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2010年1月19日火曜日

イサーンで家を建てるとどうなるか (mixi05-u459989-201001191548)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
イサーンで家を建てるとどうなるか
2010年01月19日15:48
「イサーンで家を建てるとどうなるか」

・日本人をはじめとした外国人がイサーンに行く。
・その驚異的な物価の安さに驚く。
(サーロインステーキ・キロあたり180バーツ 約540円 ... 激安)
・家や土地も当然、ものすごく安い。野球場ぐらいあっても150万ぐらい。
・外人、思う。 「それぐらい買ってあげてもいいんじゃない? 自分も使えるし。」
・というわけで、土地を買って家を建てる。
 → 巨大な豪邸、庭付きで 300万いくかいかないかぐらい。
・外人、思う。「お得じゃん!」
・近所の人が頻繁に家を見にくるようになる。
・近所の人、思う。「ウチも欲しいなぁ」
・1年後、雨後のタケノコの様に家が建ち始める。
・外人、思う。「...みんな結構金持ってる?」
・近所の人、何故か金もないのに車や携帯などを買い始める。
・外人、ふたたび思う。「...みんな結構金持ってる...のか?」
・何故か、我が家で、問題続出。
 → 家畜が逃げたり、いきなり栽培していたさとうきびが枯れたり。
 → 問題は必ず外人が見ていないところで起こるところがポイント。
・しかたがないので、助けるハメに。
・数ヶ月後、何故か我が家で土地が増えている事に気が付く。
・数ヶ月後、我が家の車の使用頻度が増えている事に気が付く。
・数ヶ月後、我が家の生活費が、バンコクの富豪並になっている事に気が付く。
・外人、思う。「おいおい、バンコクだって、こんなに金かからんぞ」

(この辺で、語学のない外人はうんざりしてバンコクに帰っていく。)

・語学のある外人は、ある日気が付く。
・家畜は逃げた訳でもなく、さとうきびが枯れた訳でもないことを。
・外人、気が付く。 「黙って売り払って他の物を買っているじゃん!」
・外人思う。 「俺の投資金、どうなってんだよ!」
・外人、激怒する。
・イサーンの皆思う。 「外人って怒りっぽいなぁ」

・怒るのは出稼ぎのイサーン人も同じ。
・だけど出稼ぎのイサーン人は怒っても無駄な事を知っている。
・だから、何も言わないで、さっさとバンコクに戻る。
・イサーンの皆思う。 「あいつは、バンコクで働いて忙しいから。」

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イサーン人は、見栄っ張りだ。 だから自分の村の中に、自分よりもいい物を持っている人がいると、それが必要であろうとなかろうと、自分も欲しくなる。 それを借金をしてでも買おうとする。

これは贅沢病でも何でもない。 何故こういうことが起こるのか。 それは、イサーンが村社会であることと関係している。 村社会では、みなお金を一切使わずに、村の中の人々がみんなで助け合いで生活する。 そういうとき、村の中で突出して裕福な人がいると、色々「問題」が起こるからだ。

問題と言うのは、ひょっとしたら「体面上」の問題だけかもしれない。 部外者である僕からはよくみえない。 ただ、都会で暮らしていても似たようなことはあるかもしれない、とは思う。 例えば、都会に住んでいれば、綺麗な服装やアクセサリーをつけていないと、みんなから相手にされなくなって、色々と不利を飲まされる様になる事がある。 これと、似ているのではないか、と思うことはある。

いずれにせよ、みな負けないように、競って同じ物を買おうとする。 お金がなければ借金をしてでも買おうとする。

これが無数の弊害を生む。 村中借金だらけになってしまうのだ。

結果的に息子や娘をバンコクに出稼ぎに出して送金させる様になる。

のんびりとしたイサーンの暮らしと違い、バンコクの暮らしは決して楽ではない。 田舎の人が欲しがるようなまとまったお金は、まともに働いていたのでは、到底得られない。 ところが、イサーンの母の権力は絶対なので、それは許されない。 田舎に帰ることも出来ない。 母は笑う。「いくら大変だって死んだりはしないだろう」と。

