前と書いていることが違う
2008年11月24日21:04
でも今回は、
＞市民連合は政権を批判する市民団体の体裁を取っているが、０１年から５年間のタクシン政権時代に利権を奪われた企業家らの資金提供を受けているといわれ、
と書かれている。
こちらの方がずいぶん的確だ。 こちらの方がずっと現実に近い認識だ。
もっとも、反タクシン派の煽動は、クーデター発生当時とちがって、すでにたくさんのボロが見え隠れしているので、もうタイ人も西洋圏の人もあまりまともに受け取らなくなってる。 英字紙で書かれているニュース記事の論調は、反政府デモにかなり批判的だ。 反タクシン派系の新聞社ですらデモにかなり批判的になってきている。
だから、この状況で、毎日新聞が前と同じことを書いていたら、相当マヌケだとは思う。
追記：
実は、今タイのあちこちで、大勢のタクシン派（政府支持派）が赤いシャツを着て集会をしている写真が出ているのだけど、これも実は作られたデモらしい。 というのも、政府支持者の多くは東北地方出身の農民なのだけど、東北出身の人によると、ここら辺の人は今ちょうど稲刈りの時期でムチャムチャ忙しく、デモに参加できるほどヒマじゃないらしい。 つまりこの赤シャツ軍団は何かのバックアップを受けて動因されているんだと思う。
同様に黄色いシャツを来て集会をしている反政府勢力も、何かのバックアップを受けて動員されている。
かわいそうなのは、こうやって政治の道具に使われている一般市民だ。
参考
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37331018&comm_id=987254
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タイの反政府団体 国会を封鎖
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=676390&media_id=2
【バンコク藤田悟】タイの反政府団体「民主市民連合」は２４日、約２万人のデモ隊を動員し、バンコク中心部の国会を封鎖した。上下両院の合同議会が予定されていたが、議員が議事堂内に入れず、延期となった。デモ隊は臨時首相府が置かれるドンムアン旧国際空港にも押しかけ、ソムチャイ政権打倒を唱えている。
タクシン元首相派の政権を批判し、８月下旬から首相府占拠を続ける市民連合は「最後の闘い」と銘打ってデモ隊を大量動員した。午後には国会から空港に移動し、空港と首相府で座り込み集会を続けている。空港で開かれていた緊急閣議が中断に追い込まれた。
政権側は、先月７日の警官隊とデモ隊の衝突で死傷者を出したことが世論の批判を浴びたため、強硬措置を取ることができず、政情は混迷を深めている。
市民連合はデモ拡大で首都に混乱を招くことによって軍の介入を誘発しようとの戦術に出たとみられる。
市民連合は政権を批判する市民団体の体裁を取っているが、０１年から５年間のタクシン政権時代に利権を奪われた企業家らの資金提供を受けているといわれ、タクシン派対反タクシン派の権力闘争の色彩が濃厚だ。
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