政府は何故本当の事を言わないのか
2011年03月27日15:36
今現在、どのニュースを見ても今後絶対に安全であるという理由になりそうな材料はひとつもないが、何故かいつも「直ちに健康に影響は無い」というとても矛盾した結論が導き出されてしまう。 もし仮に今日本人の安全を第一に考えたとしたら、恐らく一番真っ先にやらなければならないことは、多少の観測の誤差や推論の間違いを勘案した上で多少大きめの避難範囲を作り、例えば福島原発の周辺300km程度を立入禁止にすることではないだろうか。
実際日本に住む多くの外国人は、事故後、同様な判断をして大阪などに移動するか、あるいは海外に避難している。 客観的に見て、現在日本に住む人たちにとって可能な行動は、誰がどう考えても避難することであり、外国に住む多くの人は、日本人の奇妙なまでの冷静さを不思議な目で見ている。
恐らくだが、後々に深刻で広範囲な健康被害が明らかになり、事故当時の対応の遅さが後になって批判されるだろう。 そうならないようにするためには、あらゆる事態を想定し確率的に低い危険性も含めて、問題が発生する前に対応を取ることである。 しかし、現在のところの政府の対応は、何があっても「大丈夫だ」の一点張りであり、「かもしれない運転」的な対応は一切起きていない。 何故政府は、後々に対応の遅さが批判されることがはっきりしている現在の段階で、行動を起こさないのだろうか。
◇
何故、今の日本の政府は「避難」と言うオプションを使わないのか。 その理由は不明であり、恐らく永遠にその理由が公開される事は無いだろう。 しかしここで仮に以下の様な推論を立ててみる。
日本の政府が「避難」というオプションを使わないのは、もし避難したら発生する経済的損失が、今後日本を立ち直れなくするのに充分な規模があるからではないか。 今後、もし仮に多少の健康被害が出たとしても、これは正に政府の言う「ただちに健康被害は出ない」という話であり、問題が発生するのは数十年先の話である。 このまま国民をなだめることに成功すれば、労働者は勤務を続け、経済的損失は発生しない。 ここで、日本がドラスティックな避難を行ったとすると、そこで発生する経済的損失は天文学的な数字になる筈だ。 現在世界的規模で、景気が悪い。この状況下で経済的な損失が発生した場合、将来日本が現在の経済規模を取り戻すことは可能なのだろうか。 大いに疑問である。 あるいは、この不景気下で政府も財政難であり、政府は大規模な避難にかかる天文学的なコストを支払う能力を持ってないという事もありえる。
この様に考えてみると、政府が、将来発生するであろう深刻な健康被害の防止よりも、現在の深刻な日本の経済破壊の防止を優先しているということは、充分考えられることだ。
この推論は、恐ろしい結論を持っていると思うが、これが事実である可能性はゼロではない、と思える。
(終わり)
岡 敦 ・おかあつし
中国雲南省昆明に滞在中
=============
短編集
・原子力発電所は人間が管理すべきでなく、人間はそれを作るべきでない。
原発推進派は、ギャンブラーの理論である。 ギャンブラーの理論とは究極の楽観主義で「今回は負けたが次こそは絶対に大丈夫だ」「今回も負けたが次は絶対に大丈夫」を繰り返しているものである。この繰り返しにより全てを失う。 原発推進派もギャンブラーと同様「今回は事故が起こったが次回こそは絶対に大丈夫」「今回も事故が起こったが次回こそは絶対に大丈夫」を繰り返している。 これも全てを失う理論である。原発は事故が起こったら人類の破滅である。 可能性は0でなければならない。 原発の事故が起こる可能性が0でないということは、原発の運営は本質的に人類の命運を賭けたロシアンルーレットを行っているのと同様である。
・災害は必ず起こる。
災害は必ず起こる。
何故かといえば、全ての災害は必ず事前の予想を越えて起こるからだ。
だからこそ、起こっては困る災害の原因を残してはいけない。 例えば、エンジンの部品にベルトがあったとして、ベルトが切れると事故になるなら、ベルトをこまめにチェックするよりも、設計としてベルトを使わない方が良い。 ベルトが無ければ事故も起こらない。 コンピュータープログラミングに於いても同じ事が言える。 全てのバグを修正することは不可能だが、そもそもバグが発生しやすいアルゴリズムを採用しない様に設計すれば、バグは発生しない。
原子力発電所も同様である。 原子力発電所がある限り、事故は必ず起こる。
・赤信号みんなで渡れば怖くない
