髪の毛を切った。
2007年09月28日01:33
久しぶりに普通の日記です。
今日は超久しぶりに髪を切ったのです。
◇
僕は5年ぐらいずっと切ってもらっている美容師さんが居る。 渋谷のお店で、もうこの人以外に自分の髪の毛を触らせたくない。 すごく上手で ... というか髪型の好みの波長が合うというか... いつも「短めで」「長めで」ぐらいしか注文してないのに、すごくきれいな髪形にしてくれる。 何も言わなくても納得できてしまう。 魔法の様なセンスの美容師さんだ。
ところが、前回日本に帰ってきたときにお店に行ったら、帰りに外で「実は店移ることになりまして... 」 との旨を伝えられた。 その人は九州出身で、上京してからずっとここで働いているのだそうだが、ついに移籍することになったそうだった。 きれいな案内のハガキをくれた。 表参道だった。
それで、僕はまたタイに行ってしまった。 そのときからまる1年滞在する事になった。 それで6月に帰ってきたのだが、実は僕は基本的な荷物を全部タイに置いてきている。
それはともかく、僕も髪が伸びた。 いい加減切りたくなってきた。 それでそのハガキのことを思い出して、かばんを探してみたのだけどどうにも見当たらない。 きっとタイに置いてきたんだな...と思った。
荷物を旅先に置いてくると、そういうハガキみたいな細かな荷物が紛失することがとても多くて心配だった...だけど、たったハガキ一枚のために、タイに行くのもばからしかったし、実は、タイに色々と残してきた関係で、行くといろいろとしなければいけないことがあった。 あぁ来てくれたの?とかいって余計な仕事を増やされてしまう可能性が高く、そうやってズルズル仕事をするのも正直もうイヤだった。
とはいえ、タイ人に探してもらうにしてもみんな日本語が読めないし... 気持ちのどこかになんだか引っかかり物が残ったようで気持ち悪かった。
ダメモトで前の美容室に電話してみたのだけど、案の定行き先は教えてくれなかった。 冷たくあしらわれてしまった。 そりゃそうだよな。 客をゴッソリ取られたわけだし...。
でもあまりにも髪の毛が伸びてしまったので、近所の美容室に行って髪の毛を切ってもらったこともあった。 先々月の事だ。 結果は大失敗だった。 店の子は若い子だったが、何かまったく波長が合っている感じが得られなかったし、美容師さんも「ヤベ、失敗だった!」と思っているのがミエミエだった。 僕は別に怒ったりはしなかったけど、その後、髪型がどうにも収拾が付かなくなってしまって、どうにもこうにも、困ってしまった。
僕はあんまりファッションに気を使わないほうだけど、髪形だけは別だ。 髪型が気に入ったようになってないと、すべてが気分よくない。 最近はもう髪の毛が究極のボサボサで、もーれつア太郎のイヤミのような状態になっていた。 何か外に出るのもいやになってきて、ホントよくなかった。
万が一ハガキが見つかっても随分時間が経ってしまったので、ひょっとしたらまた移籍しているかもしれない。 もう切ってもらえないかもしれないな、とか思い始めていた。
=====
そんな今日この頃...
僕は最近よく日記に書いているように、最近は暗号技術の応用方法についてばかり考えている。 でもタイトルに「暗号」とか書いてあると、いきなり足跡が激減するので、きっと懸命な読者の皆様は、鋭い勘を駆使することで理論系の日記との衝突を避けているのだと思う。 とにかく、僕は最近、暗号の事で頭が持ち切りなのです。
考えている事がすごく抽象的なので、考えているうちに自分でも何を考えていたのかわからなくなってしまう。 これはイカンと思った。 それでふと、自分で記号を作ってみたらどうだろう、と思いついた。 考えている事は、とても言葉にしづらいものがあるので、それをきちんと表現できる記号があれば解決できるかもしれない。
何故僕がそんなことを考えたかといえば、それは僕がいつも旧友で数学博士のツッキー氏を見ているからかもしれない。 何か新しい発想を得たら、それを記号化するところから始める、そのルールは自分で決めていいんだよ、みたいな話をしょっちゅう聞いていたからだ。
記号の話は、そういえば、僕が前読んでいた数学の本になんか書いてあったので、参考にしてみようと思い、結構久しぶりにその数学の本引っ張り出してきた。
そうしたら、その数学の本の間に、その美容師さんのハガキがはさまっていた!
これは大発見だ!
なんだこんなところにあった!
探しても見つからないわけだ!
僕は数学の本を読むことで大発見をして、喜び勇んで、美容師さんに連絡を取った。
さっきも書いたけど、最悪のケースとして、美容師さんがそのお店を即座にやめてしまうというパターンも予想していた。 こうなってしまうと、もう永遠に連絡先がわからなくなってしまう ... それをとても恐れていたのだけど、電話したら、その美容師さんが電話に出たので、ホントうれしかった!
