FLAGS

筆者おかあつ 大きな区分 記事の区分 記事の一覧 検索 ツイート

2010年5月22日土曜日

ラオスフェスティバル (mixi05-u459989-201005221533)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ラオスフェスティバル
2010年05月22日15:33
先週タイフェスティバルに行ったのに引き続き、今週はラオスフェスティバルに行った。 先週のタイフェスティバルは、殺人的な人手だったが、ラオスフェスティバルは、タイフェスティバルよりもずっとマイナーらしく、非常に空いていた。 僕としては人が少ない方が居心地が良いと思うのだが、そのつまらなさは、タイフェスティバルの比ではなく、さっさと帰宅の途についた。

先週のタイフェスティバルは果たしてタイ語を話す機会など全くなかった。 しかし、全くないとはいえ、何度かくらいは話した。 しかし、今回、ラオスフェスティバルに来場し、果たしてラオス語を話す機会は皆無文句なしに一度もなかった。 しかも、タイフェスに来たときにも感じた漠然とした違和感は、こちらの方が強く感じた。

漠然と○○国フェスティバルという物は政治的な存在なのだなということを思わざるを得なかった。 その国家が持っているプロパガンダの海外出張支店みたいなものだと思う。 フェスティバルというものの存在意義自体が建前なのだ。

それに加えて、ラオ人の気質というものもあると思う。 ラオの人は自分の本音を他の人に見せることがあまりないからだ。 その点、ラオ人って京都人と似てる。 外人と会うと相手に必死に合わせて自分の思いをほとんど伝えない。 そういう本音と建前を巧妙に使い分ける東南アジア版京都人であるラオ人に、いいように乗せられてしまう日本人。 京都人に乗せられてしまう東京人とさほど変わらない。

アレクサンドラっていうラオのアイドル歌手が来てた。 ミーテーチャオっていう曲を歌ってたけど、何かバタ臭いメロディーにラオ語を乗せて、正直おもしろくなかった。 いや、これはこれで面白いのだけど、普段見ている「シアンイサーン」とか「ニターンコーム」とか「バクウェー」とかいった、実は密かにラオ人が大好きな芸能文化を見ていると、とても物足りないというか「よそ行き」な感じがしてしまう。 シアンイサーンみたいな毒にも薬にもなる強烈さを持ったラオ文化の核心に迫るものが何もない。

ラオスフェスティバルという事で、NGO関係の人もたくさんいらっしゃっていた。 その中にはとても面白い事をしている人もたくさんいる。しかし、そういう政治的な意図を持たないNGOというものは少数派なのだと思う。 例えば「焼畑で失われた森林を復元する」というNGOがあった。 これは、僕は断言するが、現地の人にとって迷惑以外の何者でもないと思う。 そういうボランティアに携わった事があるひとでこれに気がつかない人は単なるマヌケだ。 しかしこれはマヌケだからやっているわけではなく、おそらく意図的なものなのだと思う。 おそらく、森林を復元するというのは飽くまでも大義名分で、実際にはまったく違う政治的な意図が込められているのだろう。

そんな「刺を抜かれ毒抜きされた」安全な建前で塗り固められた上を歩いて面白がっている日本人の存在自体が、僕にとって、ラオスの森林よりもずっとミステリアスだ。

しかし、こうやって会場に来ているNGOの関連者の顔を見ていて思ったのだけど、みんな何も知らない。 これは僕が持っている勘のようなものだけど、知っていたら顔が変わる筈だ。 これを知ることは人の表情を変えるパワーがある。 恐らく、僕が知っているラオに関する知識は、恐らくまったく知られていない事なのだ。

ラオ語、ラオの歴史、ラオのギャグ、ラオの歌、ラオの昔話。 どれもこれも「放送禁止」的な内容ばかりで、NHKとかで放送される可能性はゼロである。 大学で教えられる事もありえない。 ラオの人すら教えたがらない。 教えたがらないけど、みんな知っている。

アレクサンドラは超美人だった。
だけど、ラオの近所のオバチャンの顔の方がずっと深みのある顔をしてないか。

# ま、アレクサンドラもあと20年ぐらいしたら、そういう味のある顔になるかもしれないけど。

コメント一覧
ちえぞう   2010年05月22日 15:52
今日だったのか…行きたかったけど金銭的にNGでした
子連れってなかなかタイ料理とか出すお店に入りづらいので。

ところで一般的に言うタイ料理とラオス料理の違いって何ですか
おかあつ   2010年05月22日 16:02
タイ料理ってあまりないです。

クワイティアオとかはフォーとかが北部から下ってきたものだし、
カオマンカイは中華料理で、海南島の料理だって聞きます。
ソムタムとかラープとかナムトックモーとかはみんなラオ料理です。
(でもソムタムはミャンマーにもあるって聞きました)
トムヤムクンは ラオ料理(ナーペーッ?) がバンコクに入って変化したものだって聞いてます。
パッタイとかも多分ですが、中華料理だと思います。
ヤムはラオ料理じゃないけど、ちょっとよくわかりません。
ちえぞう   2010年05月22日 16:50
なるほどー
タイ料理って看板掲げてるお店でもタイ料理オンリーってわけではないんだな…
ヒロコ   2010年05月22日 18:54
○○○フェスティバルをきっかけに、何かに興味を持ち始める人がいるかもしれません。
もっとラオを知りたいと思って、調べて、旅に出てみて。
そしてその人なりのラオを見つけて、好きになってくれるといいですね
おかあつ   2010年05月22日 23:58
僕は、僕が知っている異は当然みな知っていると思っているところがあるのだと思うのです。 僕は知っていて当然だと感じているのです。

ですが、最近気づき始めたのですが、おそらく、僕が思っていることって、僕しか知らないんだと思います。 僕が何を見て、何を普通だと思っているのか。 これは多分本になるくらいの分量がある内容かもしれない、と思うのです。

ちょっとまとまった時間をとって書いてみよう、と思いました。
Gourmand   2010年05月23日 06:08
私は、ラオスはいったことがないけど同じようなことをフランスで感じました。

フランス料理、パリコレ、モナコといったお洒落なイメージだけを外に出し、アフリカ黒人の土産売りや周辺地域から入ってきたジプシーなどの問題は隠され、このようなことは情報として表面化していません。

イタリアより先にお洒落なイメージで紹介されたフランス人ですが、その生活の質素堅実さ、のんびり感、地方の人に見える人懐っこさ、職人的なプライド・・・、住んでみないと見えない人柄や文化・習慣は、自国のアピールの為、よそ行きの商品部分しか見えないのが寂しいですね。

海外に住んでいる人が、このようなフェスをみると本来の自分ではなく、見せたい自分の部分が多く違和感を感じるのでしょうね。

あんまり外にでない私にとって、おかあつさんの話は興味深くためになります。

ラオスは、学校で教える世界史でも世間話で出る旅行などの話題でもあまり聞かないので未知の世界です?

放送禁止的なラオスって気になります。

在住者しか知らない本来のディープなラオスについて楽しみにしています。

かつお   2010年05月23日 09:53
アレクサンドラはブルガリア人の母とのミックスだけど、タイでも人気で、今は慶応大学大学院に留学中だそうです。あ~ぁ、ビアラーオ飲みたい
 
出展 2010年05月22日15:33 『ラオスフェスティバル』