信号が赤に変わった。みんな赤信号は危ないと思っているし、逃げた方がいいと思っている。 だけど、みな、誰も逃げる人いないし、まだ大丈夫だろうと考える。そうこうしている内にみんな逃げ遅れて車にひかれてしまう。
・一億玉砕 (2011年03月15日14:15)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1689756438&owner_id=459989
「(原発対応は)あなたたちしかいないでしょう。(原発からの)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは東電は100%潰れる」
首相は東電の人にこう怒鳴ったという。 東電が潰れるのは構わない。日本が潰れてしまったらば、結果的に東電も潰れるので、結果は一緒だ。 一番考えないといけないのは、日本がどうやったら潰れないのか、ということのはずだ。 東電が撤退してその方が結果的に日本が潰れなくて済むなら、その方がいい。
この言葉は恐ろしい。 僕にはこの言葉の前に、原発対応の手が尽きたので国に援助を求めた話の返答として投げられた様に思える。 最悪の事態を前提に行動するなら、それはそれでいいのだ。 被害を最小限に止める為にあらかじめ最悪の事態が起こる事を前提に行動する事は、とても大切な事だ。 だけど、首相はそれを否定してしまったという話に見える。 これは非常に危険な事だ。 この記事は、意図的に前後の文脈を外して書いている様に思える。 実際を何かしらの事情によって書けないのか、あるいは実際よりも大きな憶測を呼び込むための手法なのか。
システム屋というのは、気持ちで動かない。 問題が起こってもそれは「アハハ! やっぱり間違っちゃいました!」という話だ。 笑っても怒っても事態は変わらない。 可能性として起こり得る話は、必ずいつか起こる。 可能性0%という事は絶対にありえない。
絶対に止まらない絶対に問題が起こらないシステムなんて、この世に存在しない。 あらゆる問題が起こる可能性は決して0%ではない。 だけど色々な都合によってシステムフェールの可能性は0%です、と謳ってしまっていることが多い。 だから無理とわかっていても0%にしないといけない。 1%を0.1%に。 0.1%を0.01%に。 少なくなればなるほど、可能性を減らすのは難しくなっていく。 しかも決して0%には到達しない。 毎日毎日、何万回もの試行が起こる。 問題が起こる可能性が0.0001%というごく小さな物であったとしても、いつか必ず問題が発生する。 システムとはそういう物だ。
そういう中でシステムがフェールしたということは、「いやぁいつか起こると思ったんだけど、やっぱり起こっちゃったなぁ」という話で、気軽に言っても深刻に言っても、同じ事だ。
不可能は不可能だ。 それ以上でもそれ以下でもない。 不可能とどうやって上手に付き合うのか、という問題になる。 往々にして、システム屋でない人は、そういう不可能性の論理が理解できない。 「お前、プロだろ! プロなら何とかしろ!」という話をしたがる。 これは、コンピューターのシステムを作っていると、しばしば耳にする言葉だ。
本来、大失敗が起こる事を前提として行動しなければいけない。 転倒して頭を打ち付けそうになったら、『気合』を入れて状態を立て直すのでなく、転倒しても大怪我をしないように受身をとる方がよい。 ここでいかに大声を出して気合を入れたとしても、いかに懇切丁寧に気持ちをこめてバランスをとっても、転ぶということを受け入れて行動しなければ、頭を打ち付けて怪我をするという結果に影響はない。
だが、人とは、気持ちで動く動物である。 どうしても気合で問題が解決すると考えたくなるのだ。 最後の最後まで諦めないで対応した上で、玉砕するなら本望だ、と考えたくなる。 しかし、それは技術的に見て非常に危険な思想だ。
見えている情報が事実だとして、本当にこのまま行くと、正に「一億玉砕」になるのではないか。
安全を最重視するなら、まだ被害が少ない今の段階で撤退し、上からコンクリートをかぶせるとか、半径200km 避難とか、ドラスティックな対応を取るべきではないのだろうか。
僕は、内部被爆が怖い。 海水や魚を介した被爆だ。 これは近い将来必ず問題になるだろう。 この事が明らかになると関東一円から避難する人が続出すると思う。 そうなると日本は国家の存続が危ぶまれる経済的・政治的な大打撃を受ける。政府がこういう打撃を回避するためにこの情報を隠蔽している可能性は非常に高い。 後になって、政府の責任を問うても、病気になったり亡くなったりした人は戻ってこない。 結局うやむやになるだろう。 その事は今の段階で読める。 だから、政府は黙っていた方がゲームとして得だ。 政府が自らの身を切ってまで本当の事を言う可能性は低い。