=====
というわけで、今日表参道まで髪の毛を切りに行った。
その美容師さんは元気そうだった。
僕は、なんというか最近すごく性格が特化してしまっているので、普段話す話がややこしすぎる。 それは自分でもわかっているのだけど、今はそういう時期なので仕方がない。こうやって考えた事を、ちゃんと人がわかる言葉に置き換えるフェーズまで到達してないから仕方がない。 僕にはどうしても、そういう時期がある。 だから、あまり話しは出来なかった。
それに、前の店で何かしらのトラブルがあったであろう事は、予想に難くなかったので(移籍することでかなりのお客さんを連れてきてしまったわけだから)あまり根掘り葉掘り聞くのもちょっと気が引けた。
そんなわけで言葉少なだったのだけど、でも何も言わなくても、きちんと気に入ったようにしてくれるセンスのよさは相変わらずだった。 すごくうまくやってくれた。 それにすごく丁寧にやってくれた。
お礼を言って店を出てきた。
ホント久しぶりに髪型がきちんとなったのだけど、こんなに大きく気分が変わると思わなかった。 何か極端な言い方だけど、自信が戻ってきたような感じだった。
なんというか、人の視線が違う。 髪がボサボサだと、何かいつも白い目で見られているような変な感じがする。 気のせいなのかなぁ... それって。 でもどうやって工夫して髪を作ってもそういう感じがする。
でも、髪がピシってすると、何か人の視線が変わる。 白い目で見られている感じがなくなる。 気のせいなんかなぁ...。 でもあると思うんだよなぁ。 白い目で見られる感じが続くと、なんか気持ちまでみすぼらしくなってきちゃうんだよな...。
とにかく髪型がピシッとすると精神衛生上ムチャムチャいい。
人間中身で勝負だ!とか言ったって、「いや、僕は暗号理論が得意で ... これこれこんなことをやっているんですよ!」 とかいいだしたら、ミクシ日記に書いただけでも足跡が激減するぐらいなのに、実世界でやったらタイヘンなヒキかたをされてしまう。
きちんとした身なりをしていれば、それなりに相手にしてもらえるなら、きちんとした身なりをしたほうがいいと僕は思う。それに、ボサボサな格好をしても人から認められるほど、功績も実績も実力もないしな。
◇
帰りに表参道から原宿まで歩いた。 あのあたりの街並みはとてもきれいで、そろそろ秋っぽい風情が漂うころで、なんかとてもいい雰囲気だった。
今日は超久しぶりに髪を切ったのです。
◇
僕は5年ぐらいずっと切ってもらっている美容師さんが居る。 渋谷のお店で、もうこの人以外に自分の髪の毛を触らせたくない。 すごく上手で ... というか髪型の好みの波長が合うというか... いつも「短めで」「長めで」ぐらいしか注文してないのに、すごくきれいな髪形にしてくれる。 何も言わなくても納得できてしまう。 魔法の様なセンスの美容師さんだ。
ところが、前回日本に帰ってきたときにお店に行ったら、帰りに外で「実は店移ることになりまして... 」 との旨を伝えられた。 その人は九州出身で、上京してからずっとここで働いているのだそうだが、ついに移籍することになったそうだった。 きれいな案内のハガキをくれた。 表参道だった。
それで、僕はまたタイに行ってしまった。 そのときからまる1年滞在する事になった。 それで6月に帰ってきたのだが、実は僕は基本的な荷物を全部タイに置いてきている。
それはともかく、僕も髪が伸びた。 いい加減切りたくなってきた。 それでそのハガキのことを思い出して、かばんを探してみたのだけどどうにも見当たらない。 きっとタイに置いてきたんだな...と思った。
荷物を旅先に置いてくると、そういうハガキみたいな細かな荷物が紛失することがとても多くて心配だった...だけど、たったハガキ一枚のために、タイに行くのもばからしかったし、実は、タイに色々と残してきた関係で、行くといろいろとしなければいけないことがあった。 あぁ来てくれたの?とかいって余計な仕事を増やされてしまう可能性が高く、そうやってズルズル仕事をするのも正直もうイヤだった。
とはいえ、タイ人に探してもらうにしてもみんな日本語が読めないし... 気持ちのどこかになんだか引っかかり物が残ったようで気持ち悪かった。
ダメモトで前の美容室に電話してみたのだけど、案の定行き先は教えてくれなかった。 冷たくあしらわれてしまった。 そりゃそうだよな。 客をゴッソリ取られたわけだし...。
でもあまりにも髪の毛が伸びてしまったので、近所の美容室に行って髪の毛を切ってもらったこともあった。 先々月の事だ。 結果は大失敗だった。 店の子は若い子だったが、何かまったく波長が合っている感じが得られなかったし、美容師さんも「ヤベ、失敗だった!」と思っているのがミエミエだった。 僕は別に怒ったりはしなかったけど、その後、髪型がどうにも収拾が付かなくなってしまって、どうにもこうにも、困ってしまった。
僕はあんまりファッションに気を使わないほうだけど、髪形だけは別だ。 髪型が気に入ったようになってないと、すべてが気分よくない。 最近はもう髪の毛が究極のボサボサで、もーれつア太郎のイヤミのような状態になっていた。 何か外に出るのもいやになってきて、ホントよくなかった。
万が一ハガキが見つかっても随分時間が経ってしまったので、ひょっとしたらまた移籍しているかもしれない。 もう切ってもらえないかもしれないな、とか思い始めていた。
=====
そんな今日この頃...