ある人たちは、しかたがなく、麻薬に手を出したり、売春に身を染めたりということを始める。 バンコクでの「大変」というのは、イサーンの大変と違って、死んだりすることがあるのだ。 だけどイサーンの母はそれを理解しない。

またある人たちは、バンコクに行き、そこで新しい生活を始めたら、もうあまり母とは連絡を取らず、田舎から距離を取るのである。

(まとめ)
つまり、彼らにお金を渡して、村の中で一番の物を持つようになると、村の平均を押し上げてしまう。 結果的にまわりの人の所持欲を刺激してしまい、まわりの人も同じ物かそれ以上の物を持つようになる。 すると、最初にあなたがお金を渡した人も負けじとそれ以上の物を持とうとするようになる。 結果的に最初にあげたお金よりもずっと大きなお金を動かそうとするようになる。 動かそうとするお金がバンコクの富豪並になってくる。おめぇ どこの社長だよ! バンコクかよ! というツッコミも当然通用する。

「教訓」
イサーン人にまとまったお金を渡してはいけない。


ただ例外がひとつだけある。 もしもあなたが男なら、イサーンには、結婚する時に「結納金」を収めるという習慣がある。 もしあなたが女性の家に転がり込むなら、結婚するのであろうと、しないのであろうと、このお金だけは最初にポンと払っておいた方がよい。 相場は10~20万バーツだ。 このお金だけを払ってしまったら、あとは、あくまでも、タイのバンコクでの物価以上のお金は出さない方が良い。

ちなみに、あなたが女性であれば、なおのことお金は必要ない。 女性であれば、本来、絶大な権力をふるって息子を娘を旦那をバンコクに送り出し、お金をみつがせることができる。 もしもひたすらお金を払わされているのだとしたら、騙されている可能性が極めて高い。 もしも自分が家をたてたのに、色々な人がお金を貰いに来ているなら、99%騙されている。


コメント一覧
おかあつ   2010年01月19日 15:57
考察:

イサーン人(というかラオ)には、母系家族を持つ人と父系家族を持つ人といる。 ちなみに、多くの人は母系家族だ。

母系家族の場合、男性が女性よりもお金を持っているという状況自体が極めてまれなのではないかと思う。 そんな中、万が一、男性が何かの投資をしたりすると、それを女性が自転車操業の挙句、お金を出した男性に無断で売り払ってしまったりする。 これではうまく行く訳がない。 だけど、母系家族では、男性が女性よりもお金を持っている、という状況自体がとてもまれなのではないかと思う。 だからこれでよいのだろう。

一方、父系家族を持つ人たちもいる。 僕が今まで見たお金持ちのイサーン人やラオ人は、みんな父系家族だった。 これはお金を出す人と、お金を運用する人が一致しているからこそ、父系家族なのだろうと思う。

二胡niko♡プン   2010年01月19日 16:03
ずいぶん前にMPで知り合った娘が
故郷イサーンからお母さんがでてきてるのよ!
って・・

何も知らないおいらは
「優しいお母さんだね!」
って言った・・

おしゃべりも弾んで別れ際に
「お母さんだいじにしろよっ!」
って言ったら・・

「ほんとはお金をせびりに来てるのよ」
って涙ぐんだ・・

これが現実なんだな~
と思いつつ彼女と別れた・・
おかあつ   2010年01月19日 16:13
>「ほんとはお金をせびりに来てるのよ」

バンコクのイサーン人は母と会いたいとか、あんまり思わないと思います。
顔見れば、カネカネ、カネカネ、でうんざりしていると思います。
イサーンの母は、バンコクで働いたことがないので、お金の有り難味を知らないんです。
おかあつ   2010年01月19日 16:16
疑問:

イサーンの結納金制度は、僕が聞いている限り、父母の生活費なんだという。 結婚してしまって父母の面倒をみるはずだった娘が家を出てしまったら、父母の生活が成り立たなくなってしまうので、その分のお金を払う習慣が出来た、と聞いている。

