(駄文) 仮想世界について
2007年09月11日03:47
最近、僕は仮想世界に凝っている。 最初はセカンドライフだったけど、思ったよりもずっと面白くなかったので、消してしまった。 アカウントは残っているので、ひょっとしたらまた戻るかもしれないけど...。 友達を誘っても誰も入って来ないし。 折角入ってきても「頭痛がする」って居なくなるし。 僕にとって意味無い。 セカンドライフの欠点を挙げていくとキリがない。 それも多くの欠点は根本的な設計方針から来ているので、恐らく改良のしようがない。
実は、少し前に、モンスターハンターオンラインを購入していた。 だけどインストールはしたもののそのままほったらかしで遊んでいなかった。 そこで、折角なので、やってみようかと思った。
まずすぐ思ったのは、モンスターハンターオンラインのグラフィックスは桁違いに美しいことだ。 海や山のパノラマの表現はそれだけで美しい。
セカンドライフは、クロスプラットフォーム性を考えて、グラフィックスの描画に若干性能が劣るOpenGLという技術を利用しているうえ、誰にでもフィールドを作る事が出来るように多くのパーツが規格化されているため、グラフィックの表現力が落ちるのはある程度仕方が無い。 しかし、アートの存在意義っていうのは、方法が素晴らしいかどうかではなくて、出てきたものが素晴らしいかどうかが問題ではないか。
いくら公開された技術を使っていたって、美しくなかったら意味が無い。
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でも始めてから3日目ぐらいなのだが、早々と辞めることを考えている。 何故か。 難易度が高くて、楽しめるようになるためには、大変な努力が必要だという事がわかってきたからだ。 時間かかり杉。 やってられん。
人は何故ゲームをやるのだろう。 「僕は何も才能が無い。 社会に出ないで家でゲームをやっていたほうが楽しい。」 とか思うのだろうか。 否。 そんなことは無い。 このゲームをやるためには、努力も才能も要る。
昔ネットハックっていうRPGの元祖みたいなゲームがあって、そのゲームに「調合」という要素があった。 何かと何かを混ぜると、新しい何かが出来上がる、というようなアイテムの組み合わせがあるのだ。それは、組み合わせを調べるのが楽しいという、マニアックな悦楽では合った。 だけど、その当時はそれで許された。 なぜかというと、時代的に言って、ネットハックで遊ぶ人の多くはプログラマだったからだ。
この「調合」がこのモンスターハンターフロンティアにもあるのだ。しかし、こんな娯楽大作に ネットハックと同じマニアックな要素をいれんでもいいだろう、と僕は思った。
調合だけでなく、クエストは初心者用とはいえ極めて難易度が高い。 歴代のモンスターハンターシリーズを遊んできた人にとってはたやすい事でも、そういう文脈を知らない僕にとっては、極めて困難な作業である場合が多いみたいだった。
その組み合わせを暗記するのは並大抵の努力では済まないが、この組み合わせが頭に入ってないと、ゲームがスムーズに進まない。
──────────────────────────
人が、一生のうちに身につけられるスキルの数には限りがある。 時間的な制約があるから、当然だ。 そんな貴重な限られたリソースである自分のスキルを、将来絶対に役に立たないと断言できるモンスターハンターオンラインの薬物調合組み合わせの暗記に、僕は使いたくない。
どうせ、こんなシチ難しいことをするくらいなら、もっと面白い事をしたい。 世の中にはもっと興味深くて楽しい、人生を豊かにするような遊びがたくさんありはしないか。 僕はジャズギターを弾くのが好きだけど、ここまで苦労するなら、ジャズギターを弾いて苦労するほうがずっと楽しい。
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でも、グラフィックはとても美しい。 音楽もとても美しい。
特に先頭に掲げた、夜になると現れる歌手が歌うさまは、見るに値する。 グラフィックスも音楽もとても美しい。
ところが、ふと、僕は思ったのだけど、何故、この歌手が仮想である必要があるのだろうか。 そこに本物のプレーヤーが居て歌を歌ってはいけないのだろうか。 否。 そんなことは無い。 いまどき、それはまったく不可能な事ではないからだ。 ゲーム「戦場の絆」を見れば分かる。 ネット上でリアルのプレーヤー行ったパフォーマンスをリアルタイムで再生する事は、まったく不可能ではない。 今は。
