フランシス・フクヤマがイサーンに言及 (まはヴぃーら)
2008年01月14日 00:48
今朝(1月13日)の読売新聞の朝刊に掲載された「経済発展続く中国」というタイトルの論説から一部引用します。
「(前略)民主主義に対する中産階級の抵抗は、多くの人々が考えるより、はるかに広い範囲で起きている。1992年、タイの中産階級は、軍人たちを政権から追い立てる新民主主義運動を支持した。だが2006年9月には、同じ社会層が、軍部によるタクシン政権の打倒を静かに支援した。
中産階級はタクシン首相の腐敗ぶりを攻撃する一方で、将来の経済成長を犠牲にして農村部の貧民を助けようとするその再配分政策にも、同じくらい怒っていたのである。
いま中国が民主化すれば、恐らく中産階級の繁栄は脅かされるだろう。(中略)中国の民主主義が拡大すれば、タイのように、民衆が大爆発する危険さえある(後略)」
タイラックタイ党支持率が多い県に、より多くの交付金を配布するという政策が再分配政策だったとは気付きませんでした。
引用した前述の論説では、アメリカは間違いなく民主主義国家であるという前提で書かれています。
親米政権だったら民主主義政権なんでしょうか。
イサーンに優しいようで、アメリカとタクシン派だけに有利な話に見えますが、、、
フランシス・フクヤマ氏は影響力のある人なので取り上げてみました。
CNNの回し者みたいなことをやられると、ちょっと困りますね。英語脳は恐いです。
「(前略)民主主義に対する中産階級の抵抗は、多くの人々が考えるより、はるかに広い範囲で起きている。1992年、タイの中産階級は、軍人たちを政権から追い立てる新民主主義運動を支持した。だが2006年9月には、同じ社会層が、軍部によるタクシン政権の打倒を静かに支援した。
中産階級はタクシン首相の腐敗ぶりを攻撃する一方で、将来の経済成長を犠牲にして農村部の貧民を助けようとするその再配分政策にも、同じくらい怒っていたのである。
いま中国が民主化すれば、恐らく中産階級の繁栄は脅かされるだろう。(中略)中国の民主主義が拡大すれば、タイのように、民衆が大爆発する危険さえある(後略)」
タイラックタイ党支持率が多い県に、より多くの交付金を配布するという政策が再分配政策だったとは気付きませんでした。
引用した前述の論説では、アメリカは間違いなく民主主義国家であるという前提で書かれています。
親米政権だったら民主主義政権なんでしょうか。
イサーンに優しいようで、アメリカとタクシン派だけに有利な話に見えますが、、、
フランシス・フクヤマ氏は影響力のある人なので取り上げてみました。
CNNの回し者みたいなことをやられると、ちょっと困りますね。英語脳は恐いです。
コメント一覧
[1] カオソーイ 2008年01月14日 02:42
フランシス・フクヤマあるいは、国際政治の指導理念に道徳を持ち込んだ
いわゆるネオコンの思想的弱点は、どこまでの非民主主義なら道徳的に
許容できるかの、自らを律すべき内的基準が存在しない点でしょう。
この点で、もっとも正直な(従って評価すべき)アメリカの保守主義・
積極的介入主義の政治家は、共和党大統領候補のジョン・マケインでしょう。
彼は陸上兵力をイラクに増派し、イランの核開発を場合によっては空爆によって
阻止すべきだと考える点ではネオコンと同じ立場ですが、中東の安定は最終的には非民主的なサウジの王政が妥当されるまでありえないと考えているようですし、北朝鮮の核開発を抑止するためのカードとして日本の核武装に対する支持さで口にしながら、軍政ビルマに対する日本の政府援助継続に対する非難決議取りまとめも行っています。
また対テロ戦争を口実にしたグアンタナモ基地での人権侵害についても、自分の
海軍(マケインは海軍兵学校出身の祖父の代からの海軍軍人)時代の5年半に及ぶ
北ベトナムでの捕虜生活を引き合いに批判しています。
あと、英語脳でいうと、オリエンタリズムで有名なエドワード・サイードも
基本的には英文学者で、オリエンタリズムもユダヤ系メディアであるニューヨークタイムズの日曜欄に連載されたという経緯があるようですね。
そういえば同僚の、イスラエル批判をよくするチョムスキーもユダヤ系だな。
で、タイの話ですが、今日イサーンの白ワインと、チャオプラヤーデルタ産の
赤と、ビルマのシャン州産の「アユタヤ」というロゼを飲みました。
最近はタイの中産階級もワイン飲むようになったのかな?