であれば、結納金を払っているのに、娘がまだ父母の面倒を見ているというのは、イサーンの掟違反ではないのか。 亭主の父母は怒ってもよい場面なのではないだろうか。

誰かに聞いてみよう。
あび   2010年01月19日 17:32
それは、単に嫁いで行っても親子の縁は切れないので、面倒見ないわけにはいかないという事なのではないでしょうか。日本の感覚だと結納金というのは、嫁を大人になるまで養育してくれた両親に対する慰労金の意味合いなのだと思いますがねえ。
あび   2010年01月19日 17:44
ちなみに、ここ何日かの日記を読んで疑問な事があるのですが、イサーンの家長である母は、子供を出稼ぎに出して、都会での賃金労働の苦労が想像できずにタカりまくるのは、まあ仕方ないとして・・・。例えば、自分の娘が娼婦に身を落としたり、結果、死んだりした場合に娘を失ったのは自分がバンコクに出稼ぎに行かせた事に原因があるのではないか、というところまで思いは至らないものなのでしょうか。それとも、日本とは、人の命に対する感覚や相対的な価値が全く違っているんでしょうか。それこそ、子供は10人以上も生んであるから、一人ぐらいバンコクで出稼ぎ中に死んでも、大騒ぎするようなことじゃないっていうことなのかな。もしかしたら、私の娘がバンコクで死んだのは、劣悪非道な都会人が悪いからだ!とかなるんかな。
まはヴぃーら   2010年01月19日 17:45
この日記は面白い!
結納金という習慣はイサーン以外にもあるけど、その理由として、
「男なんてそのうち働かなくなっちゃうから」
というのも聞いたことがあります。あと新しい彼女のところに行ったきり帰ってこないとか、そういうこともあるし。
おかあつ   2010年01月19日 18:38
>結果、死んだりした場合に娘を失ったのは自分がバンコクに出稼ぎに行かせた事に原因があるのではないか、というところまで思いは至らないものなのでしょうか。

断言します。 100%、絶対に至らないです。

>それとも、日本とは、人の命に対する感覚や相対的な価値が全く違っているんでしょうか。

イサーン人の考え方は、日本人との間だけでなく、タイ人とも相当違っていて、今こうして思えば、タイの中でも激しく衝突しあっています。 何がどう違うのか、というのは、説明が難しいです。


前、アメリカ人がアフリカ人にメロドラマを見せて、反応をみる、という実験をしたんだそうです。 そうしたら、ドラマの内容とはまったく異なる、背景に飛んでいた鳥の種類の話をしたり、たまたまチラッと出て来た動物の話をしたりしたんだそうです。 アフリカ人はアメリカ人とはまったく違う認識をもっている、と結論づけてました。

でも、まぁ、そんなに珍しい話でもないかな、と、僕は思ってます。 だって、そういう人、いっぱいいます。 悲しいメロドラマを見せたところ、全然ストーリーとは関係ない背景にちらっと写った車が「アレは87年がたのレビンだった!すげー!」とか「おー、あそこの場面の背景に移ってたバイク、超珍しいNR86の98年型だよ!」とか、そういう事ばかり言う人、僕のまわり、いっぱいいます。 友達と喫茶店にいて話をしていたら、おもむろに、「おー!これエバンスの78年物じゃん!」とかいいはじめて、何の事かと思えば、BGM に流れているジャズの演奏者のことだったりとか。

これは、その人が、人生の中で、大切だと考えてフォーカスを当てているものが、他の人と違うから起こるんだと思うのです。

多分、イサーンの人も、そういう感じで、生活の中で大切だと思っているものが、都会人と全然違うんだと思うのです。




だから、

>一人ぐらいバンコクで出稼ぎ中に死んでも、大騒ぎするようなことじゃないっていうことなのかな。もしかしたら、私の娘がバンコクで死んだのは、劣悪非道な都会人が悪いからだ!とかなるんかな。

そのどちらでもないです。 じゃぁどうかんがえているかというと...