虚構が虚構のままで要る必要は、何も無い。
そんなシステムを、僕は作りたい。
では虚構と現実の境目はなんなのか... たくさん書きたい事があるけど、まとまらないし、もう眠いので、また書こう。
実は、少し前に、モンスターハンターオンラインを購入していた。 だけどインストールはしたもののそのままほったらかしで遊んでいなかった。 そこで、折角なので、やってみようかと思った。
まずすぐ思ったのは、モンスターハンターオンラインのグラフィックスは桁違いに美しいことだ。 海や山のパノラマの表現はそれだけで美しい。
セカンドライフは、クロスプラットフォーム性を考えて、グラフィックスの描画に若干性能が劣るOpenGLという技術を利用しているうえ、誰にでもフィールドを作る事が出来るように多くのパーツが規格化されているため、グラフィックの表現力が落ちるのはある程度仕方が無い。 しかし、アートの存在意義っていうのは、方法が素晴らしいかどうかではなくて、出てきたものが素晴らしいかどうかが問題ではないか。
いくら公開された技術を使っていたって、美しくなかったら意味が無い。
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でも始めてから3日目ぐらいなのだが、早々と辞めることを考えている。 何故か。 難易度が高くて、楽しめるようになるためには、大変な努力が必要だという事がわかってきたからだ。 時間かかり杉。 やってられん。
人は何故ゲームをやるのだろう。 「僕は何も才能が無い。 社会に出ないで家でゲームをやっていたほうが楽しい。」 とか思うのだろうか。 否。 そんなことは無い。 このゲームをやるためには、努力も才能も要る。
昔ネットハックっていうRPGの元祖みたいなゲームがあって、そのゲームに「調合」という要素があった。 何かと何かを混ぜると、新しい何かが出来上がる、というようなアイテムの組み合わせがあるのだ。それは、組み合わせを調べるのが楽しいという、マニアックな悦楽では合った。 だけど、その当時はそれで許された。 なぜかというと、時代的に言って、ネットハックで遊ぶ人の多くはプログラマだったからだ。
この「調合」がこのモンスターハンターフロンティアにもあるのだ。しかし、こんな娯楽大作に ネットハックと同じマニアックな要素をいれんでもいいだろう、と僕は思った。
調合だけでなく、クエストは初心者用とはいえ極めて難易度が高い。 歴代のモンスターハンターシリーズを遊んできた人にとってはたやすい事でも、そういう文脈を知らない僕にとっては、極めて困難な作業である場合が多いみたいだった。
その組み合わせを暗記するのは並大抵の努力では済まないが、この組み合わせが頭に入ってないと、ゲームがスムーズに進まない。
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人が、一生のうちに身につけられるスキルの数には限りがある。 時間的な制約があるから、当然だ。 そんな貴重な限られたリソースである自分のスキルを、将来絶対に役に立たないと断言できるモンスターハンターオンラインの薬物調合組み合わせの暗記に、僕は使いたくない。
どうせ、こんなシチ難しいことをするくらいなら、もっと面白い事をしたい。 世の中にはもっと興味深くて楽しい、人生を豊かにするような遊びがたくさんありはしないか。 僕はジャズギターを弾くのが好きだけど、ここまで苦労するなら、ジャズギターを弾いて苦労するほうがずっと楽しい。
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でも、グラフィックはとても美しい。 音楽もとても美しい。
特に先頭に掲げた、夜になると現れる歌手が歌うさまは、見るに値する。 グラフィックスも音楽もとても美しい。
ところが、ふと、僕は思ったのだけど、何故、この歌手が仮想である必要があるのだろうか。 そこに本物のプレーヤーが居て歌を歌ってはいけないのだろうか。 否。 そんなことは無い。 いまどき、それはまったく不可能な事ではないからだ。 ゲーム「戦場の絆」を見れば分かる。 ネット上でリアルのプレーヤー行ったパフォーマンスをリアルタイムで再生する事は、まったく不可能ではない。 今は。
虚構が虚構のままで要る必要は、何も無い。
そんなシステムを、僕は作りたい。
では虚構と現実の境目はなんなのか... たくさん書きたい事があるけど、まとまらないし、もう眠いので、また書こう。
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