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2011年3月25日金曜日

気づいたこと(昆明編1) (mixi05-u459989-201103251200)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
気づいたこと(昆明編1)
2011年03月25日12:00
昨日24日23:30、僕にとって初めて来た中国の地であり、来て以降三ヶ月の間大変な苦労をして中国語を学んだ思い出の地である昆明に、三ヶ月ぶりに戻って来たのだが、今回、北京から天津・上海・深圳・広州と南下して昆明まで来て得られた様々な経験によって、この昆明について改めて色々と思う所があった。

さて、僕が初めて中国に来た時の状況を確認しようと思い、改めて先月書いたミクシ日記を読み返したところ、自分が書いた文章であるにも関わらず、理解出来なかった。 これは深刻な問題である。 この数ヶ月の日記は、旅先で限られたインターネット接続を使って大急ぎで書いている為に、時間的な制約が大きく、推敲が足りない場合が多いからだと考えられるが、いかなる理由があるにせよ、これは深刻な問題である。 そういう中でいかにして、自分が後から読んでも理解出来る文章を書くことが出来るだろうか。

対策として、あらかじめ用意した質問を利用することが良いだろう。 月並みではあるが、文節を書く時は常に、この用意した質問にそって文節を組み立てる様にしよう。

WHO 誰が関わった
WHAT 何が起こった
WHEN いつ
WHERE どこで
WHY なぜ
HOW どのように

日本語は、主語・述語・目的語の順番が自由であり文脈によって明らかな節は省略しても構わないというルールが存在することにより、無意識のうちに自分にとって不要な節だが他人にとっては必要な節を省略してしまう事が多く、これが文章を分かりにくくしていると考えられる。 常に、この質問に沿って文章を作ることによって省略を避けることを目指そう。

また、日記には、前後の日記とのつながりがあるので、説明が省略されて書かれない前後の事件が多く、これも日記をわかり辛くしている原因であると考えられる。 前後の日記を確認せずとも、文脈が見える様に文脈を省略しないで書く必要があるだろう。 前後の事件に関しても上記の質問にそって文を組み立てるべきである。



気がついたこと:

定理:災害は必ず起こる。
証明:全ての災害は必ず事前の予想を越えて起こるから。

起こっては困る災害の原因を残してはいけない。全てのバグを修正することは不可能だが、そもそもバグが起こり得ない構造に設計すれば、バグは発生しないのと同じだ。

例えば、エンジンの部品にベルトがあったとして、ベルトが切れると事故になるなら、ベルトをこまめにチェックするよりも、設計としてベルトを使わない方が良い。 ベルトが無ければ事故も起こらない。



気がついたこと:

「赤信号みんなで渡れば怖くない」信号が赤に変わった。みんな赤信号は危ないと思っているし、逃げた方がいいと思っている。 だけど、まぁ誰も逃げる人いないし、まだ大丈夫だろうと思う。そうこうしている内にみんな逃げ遅れて車にひかれてしまう。



近況:

今、昆明のホテルである。 部屋からインターネットに接続出来る。 昨日このホテルに来たらほぼ満室で、この一番大きな部屋しか開いていなかった。 昆明と、広州や上海その他の大都市を比較すると、同じ家賃250元でも、大都市のホテルは小さくて一部屋しかないのに対して、昆明のホテルには部屋が二部屋ある巨大な部屋に住める。

だが問題もある。 何故かお湯が出ない。 250元も払っているのにお湯が出ないというのは、致命的である。 あまり掃除が行き届いて居らず、髪の毛が落っこちていたりする。 田舎だから仕方がない。 チェックアウトして他のもっと安いホテルに移動しようと思う。

中国滞在許可のビザが今月末で切れる為、あまり昆明に長く滞在出来ない。 今後の予定は、恐らくラオスに入ってムアンシンかルアンパバーンで長期滞在するつもりである。 そこで現在作成中のコンピュータープログラムや論文を完成させる。

ムアンシン・ルアンパバーンから昆明は、実はさほど遠くなく、日本人の僕にとってはビザなしの滞在も可能なので、また昆明に戻ってくることはさほど難しくない。 だからまた昆明に戻ってくるかもしれないのだが、時観的・経済的に難しいので実行に移すかわからない。

コメント一覧
かつお   2011年03月25日 21:02
ルアンパバーンならカーン川沿いのファランの多いゲストハウスは落ち着きます。
おかあつ   2011年03月26日 00:07
行ってみます。
 
出展 2011年03月25日12:00 『気づいたこと(昆明編1)』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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