僕は最近よく日記に書いているように、最近は暗号技術の応用方法についてばかり考えている。 でもタイトルに「暗号」とか書いてあると、いきなり足跡が激減するので、きっと懸命な読者の皆様は、鋭い勘を駆使することで理論系の日記との衝突を避けているのだと思う。 とにかく、僕は最近、暗号の事で頭が持ち切りなのです。
考えている事がすごく抽象的なので、考えているうちに自分でも何を考えていたのかわからなくなってしまう。 これはイカンと思った。 それでふと、自分で記号を作ってみたらどうだろう、と思いついた。 考えている事は、とても言葉にしづらいものがあるので、それをきちんと表現できる記号があれば解決できるかもしれない。
何故僕がそんなことを考えたかといえば、それは僕がいつも旧友で数学博士のツッキー氏を見ているからかもしれない。 何か新しい発想を得たら、それを記号化するところから始める、そのルールは自分で決めていいんだよ、みたいな話をしょっちゅう聞いていたからだ。
記号の話は、そういえば、僕が前読んでいた数学の本になんか書いてあったので、参考にしてみようと思い、結構久しぶりにその数学の本引っ張り出してきた。
そうしたら、その数学の本の間に、その美容師さんのハガキがはさまっていた!
これは大発見だ!
なんだこんなところにあった!
探しても見つからないわけだ!
僕は数学の本を読むことで大発見をして、喜び勇んで、美容師さんに連絡を取った。
さっきも書いたけど、最悪のケースとして、美容師さんがそのお店を即座にやめてしまうというパターンも予想していた。 こうなってしまうと、もう永遠に連絡先がわからなくなってしまう ... それをとても恐れていたのだけど、電話したら、その美容師さんが電話に出たので、ホントうれしかった!
=====
というわけで、今日表参道まで髪の毛を切りに行った。
その美容師さんは元気そうだった。
僕は、なんというか最近すごく性格が特化してしまっているので、普段話す話がややこしすぎる。 それは自分でもわかっているのだけど、今はそういう時期なので仕方がない。こうやって考えた事を、ちゃんと人がわかる言葉に置き換えるフェーズまで到達してないから仕方がない。 僕にはどうしても、そういう時期がある。 だから、あまり話しは出来なかった。
それに、前の店で何かしらのトラブルがあったであろう事は、予想に難くなかったので(移籍することでかなりのお客さんを連れてきてしまったわけだから)あまり根掘り葉掘り聞くのもちょっと気が引けた。
そんなわけで言葉少なだったのだけど、でも何も言わなくても、きちんと気に入ったようにしてくれるセンスのよさは相変わらずだった。 すごくうまくやってくれた。 それにすごく丁寧にやってくれた。
お礼を言って店を出てきた。
ホント久しぶりに髪型がきちんとなったのだけど、こんなに大きく気分が変わると思わなかった。 何か極端な言い方だけど、自信が戻ってきたような感じだった。
なんというか、人の視線が違う。 髪がボサボサだと、何かいつも白い目で見られているような変な感じがする。 気のせいなのかなぁ... それって。 でもどうやって工夫して髪を作ってもそういう感じがする。
でも、髪がピシってすると、何か人の視線が変わる。 白い目で見られている感じがなくなる。 気のせいなんかなぁ...。 でもあると思うんだよなぁ。 白い目で見られる感じが続くと、なんか気持ちまでみすぼらしくなってきちゃうんだよな...。
とにかく髪型がピシッとすると精神衛生上ムチャムチャいい。
人間中身で勝負だ!とか言ったって、「いや、僕は暗号理論が得意で ... これこれこんなことをやっているんですよ!」 とかいいだしたら、ミクシ日記に書いただけでも足跡が激減するぐらいなのに、実世界でやったらタイヘンなヒキかたをされてしまう。
きちんとした身なりをしていれば、それなりに相手にしてもらえるなら、きちんとした身なりをしたほうがいいと僕は思う。それに、ボサボサな格好をしても人から認められるほど、功績も実績も実力もないしな。
◇
帰りに表参道から原宿まで歩いた。 あのあたりの街並みはとてもきれいで、そろそろ秋っぽい風情が漂うころで、なんかとてもいい雰囲気だった。
コメント一覧
さい 2007年09月28日 06:38
第一印象は見た目で決まるの。
だからすごく大事なの。
見た目で自分の気分だけでなく、チャンスと結果がかわるの。
でも思うんだけど、
もし半月に一回美容室に行ったとしても
同じように感じるんだろうか???
