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2011年3月19日土曜日

北京語 (mixi05-u459989-201103191819)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
北京語
2011年03月19日18:19
今日は蘇州に来た。 10年ちかく一緒に働いていた同僚のプログラマと再会した。 北京から来た人だが、日本で長らく勤めていたので日本語はペラペラだ。 7年以上ぶりの再会だ。 しかも今回、僕は中国語を勉強して再会した。

彼に中国語を勉強するならどこがよいか、聞いてみた。 彼は北京しかないだろう、と言う。 広州・天津・ハルピン・昆明・西安、と聞いてみたが、みなそれぞれ違うアクセントがあるので、おすすめ出来ないという。

言葉の勉強は環境が大切だ、という。 学校で勉強しても学校から出たら使えないのでは、時間がかかる。 何年かかけて勉強するならいいけど、短期間できっちりと勉強するなら、北京が一番良いという話だった。 僕もそう思っていたところだが、これではっきりと確信した。

彼の友達も来ていた。 その会話に混ざっていて思った。 とにかく会話のスピードも内容の複雑さも、桁違いだった。 昆明の人が、話しているスピードとはレベルが違うい。 昆明の街中では普通語が通じなかったし、大学の中でもみんなゆっくりはっきり喋るなと思っていたが、その感覚は間違って居なかった。 僕の友達は、10倍ぐらいの速さで話す。 話の展開が速すぎて、まったくついていけない。 バンコクでバンコク人とタイ語を話している様に、イサーンでイサーン語を話している様に、ラオスでラオ語を話している様に、アメリカで英語を話している様に、彼は普通語を話していた。

北京以外で普通語を勉強しても、ネイティブが話す普通語には到底太刀打ち出来ない。 そのことを実感した。 北京語が話せれば、他の方言も聞こえる様になるが、外国人がいきなり方言から勉強しても、まったく通用しない。

この「会話のスピードに置いていかれる感覚」がないと、語学は伸びない。

語学を勉強するなら、北京。 それ以外にありえない。

(でも天津のべらんめい調、結構好きなんだけどな...)

友達の家での食事に呼んでくれたので、これから向かう。

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P.S.

...ところで、原発の表面の温度って何の温度やねん。
放射線に加え、温度的にも近づけなくなってるっていうことじゃね?
これは明らかに意図的に核心を外して書いているな...

これじゃ電源が復帰しても冷却装置が熱でやられてて、動かなくね?


あーーーもう 、 やめやめ。


1~4号機、表面温度100度以下…放水が効果
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00548.htm

 北沢防衛相は19日午後、防衛省で記者会見し、同日早朝、航空自衛隊が東京電力福島第一原子力発電所1~4号機の表面温度を測定した結果、いずれも100度以下(暫定値)だったことを明らかにした。

 北沢氏は自衛隊が現場で放水ビデオを紹介し、表面温度が100度以下だったことについて、「放水したことで効果が上がっていると思う」と成果を強調した。

 東日本巨大地震の被災地救援などのための動員自衛官数は18日現在で10万6000人に達した。飛行機209機、ヘリ321機、艦船57隻が活動。これまでに1万9430人の被災者を救助したとした。
(2011年3月19日16時08分 読売新聞)

コメント一覧
小姐   2011年03月19日 23:47
留学先、なんか北京になりそうな感じですね・・
おかあつ   2011年03月20日 01:30
ハルピンなど普通語が綺麗だと聞くのでいいかな、と思っていたのですが、北京の人に言わせると、東北にはかなり変わったアクセントがあるので、ちゃんと普通語を勉強したいなら北京以外ありえない、と北京の人がいうから、やっぱり北京がいいのだと思いました。

他にも思ったことがたくさんあるのですが、まだはっきりわからないので、もう少し良く考えてみます。
nhat   2011年03月20日 17:35
ハルピンの人にきいたらハルピンが一番いいって言うんじゃないですか?(笑)

北京人でもハルピン人でもない人で両方の都市に住んだことある人は どちらのほうが良いと言うんでしょうかね?
おかあつ   2011年03月20日 18:46
>ハルピンの人にきいたらハルピンが一番いいって言うんじゃないですか?(笑)
それは、ある。

おかあつ   2011年03月20日 18:56
一応、仕事の為に普通語を勉強したいって思っているので、やっぱりきちんと普通語が話せないと使えないと思うのです。 また、恐らく僕は、中国から出て中国語を使うことが多いと思うので、普通語でないと使えないかもしれない、と思います。

だから普通語を勉強するっていう見地からいってやっぱり北京かな、と思います。 あとちょっとだけ外れて、天津かハルピンか。 どちらもジーチーシーがある地域だけど、やっぱりアクセントが違うそうです。

ツーツースーも、北京の人に聞いたらそれもまた標準だっていわれました。 だけど外国人にとってはどうしても慣れが必要で、やっぱり最初はジーチーシーから勉強しないとダメと思うのです。
nhat   2011年03月22日 17:20
>ツーツースーも、北京の人に聞いたらそれもまた標準だっていわれました

なるほど!
たしかにツーツースーも多いですもんね
おかあつ   2011年03月23日 00:26
あれからよく考えてみたんですが、
1・ジーチーシー (北京)
2・ヅーツースー (上海)
3・ツースースー (広東)
かも、と思います。 いっぱいありすぎて、わかんないです。

そういえば、今日 这个が「チェーゲ」が「ツゴ」に変わる人みました。 昆明話がそうなのだということ知ってるんですが、昆明ですか?なんて聞き出せる訳もなく、そのまま去りました。

 
出展 2011年03月19日18:19 『北京語』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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