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2013年7月11日木曜日

児童ポルノとニッポン社会 (oka01-ccufksvgfkdckfbw)

先程久しぶりにニュースを見ていて、いつの間にか児童ポルノ禁止法案が可決され、取り締まりを受ける様になった事を知った。決して、児童ポルノが良いことだとは言わない。児童ポルノを書いたり読んだりする事は、決して褒められた事ではない。だが禁止するのは明らかに行き過ぎだ。何故なら、日本の児童ポルノは、個人の力ではどうする事も出来無い社会現象だからだ。



日本で今、一番高価で贅沢なものは、子供だ。教育費や生活費の高騰によって、子供を持つ事が最も贅沢な楽しみとなってしまった。そして近年の不況により、収入は減っている。子供を持つどころか、結婚すら難しい状況になっている。

いや、結婚どころか、出会いすらも難しいのではないか。日本全体の慢性的な都市化によって、(月並みな言葉だが)人間関係が希薄になっている。筆者は、この現象を表現する的確な日本語がないことを歯がゆく思う。世界的に見ると、高度に都市化していても人の触れ合いはそれなりに残っている事が多い。スーパーマーケット・近所のお寺・サークル活動・ライブ音楽・ショットバー等々、他愛のない些細な地域のコミュニティーは、それなりに残っており、日本ほどには崩壊していない。地域のコミュニティーでで、新たな恋人を見つけて結婚する、ということも不可能ではない。 ところが日本の場合、様々な要因から、地域のコミュニティーが崩壊している。コミュニティーが崩壊する原因は、日本人同士のコミュニケーションの破綻から来ている。

日本人同士のコミュニケーション自体が完全に破綻してしまっている。日本人は、多数の民族の混血だ。 よって個人差が非常に激しい。世界を広く見渡すと、一般的に見られる「民族」は、日本人と比べるとずっと均一で、日本人ほど個体差が激しくない。( ※おかあつ日記『空気を読む日本人・空気を読まない日本人』 及び おかあつ日記『民族と顔の違い──美女とブサメン考察』 を参照。)だが不思議なことに、日本人には個人差が激しいという点を受け入れる寛容性を持たない人が多い。よって、全員が、ばらつきが大きいなかでの最も無難な共通項をより集めた特殊なキャラクターを抽出して、そのキャラクターを演じきらなければいけない。これは非常に息苦しい事だ。

だがこれだけばらつきが激しくなると、どうやっても共通項が見つからない事もある。 何をやっても嫌われる。手を上げても嫌われる。手を下げても嫌われる。足を上げても嫌われる。足を下げても嫌われる。声を出しても嫌われる。声を出さなくても嫌われる。目を合わせればキモいと言う。目をあわせなくてもキモいと言う。どうやっても嫌われる。 彼らの好みにどうやったら合わせる事が出来るのだろうか。 彼らは言う。「だって何か違うんだもーん。」その通り。みんな違う。俺も違う。お前も違う。自分と同じ奴など、この世には居ない。なのに何故自分と違う人間を否定するのか。

参考:おかあつ日記『ミクシやってたら話しかけられた』 2005年08月15日

人と人との違いはどうやっても否定出来ない。これだけ個人差が大きい以上、他人と同じように振る舞う事はもはや不可能だ。だが自己主張することを極度に嫌う人達が居る以上、彼らにあわせて自己主張を抑える必要がある。しかし、自己主張せずに相手との違いを相手に伝えるにはどうすれば良いのか。筆者は、単純に思うのだが、これは無理なことだ。

筆者は、外国語のいくつかの方言を研究している。その方言のうちのひとつ、ラオ語の方言・イサーン語に関しては、地元の人と間違えられる程に上達した。他にも中国南部の雲南語やロンドン方言=カクニー英語を研究しているが、こちらは、多少聴き取れるだけで、話すことは上手ではない。いずれにせよ、筆者は、色々な僻地的な言語が好きで、僻地の習慣にあわせたりする事が得意だ。しかし世界には本当に色々な人間関係がある。だがそんななか、筆者は未だに思うのだが、日本の(特に東京の)人間関係が、世界一難しい。 バラバラ過ぎて合わせようがない。 ここまで違うなら、バンコクやアメリカの都市部の様に、みんながそれぞれ違う、という事を大前提に付き合うしかない。だが日本には、それを頑なに拒否する人達が居る為、それが難しい。

違うのに違うと言えない。これが日本が、世界的に稀に見る、非常に人間関係が面倒くさい国である理由でないか、と思う。


筆者は、日本でブス・ブサメンと言われている人達と同じ系統の顔が、バンコクや中国南部などのアジアの異なる地域では、ハイセンスでイケてる顔として持てはやされているのをしばしば見かける。 本来、アジアにはもっと多様で自由な価値観がある。人々は、それらの価値観の中で、あるがままの自分が受け入れられ、ノビノビと恋愛して生活している。 だが日本は、これがどういう理由か不明なのだが、ある特定のタイプだけが持てはやされ、その他は「ブス」「ブサメン」として排除される傾向がある。日本人の価値観は、本来多様であった筈なのに、何故かそれが、非常に寛容性・許容性が低い形で、画一化されている。(参照 おかあつ日記『民族と顔の違い──美女とブサメン考察』結果的に日本人自身が非常に息苦しい思いをしている。


