多面体
2009年01月03日02:19
今日は新年二日目だった。 昨日はお寺に初詣に行ったので、今日はカオサンどおりに遊びに行った。 僕はふだんどこにも遊びに行かないので、非常に珍しいことだった。 センセープ運河のボートに乗ってカオサンどおりのそばまで出て歩いていった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%97%E9%81%8B%E6%B2%B3
カオサン通りは観光客でごった返してた。
僕には買い物をする、という習慣がないのだけど、カオサンどおりを歩いていたら面白いものを見つけた。 見た瞬間、小さい頃、ゴム製の多面体のオモチャを持っていて大好きだったことを思い出した。 僕にしては珍しく買い物をした。 100バーツだった。
これはパズルになっている。 同じ形のパーツ6つからなっていて、これを組み合わせてこの形を作るようになっている。 帰りにスターバックスでいじっていたら、予期せずぶっ壊してしまった。 やむを得ず組み立てるはめになった。
随分時間が掛かったけど、どうにか組み立てることができた。 でもなんとなく腑に落ちなくて、いろいろといじくりまわしていたら、ある瞬間、パッとひらめいた。 これは実は方法さえわかれば実に簡単に組み立てることができる、ということがわかった。 理解できたら数十秒で組み立てられるようになった。
立体というのは実に面白い、と思った。 というか、思い出した。 僕は小さい頃多面体が好きだったことを思い出したのだ。
そういえば、僕は単位制高校に通っていた頃、数学の先生と正十二面体をある法則で切り取ると内部に正6面体が現れる、ということを模型を使って示すことが出来たら5をくれる、という賭けをしたことがあった。
それでまず、正五角形をコンパスだけで書くことができる、ということの証明を理解して、正五角形の書き方を覚えて、展開図を考えだすことができた。 最終的に模型を作ることに成功した。 すごく面白かったことを覚えているけど、先生は結局5をくれなかった。 今考えてみれば、まさか本当に作るとは思っていなかったのかもしれないな、と思った。
正五角形の書き方というのは、実にいろいろなおかしな経緯で生まれたということが知られてる。 実は、正五角形の書き方を発明した人は、あとで、ピタゴラスに暗殺されてしまうという、なんだかよくわからない死に方をしているらしい。
カオサンどおりで見つけたこのおもちゃを見て、そんな多面体に興味を持っていた思い出と感覚がふつふつとよみがえってきた。
で、今、改めてインターネットで調べてみたら、この世界は大変な奥行きのある世界であるということを知った。
http://en.wikipedia.org/wiki/Polyhedral_compound
今の僕のもてる時間から言って、これを全部見て回るのはさすがにちょっとムリっぽい。 僕にはやらないといけないことが多すぎる。 興味のあることが多すぎる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%97%E9%81%8B%E6%B2%B3
カオサン通りは観光客でごった返してた。
僕には買い物をする、という習慣がないのだけど、カオサンどおりを歩いていたら面白いものを見つけた。 見た瞬間、小さい頃、ゴム製の多面体のオモチャを持っていて大好きだったことを思い出した。 僕にしては珍しく買い物をした。 100バーツだった。
これはパズルになっている。 同じ形のパーツ6つからなっていて、これを組み合わせてこの形を作るようになっている。 帰りにスターバックスでいじっていたら、予期せずぶっ壊してしまった。 やむを得ず組み立てるはめになった。
随分時間が掛かったけど、どうにか組み立てることができた。 でもなんとなく腑に落ちなくて、いろいろといじくりまわしていたら、ある瞬間、パッとひらめいた。 これは実は方法さえわかれば実に簡単に組み立てることができる、ということがわかった。 理解できたら数十秒で組み立てられるようになった。
立体というのは実に面白い、と思った。 というか、思い出した。 僕は小さい頃多面体が好きだったことを思い出したのだ。
そういえば、僕は単位制高校に通っていた頃、数学の先生と正十二面体をある法則で切り取ると内部に正6面体が現れる、ということを模型を使って示すことが出来たら5をくれる、という賭けをしたことがあった。
それでまず、正五角形をコンパスだけで書くことができる、ということの証明を理解して、正五角形の書き方を覚えて、展開図を考えだすことができた。 最終的に模型を作ることに成功した。 すごく面白かったことを覚えているけど、先生は結局5をくれなかった。 今考えてみれば、まさか本当に作るとは思っていなかったのかもしれないな、と思った。
正五角形の書き方というのは、実にいろいろなおかしな経緯で生まれたということが知られてる。 実は、正五角形の書き方を発明した人は、あとで、ピタゴラスに暗殺されてしまうという、なんだかよくわからない死に方をしているらしい。
カオサンどおりで見つけたこのおもちゃを見て、そんな多面体に興味を持っていた思い出と感覚がふつふつとよみがえってきた。
で、今、改めてインターネットで調べてみたら、この世界は大変な奥行きのある世界であるということを知った。
http://en.wikipedia.org/wiki/Polyhedral_compound
今の僕のもてる時間から言って、これを全部見て回るのはさすがにちょっとムリっぽい。 僕にはやらないといけないことが多すぎる。 興味のあることが多すぎる。
コメント一覧
さい 2009年01月03日 08:36
私も正多面体大好き。
子どもの頃、正多面体の折り紙の本を買ってもらったのがきっかけ。
確か学生の頃、マスマティカとかいうような名前の数学専用のソフトが大学にあって
きちんと使えば多面体を作れるような・・・
(当時すごく高いソフトだったような気がする)
自分の中では
正多面体(法則で自動に生成される形)や、
結晶(自然界で自動に生成される形)のおもしろさから
タンパク質(生体内で自動に生成される形)が好きになったようなものだった。
どれも形が自動でできてしまうところがイイ。
なんだろうね、この無垢な美しさは。
正多面体の性質から「多様性」があるとかないとか、
何か数学上の大きな問題があったような・・・
(めちゃ遠い記憶でかすかにしか覚えていないけど)
たぶん月岡君なら絶対に知ってるとおもう。
アバウトなコメントでごめんなさい。
子どもの頃、正多面体の折り紙の本を買ってもらったのがきっかけ。
確か学生の頃、マスマティカとかいうような名前の数学専用のソフトが大学にあって
きちんと使えば多面体を作れるような・・・
(当時すごく高いソフトだったような気がする)
自分の中では
正多面体(法則で自動に生成される形)や、
結晶(自然界で自動に生成される形)のおもしろさから
タンパク質(生体内で自動に生成される形)が好きになったようなものだった。
どれも形が自動でできてしまうところがイイ。
なんだろうね、この無垢な美しさは。
正多面体の性質から「多様性」があるとかないとか、
何か数学上の大きな問題があったような・・・
(めちゃ遠い記憶でかすかにしか覚えていないけど)
たぶん月岡君なら絶対に知ってるとおもう。
アバウトなコメントでごめんなさい。