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2011年4月4日月曜日

「喰う清め」 (mixi05-u459989-201104041647)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
「喰う清め」
2011年04月04日16:47
ラオス・ルアンパバーンの混雑したカフェにて。 ノートパソコンを使おうと思っている僕が座ろうと思ったコンセントのすぐ側の席に、白人がサーっと入って、僕は席を取られてしまった。他に電源に近い席は無い。 どうしたものか... と考えていたら、突然その白人が、立ち上がって「君には電源供給が必要だ。ここに座れ。構わないから。」と言っていきなり席を譲ってくれた。

一方、そのコンセントの側には一人の日本人女性が座っていた。 マックブックのでっかいアダプター付きプラグで、コンセントをふたつ占領してネットをやっている。 僕はこのマック用白い巨大なアダプターに阻まれてコンセントを差すことが出来ない。 この人は、僕が席についたあともずっと無反応だった。

日本人って、と思った。

ヨーロッパとも昆明ともラオとも大理ともタイとも北京とも天津とも上海とも広東とも違う、この日本人。

彼女は、挨拶もなく去っていった。
コメント一覧
かつお   2011年04月04日 18:08
日本にいる日本人と一緒にしないでください。適応できないから海外にいるだけで…。
おかあつ   2011年04月04日 18:20
> 適応できないから海外にいるだけで…。

それ、あるよね。 ほんと。



… オレモナ-
かつお   2011年04月04日 18:52
海外に出ると言っても、『逃げ』とノーベル化学賞の根岸教授のように『打って出る』とは違うのでは。
うう   2011年04月06日 01:25
何かに適応できなくて、逃げるのも、解決方法のひとつだから、いいと思うのですが、逃げて解決しないなら、意味がないので、意味があったと思えるくらいやらないといかんので、どっちにしても、生きていくのは大変で、だから、おもしろいと思ってます。

気が回らない人って、どこの国にもいない?文化の違いで回るポイントは違う気がするけど。特に日本人?特に日本人が気が回るとも感じないけど、回らないって印象もないなぁ。
あ、ただ、気がついてるのに、気がつかないふりはしそうな気がする。声を出すことに抵抗があるのかな?
おかあつ   2011年04月06日 01:36
> あ、ただ、気がついてるのに、気がつかないふりはしそうな気がする。

実は、この「話しかけるなオーラ」満載なこの人に思い切って声をかけてプラグ差し替えていいですか?って聞いたのだけど、ものすごく「変な人に話しかけられた」オーラが出まくりで、とっても気分の悪い思いをしたのです。 それだけです。(どっちかというとこっちの方が本題なのだけど、書きたくなかった。)

何だろう。 僕はこの人が日本人だって気がついたし、むこうもそうだろうと思うのだけど。 何かここにものすごく低レベルなゲームがあって、普段ラオ語話しているのに突然日本語で話しかけると「ほら俺ってこんなに語学が得意なんだぜ」という風に受け止める人とかいるし、かと言って英語で話しかけると「英語が得意なんだぜ」と受け止める人も居るし、日本語で話しかけると「雰囲気が壊れた」って受け止める人も居るし、もうとにかくマンドクサ。

その点、関西人は楽だ…。(そう、僕はこの人、絶対に関西人じゃないって断言できる。)
おかあつ   2011年04月06日 01:43
ルアンパバーンにサウナがあって、この2~3日毎日通ってるのだけど、ここに行くと必ず日本人が何人か来てる。 だけど、どうしても話しかけられない。 相手がどういう反応を返すか読めないので、おっかなびっくり。

僕は、そのサウナで普通にみんなと会話しているし、それなのにいきなり日本語で話しかけると、それだけで「変人扱い」になるタイプの人がいる。 ストライクゾーンがメチャクチャ狭くて、そこからちょっとでも外れると変人。

関西には絶対に居ないタイプだと思う。
かつお   2011年04月06日 06:32
僕もラオスで同じ体験をしました。ルアンパバーン在住の日本人は数えるくらいしかいないから、ラオス語が喋れないなら、ほっとけばいいと思う。日本人って、なんで海外でも殻に籠もるのかと思う。それより、現地の人や欧米人と話した方が有益だ。
おかあつ   2011年04月06日 16:43
カフェの表に座っていたら、関西弁話す人が、麦わら帽かぶって自転車で走り去っていった。 隣の自転車とおしゃべり。 「───ま、その場が楽しければええやん。」

浮いてない、と思った。
 
出展 2011年04月04日16:47 『「喰う清め」』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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