FLAGS

筆者おかあつ 大きな区分 記事の区分 記事の一覧 検索 ツイート

2011年3月14日月曜日

現状(日本人の騙されやすさとスケープゴート) (mixi05-u459989-201103141351)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
現状(日本人の騙されやすさとスケープゴート)
2011年03月14日13:51
僕はどういう訳か地震の直前に中国に来てしまった。 中国に来ている間に大地震が起こったと聞くのだが、情報が錯綜しており状況がいまいち掴めない。 昨日はネットに写真や記事があまり出ていなかったり、サイトにつながらなかったりして、状況が掴めなくてイライラしたが、今日はかなり記事が出ているしサイトにもつながるので、色々知ることが出来た。

日本で地震はしょっちゅう起こっている。それなのに何で地震が起きただけでこんなに大騒ぎしているのか良くわからなかったのだが、要するに地震が原因で原子力発電所で事故が起こって、その事故の影響が甚大であるということなのだろうか。

どのサイトも混乱を避けるため非常にソフトな書き方をしているが、恐らくチェルノブイリに匹敵する原子力発電所の事故が起こりつつあるというのが、現状なのではないか。

Japan battles to stop nuclear catastrophe
http://www.ft.com/cms/s/0/7feb0aaa-4d3d-11e0-85e4-00144feab49a.html#axzz1GXXBbGSP

これとか炉心融解(メルトダウン)とかに触れているし、チェルノブイリに匹敵するという話も普通に出ている。 (もっとも日本の外に居たら誰もが普通にそう思うだろうが。)

原発で起こった爆発は水素爆発じゃないかという話がある。 ビデオとか見てると最初に水蒸気の衝撃波が広がる瞬間が写ってるが、水蒸気の圧力が高まっただけであそこまで激しい爆発は起こらないのではないか、という気がする。 もしも爆発が水素爆発だとすると、水が高温により酸素と水素に分離されて出た水素が爆発したという事の筈だ。 水素と酸素の分離というのは、実は僕が非常に興味を持っているところで、以前調べたことがある。 水素と酸素の結びつきというのは非常に堅固で、そう簡単には分離しない。 殊に熱で分解するのは、大変な高温が必要だ。

Thermal decomposition of water
http://en.wikipedia.org/wiki/Water_splitting#Thermal_decomposition_of_water

これによると、1500度~3000度の温度が必要とある。 恐らく圧力にも寄るのだろうが、要するに炉の中の温度がそれ位のレベルに来ているということだろう。

プルトニウムの融点は 639.5 ° で、沸点は 3235.0 °C だそうだ。 これも恐らく気圧によるのだろうし、原子炉の燃料棒は瀬戸物として焼き固められているという話を聞いたことがあるので、一概には言えないと思うが、水が水素と酸素に分離する温度のレベルが最低でも1500度である事を考えると、恐らくプルトニウムは解けているだろう。
http://www.chemicalelements.com/elements/pu.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Chernobyl_disaster

福島の事故はチェルノブイリほどではないという記事も出てるけど、何かうっかり本当の事を言ってしまった後で、後出しの「火消し」的なニュースの匂いがする。 ロイターの記事は、日本が出しているニュース以上の事は書いていない。

http://www.reuters.com/article/2011/03/12/japan-quake-idUSL3E7EC0D620110312
http://www.reuters.com/article/2011/03/12/us-japan-quake-nuclear-us-idUSTRE72B2UN20110312
http://www.reuters.com/article/2011/03/12/us-japan-quake-idUSTRE72A0SS20110312

炉心が暴走して発生している高温と高圧に、原子炉のコアにある圧力釜がどこまで持つかにかかっているのではないか。 圧力釜が壊れる前に冷やしきれば止まるが、壊れたらチェルノブイリと同じ事が起こる。 中は超高圧の筈だから、壊れたら即大爆発なのではないか。 みな奥歯に物が挟まった様な書き方しかしていないが、非常に予断を許さないいちかばちかの高リスク状況に居る、という事を否定出来る様なニュースはひとつもない。


