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2011年3月20日日曜日

蘇州(苏州)に行ってきた話。 (mixi05-u459989-201103202053)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
蘇州(苏州)に行ってきた話。
2011年03月20日20:53
昨日19日に蘇州(苏州)に住んでいる知人の家に行き、今日20日に帰ってきた。 知人は1996年位から2002年まで一緒に働いていた人で北京出身だ。 日本在住も10年以上で日本語には何の問題もない。 以前はプログラマーだったが、今は部品工場で生産管理をしている。

昼過ぎに蘇州に到着し、知人とその友達が迎えにくれ、ホテルに案内してくれた。 ホテルのそばの北京料理屋で食事をした。 その後、蘇州工業園区を案内してくれた。蘇州工業園区というのは中国内にシンガポール外資で作られた工業団地で緑化に非常に力を入れた綺麗な街だった。 蘇州工業園区の中央には大きな湖があり湖のほとりは綺麗な公園になっていた。 公園を散策したあと、その知人の管理する工場を見学させてもらった。24時間体制で生産するラジエーター工場で、とても面白かった。 ホテルに戻った。 夜は彼の家族と一緒に食事をした。 奥さんは蘇州の人で、奥さんのお母さんが作った蘇州料理をご馳走してくれた。

今日は蘇州名物のラーメン屋さんに一緒に行って昼ご飯を食べた後、高速列車に乗って上海まで戻ってきた。



知人とその友達が中国語で会話する中にすこしだけ混ざっていて思ったのだけど、とにかく会話のレベルが違うと思った。 発音が聞き取れないということはないけど、話の展開のスピードも話すスピードも桁違いに速くて、全くついていけない。 話の内容もとても複雑だった。技術屋の話だからだ。

色々思ったのだけど、北京の人って物凄く特殊な気がする。ものすごくきっちりしているし、知的で論理的だ。 義理・人情・ヤッコ・トラさん的な、中国人の人も居る。 だけど、もっと都会的な人が多い。 上海は見栄ばかり大きい人が多いよう感じて辟易することも多かった。 北京には本当の意味で都会的な人がたくさんいる、と感じる。 カッコツケ抜きで、知的な事に興味を持って、思索する時間を好み、的な人が他の地域と比べて多いような気がする。



北京・天津・上海と来て思ったのだけど、zhi chi shi をきちんと発音する地域って実は少数派であるらしい。 そういう話は他人からも聞いたことがあったが、本当にそうだった。 北京・天津は zhi chi shi(ジーチーシー) をちゃんと発音する。 また東北の人も zhi chi shi (ジーチーシー) を発音する。 だけど、それ以外の地域では、zi ci si (ヅーツースー) に変化する。 この変化も後ろにつく母音の種類によって変化する場合、変化しない場合があり、この変化の変化は、地域によって色々なバリエーションがある。 例えば shen の時だけは シェンと発音する人と、規則どおりセンに変化する人が居る。



中国に来てから、初めてバンコクに行った時の様な、初めてウドンに行った時の様な、初めてビエンチャンに行った時の様な、初めてボストンに行った様な、新鮮な感動が、無いんだよな...。 何か、何をみても何をやっても、案外凄く普通で、日本と変わらないというか。 音楽があまり盛んでないところもな...。



何か結論無く終わる。 明日、深圳に向かう。
コメント一覧
小姐   2011年03月20日 21:44
シンセンですか。シンセンと広州を見るんですかね。

広東人っていうのも結構特殊で、というか日本人が持ってる中国人のイメージに性格も見た目も

一番近いのが広東人なんじゃないかなって思う時もあります。
おかあつ   2011年03月20日 21:52
何か常にアドレナリン出っぱなし、っていう印象あります。

広州行きの列車がもう無かったので、深圳行ってから広州に行きます。

 
出展 2011年03月20日20:53 『蘇州(苏州)に行ってきた話。』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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