そういう因果関係はあまり考えないのです。 娘が死んだのは、精霊(ピーっていうんですが)の仕業だから、お寺でおはらいをしなければいけないとか、悲しみを乗り越える為に、お寺に行って神に祈る事で心を落ち着ける事(タンブン)をしたりとか、そういうことをします。

だから、すごいいい人たちなのだけど、結果的に娘を搾り取るような結果になってしまうのです。 娘もそういうやさしい母に本当のことは打ち明けないのです。

イサーン文化は、心の文化で、人々がみんな心の事しか考えないのです。 気持ち中心。 気持ちの事しか考えないのです。 この様な国にお金という極めて現実的な物が入ってくると、まるでパンドラの箱を開けてしまったように、ありとあらゆる災いが起こります。

僕も怒ってばかりいるので、これはどうもつまりピーが入ったらしく、今度お寺に行っておはらいをすることになりそうです。 実はこれはピーでも何でもなくて、単にお金の問題なのだけど、そう考えるのは、僕の偏見なのかもしれません。



さて、じゃぁこの間にたって、どう振る舞えばいいんだろう。
まさに「神のみぞ知る」です。
おかあつ   2010年01月19日 18:45
>結納金という習慣はイサーン以外にもあるけど

案外、結納金の習慣がある地方の方が男は自由なのかもしれませんね。
watchiing tree   2010年01月19日 18:47
イサンの女性と結婚して、可哀相に馬車馬のように働かされて、オコズカイも使えず感謝もされない可哀相な日本人男性を知っています。

「本当は好きなんでしょ?」と聞いたら、「お金を採ってくればそれでいい存在。死んでもいいくらい恨んでる」だって。。。
「だったら別れれば」と言っても「働けないから」って自分は楽したいんだよね。。

その他、宝くじで300万当ったのに(旦那さんの買った物を見てきてあげると言ってボッタくった!!)日本のパチンコで全て使い果たし、結局カード離婚。

その際、その旦那は根こそぎ取られてましたね、家も、子供も、養育費も。
話を聞いたら、1度タイで結婚していて出稼ぎで来たもう一人の日本人とも結婚歴があった。

(まとめ)
ああ、家族は自分を助けてくれる、保険のようなもので、お金を稼ぐ道具として考えてるな。そんな罪悪感もなしに、面倒見てやってるんだから当然だってなかんじかな。。。

と近頃思いますね、彼らを見てると。
子供は将来の面倒を見てもらうためって言ってるし、心底そう思っているんでしょう。。

娘が死んだら、「バンコクが殺した!!」と非難するに違いないが、愚痴るだけで法的集団は取らないだろうし、それだけの手間をかけるマメさや緻密さは全くなさそう。。。

有る意味天才かも知れない(笑)
おかあつ   2010年01月19日 18:58
>その際、その旦那は根こそぎ取られてましたね、

それは、イサーンの文化とはまったく関係なく、単にその女性が悪い人だったんだと思います。イサーンでそれをやったら間違いなく悪人のレッテルをはられます。 日本人はM系というか、されるがままの人が多いので、悪いイサーン人からすると、やりたい放題のカモなんだと思います。


>ああ、家族は自分を助けてくれる、保険のようなもので、お金を稼ぐ道具として考えてるな。そんな罪悪感もなしに、面倒見てやってるんだから当然だってなかんじかな。。。

そう思うのは、簡単なのですが、そうではないです。
おかあつ   2010年01月19日 18:59
>日本人はM系というか、されるがままの人が多いので、悪いイサーン人からすると、やりたい放題のカモなんだと思います。

多分、その女性が僕とひとことでも話したら、真っ青になって逃げ出していたでしょう。
僕を敵に回すと怖いですから。
watchiing tree   2010年01月19日 19:02
 父系家族。
私のその友達もいさんの父系家族だった。