重大な事故にならずに済めばよいな、と思う。

僕は元々、原子力発電には大反対だし、みんながこれだけ反対するのに、成田空港みたいに強引に押しきって建設してしまうのが何故なのか理解に苦しむ。 人のやることには必ず間違いがある。 間違ったら大変なことになるなら、やらない方がいい。 「間違ったら大変なことになるがどうすればいいのか」と聞かれて「絶対間違えないから大丈夫」というのは、幼稚園児並みの返答だ。 実際に何度も間違えて大失敗している訳で。



日本のことばかり考えていても、しかたがない。 泣いても笑っても、自分は日本に居ない訳で。 折角天津に来たので、天津の見物に行こうと思う。 この街にも外語大学がある。 見学してこよう。 何か、僕はもう東京に帰れない様な気がする。 実際、僕はここに来る時、もう帰らないことを覚悟して来たが、本当にそうなりそうだ。

感情を逆撫でする様なことを言うと思うが、日本の人の騙されやすさには閉口する。 ミクシを見ているとデマのオンパレードだ。 特に今はみんな感情的になっているので、その傾向が顕著だ。 それをたしなめることを書いたら、ある人から「言葉の無感情さ冷静さが辛い」と言われた。 確かにそうなのかもしれない。

僕はその気持ちを理解できない訳ではない。 実は、僕はこれと同じ事をイサーンに居るときに、日本人に対して思った。 クーデターが起こった時の話しだ。イサーンに住んでいて、クーデターの影響で目の前で苦しむ人を見ているのに、日本人は実に冷静に状況を分析していて、イライラしたものだった。 日本人の非常に他人事な「言葉の無感情さ冷静さが辛い」としばしば思った。 イサーンでクーデターを経験した時は僕は激怒していた。 僕はこんなことを書いているが、かなり熱血漢であまり冷静な性質では、あまりない。 いつも冷静さを欠いて大失敗している。

何が違うのだろう。 イサーン人って非常に感情的で、何かあるごとに大騒ぎするけど、駆け引きに対しては案外冷静でほとんど騙されない。 そこが、日本人と大きく違う。 日本人は、感情的になるとコロッと騙されてしまう。 冷静であってもコロッと騙されてしまうものが、感情的になるともっと簡単に騙される。 クーデターが起こったときの日本人の分析は、ほとんどが軍政府発表のプロパガンダの鵜呑みで、まったく現状を反映していなかった。 日本人は「冷静」なので、そういう現状と報道がまったく一致していない現状を理解出来ない。 イサーン人は「熱血」なので、そういう現状と報道がまったく一致していない状況をよく知っている。

日本人の特徴的なのは、何か問題が起こるとスケープゴートを作ってそれに全ての責任を押し付けて虐め始めるところだ。 スケープゴートというのは、生贄の羊という意味で、 不満が高まった時、コミュニティーの中で誰かひとりを標的にして、不満の原因となっている問題の全ての責任を、特定の人に擦り付けて虐める行為を指す。

僕は、冷血漢ではない。 もちろん苦しむ人を見てシンパシーを感じる。 だが、何か問題が起こる毎にスケープゴートを作って無実の人を石打の刑に処す人々に対しては、まったくもって賛同できない。 例え、有実の人であっても感情的になって他者を石打の刑に処すべきではない。 人は多面的な存在だ。 人は、ダイヤモンドの様に、見る角度によってまったく違った色に見える物だ。 何かの悪事を働く人には、必ず何かしら他人からは理解出来ない事情がある。 それを一方的な価値観で断罪するような事があってはならないと思う。

タイ・イサーン・ラオの人も、結構いやらしい駆け引きをチクチクやるのだが、何故か、不思議な程に、スケープゴートを作らない。 駆け引きをやってチクチクやっても、日本人みたいに村八分が起こらない。 嫌いな人が来ても表面上だけは、ちゃんと付き合う。イサーン人は人情をよく理解していて、誰かが怒り始めると、すかさずスケープゴートを作って「あいつが一番悪いんだ、あいつさえいなければ」とか口では言う。だが、翌日には「悪人」と一緒に酒を飲んでいたりして、実際に行動に移すことは決してない。