いわゆるネオコンの思想的弱点は、どこまでの非民主主義なら道徳的に
許容できるかの、自らを律すべき内的基準が存在しない点でしょう。
この点で、もっとも正直な(従って評価すべき)アメリカの保守主義・
積極的介入主義の政治家は、共和党大統領候補のジョン・マケインでしょう。
彼は陸上兵力をイラクに増派し、イランの核開発を場合によっては空爆によって
阻止すべきだと考える点ではネオコンと同じ立場ですが、中東の安定は最終的には非民主的なサウジの王政が妥当されるまでありえないと考えているようですし、北朝鮮の核開発を抑止するためのカードとして日本の核武装に対する支持さで口にしながら、軍政ビルマに対する日本の政府援助継続に対する非難決議取りまとめも行っています。
また対テロ戦争を口実にしたグアンタナモ基地での人権侵害についても、自分の
海軍(マケインは海軍兵学校出身の祖父の代からの海軍軍人)時代の5年半に及ぶ
北ベトナムでの捕虜生活を引き合いに批判しています。
あと、英語脳でいうと、オリエンタリズムで有名なエドワード・サイードも
基本的には英文学者で、オリエンタリズムもユダヤ系メディアであるニューヨークタイムズの日曜欄に連載されたという経緯があるようですね。
そういえば同僚の、イスラエル批判をよくするチョムスキーもユダヤ系だな。
で、タイの話ですが、今日イサーンの白ワインと、チャオプラヤーデルタ産の
赤と、ビルマのシャン州産の「アユタヤ」というロゼを飲みました。
最近はタイの中産階級もワイン飲むようになったのかな?
[3] おかあつ 2008年01月14日 09:08
(2で書き込んだのですが、若干訂正して3として投稿しなおしました)
今日の朝刊、読みました。 アメリカ人が民主主義バンザイなのは、ある程度仕方が無いと思いますし、中東は豊かになる過程で民主主義プロセスを飛び越してしまった、という件は、いかにもアメリカ人的な意見で、あまり好きになれないですが、大筋では間違って無いように思います。
タイを民主主義だと言い切っていないところから、反タクシン派の露骨なプロパガンダのウソをきちんと見抜いていることが見て取れます。 西洋人はあの手のウソに弱くてすぐ信じちゃうのでいつもイライラさせられていたのですが...。 そこは評価できると僕は思いました。 細かいところで異論が挟まるような点も通過してますが、全体としては、「豊かになる過程で起こる民主化には抵抗が生まれる事が多い」ということの実例としてタイをあげているだけなので、話の流れとしては適切じゃないでしょうか。
一つだけ気になったのは、東北に富を再配分している.... というくだりです。 広く見ればあたっていると思うのですが、どうでしょうか。 東北は肥沃で農作物がとても盛んです。 それこそ歩いていれば食べ物が落ちてるぐらいなものでとても豊かな土地だと僕は思います。 だからこそ出来た安い農作物を海外に売る事で国はより豊かになっていくはずだと僕は思うのですが、クーデター以降、何故か安い農作物をどんどん輸入していたのです。 その影響で国内の生産者はかなりダメージを受けていました。 具体的な数字が無いので数値を示せないですが恐らく生産量は落ちていたと思います。 これは国益に反する事だと思います。 ニュースでは「需要と供給のバランスが...」とか体のいい事を言ってましたが、僕の意見では、これこそが目立たないようにイサーン潰す方法のひとつだったのではないか、と思っています。
イサーンは元々かなり豊かな土地だと思います。 それを恣意的に障害を作ることでわざと貧しくしているように僕は感じる事があるのです。 再配分している、といわれるとそれは元々貧しかったので富を再配分しているという意味だと思うのですが、それは本来は、「元通り豊かに戻した」というべきではないかと感じます。 僕は個人的に逆の意味で違和感を感じます。
思うんですが、タクシンとクーデター政権、どちらが民主的か、といえばそれは間違いなくタクシンだと思います。 選挙で明白な事実として大多数の人がタクシンを選んでいるです。 人権的にどちらが平等かといえばそれも明らかにタクシンでしょう。 クーデター政権は、あくまで婉曲にですが、属国人であるイサーン人を未だに奴隷として扱い人権を与えていないわけですから...。 日本人はちょっとでも韓国人のことを差別的に言うだけでバンバン批判されるのに、タイは未だにそれを婉曲な方法でやっているわけです。
