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2010年1月21日木曜日

イサーン在住のQさんとのカンバセーション (mixi05-u459989-201001211505)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
イサーン在住のQさんとのカンバセーション
2010年01月21日15:05
イサーン在住のQさん色々とお話をしました。 その記録です。

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Q 2010年01月20日 15:31

>金があればあるだけ使う人間もタイのド田舎人の一部じゃないのか?て何の話だ?

僕のまわりって、どうも善良市民・破産王みたいな人しかいないので、悩んでます。 色々なイサーン人に話を聞いた結果、それが、あまり普通でないということもうっすらと見えるようになってきました。

ただ、タイの田舎でも「それは一部の話だ」という風に片付けられない、と僕がおもうところは、村で破産王がひとり現れると、連鎖的に村中が破産王に成長する事です。 村の中に西洋人の嫁とかが現れるとその現象が発生しがちな気がします。うちにはこんなものもある、あんなものもあると、みんなで意地の張り合いになるんです。

僕が居る村の人は「これが普通だ」と言って譲らないですが、隣村のひとは、Qさんみたいに慎ましく生活してますし、どう考えても矛盾してるのです。

「これってバンコクの都心に住む人以上に金使ってるよ」って言ったことあるんですが、村中でそういう金銭感覚のコンセンサスが出来上がってしまっているので、「いや、これが普通だ」と誰も譲りません。これがイサーンでは普通だというのです。 村中、誰も「ボリハン」出来ないのです。

僕は外人ですし、何を言っても「コンタンサート ボフーフアン ワオパイスースー ボトンソンチャイドーク」で片付けられちゃいます。(※脚注参照) さてなぁ...。

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おかあつ 2010年01月20日 15:33
マジ、「ボフーフアンカボワオチャンスィーテ」っていいたくなりますが、言わないですが。

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Q 2010年01月21日 12:47

おかあつさん

私の村の近くにも西洋人の旦那さんをもつタイ人妻がいて、それなりの家に住んでますけど周囲の人がそれに追従するというのはありません。やはり、その地域の地域性がそうさせてるんではないかと思います。破産に至る過程が気になるんですが、車なんかはローンで買えたとして、田舎だと家なんかだと基本的には現金払いですよね。どこかの金貸しから借りてるんでしょうか。それにしても、村全体が借金体質だとしたら回収出来る見込みも不確かだし。いずれにしても大きな範囲で見ていたら物事が見えなくなるし解決の方法も見えなくなるんではないでしょうか。まずは1番身近なところから解決の糸口を見つけるのがいいと思います。私はタイ語がわからないのでコメントの意味がわからないですが(ニュアンス的にはわかりますが)、1番身近な人に言ってみてはどうですか。私は嫁にはごくたまにキレがちで怒鳴ることもあります。

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おかあつ 2010年01月21日 14:15
>まずは1番身近なところから解決の糸口を見つけるのがいいと思います。私はタイ語がわからないのでコメントの意味がわからないですが(ニュアンス的にはわかりますが)、1番身近な人に言ってみてはどうですか。

このあいだ、切れて全部思っている事を言ったら、病気になっちゃいました。
さてなぁ...。

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おかあつ | 自分のコメントを削除する 2010年01月21日 14:18
タイ語がわかって、ラオ語がわかれば、コミュニケーションがスムーズになって幸せになれると思っていたんですが、逆にパンドラの箱を開けたようにありとあらゆるトラブルが吹き出してくる感じで(今まで見えなかったトラブル・嫌味・苦情・怠惰・その他が次々と見えるようになる)僕はもう手にあましてます。

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おかあつ | 自分のコメントを削除する 2010年01月21日 14:20
逆にこっちが思っている事もストレートに通じ過ぎるので、そっちもものすごく気をつける必要があるのです。 (少なくとも僕の回りに居る)彼らは精神の糸が細いので、難しい事や困難・苦痛を乗り越える必要がある事を言ってもまったく無駄です。 病気になるだけです。

さてなぁ...。


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おかあつ | 自分のコメントを削除する 2010年01月21日 14:25
こんぐらいタイの事情を知ってると、ほとんどのタイ人(特に女性)は僕のことを避けます。
ウソを言っても一発でバレるからです。
(逆に男性の知り合いは急激に増えたな...そういえば。)

さてなぁ...。 もういい加減、この国、出るかなぁ。


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おかあつ | 自分のコメントを削除する 2010年01月21日 14:26
何か人の日記で何度もつぶやいて、すみません。

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(終わり)


※ ちなみに、上記文中に出てくる 「コンタンサート ボフーフアン ワオパイスースー ボトンソンチャイドーク」 というのは「外人はバカで事情をわかっておらず何を言っても理解しないから、ほっといて言わせておけ」という意味です。 ケンカになり、しかもその人がイサーン語が理解できないとなめている時、しばしば耳にするフレーズです。

一方「ボフーフアンカボワオチャンスィーテ」というのは 「本当にバカで事情をわかってなかったら、こんなこといいかえさねぇよ!」 という意味です。


これを言うと、それ以降その人は自分を避けるようになります。思ったようにコントロール出来ない外人は、ごまかしやすいタイ人よりずっとタチが悪いからです。

外人が好きなタイ人は、親切ですが、母国語でこういうことをしょっちゅう言っています。 外人的には、タイ悟もラオ語も、理解出来ない方がずっと幸せです。


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出展 2010年01月21日15:05 『イサーン在住のQさんとのカンバセーション』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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