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2008年8月12日火曜日

タイ文字 (mixi05-u459989-200808121522)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
タイ文字
2008年08月12日15:22
僕は、ここ数年でタイ語が話せるようになったけど、タイ文字が全然苦手で、今までまったく読めなかった。 本当はタイに行って2週間ぐらい集中講座を受けようと思っていたのだけど、お金も暇も無いし、そう思って、今週、一念発起で気合入れてタイ文字の本を買ったのだった。これが何度目のタイ文字の本か、という感じなのだけど、とにかく買った。


結果...

二日で読破 \(^-^)/


というわけで、さっき読み終わった。 かなり飛ばしたところがあるけど、ここ数年で得た経験の貯金がたまったおかげで、スラスラ面白いように読めた。

実は、ある有名なタイ語の先生が書いた本を読んで何度もチャレンジしていたのだけど、何度も挫折していた。 僕は個人的にこの先生がすごくすきで、いろいろ頑張ってみたのだけどマスターできなかった。

ま、でも、今思えば、日本で一般的なこのタイ文字教授法は、実は決定的な欠点があるのだと思った。 これは、タイに住んでるマイミクで日本人のムリさんから聞いてなんとなく気がついたことなのだけど、タイで教えている方法によれば、タイ語の声調記号と声調番号は、だいたい一致しているのだった。 ところが、日本で一般的になされている教授法だと、これが一致して無いのだ。 だから、すごく暗記の量が増える傾向がある。


いずれにしても、正しい発音が頭に入っていない状態でタイ文字を勉強するのは、ものすごく時間がかかるし、大変だ。 特に日常によく出てくる単語ほど変則的な読み方をする傾向が強いので、なおさら大変だ。

そういえば、フランス語が話せる旧友にして数学博士のつっきー氏が「全単語の90%は規則的に変化する動詞で、残りの10%は不規則動詞だ」 って言っていたことを思い出す。 僕は「じゃぁ簡単だね!」といったが、つっきー氏は続けて 「しかしその10%に、日常よく使われる単語の全てが入っている」といっていた。 というわけで、タイ語に限らず、よく使われる単語は不規則な変化をする事が多い。 そういえば、タイ語の超有名単語「サワッディー=こんにちは」も、いきなり不規則な読み方をさせるのだった。



この調子で英語の文法も...って思うんだけど、 英語は経験が足りないんだよな...。

コメント一覧
まはヴぃーら   2008年08月12日 19:14
語学は、基礎がある程度出来たらあとは慣れだと思います。
変則的な読みですが、ここはあえてバカになって丸暗記したほうがいいです。
語学ってそんなに理論的でもないので、体育会的精神で乗り切ってから
「このソーはパーリ語起源で、このソーはサンスクリット語起源で」
みたいなことを知ればいいような気もします。
ナム   2008年08月12日 19:45
タイ語を話せる日本人は近頃増えて来ましたが、タイ文字が書ける日本人はまだ珍しいですよ(^-^)v

かつお   2008年08月12日 19:59
タイ語で日記を書いて(パソコンなら文字配列や声調も覚えれるので尚良い)、タイ人に添削してもらうのが、上達の早道だと思います。専門分野をタイ語でプレゼンしてみるとか。読み、書きができて、語学習得と言うのでしょう。
おかあつ   2008年08月12日 23:13
(^-^) アドバイスありがとうございます(^-^)



今日思ったんですが、不思議だけど、ラオス語を勉強すると、タイ語が見えてくるように思います。 前、ラオスでラオス語を勉強した時もそう思ったんですが、今回は加えて、逆にタイ語を勉強しても、ラオス語が見えてくる様な気がしました。

で、今日更に気がついたんですが、タイ語は声調記号が声調ときちんと順番どおり結びついているけど、ラオス語は結びついていないみたいですね。 でも、 随分違いがあるのに、タイ語の声調とラオス語の声調は、同じ単語があれば、それらは割りと単純な置き換えの関係になっているみたいで、面白いです。

で、更にイサーン語にはラオス語の第四声が無い様な気がします。 第四声は第五声に変化している様な気がします。

そういう風に知識が結びつく瞬間って楽しいです。



しかし、語学って難しいです。 すべて理屈通りには行かないです。 そういうところは気合で全部丸暗記しないといけません。 でも、かといって、理屈が歴然と存在するところは、完璧に理屈を理解する必要もあって、こちらは暗記ではカバーできません。 まるで総合格闘技です。

その上、マニアックに知識を求めるだけでなく、そういう覚えたこと、理解したことは全て忘れて、コミュニケーションに徹する気持ちの器用さも求められます。 ホント一筋縄では行かないです。
 
出展 2008年08月12日15:22 『タイ文字』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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