でも事情は明らかにアメリカと異なります。 アメリカは黒人の方が人口が少ないですが、タイはイサーン人の方が人口が多いですから... 。 アメリカと同じようにやったらタイは確実に崩壊するでしょう。 僕は民主主義が好きですが、それが全てではないと思っています。 だから、この場合も、民主主義で本当にうまく行くのか、という点が問題なのではないかと思っています。
今日の朝刊、読みました。 アメリカ人が民主主義バンザイなのは、ある程度仕方が無いと思いますし、中東は豊かになる過程で民主主義プロセスを飛び越してしまった、という件は、いかにもアメリカ人的な意見で、あまり好きになれないですが、大筋では間違って無いように思います。
タイを民主主義だと言い切っていないところから、反タクシン派の露骨なプロパガンダのウソをきちんと見抜いていることが見て取れます。 西洋人はあの手のウソに弱くてすぐ信じちゃうのでいつもイライラさせられていたのですが...。 そこは評価できると僕は思いました。 細かいところで異論が挟まるような点も通過してますが、全体としては、「豊かになる過程で起こる民主化には抵抗が生まれる事が多い」ということの実例としてタイをあげているだけなので、話の流れとしては適切じゃないでしょうか。
一つだけ気になったのは、東北に富を再配分している.... というくだりです。 広く見ればあたっていると思うのですが、どうでしょうか。 東北は肥沃で農作物がとても盛んです。 それこそ歩いていれば食べ物が落ちてるぐらいなものでとても豊かな土地だと僕は思います。 だからこそ出来た安い農作物を海外に売る事で国はより豊かになっていくはずだと僕は思うのですが、クーデター以降、何故か安い農作物をどんどん輸入していたのです。 その影響で国内の生産者はかなりダメージを受けていました。 具体的な数字が無いので数値を示せないですが恐らく生産量は落ちていたと思います。 これは国益に反する事だと思います。 ニュースでは「需要と供給のバランスが...」とか体のいい事を言ってましたが、僕の意見では、これこそが目立たないようにイサーン潰す方法のひとつだったのではないか、と思っています。
イサーンは元々かなり豊かな土地だと思います。 それを恣意的に障害を作ることでわざと貧しくしているように僕は感じる事があるのです。 再配分している、といわれるとそれは元々貧しかったので富を再配分しているという意味だと思うのですが、それは本来は、「元通り豊かに戻した」というべきではないかと感じます。 僕は個人的に逆の意味で違和感を感じます。
思うんですが、タクシンとクーデター政権、どちらが民主的か、といえばそれは間違いなくタクシンだと思います。 選挙で明白な事実として大多数の人がタクシンを選んでいるです。 人権的にどちらが平等かといえばそれも明らかにタクシンでしょう。 クーデター政権は、あくまで婉曲にですが、属国人であるイサーン人を未だに奴隷として扱い人権を与えていないわけですから...。 日本人はちょっとでも韓国人のことを差別的に言うだけでバンバン批判されるのに、タイは未だにそれを婉曲な方法でやっているわけです。
でも事情は明らかにアメリカと異なります。 アメリカは黒人の方が人口が少ないですが、タイはイサーン人の方が人口が多いですから... 。 アメリカと同じようにやったらタイは確実に崩壊するでしょう。 僕は民主主義が好きですが、それが全てではないと思っています。 だから、この場合も、民主主義で本当にうまく行くのか、という点が問題なのではないかと思っています。
[4] まはヴぃーら 2008年01月14日 13:11
>カオソーイさん
>>いわゆるネオコンの思想的弱点は、どこまでの非民主主義なら道徳的に
許容できるかの、自らを律すべき内的基準が存在しない点でしょう。
思想的弱点というか、モラルが欠落しているように思えます。これはネオコンが思想家団体ではなく、超利益追求集団だから仕方ないのですが、これが親米でカリスマ性のあるタクシン氏の暴走(汚職だけでなく、対麻薬戦争や南部問題など)を止められなかった原因の一つだと思っています。
英語脳について少し述べると、例えばカナモントリー・クワームマンコン・ヘン・チャートがCNSになったりパランプラチャーチョン党がPPPと表記されたりしていますが、確かにそっちの方が使いやすい。でもタイが英語という額縁にはめられたような気がして違和感を覚えます。CNN的というか、、、
