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2009年8月15日土曜日

反戦2 (mixi05-u459989-200908151732)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
反戦2
2009年08月15日17:32
ある方のコメントにて...

━━━ わからないんですが、容貌が自分と異なると、「共感性」が持ちにくいような気がするんです。肌が白い人がチノパンでプールに入っても何も言わなくても、肌が薄黒い人がブルキニを着てプールにはいれば不愉快で、でも不愉快だと言うのは合理的出ないので、必死に不衛生だとか色々なもっともらしい理由を探し始めたりします。

最近、回りにアフリカ系の人がいっぱいいるので思うんですが、日本人で、語学が堪能でタイ語ペラペラな人でも、相手がアフリカ系になるといきなりサル扱いになったりする人っています。そういう人を見ると色々思います。



強い感情というのはそれだけ論理を吹き飛ばす大きな力を持っているんだと思います。 それが創造的な方向への強い力となるときもあれば、それが逆に他人から利用されて混沌の中に埋もれる扉を開くときもあるのだと思います。

僕はどうしても「原爆は戦争を終わらせる為に必要だった」という話が好きになれません。物理学者リチャードファインマンが自叙伝で原爆開発のいきさつを書いています。そこに世界中の最高の頭脳を持った天才たちが、軍に善悪感をコントロールされて、だまされ利用されていく過程がはっきりとかかれています。

当時はドイツと日本は同盟を結んでいたので、ユダヤの敵は日本でもあり、ドイツと日本の暴走を止めるためには一刻も早く原爆が必要だった、と言うような話になっていたと思います。

原爆が完成した直後、ファインマンの回想が印象的です。みんな原爆が完成して大喜びしてそれ以上何も考えていなかったのだそうです。彼はその時ふと「原爆を開発している時はいいことをしていると信じていたが、結果的に大変なものを作ってしまった」と気づいたと述べています。

僕は、戦後の日本の歴史観にアメリカのプロパガンダが強く練り込まれていると考えるのは、自然だと思います。タイとラオスが併合するときもたくさんの本が焼かれたとあります。それは良いことでも悪いことでもなく、それは戦勝国・敗戦国の間でよく起こる事のひとつだと思います。問題は、今アメリカが変化していく中で、その日本が持っていた「作られた歴史観」自体が破綻しつつあることのような気がします。

日本人は、西洋の価値観にもよらずに、感情に惑わされることもなく、自分の力で考え、もっと明確な論理力と客観性を身につける必要があると僕は思います。



ところで、日本がアメリカに開戦を通告し無かった件は、アメリカのスパイが外交官を酒に誘い、その時に外務省に留守番を置かないように仕向けたからだ、という話があるんだそうです。

この間、日本の政治家が酔っ払って記者会見を開いて大騒ぎになってましたが、これも誰かが彼に酒を飲むようにしむけたんでしょう。 こういうのを見ると、開戦スパイ説もあながちウソではないのでは、という気がしてきます ━━━

コメント一覧
せおはやみ   2009年08月15日 18:37
興味深く拝読致しました。

確かにそういう点って見られますよね。
白人が不作法していても見て見ぬふりをしているくせに
同国人が同じことをすれば目を三角にして咎める。

その言い訳というのが、「英語喋れない」というものです。
そんなこと言い逃れだって本人も周囲も暗黙に認めている。
大きな声で一言、Don'tと言ってやればいいのに。
要するに、日本人は(日本人に限らずタイ人もだと思いますが)
未だに19世紀からの白人種劣等感を持ち続けているのです。

白人はそれを百も承知していて、ますます増長する。

実に情けない国民性だと思うのですが、
人々の基本的美観に刷り込まれた意識というのは
一朝一夕で拭い取れるものではありません。
第一あなた、クルマや化粧品のコマーシャルをご覧なさいよ。
なんでガイジンモデルが登場するのですか?

15年前、カンサイタイムアウトという
在留外国人相手の雑誌で、面白い募集があったと
アメリカ人ALT(英語指導助手)の女の子が私に言ってくれました。
阪急百貨店がアルバイト募集と称して
「白人男女、男180cm以上、女172cm以上、金髪碧眼」
仕事内容は朝の10時から6時の閉店までの8時間
「時々二人で店内をぶらぶら散策し、
婦人服コーナー、化粧品コーナー、紳士服コーナー、
スポーツ用品コーナーでショッピングすること」
勿論、本当に買うのではなく「その振りをする」こと
だというのです。
この意味するところは日本人なら充分判りますよね。

つい最近まで(今もそうだと思いますが)
大手の百貨店がこんな恥知らずな宣伝をしていたのですよ
 
出展 2009年08月15日17:32 『反戦2』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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