揉め事が起きる原因となる最大の要因は、劣等感なのだ。
劣等感というのは、その人が本当に劣等かどうかとは全く無関係に生まれる。劣等感の来る場所は、その人の劣等性ではない。その人の無意識の中にある幼少期に受けた『傷』から噴出し、その人を節度のない攻撃行動へと突き動かす。
劣等感と誠実に向き合うことができる人間は、劣等感を克服し(否、むしろ劣等感を有効に活用し)常人離れした技能や卓越した知識を獲得する。
誠意を持たない人間は、劣等感のダークサイドに堕ちる ─── 他者に対する誠実さを持たなければ他人を騙す ─── 自分自身に対する誠実さを持たなければ自分を騙す。
問題は、劣等感の強さでは決してなく、誠意のなさだ。誠意のなさが問題となるのは、それが他人に対する背任だからでは決して無く、それが劣等感の暴走を引き起こし、最終的に自分を滅ぼすからだ。
─── 岡城敦士
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2016年2月17日水曜日
劣等感と誠意 (oka01-pgskpqbjxlbkkaqu)
著者オカアツシについて
小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。
特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々
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