小さい頃からお金を握ったお父さんは、女遊びも含め、好き勝手やって女を作って家族を捨てた。

その子はそれで日本人と結婚したが、始め男性がお金を握るのが当然だと思っていたみたい。

私も含め「日本では女性が家計を握る」と教えたら、このようにしっかりお金を握り、旦那をと小間使いのように使うようになった。
娘もある意味同様で、お使いをさせたり、手伝いをさせたりと上手くおだてて使っている。

その上、宗教にはまり何10万単位で家計費を寄付している。

私は思う。
「彼女にお金を握らせたことは良かったのだろうか???タイのイサン人が父系家族なのにはそれなりの理由があるのではないかと。。。」
おかあつ   2010年01月19日 19:10
その子の生育歴って結構変わっていると思います。 読んでいて思ったのですが、その子の家は多分父系家族ではないです。 そのお父さん、性格的にはどうかんがえても母系です。 小さいころからお金を握る、ということもイサーン(というかラオ)ではまずありえない事です。 つじつまがあいません。

自信ないですが、ひょっとしたら、華僑の家なのかもしれないです。 それならつじつまがあいます。 母系のラオと、父系の華僑がどうやって結婚して家族を作って来たのかというのは、僕は結構不思議だと思っていて、誰もいわないけど、結構苛烈な話がいっぱいあるんじゃないかと想像しています。

watchiing tree   2010年01月19日 19:18
丁度入れ違いになりましたね。
おかあつさん、丁度mixi見ていたみたいですね

>日本人はM系というか、されるがままの人が多いので、悪いイサーン人からすると、やりたい放題のカモなんだと思います。

多分、その女性が僕とひとことでも話したら、真っ青になって逃げ出していたでしょう。
僕を敵に回すと怖いですから。


 そうですね、この女性はとても悪だけど、日本がそうさせてしまった面と、彼女の本質があると思うんです。

タイ人も以外に限度を知らないというか、やれるところまで突き詰めるところがあるように思います。

それはタイ人同士でも同じなんだけど。。

だから、タイ人はある程度のところで「ビシ」っとしますよね。そうしないと自分自身を守れないというか。。。

ニコニコ、バシッ

ピシャリとやることで自己防御することを知らない日本人が、結果Mにされてしまうのではないかと。
タイ人気質はこういう環境が作り出すのかとも思っています。

そう、お金を与えちゃうこともそうだけど、人前でお金もないのに得意げに奢る(もちろん好意もあるけど)とか、高いものを無理に買って自己を見せつけようとしたりなども、あまり刺激しちゃいけないのかも(笑)
watchiing tree   2010年01月19日 19:39
そうですね。
確か、片方が華僑でしたョ。

私も思うんです。
現在は華僑って言っても、基本的に同じ環境で育ったタイ人同士って多いじゃあないですか?

でも、色が白くてきれいだから。。みたいな理由で恋に落ちて結婚しちゃったカップルは辛辣な結婚生活だったんだようなって。

まあ、この女性もある意味そんな環境の被害者なんだと思います。
国際結婚も難しいけど、イサン×華僑も、文化の違いってじわじわとアッパーブローのように効いてくるんじゃあないかな~~??

でも、日本人からすると「助けて」っていって男にタカる女性(彼らがどう思っているかは不明)、そしてそれがいつの間にか当たり前になってっちゃうって割合は多いよな~~。

本当、日本人の男性は、女性に大声出されちゃうと言いなりになっちゃうけど、それを見越して凄ませる女にしちゃうって罪もあるけど。
その点白人は毅然としているからそうはならない。

もめるのを嫌う傾向にある、日本人気質はカモになり易いですよね。

しかし、こんなはなししたのおかあつさんが初めてですよ。
結構貯まってたのかも
おかあつ   2010年01月19日 20:15
>現在は華僑って言っても、基本的に同じ環境で育ったタイ人同士って多いじゃあないですか? でも、色が白くてきれいだから。。みたいな理由で恋に落ちて結婚しちゃったカップルは辛辣な結婚生活だったんだようなって。

