FLAGS

MENU

NOTICE

2007年8月22日水曜日

セカンドライフ について (mixi05-u459989-200708222301)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
セカンドライフ について
2007年08月22日23:01
セカンドライフやっているとすごく違和感を感じる。 僕はかなり当たらし物好きで、こういう新しいものだから違和感を感じるということは滅多にない。 自分でも何故かわからない。 使い方をちゃんと覚えているワケではないのではっきり断言できないけれども、漠然と違和感を感じる。

そんななか、昨日、ドラえもんのアバターを作ろうとして挫折したのは悔しかった。 そんなところ、今日ぶらっと行ったビックカメラでセカンドライフ公式ガイドという本があったので、買ってみた。

その本には、使い方から始まって、セカンドライフの歴史の様なものも書いてあって、興味深く読んだ。 サービスインから既に4年ぐらい経っているのだそうで、結構古いシステムなんだなと思った。 やっぱりうすうすそうじゃないかとはおもってたけど、OpenGLを採用しているらしかった。 そうじゃないと、MacOSX/Linux各システムとプログラムを共用できないモンね。

ところで、セカンドライフを見ていて、覚える違和感って何なんだろうと考えていると、これって、ひょっとしてアメリカを見て感じる違和感と同じじゃないだろうか、と思い当たった。

この公式ガイドにもこういう文章があちこちに見られる。

---引用---
... しかし住民の制作物に税金を貸すというのは、政治的な意味では賢明ではありませんでした。この事は後に大きな事件をもたらします。(中略)そこで、現実世界のように、草の根の社会運動が、仮想世界で形成され始めたのです。それから数週間で革命が起こりました ...
---引用終わり---

こういうことがしきりに書いてある。 僕はクーデター中のタイから帰ってきたばかりで、この文章を読むとけっこう強い違和感を覚える。 世界中にはいろいろな国がある。 そういう風な草の根活動が起こる国ばかりじゃない。

例えば、タイはクーデターが起きたり軍が政府をぶち壊したりしているが、お気楽主義なので草の根活動なんて絶対発生しない。 ところが、これでものすごくうまくいっている。 これはこれで、ものすごくよく出来たシステムなのだ。 このシステムだからこそ、何百年にもわたって誰からも侵略されずに、独立を保ってこれたわけなのに、アメリカは、民主主義という名の下に、こういうユニークな文化を持つ国にも土足で踏み込んできて、自国の尺度を押し付けて、文句を言って圧力をかけてくる。 実に余計なお世話な国だ。

セカンドライフを見ていると感じる違和感って、これと同じなのじゃないだろうかと思う。

国によって、人間関係の持ち方社会のあり方は千差万別だ。 その違いこそが文化なのだと思う。 だけど、セカンドライフは、アメリカの文化・人間関係のありかたに特化してシステムが作られているように感じる。 それを他の国に持っていって、お前もコレをやれ。 コレが第二の人生だ。 と押し付けているように感じてしまう。

僕は、ICQというインターネット黎明期に流行ったチャットソフトがとてもすきなのだけど、ICQはとてもよく考えられたシステムだと僕は思う。 あれには「ランダムチャット」という仕組みがあるのだけど、未だにあれを超える 出会いのシステムは生まれていないと僕は思う。

http://www.google.com/search?q=%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88

これこそが、人間の出会いをよく観察して作られたシステムだと僕は思う。 これを使っているときはまったく違和感は感じない。 とても楽しい。 もっともICQは素晴らしい機能にも関わらず、Windowsにプレインストール済みという強みを持ったMSNにあっという間に駆逐されてしまうわけだけど...。

往々にしてプログラマというのは、人間観察力が低い。 高い論理能力とそんな心的センスを両方持ち合わせている人というのは、きっとすごくまれなんだと思う。

もちろん、セカンドライフは現存する仮想空間の中で、もっとも優れたシステムである事には間違いない。 多分今後5年の間ではもっとも主流になるシステムである事は間違いないと思う。

というわけで、公式ガイドも買ってきた事だし、大嫌いだけどセカンドライフを極めてみようと思います。


コメント一覧
 
出展 2007年08月22日23:01 『セカンドライフ について』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




おかあつ日記メニューバーをリセット


©2022 オカアツシ ALL RIGHT RESERVED