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2009年8月29日土曜日

中国の水掛け祭り (mixi05-u459989-200908290814)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
中国の水掛け祭り
2009年08月29日08:14
中国にもタイと同じように水かけ祭りがあるという話を読んだ。 調べてみたら海南省のある自治区のお祭りなんだそうだ。 写真を見てビックリした。 タイの北部の人とそっくりな恰好をしてる。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0826&f=national_0826_031.shtml&pt=large
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0826&f=national_0826_020.shtml
http://www.hinews.cn/news/system/2008/07/28/010293932.shtml

リー族ミャオ族自治県とあった。 僕が聞いたことがある話では北部出身のタクシンは苗族(メオ族?ミャオともマオとも呼ばれる)だという話だ。 タクシンは中華系だけど、近代になってから華僑として渡ってきたのか、それとも中国から長い時間をかけて降ってきた民族なのかは知らない。 だけど、何かすごく大きな関連がきっとあるのだろうなと思った。

それに写真の女の子たちすごく美形だ。 この顔立ちは、タイ北部でチェンマイ美人と呼ばれている人たちの顔だちとものすごく似てる。

中国とかビルマとかタイとかラオスとか、便宜上国としてわかれているけど、実際にそこにいるのは民族で、色々な民族がレイヤーとして重なり合っているんだなと改めて思った。



日本って不思議だ。 日本には「これは絶対に日本にしかいない」という顔をした人がいる一方、あぁこういう顔、中国とか・タイとかにも結構いるから微妙、という顔をした人も結構いる。 一発で日本人とわかる人と、ちょっと考えないとわからない人といる。



今日電車に乗った時の事。 夕方で結構混んでた。 ちょっと具合が悪かったので出来れば座りたかった。 電車は行ったばかりで結構待った。 電車が来て急いで乗り込んで座席を確保しようとしたら、向かいから来たおじさんとバッティングした。 ...と思った瞬間、そのおじさんはすばやくバッティングしそうな席に座るのを辞めて、反対側の席に座った。「これだ!」と思った。 タイ人ってまわりをすごくよく見ている。 だから他の人とぶつからないのだ。 とてもタイ人らしいきめ細やかな気遣い。

タイ人ってそういうところがすごいよな、とかそういう事を考えながら、電車を降りた。 降りて改札を出たら、人とぶつかった。 何というか、懐に入ってくるようなぶつかり方で「おいよく前を見ろよ!」という感じだった。 女の子だった。 この感じに、ふと思い当たる感じがあった。 女の子は友達づれだったので、そばに行って何語を話しているか聞いたら、日本語だった。 やはり、と思った。

この女の子は「一発で日本人とわかる顔」では決してなかった。 目が一重で、目が平らでくぼんでいなく浅い目をしている。 この顔は結構微妙で、タイにも結構いる顔だ。 だからそばに行って言葉を聞いて確認したのだ。しかし最初に持った印象どおりでやっぱり日本人だった。

そういえば韓国人とかすごくまわりを見ない。 僕が本やで本とか立ち読みしていて、いきなり前に割り込んできて本を読み出したりするような人は大抵韓国人だ。

何か民族に視野の広さという要素があるような気がする。 きちんとまわりを見て歩いている人と、後ろから人が近づいても一向に気にしない人といる。 この比率が民族によって微妙に違う気がする。

改めて考えてみると、これの比率は日本人では半々ぐらいな気がする。 日本人には両方いる。

タイではほとんどの人がまわりをきちんと見ていると感じる。 特に東北人では100%と言っていい。 タイ人でも中華系の人はまわりを見ないことが多い。 (それでも日本人と比べると見る人の方が多いような気がする。)

西洋人もこの点を観察していると、国によって見るタイプがいたり見ないタイプがいたり、色々いる。



最近ひょんなことから中華系のタイ人と友達になった。 すごく頭のいい人でこの人がまたたくさん言葉を話す。 日本語を中心に勉強しているそうで、日本人の彼女がいる。 色男でモテそうな人だ。 音楽が好きでジャズも聞くという。 すごく話があった。 この人がまたすごく顔が日本人っぽい人で、実際最初日本人かと思った。 話を聞いたら親戚に台湾人がいるのだそうだ。

この人がすごく不思議で、タイ人っぽいきめ細やかな心遣いも持っているし、中国っぽい論理性も持ってる。 それと同時にちょっと日本人っぽいマニアックさもある。 こういう混血の人ってそれぞれの全部の性質を持っていることが多いような気がする。



なんというか、持って生まれた物というものがあるような気がする。

「僕はすべての物は後天的な学習で身につけることが出来る」という信念を持っている。 僕は思う。 誰でも訓練によってどんなことでも必ず身につける事が出来る。 身につけることが出来ないのは、信念や努力が足りないからだ。

