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2007年8月26日日曜日

富士山 (mixi05-u459989-200708261205)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
富士山
2007年08月26日12:05
今日は、車好きな旧友Kと富士山まで夜のドライブに行って来た。 夜出発して、朝2時ぐらいについた。 山の上は、一足早く秋の装いでとても涼しかった。

富士山の5合目なんてすぐ上れるよ、と思ったら大間違いで、五合目の駐車場はいつも満杯で停められない。 5合目まであと2キロ3キロという地点で車がずらっと並んでいるのをみることになる。 ここに車を停めて5合目まで歩くのだ。

というわけで、とても静かな暗がりの星降る美しい星空の下、むさい男ふたりで手をつないで歩いた。 僕はホモだったのだろうか。 否。 実は、僕のベストフレンドの1人であるこの10年来の付き合いの旧友Kは全盲なのだ。 彼が人気の多い富士山の5合目で何故か崖から転落して遭難してしまうという「こういう死に方だけはしたくない」というような目に会わないように手をつないで歩く必要があった。 もっとも、彼は歩くのが非常にうまく、富士の闇夜の中、僕も目が見えないというこの状況では、彼の方が歩くのは速い。

山って言うのは不思議だ。 山に登ると、何故か気持ちが研ぎ澄まされたような不思議な感覚になる。 世俗のつまらないイザコザから離れて、自分に戻ってきたような鋭い感覚がある。

最近、なかなか色々と面倒くさいので、こうやって山に来るのは新鮮で楽しかった。

本当に久しぶりに車でドライブした。 海沿いを走る夜の西湘バイパスは、海が月に照らし出されて本当にきれいだった。 スピードを上げると、遠くの建物があっという間に手前まで近づいてくる。 そういう非現実的な風景は、セカンドライフで空を飛ぶ風景を思い出させた。 だけど、これはセカンドライフじゃない。 匂いもある、音も痛みも喜びもある現実の世界なのだ。 これは何物にだって換えられないのじゃないか、と思う。


もともと出かけるときも結構眠かった上、昇り降りで結構時間がかかってしまって、朝7時になってもまだ家に帰り着かなかった。 旧友Kの家は僕の家からだいぶ離れているのだが、まだ到達していなかった。 居眠り運転寸前になったところで、コンビニの駐車場で寝てしまった。

ちょっと寝て、さっき帰ってきた。 うちの母は何故か突如韓国に旅行に行ってしまったのだが、今日が出発日だった。 家に着いたとき、母は既に居なかった。 そのうち帰ってくるだろう。


今日 村上龍のメーリングリストJMMを見たら、朝青龍の話が出ていた。 文章の趣旨は、朝青龍問題は実は怠惰でもルール違反でもなく、実は国際交流上の問題なのだという点で、とてもかゆいところに手が届く意見だった... でも、僕の方が、ロシア文化の事を知っている分、ちょっと分がありそうだった。

この間書いた文章、投稿しちゃおうかな... なんて (^-^;
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=522577853&owner_id=459989




見る人も多いし、相手が相手だし、投稿するなら、きちんと恥ずかしくないように加筆訂正しないとダメダメだ。 きちんとするのは、大変だな...。


コメント一覧
かずノ助   2007年08月26日 14:11
旧友と深夜のドライブに富士山かぁ。
こんな贅沢な時間も必要だよねぇ♪
 
出展 2007年08月26日12:05 『富士山』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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