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2009年5月16日土曜日

仕事サボり (mixi05-u459989-200905160859)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
仕事サボり
2009年05月16日08:59
今日マクドナルドにコーヒーを飲みながら書いたプログラムをまとめににいった後、うっかり遊びに行ってしまった。 僕は普段遊びに行かない。 もともとお酒は飲まないし、大好きだった水タバコも、今は禁煙している。 この間タイ語堪能なPさんと水タバコを吸いにいったら、調子に乗って吸いすぎてしまい、ノドがおかしくなって二日ぐらい風邪を引いたような状態になった。 水タバコって不快な刺激が少ないのでとてもおいしく感じるのだけど、結果的にものすごく長時間吸うことになって、結果的に普通のタバコよりもずっと体に悪いように感じる。 それがきっかけで今は禁煙している。

だから、酒もタバコも無いので、今の僕には遊びがない。 実につまらない毎日になったが、仕事があるので仕方がない。 今日もマクドナルドに行ったら早めに帰って仕事の続きをしようと思っていた。 だが、このところプログラムの中でも非常に作りづらい部分を根をつめて作っていたので、かなり疲れていた。 で、うっかりブラブラと遊びに行ってしまった。 それでブラブラしていたらオカマのP子を見かけた。

P子
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1132248501&owner_id=459989&org_id=1132884580

彼女というか彼もここにくるのはいちおう仕事なので、一生懸命客を探している。 ひとしきり僕と話した後また仕事に戻っていった。 だが、昨今実に景気が悪く、ごっそりお金を落としていく日本人はほとんど見かけなくなった。 そればかりか、金に物を言わせて分譲マンションや車を買い与えて豪遊するイギリス人もめっきり見かけなくなった。 昨今、客を探すのは容易じゃない。

そばでしばらく見ていたら、僕のところに戻ってきた。 で、戻ってくるなりいきなり他のオカマと言い合いになった。 現れたそのオカマはP子に「いっぱつ殴らせろ!」と鼻息荒く尋常じゃない様子で、ポカンとしてみてたら、いきなりハンドバックでボカっとP子を殴った。 僕はびっくりして間に入った。 間に入ったら、P子を指差して「知ってる?こいつオカマよ!」と叫んだ。 僕は「んなこと知ってるよ」といった。

( オカマは、どんなに見かけがどう見ても男だったとしても、人前でおとこだって暴露されるとすごく傷つくらしい。 オカマと話をしているとき、男かどうかという話は、すごくセンシティブな話題だ。 もしむこうから「オカマだって気がついた?」って聞かれたら、どんなに男っぽくてもどんなに筋肉隆々でも、絶対に「いやー女だと思った」っていわなければいけない。 )

しかし、怒って他人を殴るくらいなら何でこいつは女になったのか、と僕は思った。 僕は思うけど、ソイナナ(有名なちょっとひなびた外人向け歓楽街)周辺の女性もオカマも非常に性格が悪い。 この辺をブラブラするときは、僕はなるべくタイ語を話さないようにしているけど、こちらがタイ語も英語も話さないと見ると、非常にナメたことを言い始めるので、いつも腹がたってうっかり文句を言ってしまい、言い合いになる。 このP子を殴ったオカマも僕は以前話したことがあった。 にこやかに話すけど何か目が笑ってなくて、あまり深く話したいと思うタイプじゃなかった。 なんというか、裏がある人って話すとわかるものだ、と思う。


というわけで、今日はラチャダー8番地のディスコでP子に酒をおごってあげた。 この辺のディスコはやっぱり行くととても楽しい。 バンコクのDJはレベルも結構高い。 日本のDJは何か微妙に面白くない。 何故だろう。 (日本文化って音楽とかレースとかチームワークとかそういうものがすごく苦手な文化だと僕は思う。)

しかし、タイ人の人間関係って、実に面倒くさいというか、難しいというか、特に外人だとさらに輪をかけて難しくなるし、ホント大変だと思う。 ディスコに行くといろいろと知らない人と話す機会が多いのだけど、ものすごい色々な駆け引きがあって、ホント難しい。

外人を丸出しにして「ワー」とか喜ばれるのは、タイでも本当にごく一部の歓楽街だけだ。 タイ人(特にバンコク人)ってものすごく保守的&内気なので、タイ人であってもなかなか打ち解けることが難しい。 外人丸出しにしていたら、いわずもがなだ。 逃げ出されかねない。

色々試してみたのだけど、まず話しかけるきっかけをつくることすらものすごく難しい。 それどころか、見かけが外人だというだけで怖がられて周りから人が居なくなったりする。 さらにこっちはタイ語がネイティブじゃないうえ、外人にとっては騒々しいディスコの中でタイ語で会話をすることは極めて難しい。 興味をもたれていることに気がつくこともあるけど、話題の取り掛かりをつかむのが難しい。 すごく内気で話題を作るのが難しいと感じる。

まだまだ修行が必要だ、と感じた。 こういうのは学校に行ったから身につく、というものでもないしなぁ...。 今日はP子も殴られたりして色々あり疲れていたらしく、早めに切り上げて帰った。

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タイ人の人間関係、僕はまだ遊びだからいいけど、仕事とかで利害関係がかかわってくると多分さらに面倒なことになるんだろうな、と思う。


コメント一覧
まはヴぃーら   2009年05月16日 11:07
日本でもそうだけど、オカマと外人って立場が似てるんですよね。
ところでうるさい場所での会話といえば、筆談です。私はこれでタイ語の書き文字に随分慣れました。
ただし女の子ばかり相手にしていたせいか、エロ本屋さんに「女子高生みたいな字を書くね」と指摘されてます。
 
出展 2009年05月16日08:59 『仕事サボり』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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