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2021年4月1日木曜日

リズムの足腰 (oka01-opvihvvvwozfpqku)

日本のベーシスト

日本人のベーシストは全員例外なく滓だ。そんなことはないだろうと思う所が既に甘い。日本から一歩でも出たら近辺の素人の子供やお年寄りですらもプロの日本人より良いグルーヴを出す。グルーヴがないベースは音楽ですらない。日本人のベーシストはまずその現実を直視する所から始めなければいけない。

海外で新鮮なリズムセクションを収穫しても日本に輸入するとすぐ腐ってしまう。

見渡す限り滓ベースしかいなければ、それが滓と気付くこともない。 

足腰の弱さ 

文明の利器が街中に配備されている街に長くいると生命力が落ちる。例えば、街にはどこにいってもエスカレータがあるので階段を登り降りしなくなり足腰が弱る。だから僕はいつもどこに行ってもエスカレータを使わない。

ベーシストにも同じことがいえる。ベーシストには需要があるので街に来ると金になりやすい。だがリズムの温い仕事ばかり受けていると足腰が弱りリズムが悪くなる。

ベーシストのお前らはリズム力を金で売っているのと同じだ。

生活のためだって?馬鹿言うな。生活を考えたらサラリーマンになったほうがよっぽど安定していただろ。

日本外にいるとリズムの足腰が弱いと普通に蹴落とされるので楽だ。

日本はリズムのエスカレータがあちこちに配備されているので、心を強く持たないとあっという間にリズム足腰が弱る。

ぬるま湯に浸かっている人に熱湯をぶっ掛けると怒る。

外国でしばらく活動していたミュージシャンが日本に帰ってきて鬼の様になるパターンを何例か知っているが、それはその人が鬼なのではなくて、実は日本のミュージックシーンにいる人全員が足萎えだということなのだが

海に囲まれて安全が無料な国のジャズミュージシャンには何を言っても聞くはずがない。

苦労は買ってでもしろ

リズム音痴という耳をつんざくばかりのブーイングは、日本人の耳には届かない。

竜宮城には上手なベーシストが大勢いて下手なベーシストがベースを弾くと恐ろしい鬼がやってきて喰われる  ─── 目の前に恐ろしい鬼がいて金棒でぶっ叩かれるなら理解するだろうが、僕が代わりにぶっ叩けば僕を恨んで僕を悪者にして排除するだけで、結局厳しさを理解しない。

日本は安全は無料だけど苦労は有料だ。

「苦労は買ってでもしろ」とはよく言ったもんだな…。

不思議なことに日本語には日本人を戒める言葉がたくさんある。

のに戒めない日本人。

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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