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2009年8月26日水曜日

サムライサッカー (mixi05-u459989-200908260405)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
サムライサッカー
2009年08月26日04:05
こういうニュースがあった。

===引用===
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が24日、浦和のフォルカー・フィンケ監督(61)に“レッドカード”を突きつけた。広島戦(22日)で相手DFのチャージを受けながらプレーを続けたFWエスクデロ(20)について「倒れるべきだった」と発言したフィンケ監督に対し、元浦和社長でもある犬飼会長は「指導者の資格はない」と怒りを爆発させた。
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僕は決してサッカーに詳しい方では無いけど、アラブ街で連日サッカー中継を見ていると、このフィンケ監督が言っていることは、ごく当たり前である感じがする。

世界の選手は何かがあれば、ちょっとやりすぎじゃないかというぐらい大げさに転んで痛そうなジェスチャーをする。 もちろん本当に痛い場合もあるだろうけど、いずれにしても自分の身に何が起こったのかを大きくアピールする。 こうすることで相手チームが反則したことをレフェリーにアピールする。 特にゴール周辺では反則が即コーナーキックやフリーキックのチャンスと直結しているので、このアピールは熾烈を極める。 この展開で試合の流れが大きく変ったりすることも少なくなく、この駆け引きがなかなかおもしろい見どころだったりもする。

精神性を重んずる柔道や剣道と違って、あくまでゲームであるサッカーに精神性を求めても意味は無いだろう。 そこでそれをやったら点がとれるかとれないかという純粋な駆け引き上の問題であって、「やるべき」「やらぬべき」という精神性を持ち出しても意味が無い。

転ぶことを考える時、この犬飼会長のようにむやみに精神性を持ち出してその善悪に付いて論じるよりは、これを飽くまで審判に対するパフォーマンスでひとつのゲーム上の駆け引きなのだと捉えるほうがずっと妥当ではないだろうか。 特に世界の流れを見ればそちらの方がずっと自然な見方であるように思う。 世界的に当たり前な事を未だに「是か非か」というレベルで喧々諤々の討論している日本のサッカーは世界レベルから比べるとはるかに劣るといえないか。

こういうところにも日本人のコミュニケーションのへたくそさが垣間見られる感じがする。

そういえば、サッカー中継をみていたら、こういうコマーシャルが流れたことがあった。 試合が終わり疲れ切って汗だくでスタンド内に帰る選手達。 そこにお掃除のおばさんが床を掃いている。するとおばさんのホウキがよそ見をして歩いていた選手に当たってしまった。 するとその選手、思わず大きく転倒、床に転がってしまう。

あれ?と思った瞬間、キャプションが表示される。

「真のサッカーファンは知っている」

日本では、選手首脳すら「真のサッカーファン」ではないんだろう。

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浦和フィンケ監督「倒れろ」指令に日本協会・犬飼会長激怒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090824-00000319-sph-socc

 日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が24日、浦和のフォルカー・フィンケ監督(61)に“レッドカード”を突きつけた。広島戦(22日)で相手DFのチャージを受けながらプレーを続けたFWエスクデロ(20)について「倒れるべきだった」と発言したフィンケ監督に対し、元浦和社長でもある犬飼会長は「指導者の資格はない」と怒りを爆発させた。

 この日、東京・文京区のJFAハウスで行われたNACK5のラジオ番組「ファンファンサッカー」の収録の冒頭。犬飼会長は、日本サッカー協会が推進するフェアでタフなプレーに逆行する発言をしたフィンケ監督をぶった切った。「倒れても審判は笛を吹いてくれない。少年サッカーでもすぐに倒れて審判の顔を見る選手がいる。日本サッカーに悪い影響がある。追放しないとダメだ」

 さらに犬飼会長は浦和首脳も厳しく批判した。「(フィンケ発言は)明らかにおかしい。それを正せないのはクラブの怠慢だ。レッズに話を聞きたい」と凋落(ちょうらく)する古巣のフロントを直接、事情聴取する考えを示した。

 ◆フィンケ監督釈明「エスクデロはフェア」 犬飼会長の発言を受け浦和・フィンケ監督は「エスクデロが踏ん張ったのは、フェアなプレーだった。シミュレーションを推奨しているわけではない。その辺は協会と考えは一緒」と苦しい言い訳。広島戦後には「最も怒りを感じたのは、エリア内で反則を受けながら倒れなかったこと。個人的にフェアプレーメダルを与えようと思う」と発言したが、この日は一転してエスクデロを褒めたたえた。


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出展 2009年08月26日04:05 『サムライサッカー』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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