>おかあつさん
大筋では間違っていないので、余計に気になったんですよね。
例として不適切でもないけれど、湾岸諸国に詳しい人も違和感を感じたはずです。
流暢な言葉独特の怪しさを感じてしまいました。くどいようですが、CNN的な怪しさ。
怪しいと言えば、サイマル出版から出されたチャムロン氏の本の翻訳である「タイに民主主義を」も怪しかったです。
>>いわゆるネオコンの思想的弱点は、どこまでの非民主主義なら道徳的に
許容できるかの、自らを律すべき内的基準が存在しない点でしょう。
思想的弱点というか、モラルが欠落しているように思えます。これはネオコンが思想家団体ではなく、超利益追求集団だから仕方ないのですが、これが親米でカリスマ性のあるタクシン氏の暴走(汚職だけでなく、対麻薬戦争や南部問題など)を止められなかった原因の一つだと思っています。
英語脳について少し述べると、例えばカナモントリー・クワームマンコン・ヘン・チャートがCNSになったりパランプラチャーチョン党がPPPと表記されたりしていますが、確かにそっちの方が使いやすい。でもタイが英語という額縁にはめられたような気がして違和感を覚えます。CNN的というか、、、
>おかあつさん
大筋では間違っていないので、余計に気になったんですよね。
例として不適切でもないけれど、湾岸諸国に詳しい人も違和感を感じたはずです。
流暢な言葉独特の怪しさを感じてしまいました。くどいようですが、CNN的な怪しさ。
怪しいと言えば、サイマル出版から出されたチャムロン氏の本の翻訳である「タイに民主主義を」も怪しかったです。
[5] おかあつ 2008年01月14日 23:02
> くどいようですが、CNN的な怪しさ。
超個人的な意見なのですが、僕個人的にはまぁ仕方が無いことなのかなと思っています。 日本人がタイ人をみて頭が悪いと信じ込んだりすることや、日本人がアメリカの肉を食べてアメリカ人の味覚をバカにしたりする事とあまり変わらないと思います。 二つ以上の文化背景を理解する人は世界的に特殊な部類で、一般的な一つだけの文化に属している人がそういう見方をするのは止むを得ない事なのかなとおもっています。
僕がこのコミュを作ったきっかけは、以前某コミュに所属していて、そこがあまりにも日本人の枠にこもりっ放しだったのが息苦しくて仕方なかったからだったからでした。 このコミュを作ってからも「マニアック」だといわれたりしました。 当地で当たり前な事を書いているだけなんですが、それがマニアックなんです。 マニアックと言い切るのは根本的には失礼な事です。(だからこそ面白いともいえますが) そういう立場から色々書いていても、他のコミュと同じように日本文化にこもって日本人の視点から色々難癖つけようとする人も多いです。 相当イライラさせられますが、ある程度仕方が無いのかなと最近は思っています。 この点にあまり神経質になると疲れちゃいますし...。
そういう意味で、この記事がかなりアメリカにこもっているところは、ある程度仕方が無いのかなと僕は感じました。 ただ、日本だとこのアメリカに篭った感覚に流され易いところがあるとは思います。 よく国際化とゴッチャにされてうやむやにされてますし...。
◇
前あるアメリカ人と話していたときに話題になったのですが、民主主義って一つの武器でもあるんですよね。 アメリカは言葉に出さなくとも民主主義を盾にとって覇権を広めようとしているわけですが、それはアメリカで文化論を習うと普通に教わる考え方なんだそうです。 僕はずっと民主主義って胡散臭いなぁ... と思っていたのですが、そのことをこのアメリカ人にぶつけたら、「いや、それはそういうもんだよ。 国っていうものはギリシャ時代から変わらずそうやって覇権を広めようとする存在なわけで... 」とあっさりした答えが返ってきたのが印象的でした。
超個人的な意見なのですが、僕個人的にはまぁ仕方が無いことなのかなと思っています。 日本人がタイ人をみて頭が悪いと信じ込んだりすることや、日本人がアメリカの肉を食べてアメリカ人の味覚をバカにしたりする事とあまり変わらないと思います。 二つ以上の文化背景を理解する人は世界的に特殊な部類で、一般的な一つだけの文化に属している人がそういう見方をするのは止むを得ない事なのかなとおもっています。
