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2009年4月5日日曜日

今日の出来事 アラビア編 (mixi05-u459989-200904050610)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
今日の出来事 アラビア編
2009年04月05日06:10
近頃「いろいろ」あったので悩んでおり、今日部屋を出るときは気分が最悪だったのだけど、部屋を出てからまた「いろいろ」あって、今部屋に戻ってきたときには気分がよくなった。 その「いろいろ」のことについては書かない。 それ以外のことについて書こうと思う。

今日は部屋を出てから、最近の定番のオボンパンに行ってカフェラテを頼んで粘りながら設計をするという生活になってきた。 プログラムを組む段になってしまえば、音が無い静かな場所でじっとしていた方が集中できるのだけど、設計をするときというのは、うるさい場所であちこち歩き回っていた方がいろいろな発想が得やすい。 僕がよく行くサイアムパラゴンのオボンパンは相当うるさい場所なのだけど、あまり不快でなく、集中しやすいと感じている。 ここに居ると、世界中の観光客が集まってくるので、見ていて飽きないし、いろいろな外国語に聞き耳を立てるのがとても楽しく、とてもよい気分転換になる。

最近めっきりスターバックスに行かなくなった。 日本に居るときはほかに行く場所が無いので仕方なくスタバに行くけど、最近バンコクでエスプレッソ系のコーヒーを出す店がとても増えたので、選べる。 しかも安い。 前も書いたけどエスプレッソ仕立てのカフェラテを出す店の最安値はセブンイレブンの25バーツ(70円ぐらい)だ。 このセブンのエスプレッソは、出来合いのエスプレッソマシンでなく、大きな圧縮釜を持ったきちんとしたエスプレッソマシンを入れているので、かなりうまい。 70円とは思えない味だ。

オボンパンを出てから少し歩き回ることにした。 歩き回るといっても外を歩き回ると排気ガスがすごくて煙いので、巨大なサイアムパラゴンの建物内を歩き回るのだけど、今日、あまり行かない最上階の映画館のフロアに行った。 僕は英語もタイ語も完璧に聞き取れるわけではなく、タイ語字幕もあまり読めないので、僕にはあまり用がない場所ではある。

だけど、ここの映画館の待合所にきれいなソファが置いてあることに気が付いた。 ここはとてもすわり心地がよく静かだし、無料で座れる。 ここにセブンイレブンで買ったカフェラテを持ち込めば、最安値でくつろぐことが出来る、と思った。 が、ちょっと気が引けた。

ブラブラしながら紀伊国屋に行った。 ユングの本があったので、買った。 ユング自伝があった。 一冊1000円せずにユングの本が買えるというのは、とても安いと思う。 バンコク紀伊国屋の洋書コーナーはとても便利だ。

サイアムパラゴンも夜10時になるとしまってしまうので、これも最近の定番のアソーク駅そばのマクドナルドに行った。 実はもっとちかいチットロム駅にもマクドナルドはあるのだけど、ここは信じられないほどのうるささで、どうしても好きになれない。 年がら年中タイポップスが大音量で鳴り響いている。 気が散って仕方がない。 その中で、近所の大学生が集まって、よなか中勉強している。 はかどるんだろうか。 僕は落ち着かないので、わざわざアソーク駅のマクドナルドまで出てくる。 マクドナルドは24時間開いていていつでもコーヒーを頼めるので、重宝している。 実はもう一軒最高に静かなマクドナルドがあるのだけど、ここまで静か過ぎると逆に家にいるのと変わらなく、変化が無くて煮詰まりやすいのであまり行かない。


煮詰まってきたのでAM1時ぐらいからマクドナルドを出て歩き始めた。 ベッドサパークラブというかなり有名なクラブがあってそっちのほうへ歩いていった。 この辺の風俗っぽいバーは、みんなAM2時でぴったりとしまってしまう。 この外人や芸能人が多く集まるベッドサパークラブも例外ではなかった。 僕はふと思ったのだけど、ラチャダー8のタイ人向けのクラブは朝まで営業しているのに、同じような業種のベッドサパークラブは2時でしまってしまうのは、何故なんだろう。

なんとなくだけど、こういう風にタイ人向けと外人向けってはっきりわかれているのかな、ということをいまさらながら思う。 タイ人って外人に合わせて自分をすっかり変えてしまうんだよな、と思う。

そういえばこないだ、「タイ人って何で僕がタイ語話すと逃げ出すんだよ」って行ったら食って掛かってきた日本語を話すタイ人がいた。 あなただって日本語話されたらいやでしょ? それと同じです。 という。 僕はその人に日本語を話すのはいやだとは思った。 だけど、他の人にはそんなことない。 英語など金輪際話したくない人だっている。 僕の尊敬する友達であるJさんは 英語と日本語の双方がネイティブレベルだけど、彼には絶対英語で話しかけたくない。 そんな風に、僕には、人によっては絶対英語で話したくない人とかもいる。

僕は、タイ人って外国語を話すとネコをかぶり始めるので嫌なのだ。 すっかり自分を変えて本心で思っていることを言わなくなる。 これが僕は非常にうっとうしい。 もちろん人によるけど、タイ人で外国語がある程度うまい人って、とても上流志向が強く、ひたすら上流階級であるように見せかけようとするので、僕はそれがうっとうしい。 上流などくそ食らえだ。 正直に話せ、と思う。

タイ語で話しかけて喜ぶ人は、そういう妙な上流志向であるなんてことはない。 しかし、タイ語で話しかけて喜ばない人は、典型的な猫かぶりタイ人だ。 僕はそう思う。 僕の知っている人には、英語がネイティブのように上手なタイ人も居るけど、この人はタイ語でもきちんと応対する。

話がそれた。

ブラブラしているうちに中東街に出た。 このあたりには中東系のレストランやバーがたくさんある。 僕は中東文化にあまり明るくないのだけど、しかし見ていると、「インド系」「トルコ系」「アラブ系」と混ざっているように思う。 だけど、僕には区別が付かない。 見ていると、これらのハーフの人とかも混ざっていそうで、僕にはまったく太刀打ちできない。

ブラブラしていたら、道路際の店で、水タバコをプカプカやっている人たちが見えた。 店先の客引きに呼び止められたけど、そのまま素通りした。 素通りしてから、おや、と思って戻ってきた。 戻って値段を聞いたら、なんと、水タバコが立ったの150バーツ(400円ぐらい)で楽しめるというのだ! これはみっけもんだった!

水タバコというのは、本当に楽しいもので、とてもふくよかな気持ちになる。 お酒を飲むのとはまったく違う感じで、酔ったような気分になれる。 それに、お酒を飲んだときのように頭がぼんやりしない。 それに煙は一度水の中を通るので、煙にヤニが混ざってない。 煙を吐くとき紙を口に当てても紙の色が変わらないのだ。 僕はとても好きだ。

表にはインド料理屋と書いてあったが、中にはアラビアンナイトと書いてあった。 どっちなんだよ、と思った。 店には恐らく中東系のダンスミュージックがバカスカと爆音で流れていて、かなりよい気分だった。

ここで、ソーダ水と水タバコを飲んだ。



プログラミングについては、今日は継承関係と種別関係について考えた。 プログラミングの世界には is と has というとても大きなパラダイムがあるのだけど、これの数学的な関係について考えてみた。 だけど、まだぜんぜんまとまらず、行き詰まったまま、散歩に出てしまった。 明日また続きを考えようと思う。






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出展 2009年04月05日06:10 『今日の出来事 アラビア編』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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