最近中国に居てよく思うのだけど、中国人って無神経かな。 そうではないと思う。 乱暴かもしれないけど、よく人を見ていて、非常に細やかに気をつかってる。 人とぶつかれば謝るし、ちゃんと挨拶するし、ボッタクリのタクシーが近づいてきても、完全無視はしないし。 暖かいよな。

「べろだしチョンマ」話を見て、あれが千葉の話だと知った。 何だろうか。 スケープゴートを作る人の恐ろしさが、非常に強烈なメッセージとして込められている様に、僕には感じられる。

疑うことは大切だ。 疑ってばかり居るのもどうかと思うが、世の中正しいことばかりではない。

====================================


福島第一原発事故、深刻度「レベル4」以上か
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110313-OYT1T00056.htm

東京電力福島第一原子力発電所1号機で起きた爆発事故は、原子炉格納容器内の圧力が異常上昇し、危険回避のための作業をしている最中に起きた。

 1号機は、炉心が溶融している可能性も指摘されており、かなりの重大な異変が建屋の中で起きていたとみられる。

 原発事故は、国際原子力機関(IAEA)が決めた8段階の国際原子力事象評価尺度(INES)で深刻さが示される。

 炉心溶融を起こし国境を越えて放射性物質を放出し、史上最悪の原子力事故になった旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)はレベル7。同様に、制御困難になって炉心溶融を起こした米スリーマイル島原発事故(1979年)はレベル5。両者の評価の差は放射能汚染の規模にある。

 日本で最悪の原子力事故は、JCO臨界事故(1999年)だ。所外に中性子線が漏れ、周辺住民が避難する事態に発展したが、大きな被害を受けたのが所内の作業員3人だったため、レベル4の評価となった。

 経済産業省原子力安全・保安院は12日夜の記者会見で今回の事故について「暫定的にはレベル4」との見方を示した。事故と異常事象を区別するのは、原子力施設に設けられた多重の封じ込め機能が破られたか否か。今回の事故で、建屋の爆発と燃料損傷が重なったとすれば、多重封じ込めは完全に破られたことになり、レベル4以上の事故と判断される可能性もある。

(2011年3月13日01時51分 読売新聞)


福島第一原発3号機で水素爆発、住民に避難指示
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110314-OYT1T00313.htm?from=y10

東京電力は、14日午前11時ごろ、東京電力福島第一原子力発電所3号機で、2回にわたって爆発音が上がったと発表した。

 赤い炎とともに大量の煙が立ち上っており、東電は施設内の作業員を退避させている。

 経済産業省原子力安全・保安院は、同日11時1分に水素爆発が起きたと確認。詳細は不明だが、同原発から半径20キロ・メートル以内に残る住民の避難をよびかけた。

 3号機は原子炉建屋内に水素ガスがたまり、水素爆発の危険が指摘されていた。

 1号機でも12日午後3時すぎ、水素爆発が起き、原子炉建屋が骨組みを残して吹き飛んだ。3号機の爆発は、水素爆発特有の白い煙とともに、1号機の時よりも高い灰褐色の煙と炎を伴っており、他の異変が起きた可能性もある。


コメント一覧
おかあつ   2011年03月14日 14:08
すんません、ちょっとだけ書き加えました。
さい   2011年03月14日 14:18
原発の爆発前からこの地震のやばさは皆知ってたと思う。
東京の人口は多いんだけど、尋常でない揺れを多くの人が体験した。
震源地は宮城の方だった。
震源地が遠いのに強い揺れの地震と言うことは
とんでもなく大きな地震であることがその場ですぐ分かる。
だから余震、津波、原発、何が起きても不思議はないなと覚悟した。
その時点で原発のことも全部調べた。
ともかく岡君はラッキーだった。
ろんたりんくo(^-^)o   2011年03月14日 14:47
KYって言葉があるくらいに雰囲気に呑み込まれ自己中毒しやすい
国民性だからなぁ。。。
集団になると更にひどくなるし

あーめんどくさいこと。
 
出展 2011年03月14日13:51 『現状(日本人の騙されやすさとスケープゴート)』