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2009年3月19日木曜日

強制削除 (mixi05-u459989-200903190354)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
強制削除
2009年03月19日03:54
何か mixi で出会い系のコミュニティーがバンバン消されているという話を聞いた。
http://www.rbbtoday.com/news/20090318/58715.html

別に出会い系コミュに登録したいとも利用したいとも思っていないけど、一抹の不条理感は残る。 何というか人権というか、人格というか、そういうものが完全に無視されている、という印象はぬぐえない。

もし僕が作ったコミュも、突然ルールが変更になって不適格になってしまったら、こうやってあっさりと削除されてしまうのだろう。 そんな信用を裏切られた感はある。

実際にmixiを運営するに当たって、日本社会の厳しいルールに合わせることに必死なのだとは思うけど、このまるで共産主義張りの言論統制を、真顔でやってしまうあたり、どうだろう、とは思う。


コメント一覧
tear   2009年03月19日 09:08
どこかに属している限り私達は場所を借りているだけで、そこは「自由な広場」にはなりえないのだと思う。規定や基準を満たしていても、不利益な存在とみなされれば削除対象となるでしょう。ルール変更なのではなく、それがはじめから暗黙のルールのような気がします。悲しいことですが。それはmixiだけにとどまらず表に出てきてないだけで他でもやっていることではないかと思う。何かを守る為なのでしょうね。
クレ   2009年03月19日 14:38
無防備にぼんやり暮らしていても社会が守ってくれてるってことに慣れてしまっている日本人のための仕組みなのかもと思います。ある意味楽です。
おかあつ   2009年03月19日 15:48
守られることに慣れている、というのは、そのとおりで、それはとてもいいことだと思うのです。 つかれないですし、生活は安定します。 でも、こんなことを思います。


こないだ、テレビ見てたら、沖縄で「丸刈り頭の校則は違法だ!」って叫んでいるおじさんを見かけたんです。 でも地元の人は冷ややかで、「丸刈りは清潔だしなぁ」っていうんです。

で、校則を破ることになるけど丸刈りをしないと決心して学校に行っている男の子が紹介されたんですが、彼がとても朴訥な話し方をする人で「僕は丸刈りにしなければいけない、というのは、僕は変だと思う。 僕は丸刈りにしたくない。校則を破ることになるのはわかってるし、悩んだけど、丸刈りしないことに決めた」 って言うんです。目がすごく「自我に目覚めた」はっきりした目をしていたのが印象的でした。

まぁ、田舎の話で、みんなそんな「自我の目覚め」なんか、気にするワケがないのです。 「自我?それ、食えるのか?」 とかいうような話です。 それが自然です。

ただ、そういう中で、自我に目覚めてしまった考える力を持った人・才能を持った人が、押し殺されてしまう、よくないんだと思います。本来、こういう聡明な人が、社会をよくして行く力を持っているわけで、この人たちが、普通に成長することが阻害されてしまえば、それは社会にとってもきっと害なんだと思います。

自我に目覚める人って、案外多くないのです。 だから、どうしても、多数決の原理で、押し殺されてしまいやすいんだと思うのです。 この点、自我に目覚める人がとても多い西洋と違う点なのだと思います。

目覚めてない人を無理に目覚めさせる必要は、無いです。 無理に目覚めさせるのは、ある意味、かわいそうです。そうではなく、数少ない目覚めてしまった人を大切にして、目覚めてない人に押しつぶされないように、積極的に守っていかなければいけないんじゃないか、って思います。

そういう意味で、たとえ子供が自由を望んでいなかったとしても、大人が率先して、子供の人格権を守る活動を続けるということには、意義があるのではないかと思います。


なんかニュータイプ論みたいですが。
 
出展 2009年03月19日03:54 『強制削除』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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