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2007年8月22日水曜日

(質問)高飛車な西洋人のやっつけかた (mixi05-u459989-200708220522)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
(質問)高飛車な西洋人のやっつけかた
2007年08月22日05:22
最近、セカンドライフをやっている。 まだはじめたばかりで、なにも出来ないんだけど、とりあえず、セカンドライフは学習要求レベルが高いと僕は思う。

セカンドライフできちんと生活を送るためには、たくさんのPC操作スキルが必要である場合が多い。しかも、要求されるPC操作スキルもちょっと並みではないと、僕は思う。 すくなくとも、うちの母や祖母にやらせても絶対に出来ないと思う。 mixiならうちの母でも出来るが、セカンドライフは絶対無理だ。

操作スキルというものは誰でも獲得できるものだが、獲得するにはそれなりの時間の投資が必要だ。

僕はパソコンの操作は苦手ではない... だけど僕の専門はプログラミングなので、あんまりあれこれと他の事の学習に時間を割きたくないというのが正直なところだ。 自分の専門以外の技術は、出来る限りシロウトで居たいのが本音なのだ。

でもこれは、実は、専門技術を極める上ですごく大切な姿勢で、こういう奥が深いものをやっていると、世の中には興味深いものがたくさんあるので、どうしても、あれこれと手を出したくなってくる。 そうやって欲望の赴くままにあれこれやっていると、学習時間がぜんぜん足りなくなってどれも極められなってしまう。 これはものすごくよくあるアンチパターンだ。 ちなみに、これは僕が考えた事じゃなくて、技術書=Perlクックブックかなんかに書いてあった言葉の受け売りだ。

で、セカンドライフだけど、これは、僕は色々いじって思うけど、明らかに誰でも使えるソフトじゃない。 素直にやらないといけない操作能力を勉強していくと、果ては 3DCADの操作並みの操作能力を要求される。 これはいくらなんでもあんまりだ。

下手したら、リネージュの経験地稼ぎの方がよっぽど簡単で楽しいかもしれない。


とはいえ、僕はセカンドライフをやっていて、出来ないのも悔しいのでちょっとアバターを人間以外の動物に変えようと試みた。 チェブラーシカか、ドラえもんがいいかな、と思って作り始めたけど、やっぱり一筋縄ではいかなかった。 出来なかったのだ。 変わりにユキダルマの様なものが出来た。

ところで、セカンドライフは結構日本人が少ない。 僕はセカンドライフはとても西洋人的なソフトだと思う。 というか実は僕は、それ以上にセカンドライフがとても偏ったシステムだと感じている。 いつか、きちんとセカンドライフのシステムの批判をしてみようと思っているのだけど、それはさておいて、とにかく、セカンドライフは明らかに日本人・アジア人向けではない。 西洋人、それもアメリカ人向けで、多分イタリア人やイギリス人向けじゃないように思う。

システム内での、コミュニケーションの方法、付き合い方、その他が、アメリカ人の「プライベート」「パブリック」をはっきりと切り分ける付き合い方にあわせて作られているからだ。 それは明らかに日本人を含む、アジア人向けではないと思う。だから、日本人が少ないのではないかと思う。


ま、とにかく、ジャパンリゾートという場所があって、ここにいくと日本人が居る。 でも、見ていると、実はその中にも、かなりのヨーロッパ人が来てる。

で、ここに、動物アバターの作り方が上手な人が居た。 この人は上手にシマウマを作っていて、まぁよく作ったなぁと思った。 なんかオランダ人なんだそうで、僕のユキダルマを見て、色々自慢を始めた。

別に僕は、ユキダルマでも全然構わないし、アバターが作れないからといって自分がバカだとも思わない。 かけてる時間の差でしかない。 でも何かバカにされたみたいで、話しかけるからせっかく相槌を打っていたのに、なんかシカトして、いってしまったので、メチャメチャ腹が立った。

そうかと思うと、誰かが「凄いね」とかいっていて、「別に、楽しいから作っただけよ」とか言っちゃって。 うーきもちわりー。

セカンドライフでそこまで命かけて、どうすんの?? でも、そこでバチっと言い返さなかったので、何かモヤモヤが残って気持ち悪かった。

僕は、人の能力なんて、備わってるか、備わってないかの差でしかないと思う。 経歴・年齢・経験年数なんて、関係ない。 その時点でそれが出来るか出来ないかの違いだけだ。 それはお年寄りでも子供でも同じだ。 そのときにやらないといけないことを学習して出来るようにする、それだけの事だ。

だから、誰かが何かを出来ないということを馬鹿にするのは実に無意味な事だと思う。 出来なければ練習すればいいだけの話で、その必要がなければ練習はしなくていい。 その人は、それが出来ない代わり他にで出来ることがあるはずなのだ。

ところが、結構アメリカ人 ... それもちょっとレベルの低いアメリカ人に多いのだけど、自分が出来る事を人の出来ないこととやたらに比べることで相手をやっつけようとする、みみっちいヤツがいる。

あれをうまくかわすいい方法ってないものだろうか...。


P.S.

ところで、これは、もっとくだらないヤツのすることだけど、セカンドライフを見ていると、初心者イジメみたいなことに命をかけているヤツが居るみたいだ。 僕もなんか始めたばかりのころやられた。 これが、あの流行の「サイバーブリー」ってヤツか!と思った。 アメリカって病んでるな...。


P.S.2
僕はAM1:00以降よく居ます。
それ以前の時間でも、時間を言ってもらえれば、その時間に行きます。


コメント一覧
ジャコビ   2007年08月22日 06:41
おかあつさんの日記をよんで、そうか! などと勉強してしまいました。
おかあつ   2007年08月22日 13:40
えーホントですか...?
佐々木治   2007年08月23日 17:54
初めまして、足跡たどってきました。

HIGASHI GINZAの海側に公園作ってます。

出没時間は不定期ですが、都合があえば是非。

Music1951
 
出展 2007年08月22日05:22 『(質問)高飛車な西洋人のやっつけかた』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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