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2011年3月14日月曜日

日本人の騙されやすさとスケープゴート...2 (mixi05-u459989-201103142341)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
日本人の騙されやすさとスケープゴート...2
2011年03月14日23:41
─── スケープゴートというのは、生贄の羊という意味で、不満が高まった時コミュニティーの中で誰かひとりを標的にして、不満の原因となっている問題の全ての責任を、特定の人に擦り付けて虐める行為を指す。 何か問題が起こる毎にスケープゴートを作って無実の人を石打の刑に処す人々に対しては、僕はまったくもって賛同できない。 無実な人は当然、有実の人であればなおさらのこと、感情的になって石打の刑に処すべきではない。───

善悪とはとても相対的な概念だ。 もしも善悪の概念に基づいて、善を積極的に推奨し悪を徹底的に叩きのめすと、必ず弊害が現れる。

善悪とは相対的な価値観だ。 自分に害をもたらせばそれは悪であり、自分に益をもたらすならそれは善である。 つまり、自分が益を取れば必ず相手に取っては悪であり、自分が害を取れば必ず相手に取っては善である。 善悪は必ず表裏の関係であり、善であれば必ず悪であり、悪であれば必ず善である。 この表裏の関係は絶対になくなることはない。

善悪の衝突は、多くの場合、衝突は限られた資源=リソースの奪い合いによって発生する。 相手を悪と断罪すれば、永遠に和解することはない。 自分が誰であり相手が誰であっても同じことが言える。 自分が静かな生活を送る住民で、相手が隣のヘビメタのバンド小僧でも同じである。 相手がボッタクリのタクシー運転手で、自分が乗客でも同じである。 相手が政治家で、自分が庶民であっても、所詮は同じである。 相手がガス田を開発する中国で、自分が資源の少ない日本でも、所詮は同じことだ。

これは、非常に疲れる考え方である。 しかし近代化した、民族・文化・風習が均一でない世界に住む以上、絶対に避けて通れない事実である。

自分に害を及ぼす人間は、必ず、自分に取って理解できない存在である。 同様にして、相手に害を及ぼす自分も、相手に取って理解できない存在である。 ここで相手を悪と断罪し、ここで思考を停止してはならない。悪を断罪すると問題は決して解決しない。 問題解決策は、唯一つ、何故相手がその様な行動に出るのか考え理解し、相手に自分の考えを説明し理解を求め、その行動をしなくてもすむ代替案を相手と一緒に考えることである。

人は多面的な存在だ。 人は、ダイヤモンドの様に、見る角度によってまったく違った色に見える物だ。 何かの悪事を働く人には、必ず何かしら他人からは理解出来ない事情がある。 それを一方的な価値観で断罪するような事があってはならないと思う。 理解できない相手であればこそ、理解する努力を怠ってはならない。



ちなみに僕は、こんな偉そうなことを書いているにも関わらず、いじめが大好きである。 すぐに相手を悪人と決めつけて理解する努力を怠ってしまう人や、すぐに考えるのを辞めてしまう人、プライドが高くて自分の実力を直視しない人、気がついていない事がたくさんあるのに、気がついていると勘違いしている人、努力を怠っているのに、プライドばかり高い人など、僕はどうしても理解出来ない。 理解出来ないので、つい、いじめたくなってしまう。

僕は、超体育会系のジャズ研出身だ。 そういう人間の本質的な弱さを酒の肴にし、他人のプライドを粉々に破壊する快楽を愛し、その快楽に連日耽っている悪魔の様な先輩とばかり付き合っていたので。

Mon, 14 Mar 2011 21:41:37 +0800 ~ Mon, 14 Mar 2011 22:33:14 +0800

コメント一覧
さい   2011年03月15日 03:37
そうだよね?岡君って体育会系だよね。ちょっと毛色が変わっているけど
 
出展 2011年03月14日23:41 『日本人の騙されやすさとスケープゴート...2』