まず、華僑ですが、タイよりもずっと大きくて複雑な文化をもっています。 華僑と一言で言っても、潮州や客家、台中とか、ものすごくたくさんの民族がいる、ということを知る必要があります。 それぞれ、言葉も違うそうです。 僕が知る限り、みんな父系です。 加えて、タイに移住してきた年代によって、まったく違う考え方をもっているんだそうです。 同じ民族でも年代が違えばまったく話は合わないそうです。

そして、タイは、移住者に必ずタイ人と結婚する事を義務付けていて、その土地や金品の財産はすべて子供に相続しなければいけないことになっています。 だから、タイは「ハーフの国」です。

だから同じ環境で育った、という人は多分あまりいない(というかほとんどいない)んだと思います。

ちなみに、ラオ(イサーン)は戦争で負けて(というか戦わず降参して)タイの属国になった経緯があるので、バンコクの人と違ってハーフの人はあまりいません。



ちなみに、日本にいるタイ人ってすごく独特です。 僕は日本でタイ人を見かけてもまず話しかける事はありません。「悪人」の確率、高過ぎです。 面倒くさいので話しかけません。
watchiing tree   2010年01月19日 22:28
そうですね。
確かにタイ人と結婚しないと、外人は自分の資産になりませんけど、義務付けですか?
タイ人にしか資産の譲渡が認められていないって事ですよね?

>ちなみに、日本にいるタイ人ってすごく独特です。 僕は日本でタイ人を見かけてもまず話しかける事はありません。「悪人」の確率、高過ぎです。 面倒くさいので話しかけません。

同感です。
擦れてる人多いです。
元来、頑固な自己主張のきらいがある人が、プライドだけ膨らんでそうなるのか判りませんが。。。

でも、確かに、きちんとした人もいるのですから彼女が特殊ですね、そう言われれば。
タイ人と括ってしまってはいけません(反省)
随分と腹にすえかねていたもので。。。

タイできちんと生活している現地のタイ人や、日本に来たばかりのタイ人とは違いますね。

おかあつ   2010年01月20日 07:42
>タイ人にしか資産の譲渡が認められていないって事ですよね?

これは外人から見ると「なんだと!?」という感じもします。 だけど、タイはこの制度があるからこそ、どんなに外国から優秀な人を呼び込んでも国を乗っ取られることなく、国益を守ることが出きるんだと思います。 これは、シンガポールやマレーシヤが華僑に国が乗っ取られてしまったのと対照的です。 この制度があるから、タイは東南アジア最強の国でいられるんだと思うのです。

タイは外国に対して開けっぴろげです。 タイをバカにしている外人がビザなしでどんどんタイに入ってきて、どんどん勝手にビジネスをやっています。 日本でこんなことをしたら、一発で外人に国を乗っ取られてしまいます。 でもタイはまったく大丈夫です。 タイにはこんな無茶をしても大丈夫なコミュニケーションスキルがあるんです。 タイ人しかタイに財産を残すことが出来ないという法律は、そのコミュニケーションスキルのひとつじゃないか、と僕は思うことがあります。

こうやってタイ人が苦手な特殊スキルをもった人材を外国からたくさん輸入しているから、タイは強いんです。

>タイ人と括ってしまってはいけません(反省)

一時期、日本人は出っ歯で、金持ちで、固まって行動してばかりいて、ブランド品を買い漁ってばかりいる、と考えられていました。 だけど、これは、つまり、いわゆる「外国に行くような日本人」の行動であって、日本人一般の行動とははるかにかけ離れていました。

外国にいる外人を見たとき、どうしてもその人に関する情報が少ない為に「出っ歯の日本人」と同じように捉えてしまいがちですが、もしも真剣に理解したいと考えたら、あちこちに出向いて色々な人を見る必要がきっとあるんだと思います。

 
出展 2010年01月19日15:48 『イサーンで家を建てるとどうなるか』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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