===========================
原発廃止求め、4都市で25万人がデモ 独
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1548828&media_id=88
実際日本に住む多くの外国人は、事故後、同様な判断をして大阪などに移動するか、あるいは海外に避難している。 客観的に見て、現在日本に住む人たちにとって可能な行動は、誰がどう考えても避難することであり、外国に住む多くの人は、日本人の奇妙なまでの冷静さを不思議な目で見ている。
恐らくだが、後々に深刻で広範囲な健康被害が明らかになり、事故当時の対応の遅さが後になって批判されるだろう。 そうならないようにするためには、あらゆる事態を想定し確率的に低い危険性も含めて、問題が発生する前に対応を取ることである。 しかし、現在のところの政府の対応は、何があっても「大丈夫だ」の一点張りであり、「かもしれない運転」的な対応は一切起きていない。 何故政府は、後々に対応の遅さが批判されることがはっきりしている現在の段階で、行動を起こさないのだろうか。
◇
何故、今の日本の政府は「避難」と言うオプションを使わないのか。 その理由は不明であり、恐らく永遠にその理由が公開される事は無いだろう。 しかしここで仮に以下の様な推論を立ててみる。
日本の政府が「避難」というオプションを使わないのは、もし避難したら発生する経済的損失が、今後日本を立ち直れなくするのに充分な規模があるからではないか。 今後、もし仮に多少の健康被害が出たとしても、これは正に政府の言う「ただちに健康被害は出ない」という話であり、問題が発生するのは数十年先の話である。 このまま国民をなだめることに成功すれば、労働者は勤務を続け、経済的損失は発生しない。 ここで、日本がドラスティックな避難を行ったとすると、そこで発生する経済的損失は天文学的な数字になる筈だ。 現在世界的規模で、景気が悪い。この状況下で経済的な損失が発生した場合、将来日本が現在の経済規模を取り戻すことは可能なのだろうか。 大いに疑問である。 あるいは、この不景気下で政府も財政難であり、政府は大規模な避難にかかる天文学的なコストを支払う能力を持ってないという事もありえる。
この様に考えてみると、政府が、将来発生するであろう深刻な健康被害の防止よりも、現在の深刻な日本の経済破壊の防止を優先しているということは、充分考えられることだ。
この推論は、恐ろしい結論を持っていると思うが、これが事実である可能性はゼロではない、と思える。
(終わり)
岡 敦 ・おかあつし
中国雲南省昆明に滞在中
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短編集
・原子力発電所は人間が管理すべきでなく、人間はそれを作るべきでない。
原発推進派は、ギャンブラーの理論である。 ギャンブラーの理論とは究極の楽観主義で「今回は負けたが次こそは絶対に大丈夫だ」「今回も負けたが次は絶対に大丈夫」を繰り返しているものである。この繰り返しにより全てを失う。 原発推進派もギャンブラーと同様「今回は事故が起こったが次回こそは絶対に大丈夫」「今回も事故が起こったが次回こそは絶対に大丈夫」を繰り返している。 これも全てを失う理論である。原発は事故が起こったら人類の破滅である。 可能性は0でなければならない。 原発の事故が起こる可能性が0でないということは、原発の運営は本質的に人類の命運を賭けたロシアンルーレットを行っているのと同様である。
・災害は必ず起こる。
災害は必ず起こる。
何故かといえば、全ての災害は必ず事前の予想を越えて起こるからだ。
だからこそ、起こっては困る災害の原因を残してはいけない。 例えば、エンジンの部品にベルトがあったとして、ベルトが切れると事故になるなら、ベルトをこまめにチェックするよりも、設計としてベルトを使わない方が良い。 ベルトが無ければ事故も起こらない。 コンピュータープログラミングに於いても同じ事が言える。 全てのバグを修正することは不可能だが、そもそもバグが発生しやすいアルゴリズムを採用しない様に設計すれば、バグは発生しない。
