ドラマーのSさんと延々とリズムトレーニングをしました… 8分音符1つずれカウントをしながらドラムを叩いて、間違えた音を1音1音修正していく根気のいる作業でした…
リズムとは発音そのものではないかと思うのです。
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ドラマーのSさんと延々とリズムトレーニングをしました… 8分音符1つずれカウントをしながらドラムを叩いて、間違えた音を1音1音修正していく根気のいる作業でした…
リズムとは発音そのものではないかと思うのです。
ハービーハンコックのActual Proofの曲の構造を解りやすくまとめたリード・シートを作成した。
Actual Proof
のコードチャートを作りました。この曲の譜面は1年位まえから要点を押さえて自分なりにまとめたうえで清書したいと思っていたのですが、この曲には表記しにくい音が多くうまくまとめられずに1年ほど悩んでいました。本日ようやく完成しましたのでここで紹介します。
小節入り声出しカウントのコツ ─── 縦乗りを克服しようシリーズその25 を読んだ方から『何故&の方が先に書かれているのか』ということに近い質問を受けた。これについては僕もその理由についてあまりはっきりと説明できない部分なのだけども、少し整理して説明してみた。
8分早い声出しカウントを小節数と共に数えるのはとても難しい。少しでも油断すると小節数を間違えてしまう。この状態で声出しカウントしながら即興演奏するのはほとんど不可能だ。何故すぐ間違えてしまうのだろうか ─── それには理由がある。
何故音で空間を埋め尽くしてしまうのだろうか ───
音は輪郭だ。輪郭がたくさんあっても形作れない。
言語によって一番違うのは空間の解釈だ。そこに空間があったとき、輪郭が右にあると考えるか、左にあると考えるか。
空間を作ることに恐怖感を感じるのは、空間の解釈が共演者同士で一致していないからだ。空間を輪郭で埋め尽くし輪郭の右が空間なのか左が空間なのかを不問とすることでコミュニケーションをとっている。
───
リズムは配置だ。どんな素晴らしいハーモーニー/メロディーも配置が正しくなければ美しくない。
最近徐々に気づいてきたのだが、実は強いオンビートの癖がある日本人でもドラマーはしばしばオフビートをよく理解している。問題はコード楽器だ。
コード楽器の場合、ピッチ・モーダリティ・ヴォイシング・トーン・ブレス等々いろいろと頭の痛い問題を抱えておりリズムだけに集中できない。
世の中にはいろいろなコード/スケール理論がある。だけどリズムに関しては感覚に委ねられており、世界中を探してもリズムに関する理論はほぼ存在しないといっていい。
真面目な人はジャズのインプロヴィゼーションを理論から学ぶ傾向がある。このアプローチだと原理的に当然コード/スケール理論は学ぶことができるが、リズム理論を学ぶことができない。
だから真面目な人ほど縦乗りが強い傾向があるのではないだろうか。
クリス・コールマンが「ゴスペルチョッパー」について説明しているビデオです。ゴスペルチョップは他の人がそう名づけて呼んでいるだけで教会の人たちはそうは呼んでない…という話をしています。
ゴスペルチョップという名称は英語でもよく出てきます。だけどそれは黒人以外の人たちの間で一般的な名前で黒人の人たちはゴスペルチョッパーとは呼んでいません。それはいってみれば寿司職人が自分たちを「寿司通」と呼ばないのと同じです。
そもそも黒人の人たちは音楽名としてのゴスペルという名称も黒人の人たちは使っていません。黒人の人たちはゴスペルを普通に「教会音楽(賛美歌)」と呼んでいます。そもそもゴスペルはキリスト教の「福音」という意味で聖書に書いてあるヨハネ等々のイエスの弟子が語った逸話のことを言うもので、音楽ジャンルの名前ではないからです。
https://youtu.be/-77RZ53nzA4?t=178