ハイスクール・ミュージカルのテーマソングには、オフビートから始まるリズムが現れます。しかし日本人には『1拍目オンビートから文章を解釈する。その前にある音は全て無視する。』という習慣がある為、そこに音があることに気付きません。
その地点をビデオ中でわかりやすく図示しました。
【日本人は裏拍を無視する】ハイスクール・ミュージカルのテーマソングには、オフビートから始まるリズムが現れます。しかし日本人には『1拍目オンビートから文章を解釈する。その前にある音は全て無視する。』という習慣がある為、そこに音があることに気付きません。
— 岡敦🇯🇵 (@ats4u) October 11, 2022
その地点を図示しました。 pic.twitter.com/s7Aufw4RCf
英語は、この様に文章が小節の頭から始まらず、また日本人は小節頭前の音を無視するため、日本人は必ず文頭を聞き漏らしてしまい、その後の文章を全て1つずれた状態で解釈しようとしてしまいます。 ─── これが日本人が英語が聴き取れない理由です。
逆に日本人は、この様に小節の頭の後ろに休符が入ったあとで演奏されるオフビートを聴き取ることは出来ます。これを私は『後追いオフビート』と呼んでいます。
この『後追いオフビート』は白人が編曲したポップスにはしばしば現れますが、黒人が編曲したジャズやファンクにはほとんど現れません。
逆に日本人は、この様に小節の頭の後ろに休符が入ったあとで演奏されるオフビートを聴き取ることは出来ます。これを私は『後追いオフビート』と呼んでいます。
— 岡敦🇯🇵 (@ats4u) October 11, 2022
この『後追いオフビート』は白人が編曲したポップスにはしばしば現れますが、黒人が編曲したジャズやファンクにはほとんど現れません。 pic.twitter.com/bpWOqgWGRH
日本人が編曲したジャズには、後追いオフビートしか現れません。上のハイスクール・ミュージカルのビデオ中「うぃる」で示した『先駆けオフビート』は絶対に現れません。これが日本人のジャズが退屈でグルーヴしない理由です。そしてこれは、日本人が英語が話せない理由と全く共通です。
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