だけど、これは僕がたまたまそういう能力を持って生まれたからそう思うだけで、
すべての人がそう思うのではないのかもしれない。

短かい間だけどドイツにいた時、そういう風に「すべては後天的な学習によるのだ」思える人がたくさんいたような気がする。 何というか集中力が高くて、学習能力が高く、難易度の高い事についての話ができる人が多くて、話をしていてゾクゾクくるタイプの人が多かったような気がする。

日本だと、ドイツにいる様な人と同じ感覚で話が出来る人があまりいないような気がする。もちろん、そこには、また違ったよさがあるけど、ゴリゴリに論理的な話をしたりバリバリに困難な事柄について話を出来る人って日本にはあまりいない。 もっとも、タイはもっといないけど。


だけど、視点を変えると、タイ人のように、周りに気を遣いを欠かさず、心の力学を駆使した風の様に爽やかな付き合い方が出来る人って、ヨーロッパにはあまりいない。残念なことにこれもあまり日本にはいない。

一方で、日本にはマニアックな人がおおい。 細かな情報の差異を追跡する事に執念を燃やし快感を感じるタイプって多い。 これはこれで、またおもしろい話がいっぱい出てくる。 このタイプはタイ人にはあまりいない。 西洋人には結構いる。 日本人にはものすごく多い。

コメント一覧
カオソーイ   2009年08月30日 18:35
海南島にもタイ系の少数民族もいるようです。
モン族(ミャオ族)については、清朝の時代に、清朝に武装抵抗した先住民族を鎮圧するために、集団で移住させられたモン族の子孫のようです。
おかあつ   2009年08月30日 23:41
w(’O’)w へー... そうなんですか。
カオソーイ   2009年08月31日 01:09
タイ系の民族の分布範囲は、よく「西はインドのアッサム州(州名の語源になったアホム族がタイ系だが、現在アホム語は消滅し、ベンガル語化している)から東は海南島までと言われているようです。

リー族(犂族Lizu)は、タイ系のチワン・トン語族に分類される少数民族で、元は広西からベトナムにいた「駱越」という部族が海南島に移住したようです。


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0526&f=keyword_0526_001.shtml
かつお   2009年08月31日 02:49
タクシンはあだ名は『ミャオ(モン族の意味)』だけど、客家の華僑です。たぶん、北部出身の田舎者という意味でしょう。僕はモン族の村の近くに住んでいたけど、モン正月では鞠投げ(結婚相手探し)はしても、水掛けはしませんでした。モン族は日本人に似ていて、中国の華南で稲作をやっていた人たちが、時代の政権から迫害されて、タイやラオス、アメリカまで移民した歴史があります。この記事の興味深いところは、水掛け祭りをタイ正月ではなく七夕にするところ。
おかあつ   2009年08月31日 08:33
カオソーイさん、
>リー族(犂族Lizu)は、タイ系のチワン・トン語族に分類される少数民族で、元は広西からベトナムにいた「駱越」という部族が海南島に移住したようです。

へー... あとでよく読んでみようと思います。

かつおさん、
>タクシンはあだ名は『ミャオ(モン族の意味)』だけど、客家の華僑です。たぶん、北部出身の田舎者という意味でしょう。

客家だという話もまたきいたことがあるのです・

客家とモン族ってまったく関係ないんでしょうか。


>僕はモン族の村の近くに住んでいたけど、モン正月では鞠投げ(結婚相手探し)はしても、水掛けはしませんでした。

w(’O’)w へー! へー!

あやめ   2009年09月10日 20:19
一般に片仮名で「モン」と表記されている民族には、ラテン表記では
"Hmong"、タイ字表記では"ม้ง"とされている苗(メオ)族系と、
"mon"と表記される民族と両系統があるので、注意が必要です。
凡その言語系統としては前者はチベット語系で後者はクメール語系。
住地としては前者は華南からインドシナ半島東部一帯、後者は
ミャンマー南部からタイとの国境にかけてといったところです。
黎(リー)族は苗族の分支もしくは親縁民族でしょう。後漢時代には
「俚」と呼ばれていたようで、宋代には「黎」という民族名が定着し、
海南島に左遷されていた蘇東坡の詩にも出ています。
黎族の水かけ祭(嬉水節)は旧暦七月七日(今年の新暦では8月26日)の
民俗行事です。

タクシン・チナワット(พ.ต.ท. ดร. ทักษิณ ชินวัตร)は客家の出身で
モン族ではありません
あやめ   2009年09月10日 20:38
「客家」とは「よそから移住してきた家族」という意味で、言うならば
「国内華僑」です。移住の事情は華北の戦乱や飢饉などさまざまですが、
既に漢民族としてのアイデンティティが確立した後で、モン族などの
周辺異民族との混血はありえたでしょうが、本来的には別個無関係の
民族系統と認識すべきものでしょう。
 
出展 2009年08月29日08:14 『中国の水掛け祭り』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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