原子力発電所も同様である。 原子力発電所がある限り、事故は必ず起こる。
・赤信号みんなで渡れば怖くない
信号が赤に変わった。みんな赤信号は危ないと思っているし、逃げた方がいいと思っている。 だけど、みな、誰も逃げる人いないし、まだ大丈夫だろうと考える。そうこうしている内にみんな逃げ遅れて車にひかれてしまう。
・一億玉砕 (2011年03月15日14:15)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1689756438&owner_id=459989
「(原発対応は)あなたたちしかいないでしょう。(原発からの)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退したときは東電は100%潰れる」
首相は東電の人にこう怒鳴ったという。 東電が潰れるのは構わない。日本が潰れてしまったらば、結果的に東電も潰れるので、結果は一緒だ。 一番考えないといけないのは、日本がどうやったら潰れないのか、ということのはずだ。 東電が撤退してその方が結果的に日本が潰れなくて済むなら、その方がいい。
この言葉は恐ろしい。 僕にはこの言葉の前に、原発対応の手が尽きたので国に援助を求めた話の返答として投げられた様に思える。 最悪の事態を前提に行動するなら、それはそれでいいのだ。 被害を最小限に止める為にあらかじめ最悪の事態が起こる事を前提に行動する事は、とても大切な事だ。 だけど、首相はそれを否定してしまったという話に見える。 これは非常に危険な事だ。 この記事は、意図的に前後の文脈を外して書いている様に思える。 実際を何かしらの事情によって書けないのか、あるいは実際よりも大きな憶測を呼び込むための手法なのか。
システム屋というのは、気持ちで動かない。 問題が起こってもそれは「アハハ! やっぱり間違っちゃいました!」という話だ。 笑っても怒っても事態は変わらない。 可能性として起こり得る話は、必ずいつか起こる。 可能性0%という事は絶対にありえない。
絶対に止まらない絶対に問題が起こらないシステムなんて、この世に存在しない。 あらゆる問題が起こる可能性は決して0%ではない。 だけど色々な都合によってシステムフェールの可能性は0%です、と謳ってしまっていることが多い。 だから無理とわかっていても0%にしないといけない。 1%を0.1%に。 0.1%を0.01%に。 少なくなればなるほど、可能性を減らすのは難しくなっていく。 しかも決して0%には到達しない。 毎日毎日、何万回もの試行が起こる。 問題が起こる可能性が0.0001%というごく小さな物であったとしても、いつか必ず問題が発生する。 システムとはそういう物だ。
そういう中でシステムがフェールしたということは、「いやぁいつか起こると思ったんだけど、やっぱり起こっちゃったなぁ」という話で、気軽に言っても深刻に言っても、同じ事だ。
不可能は不可能だ。 それ以上でもそれ以下でもない。 不可能とどうやって上手に付き合うのか、という問題になる。 往々にして、システム屋でない人は、そういう不可能性の論理が理解できない。 「お前、プロだろ! プロなら何とかしろ!」という話をしたがる。 これは、コンピューターのシステムを作っていると、しばしば耳にする言葉だ。
本来、大失敗が起こる事を前提として行動しなければいけない。 転倒して頭を打ち付けそうになったら、『気合』を入れて状態を立て直すのでなく、転倒しても大怪我をしないように受身をとる方がよい。 ここでいかに大声を出して気合を入れたとしても、いかに懇切丁寧に気持ちをこめてバランスをとっても、転ぶということを受け入れて行動しなければ、頭を打ち付けて怪我をするという結果に影響はない。
だが、人とは、気持ちで動く動物である。 どうしても気合で問題が解決すると考えたくなるのだ。 最後の最後まで諦めないで対応した上で、玉砕するなら本望だ、と考えたくなる。 しかし、それは技術的に見て非常に危険な思想だ。
見えている情報が事実だとして、本当にこのまま行くと、正に「一億玉砕」になるのではないか。
安全を最重視するなら、まだ被害が少ない今の段階で撤退し、上からコンクリートをかぶせるとか、半径200km 避難とか、ドラスティックな対応を取るべきではないのだろうか。
