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2011年4月7日木曜日

新聞の煽りはスルーの方向で (mixi05-u459989-201104071511)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
新聞の煽りはスルーの方向で
2011年04月07日15:11
これはプロパガンダだ。事故をテコにして海外に悪い印象を与えて日本をリモート操作する扇動を狙った物で真に受ける必要はない。 もとより日本の新聞は本当のことなど言わない。 それに対して「ウソだ」「そんなわけない!」と感情的になってしまうと、それこそ新聞の思うツボだ。 2chの掲示板の煽りと同じ。 スルーする姿勢が大切だ。



大体どんなプロパガンダも、イギリスからやってくる物だ。 特に日本が敗戦国であることにより、日本の報道はイギリスの影響を非常に受けやすい。 今回は、他の新聞社がまるで準備したかの様に、一斉に反中国の記事を掲載しはじめた点など、プロパガンダの特徴をたくさん備えている。

下に引用したが、香港での報道を取り上げているのも特徴的だ。 香港は長らくイギリスの植民地だったので、香港での報道はイギリス色が強い。 その偏った報道を、わざわざ集中して報道するところなど、プロパガンダ色が満載だ。


今までの原発事故関連の報道で、読売新聞は比較的的確な報道をしていたのではないかという印象を、僕は持っている。 数字もきちんとした単位付きで報道していたし、あまり良くない状況であっても真っ先に報道していたし、何か意図的に前後の文脈を外して書いた様な記事でも「うっかり」本当のことを書いてしまっていたりと、非常に庶民的だった。

しかし、読売新聞は、稀に打って変わったかの様な激しいプロパガンダ記事を載せたりする。 例えば、一面トップで大きく反中の社説を載せたりする。 しかし、読売新聞が面白いのは、大々的に反中国の記事を載せても、その日の夕刊の小さな記事でこっそりその内容を否定していたりするところだ。

以前、読売新聞は、中国の無差別なダム計画を批判しているというタイの批判を、大々的に一面記事にしていたことがあった。 わざわざ干上がったメコン川の写真を載せていたのが印象的だった。 この地域は雨期と乾期があり、ダムなど無くてもメコン川は乾期には干上がる。 ダムが地域経済に打撃を与えたという内容の事を書いていたが、物々交換が盛んな農村のど真ん中を通るメコン川の事で、根拠に乏しいと感じた。 そして、中国は合理的な理由がみつからない、と強硬姿勢を強めた、という話になっていた。

タイはよく中国を批判する。タイは西側諸国なので、しばしばアメリカやイギリスのごまをする様な新聞記事をよく書く。 このタイの中国批判も恐らくゴマスリの流れの中にあるだろう。 また中国は影響力が大きくタイの主権を犯し易いので、牽制を加える意味もあるだろう。 しかし、経済的には中国と非常に密接な関係にあり、面と向かって中国を批判する事は出来ない。 だから、タイはしばしば、こうして「でっちあげ」で婉曲に批判をする。

僕はこの記事を書いた記者が好きだった。 というのも、この人が書くタイの解説は、正確だった。 タイで五年間・タイ語・ラオ語を学んでいる僕に取っても、的確と感じられることが多かった。 他の記者が書くような曖昧さがなく、知ったかぶった書き方も少なめで、面白かったからだ。

だからこそ、この記者が、本気でタイのでっち上げ中国批判を信じているとはにわかに信じがたかった。

面白かったのは、同じ記者が、その日の夕刊にサイコロぐらいのごく小さな囲み記事で「タイの批判を受けて中国は環境改善・ダム計画見直しを約束した。」ということを書いていた事だ。 ひょっとしたら、この記者は自分が書いている事がウソだということに気がついているのではないか、と思った。 何か事情があるのだろうか。 新聞記者はたまには本当でないことも書かないといけないのではないだろうか。


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■海外の大衆紙、恐怖心あおる誇張報道
(読売新聞 - 04月07日 12:26)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1561476&media_id=20

海外の大衆紙などでは、福島第一原発から漏れ出した放射能の危険を実態以上に誇張し、恐怖心をあおるような報道ぶりも目立つ。

 3月15日付の英大衆紙サンは1面トップ記事で「数千人が放射能漏れを恐れ、東京から脱出を開始」と仰々しく伝えた。

 別の英大衆紙デイリー・メールの3月16日付1面の見出しは「核パニックにとらわれた国」。「日本の核危機は制御不能」などと書き立て、白いマスクをつけて涙を浮かべる女性の写真を添えた。日本で花粉症対策のマスクは珍しくないが、あたかもマスクで放射能汚染をしのいでいるかのような印象だ。

 低濃度の汚染水が海に放出されたことを伝えた今月6日付独大衆紙「ビルト」は、見出しで「日本人は太平洋全部を汚染するのか?」と憤りを示した。読者はこの見出しを見ただけで、とめどない汚染の拡大を連想してしまう。

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原発でぴりぴりの日本を核で脅せ、香港紙がトンデモない暴論
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1560923&media_id=97&m=1

 日本の教科書検定で尖閣諸島(中国名:釣魚島)が日本の領土と記述されたことを受け、中国では強い反発が広がっている。香港の東方日報は、「中国が核を使用する勇気を示さなければ、中日間に平和は来ない」と報じた。

 5日付香港紙・東方日報は、「日本は世界のなかで唯一、100年の間に2度も核による打撃を受けた国である。1度目は、米国による原爆投下、2度目は今回の福島の原発事故。日本は核に対して非常に敏感であり、中国がこれを利用しない手はない」とする記事を掲載した。

 記事は「多くの日本人にとって、広島、長崎に落とされた原爆は忘れることのできない悪夢であり、心の傷となっている。さらに今回の原発事故による不安と恐れから、日本の官も民も麻痺状態に陥り、政治家は支離滅裂な発言を繰り返し、最も優先すべき災害救援活動がおろそかになっている」と指摘した。

 さらに「日本は中国には“ノー”と言えるが、核には“ノー”と言えない。中国が日本の尊敬を勝ち得るためには、核について言及し、さらには核の使用も辞さない態度が必要であり、こうしてはじめて中国と日本の間に平和が訪れる。日本という国は自尊心が高く、負けた相手にしか屈しない。日本は、第二次大戦で米国に敗れたと思っても、中国に負けたという認識はないため、中国には強い態度で迫る。

 尖閣諸島の問題についても、このような国難の時にあっても、教科書問題を通じて中国を挑発してくる。このような国に対して、中国はなぜ核の先制使用はしないと約束するのか?」などと結論づけた。(編集担当:中岡秀雄)


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出展 2011年04月07日15:11 『新聞の煽りはスルーの方向で』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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