骨董通りすごくいいよね。
だからすごく大事なの。
見た目で自分の気分だけでなく、チャンスと結果がかわるの。
でも思うんだけど、
もし半月に一回美容室に行ったとしても
同じように感じるんだろうか???
骨董通りすごくいいよね。
ごーやん 2007年09月28日 14:06
僕も髪が決まってないと表に出たくないです。
一日中なんかやる気でません。
僕も服より髪派ですね。
一日中なんかやる気でません。
僕も服より髪派ですね。
おかあつ 2007年09月28日 14:41
さい様
>見た目で自分の気分だけでなく、チャンスと結果がかわるの
僕もそう思うよ。 ...しかし見た目で結果がわかった筈だったのにいつもうまく行かないのは何故だろう。
(’-’?
>もし半月に一回美容室に行ったとしても同じように感じるんだろうか???
それはさすがに思わないかも... 今回髪きったの、実質1年ぶりぐらいだから、結構インパクト大きいかった。
ごーやんさん、
ご無沙汰してます!
>僕も髪が決まってないと表に出たくないです。
そうですね。
>僕も服より髪派ですね。
お会いした事はないけど... ごーやんさん、そういうことをいいつつ、服にもビシッと気を使ってそうな感じです。
(^-^)
>見た目で自分の気分だけでなく、チャンスと結果がかわるの
僕もそう思うよ。 ...しかし見た目で結果がわかった筈だったのにいつもうまく行かないのは何故だろう。
(’-’?
>もし半月に一回美容室に行ったとしても同じように感じるんだろうか???
それはさすがに思わないかも... 今回髪きったの、実質1年ぶりぐらいだから、結構インパクト大きいかった。
ごーやんさん、
ご無沙汰してます!
>僕も髪が決まってないと表に出たくないです。
そうですね。
>僕も服より髪派ですね。
お会いした事はないけど... ごーやんさん、そういうことをいいつつ、服にもビシッと気を使ってそうな感じです。
(^-^)
退会したユーザー 2007年09月28日 21:42
もーれつア太郎のイヤミ……想像できるからコワイ!気に入った美容師さんがいるのは良いよね。私はいないからここ数年はなんと自分で切ったり、友達が切ってくれたりしてるよ。
おかあつ 2007年09月28日 23:44
immy
>私はいないからここ数年はなんと自分で切ったり、友達が切ってくれたりしてるよ。
ナヌ? アメリカ人の様なヤツだな...
アメリカ人ってよく自分で切ってる人居るよね...なんか。
何かテレビの通販で Electric Hair Clipper! とかいって、誰でも髪の毛が切れる! 床屋代を節約出来ます!スゴイ! とかいっていたのが、几帳面な日本人の僕の目にはキョウレツなインパクトで、なんか良く覚えてる。
>私はいないからここ数年はなんと自分で切ったり、友達が切ってくれたりしてるよ。
ナヌ? アメリカ人の様なヤツだな...
アメリカ人ってよく自分で切ってる人居るよね...なんか。
何かテレビの通販で Electric Hair Clipper! とかいって、誰でも髪の毛が切れる! 床屋代を節約出来ます!スゴイ! とかいっていたのが、几帳面な日本人の僕の目にはキョウレツなインパクトで、なんか良く覚えてる。
退会したユーザー 2007年10月01日 19:29
自分の思い通りに切ってくれる美容師さんがいるなんていいなぁ
私はいつも自分のなりたい髪型とは違くなっちゃうんだけど、気まづくて何も言えず帰ってきます
私はいつも自分のなりたい髪型とは違くなっちゃうんだけど、気まづくて何も言えず帰ってきます
けめ 2007年10月05日 01:46
すごくおかしくてくすくす笑いながら読んでしまいました。
えーと、そんな笑ったら失礼でした??
ごめんなさい・・・
>もーれつア太郎のイヤミのような状態
気になります><
えーと、そんな笑ったら失礼でした??
ごめんなさい・・・
>もーれつア太郎のイヤミのような状態
気になります><