僕は、内部被爆が怖い。 海水や魚を介した被爆だ。 これは近い将来必ず問題になるだろう。 この事が明らかになると関東一円から避難する人が続出すると思う。 そうなると日本は国家の存続が危ぶまれる経済的・政治的な大打撃を受ける。政府がこういう打撃を回避するためにこの情報を隠蔽している可能性は非常に高い。 後になって、政府の責任を問うても、病気になったり亡くなったりした人は戻ってこない。 結局うやむやになるだろう。 その事は今の段階で読める。 だから、政府は黙っていた方がゲームとして得だ。 政府が自らの身を切ってまで本当の事を言う可能性は低い。
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原発廃止求め、4都市で25万人がデモ 独
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1548828&media_id=88
コメント一覧
よっちゃん@Chonburi 2011年03月27日 15:56
言わないのじゃなく、言えないのかもしれません。
同じ日本人として、とことん追い込まれたときの日本人だけが持つ特性を知っているからではないでしょうか。
今、世界の人々を驚愕させている日本人の我慢強さは水田耕作農耕民独特のものです。
これは絶望的状況になると、神風や沖縄戦を見るべくもなく集団発狂、自殺する可能性が高い。
冷静に現状を判断できる人たちは、その間に逃げ出すこともできるので、そう考えれば、このようなくだらない政府も価値があるかも知れません。
同じ日本人として、とことん追い込まれたときの日本人だけが持つ特性を知っているからではないでしょうか。
今、世界の人々を驚愕させている日本人の我慢強さは水田耕作農耕民独特のものです。
これは絶望的状況になると、神風や沖縄戦を見るべくもなく集団発狂、自殺する可能性が高い。
冷静に現状を判断できる人たちは、その間に逃げ出すこともできるので、そう考えれば、このようなくだらない政府も価値があるかも知れません。
カオソーイ 2011年03月27日 17:08
撤退の話は14日の段階で、東電が福島第一に約700人いる人員のうち、50人を残して撤退したいと打診した時の話ですね。この話単独で取り出すと、管首相がひどいと受け止める人がいると思うけど、この話の前段は、12日の段階で、アメリカが原子力潜水艦の原発事故用の冷却材(冷却効果は高いが原発は廃炉にするしかなくなる)の提供を申し入れ→首相が非常用電源なくても原発はコントロール=短期間で普及可能という東電側楽観情報を信じて、申し入れを断る。→2日後、舌も乾かぬうちに撤退打診→激怒 という話の一部を取り出して、責任を政府に押し付ける為に東電側でリークした話のような気がします。
ようは、コントロールできるといった以上、最後まで企業として努力しないとまずいという話でしょう。
東電は、事故直後に東電福島原発サイドから、海水注入による廃炉前提の冷却策がだされたのも、東京の幹部が却下しているようです。
ようは、コントロールできるといった以上、最後まで企業として努力しないとまずいという話でしょう。
東電は、事故直後に東電福島原発サイドから、海水注入による廃炉前提の冷却策がだされたのも、東京の幹部が却下しているようです。
おかあつ 2011年03月27日 17:14
> という話の一部を取り出して、責任を政府に押し付ける為に東電側でリークした話のような気がします。
なるほど…。
> 東電は、事故直後に東電福島原発サイドから、海水注入による廃炉前提の冷却策がだされたのも、東京の幹部が却下しているようです。
なるほど…。
日本で原発運動なんてやったら、もっと停電激しくされそうだ、とか言っている人みかけたのですが、僕もそう思います。 原発を推進する本当の理由はなんなのでしょうか。
なるほど…。
> 東電は、事故直後に東電福島原発サイドから、海水注入による廃炉前提の冷却策がだされたのも、東京の幹部が却下しているようです。
なるほど…。
日本で原発運動なんてやったら、もっと停電激しくされそうだ、とか言っている人みかけたのですが、僕もそう思います。 原発を推進する本当の理由はなんなのでしょうか。
タビビト 2011年03月27日 18:16
とうとう言っちゃいましたね。私ら、一般市民が怖くて言えない事を。多分、その通りなんだと思います。俺達は早く西へ避難するべきなのかな。それとも、今のシステムを守るために(みずほみたいにならないように)持ち場を死守するべきでしょうかね。
ろんたりんくo(^-^)o 2011年03月27日 19:03
要は
首都圏2000万人を関西に大移動
させられるかどうかの問題かなあ?
