型食品スーパー)にいくといつもジャズがBGMとして流れています。このBGMは聞くだけで日本人の演奏と即座に判別がつくとてもわかりやすい縦乗りジャズの特徴をもっています。
私は今朝、まいばすけっとに食パンを買いに行きました。このまいばすけっとのBGMを聞いてたら徐々にこのBGMから「おいっちにーさんし!おいっちにーさんし」という、掛け声が聞こえてくるような気がしてきました。
まるで中肉中背のまるまる肥えた中年男性が、グラスワインを片手にタキシードを着て、ニコニコ笑顔で元気にラジオ体操を踊っている様です。
これは…?
どん、どん、どん、どどんがどん。 どっどんがどんの、どんどんどん。
日本人は何故たてのりなのでしょうか。ロックやってもたてのり。クラシックやってもたてのり。ジャズやってもたてのり。バンドやってもたてのり。手拍子打ってもたてのり。ステップ踏んでもたてのり。かっこよくダンスしたつもりでたてのり。歩いてもたてのり。走ってもたてのり。 何をやってもたてのり。───
日本人は、どうやってもたてのりから脱出できません。
縦乗りからの脱出。
これは日本人にとって永遠のテーマです。日本のミュージシャン達は激しくスイングする本物のグルーヴを求め、滝に打たれたり、長期間断食して生死の縁をさまよったり、燃え盛る炎を裸足で渡ったりします。しかしそんな命がけの努力も虚しく、依然として縦乗りから脱出することはできません。
しかしもうリズムを精神論で考える必要はありません
───
日本人が何故縦乗りになるのか。これまでこの原理を正しく理解して説明することに成功した人はいませんでした。
私は12年に渡る海外放浪のなかで、この縦乗りの問題について私なりに答えを探してみました。今回はそこで私が気がついたことを様々な実例を実際に譜面に起こし目に見える具体的な形で説明してみたいと思います。
私はこの記事を本格的な演奏者を志す人、そして真剣に英語を習得したい方に捧げたいと思います。
───
私が海外放浪中に気がついた最大の発見は、日本人が英語が苦手な原因と日本人の縦乗りの原因は全く同じだということです。そのことについて以下で順を追って見ていきたいと思います。
日本で英語などの外国語を勉強してると、だんだん修行僧みたいな気分になってくる。周囲の誰もその言語を理解する人がいないので、通じることを諦めて、ひたすら訓練に集中するだけになる。 その点だけを考えると、音楽も同じなのかも知れない。どこにも音楽という言語が通じる人がいない。
バンコクでしがないバケツドラマーと仲良くしてた。彼はバケツを叩いて生計を立てている。バケツドラマーだが、他のどのライブハウスのドラマーより素晴らしい演奏をした。 ある日、彼にバケツを叩かされたことがあった。私が叩いていたら、白人の子供が20バーツくれた。聴いてたのか、と思った。
なんで日本人は、こういう純粋さを好んで破壊しようとする人ばかりなのだろうか。
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高知では同じような話を聞いたことないのですが、農業系の移住者ですかね?こういう話があるそうです。
移住した人たちが、つぎつぎに、生活が軌道にのった移住4年めくらいに現地住民によって「出てってください」と、いわれるのです。荒れ果てた田畑を開墾し、ようやく収穫も充実の時期になりそう・・・・ってときに「すみません、たんぼと畑かえしてください」
……えぇ?
とりあえず、ぼくが住んでいる集落ではありえないでしょうねぇ……。
揉め事が起きる原因となる最大の要因は、劣等感なのだ。
劣等感というのは、その人が本当に劣等かどうかとは全く無関係に生まれる。劣等感の来る場所は、その人の劣等性ではない。その人の無意識の中にある幼少期に受けた『傷』から噴出し、その人を節度のない攻撃行動へと突き動かす。
劣等感と誠実に向き合うことができる人間は、劣等感を克服し(否、むしろ劣等感を有効に活用し)常人離れした技能や卓越した知識を獲得する。
誠意を持たない人間は、劣等感のダークサイドに堕ちる ─── 他者に対する誠実さを持たなければ他人を騙す ─── 自分自身に対する誠実さを持たなければ自分を騙す。
問題は、劣等感の強さでは決してなく、誠意のなさだ。誠意のなさが問題となるのは、それが他人に対する背任だからでは決して無く、それが劣等感の暴走を引き起こし、最終的に自分を滅ぼすからだ。
─── 岡城敦士