日本のマンガには、そういう矛盾した状況を直感的に見抜き、その矛盾した状況を皮肉やギャグやブラックジョークに託して表現している物が多いと、筆者は思う。

直感は、閉鎖的な状況を打開する為に非常に重要だ。不完全性定理を持ち出すまでもなく、全ての間違った理論には矛盾がない。矛盾のない間違った論理体系から脱出させる唯一の物、それが本能的な直感だからだ。

そのマンガが、例え二次元ポルノであったとしても、それは現在の社会が持っている矛盾した状況に対する瞬間的で直感的な認識が元となり、そこから逃れる為の想像力の閃きがあり、読者に対して、言葉に出来無い複雑な思いから逃れる為の一時的なの息抜きを与えているのではないか。

社会現象は、瞬間的に起こる訳ではない。その現象が起こるまでの長い時間、水面下で目に見えない様々な経緯を辿り、小さな『力』が徐々に徐々に蓄積され、大きな『力』となって爆発し、最後には表面化して見えるようになる。

政府による児童ポルノ禁止もいいだろう。だが目に見えた部分だけ、フタをする様に対策していたら、蓄積した『力』が行き場を失う。行き場を失った『力』は、最終的に深刻な大爆発を起こすのではないか。

この児童ポルノ禁止について「これでは政府のさじ加減一つで、誰でも逮捕できてしまうではないか。」と批判する人も居る。それは実際、それ自体が政府の目的なのではないか。今の日本社会で冷や飯を食わされている、ニートやオタクと言われている層は、外国風にいえば反政府勢力だ。反政府勢力を取り締まる口実を作りたいのは、世界のどこでも行われている事だ。アキバを歩いているだけで逮捕される日本社会を、何故誰もおかしいと思わないのだろうか。

ネットの煽動工作で中国バカ・朝鮮バカで踊らされてしまって本当の敵を見失っている人が多いが、本当の敵は、朝鮮でも中国でもない。本当の敵は、誰なのか。もっと真剣に考えるべきではないか。


関連記事:
おかあつ日記『バカ日本人』
おかあつ日記『日本の反米』
おかあつ日記『共産主義は本当に悪か』
おかあつ日記『螺蛳湾(ルオスワン)で転んでアジアの民主主義を考える 』


(引用)


CGの児童ポルノを初摘発=写真参考に模写、販売容疑-デザイン業の男逮捕・警視庁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013071100306
 
18 歳未満の少女の写真を参考に描いたCG(コンピューターグラフィックス)のポルノ画像を販売したなどとして、警視庁少年育成課と南千住署は11日までに、 児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、岐阜市正木のデザイン業、高橋証容疑者(52)を逮捕した。同課によると、CGを使った児童ポルノの摘発は全国で初め て。

同法は児童の裸体や性交場面の写真などを児童ポルノと規定。同法をめぐる国会審議などから、同課は実在する児童 の写真を精密に模写した今回のCGは、児童ポルノに該当すると判断した。高橋容疑者は「多くの写真集が(同法成立で)販売禁止になり憤りを感じていた」と 容疑を認めている。
 
逮捕容疑は2009年12月、自宅のパソコンで12~13歳の少女の写真などを参考にCGで児童ポルノ画像を作製。昨年12月、計34枚をまとめた画像集2冊をインターネットで島根県の男性に2940円で販売した疑い。
 
同課によると、高橋容疑者は「かつての少女モデルを精緻に描写」などと宣伝。1980~90年代の少女写真集などを参考に、写真そっくりのCGを描いていた。これまでに計約1400冊をネットで販売し、約200万円を売り上げたという。

(2013/07/11-12:48)



中高生の買春書き込み放置=出会い系サイト無届け、男逮捕-大阪府警
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013062700512&rel=m&g=soc

出会い系サイトを無届けで運営し、中高生らによる買春相手募集の書き込みを放置したとして、大阪府警サイバー犯罪対策課と阿倍野署は27日までに、出会い系サイト規制法(届け出義務など)違反容疑で、福岡市早良区原、運送会社運転手の林顕吾容疑者(34)を逮捕した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は、2009年1月~12年9月、出会い系サイトを無届けで運営したほか、買春相手を求める中高生の書き込みを削除せずに放置した疑い。

同課によると、インターネット・ホットラインセンターが中高生の書き込みを削除するよう再三要請したが、林容疑者は応じなかったという。

同課は、このサイトを通じて児童買春をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で30~53歳の男6人を既に逮捕し、書き込みをした14~16歳の生徒8人についても出会い系サイト規制法違反容疑で書類送検している。

(2013/06/27-13:45)



女性器の石こうネット販売=わいせつ容疑で男書類送検-警視庁
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013062700435&rel=j&g=soc

女性器の型を取って販売した石こうはわいせつ物に当たるとして、警視庁保安課と武蔵野署は27日、わいせつ物頒布容疑で、静岡市清水区の介護福祉業の男(50)を書類送検した。同課によると「自分より上手に型を取れる者はいないとアピールしたかった」と容疑を認めている。

送検容疑は昨年4月、石こう2個をインターネットオークションに出品し、栃木県小山市の男性会社員(43)に3600円で販売した疑い。

男は約20年前に雑誌で女性器をかたどった石こうを知り、東京都のメーク学校に通って特殊メークを学習。出会い系サイトなどで知り合った女性約80人に「型を取らせて」と交渉し、最大2万円のモデル料を払っていた。

2003年~12年に約600~700個の石こうを販売。約320万円を売り上げたが、「思ったより売れず赤字だった」といい、自宅から約300個が押収された。

(2013/06/27-12:14)