経済の問題だけでなく。
首都圏2000万人を関西に大移動
させられるかどうかの問題かなあ?
経済の問題だけでなく。
おかあつ 2011年03月27日 19:28
> させられるかどうかの問題かなあ?
たしかに。 近畿地方にも2000万人の人が住んでいるそうですが、2人に1人は関東人が混ざる計算ですね。
… 何かバンコク並みの凄まじい人種問題が発生しそうな予感。 東京人と大阪人、どちらも自分たちが思っている予想をはるかに上回って性格違うからなぁ。 まぁ、でも北海道とかじゃだめなんでしょうか。 それとか、過疎化が進んだ村に移転するとか。
核家族で引きこもりの息子がいるカリカリの東京人一家が過疎村に移転するのか…。 何かサイバーアニメ的な感じがしてきた。
たしかに。 近畿地方にも2000万人の人が住んでいるそうですが、2人に1人は関東人が混ざる計算ですね。
… 何かバンコク並みの凄まじい人種問題が発生しそうな予感。 東京人と大阪人、どちらも自分たちが思っている予想をはるかに上回って性格違うからなぁ。 まぁ、でも北海道とかじゃだめなんでしょうか。 それとか、過疎化が進んだ村に移転するとか。
核家族で引きこもりの息子がいるカリカリの東京人一家が過疎村に移転するのか…。 何かサイバーアニメ的な感じがしてきた。
カオソーイ 2011年03月27日 20:14
最悪のシナリオ(チェルノブイリ並み)で、風向きにより500kmからの避難が必要、もっとも楽観的なシナリオでも50km圏の一部からの避難勧告が妥当だと思っています。
原発40km圏に福島(県庁所在地)、いわき(福島県下で人口最大)があり、ここが避難エリアに入ると福島の行政機能が麻痺するのを恐れて、30kmまでの避難勧告にとどめているのだと思います。この勧告が妥当だといっているIAEA間が悪いことに、理事長が日本人なので、原則日本に不利な勧告は出せません。アメリカが30kmまでの避難は妥当だといっているのは、(地国民に80km圏からの退去を勧告しているので)単なるリップサービスです。
原発40km圏に福島(県庁所在地)、いわき(福島県下で人口最大)があり、ここが避難エリアに入ると福島の行政機能が麻痺するのを恐れて、30kmまでの避難勧告にとどめているのだと思います。この勧告が妥当だといっているIAEA間が悪いことに、理事長が日本人なので、原則日本に不利な勧告は出せません。アメリカが30kmまでの避難は妥当だといっているのは、(地国民に80km圏からの退去を勧告しているので)単なるリップサービスです。
bobcat 2011年03月29日 00:57
震災の後,内閣副官房長官に「隠し事大好き!」の賤獄さんがなったでしょ? だから…
「ふるさとに残りたい」ってゆーてる年寄りは自己責任だから放っといて(年寄り特有のわがまま,うちのばあちゃんもそうだった)
次世代を担う若い人は西日本に逃げるべきです。
若い人が年寄りの世話で消耗してしもたり,被曝したりでは,なんのこっちゃわからんのでは?
命のトリアージが必要だと思います。
「ふるさとに残りたい」ってゆーてる年寄りは自己責任だから放っといて(年寄り特有のわがまま,うちのばあちゃんもそうだった)
次世代を担う若い人は西日本に逃げるべきです。
若い人が年寄りの世話で消耗してしもたり,被曝したりでは,なんのこっちゃわからんのでは?
命のトリアージが必要だと思います。
ろんたりんくo(^-^)o 2011年03月29日 04:45
マイミクじゅんさんの日記にダブルバインドによる思考停止
という説が掲載されています。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1697233580&owner_id=27280568
私的には、これを読んでピンとくる物がありました。
御参考まで。
という説が掲載されています。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1697233580&owner_id=27280568
私的には、これを読んでピンとくる物がありました。
御参考まで。