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2010年4月15日木曜日

タイ国軍の自作自演? (isaan05-c987254-201004152057)

おかあつがミクシコミュニティータイ東北イサーン語研究会として著した記事を紹介します。
タイ国軍の自作自演? (おかあつ)
2010年04月15日 20:57
こないだこういう事を書いた。

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「デモ衝突で日本人が死亡」について
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1459666049&owner_id=459989

(デモ衝突取材中の日本人記者死亡事故について、軍が実はわざと射殺したのではな いか、という説について)

(部分引用 開始)

いや、ひょっとしたらアピシットを失脚させるために、わざとやったという線も考えられる。デモ隊の制圧中に日本人が死んだとなれば、これはアピシットの大失敗という話になる。 アピシットを失脚させるに充分な理由となる。 用済みになったアピシットを追い落とす為に、どさくさの中で軍部が意図的に日本人を射殺するということはあるだろう。

(※:この騒動は、軍部にいるタイ族が、強大になってコントロール出来なくなった客家系のタクシンを追い出すために、元々客家人と敵対関係にあった潮州人を扇動している為に起こっている。 軍部や警察の上層にいるタイ族は、出て行ってタクシンに扇動されて踊らされている赤シャツをやっつけたくて仕方がないだろうが、そのまま出ていくと角がたつので、アピシット(潮州人)に出動を命じさせることで、「仕方なく出動する」形をとらせようとするのだろう。 アピシットは首相だがアピシット自身は「操り人形」と揶揄されるほどに発言力がない。出ていきたいと考えているのは軍部・警察の上層部で、アピシットに軍・警察の出動命令を出させるのも上層部に他ならないだろうが、アピシットが出動命令を出したという形を取る以上、デモ制圧によって出た人死にの責任はアピシットになすりつけられるので、一石二鳥だ。 他力本願。 この国は王様すらタイ人じゃない。 王族すら何度も暗殺されている。 大変な国だと思う。 )

(引用終わり)
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で、今日のニュースによると、軍が水平射撃をしたことをあっさり認めたらしい。 あまりにもあっさり認めているのにはびっくりした。 国際情勢の立場を考えた上で、国際社会での地位改善を目指すなら、この様に自ら非を認めることは絶対にありえないと思う。 例によって、胡散臭い報道規制やハデな情報操作もするだろう。 それなのにそれをせずに、軍がその非をあっさり認めてしまったということは、僕が上で書いた様に、そこに何らかの政治的意図があるのだと感じる。

軍が水平射撃を認めてしまえば、政府に対する批判が強まるのは必死だ。 なのに軍は何故あっさりと非を認めてしまったのだろう。 これは僕が推察するに、軍が遠回しに政府を攻撃しているのではないだろうか。 政府を実質的に動かしているのは軍で、だから政府に軍の出動を命じさせたのも恐らくはは軍自身ではないか。 政府が政府よりも偉い王様が背後にいる国軍の同意を得ずに軍を動かすという事はタイの情勢からいって考えづらい。 軍自身が政府を動かして軍を出動させた疑いが濃い。 そこで、故意か偶然かはわからないが、失敗してしまい、それを認めてしまったということは、自作自演である可能性が濃い。 ということは、これはひょっとしたら軍がアピシットの支持者からの反感を招かないように、アピシットの失脚を狙っているのではないか。 僕にはそう感じられる。

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読売の記事の引用

タイ衝突、軍が実弾の水平発射認める
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100414-OYT1T01049.htm?from=nwla

 【バンコク=林英彰】タイ国軍報道官は14日、タクシン元首相支持派「反独裁民主戦線」(UDD)との間で10日に発生、日本人カメラマン村本博之さん(43)ら10人以上が銃撃によって死亡した大規模衝突で、軍が実弾を水平発射していたことを初めて認めた。

 タイ政府はこれまで、軍の実弾使用は、空に向けた威嚇発砲だけだと主張しており、今後、政府批判が高まる可能性がある。

 フランスのネットニュースに掲載されたビデオ映像に、夜間、数十メートル離れたデモ隊に向けて、2人の兵士が計10発以上の実弾を発射する様子が撮影されていた。

 報道官はこの映像が事実であることを認めた上で、「武装集団に銃で狙われている兵士を助けるためだった」として、あくまでも自衛目的だったと説明。「同集団の銃撃を止めるため」の不可避の選択だったと強調した。
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出展 2010年04月15日 20:57 『タイ国軍の自作自演?』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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