ミュージックアナライザ
2008年03月31日14:14
ミュージックアナライザ (譜面作成・耳コピ専用音楽プレーヤー)
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/11/28/musicanalyzer.html
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se118628.html
http://ma.oka.nu/j/
突然だけど、僕はミュージックアナライザの作者でもある。
作ってからそろそろ12年経つ。 時のたつのは早いものだ。
このアプリは、そうとう頑張って作ったのだが、公開した当時は、あまりの利用者の反応の悪さ、評判の悪さに、辟易して、やる気を失ったものだった。
でも、最近、ミュージックアナライザでググってみると、何だか、一部でとても評判が高くなっていることに気がついた。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/n-yoshioka/bass/pc.shtml
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/compose/1193847688/286-385
著名な人に取り上げられたり、2chで晒し上げられたりしないで、肯定的に紹介されるっていうのは、結構嬉しいものがある。
耳コピなんてする人は、世の中のごく一部の人なんだと思う。 12年前はまだインターネットユーザーの母数がすごく少なかったので、アプリを求めている人自体が、インターネットを利用していなかったのだろうと思う。 それが、さいきんは、誰でもインターネットを利用するようになった。 だから、母数が広がって、必然的にミュージックアナライザの利用者も増えたのだろう...。
普及するまでに、12年か...。 作った当時だって、作品自体のクオリティーには自信があった。 だけど、あまりに世間から受け入れられず、ここまで受け入れられないものか、と絶望した期間が長かった。
それがこうやって広まるまで12年。 しかし、今も僕は違うアプリを作っている。 想像をたくましくすると、その今作っているアプリが広まるまでにまたまた12年ぐらいかかったりしないだろうか。 想像すると恐ろしいものがある。
◇
発表した当時は、インターネットはおろか、パソコンの普及率すら低かった。 パソコンが出たてで、みんな、パソコン自体におっかなびっくりっていう感じだった。 そういうユーザーを相手にしていたものだから少しでも馴染み易いように... といろいろな工夫をこらした。 カセットテープを模したユーザーインターフェースはそうやって生まれた産物だ。
わかりやすいように... と思って作ったこのカセットテープの画面も、予想だにしなかった長い時間がたってしまったおかげで、いまや「アナクロでレトロ」といわれるようになってしまった。 だいたい、もうカセットテープなんかめったに売ってないし。
時代は変わったんだな。
それと同時に、今のインターネットの「遅さ」を感じる。 僕は今のインターネットにたくさんの問題を感じているけど、その問題を感じている人は極少数だと思える。 そうやって僕が今まさに感じている問題が、きちんと理解されるまでにまたきっと12年ぐらいかかるのだろう。
つまり、僕にとっては、今が正にその12年前なのだ。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/11/28/musicanalyzer.html
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se118628.html
http://ma.oka.nu/j/
突然だけど、僕はミュージックアナライザの作者でもある。
作ってからそろそろ12年経つ。 時のたつのは早いものだ。
このアプリは、そうとう頑張って作ったのだが、公開した当時は、あまりの利用者の反応の悪さ、評判の悪さに、辟易して、やる気を失ったものだった。
でも、最近、ミュージックアナライザでググってみると、何だか、一部でとても評判が高くなっていることに気がついた。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/n-yoshioka/bass/pc.shtml
http://music8.2ch.net/test/read.cgi/compose/1193847688/286-385
著名な人に取り上げられたり、2chで晒し上げられたりしないで、肯定的に紹介されるっていうのは、結構嬉しいものがある。
耳コピなんてする人は、世の中のごく一部の人なんだと思う。 12年前はまだインターネットユーザーの母数がすごく少なかったので、アプリを求めている人自体が、インターネットを利用していなかったのだろうと思う。 それが、さいきんは、誰でもインターネットを利用するようになった。 だから、母数が広がって、必然的にミュージックアナライザの利用者も増えたのだろう...。
普及するまでに、12年か...。 作った当時だって、作品自体のクオリティーには自信があった。 だけど、あまりに世間から受け入れられず、ここまで受け入れられないものか、と絶望した期間が長かった。
それがこうやって広まるまで12年。 しかし、今も僕は違うアプリを作っている。 想像をたくましくすると、その今作っているアプリが広まるまでにまたまた12年ぐらいかかったりしないだろうか。 想像すると恐ろしいものがある。
◇
発表した当時は、インターネットはおろか、パソコンの普及率すら低かった。 パソコンが出たてで、みんな、パソコン自体におっかなびっくりっていう感じだった。 そういうユーザーを相手にしていたものだから少しでも馴染み易いように... といろいろな工夫をこらした。 カセットテープを模したユーザーインターフェースはそうやって生まれた産物だ。
わかりやすいように... と思って作ったこのカセットテープの画面も、予想だにしなかった長い時間がたってしまったおかげで、いまや「アナクロでレトロ」といわれるようになってしまった。 だいたい、もうカセットテープなんかめったに売ってないし。
時代は変わったんだな。
それと同時に、今のインターネットの「遅さ」を感じる。 僕は今のインターネットにたくさんの問題を感じているけど、その問題を感じている人は極少数だと思える。 そうやって僕が今まさに感じている問題が、きちんと理解されるまでにまたきっと12年ぐらいかかるのだろう。
つまり、僕にとっては、今が正にその12年前なのだ。
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