僕がこのコミュを作ったきっかけは、以前某コミュに所属していて、そこがあまりにも日本人の枠にこもりっ放しだったのが息苦しくて仕方なかったからだったからでした。 このコミュを作ってからも「マニアック」だといわれたりしました。 当地で当たり前な事を書いているだけなんですが、それがマニアックなんです。 マニアックと言い切るのは根本的には失礼な事です。(だからこそ面白いともいえますが) そういう立場から色々書いていても、他のコミュと同じように日本文化にこもって日本人の視点から色々難癖つけようとする人も多いです。 相当イライラさせられますが、ある程度仕方が無いのかなと最近は思っています。 この点にあまり神経質になると疲れちゃいますし...。
そういう意味で、この記事がかなりアメリカにこもっているところは、ある程度仕方が無いのかなと僕は感じました。 ただ、日本だとこのアメリカに篭った感覚に流され易いところがあるとは思います。 よく国際化とゴッチャにされてうやむやにされてますし...。
◇
前あるアメリカ人と話していたときに話題になったのですが、民主主義って一つの武器でもあるんですよね。 アメリカは言葉に出さなくとも民主主義を盾にとって覇権を広めようとしているわけですが、それはアメリカで文化論を習うと普通に教わる考え方なんだそうです。 僕はずっと民主主義って胡散臭いなぁ... と思っていたのですが、そのことをこのアメリカ人にぶつけたら、「いや、それはそういうもんだよ。 国っていうものはギリシャ時代から変わらずそうやって覇権を広めようとする存在なわけで... 」とあっさりした答えが返ってきたのが印象的でした。
[6] カオソーイ 2008年01月15日 23:01
民主主義と同じように、中産階級という言葉も、どの時点の、どの国の、どういう社会階層(例えば農村出身、農村在住、教育程度は、外国語能力は?)に焦点をあてた発言かで、まったく内身が替わってくると私は思います。
その階層区分は、欧米のように消費社会が成熟した、(ハーバーマス流にいうと
晩期資本主義?)では、その人種的、ジェンダー的、地域的、文化的格差は
(少なくとも理論的には)統計的な誤差の範囲まで極小化されるかもしれませんし、プーランツァスのように中産階級を細かく区分するのは今時はやらないとは思いますが、タイや中国に一枚岩の中産階級が存在するというのは、統計上の幻だと私は思います。ただ、幻だから、影響力がないとは思いません。
1970年に朝日新聞が世論調査をした(この時点での週休2日制導入率5%)結果は十年後の日本は週休3日制になっているという回答が過半数でした。
この幻想を共有できた人が、自営・被雇用・公務員、都市在住、農村在住、教育程度関係なく、判りやすく言えば日本の高度成長を支えた中間層(中産階級という用語は本来は資産の有無を有産階級と無産階級に分けた場合の中間という意味で、日本では大正以来使われていたはずです。だとすれば、日本の中産階級など、世界的にみたら今や完全に無産階級では?)だと私は思います。
タイや中国も、そうした意味での未来に対する共通の幻想を抱きうる中間層が成立しているということは認めますが、それに中産階級というレッテルを貼ることで、その集団の独自の性格分析がネグレクトされているような印象を私は持っています。そういう意味で、ここでの議論は非常に有益です。邪魔してごめんなさい。
その階層区分は、欧米のように消費社会が成熟した、(ハーバーマス流にいうと
晩期資本主義?)では、その人種的、ジェンダー的、地域的、文化的格差は
(少なくとも理論的には)統計的な誤差の範囲まで極小化されるかもしれませんし、プーランツァスのように中産階級を細かく区分するのは今時はやらないとは思いますが、タイや中国に一枚岩の中産階級が存在するというのは、統計上の幻だと私は思います。ただ、幻だから、影響力がないとは思いません。
1970年に朝日新聞が世論調査をした(この時点での週休2日制導入率5%)結果は十年後の日本は週休3日制になっているという回答が過半数でした。
この幻想を共有できた人が、自営・被雇用・公務員、都市在住、農村在住、教育程度関係なく、判りやすく言えば日本の高度成長を支えた中間層(中産階級という用語は本来は資産の有無を有産階級と無産階級に分けた場合の中間という意味で、日本では大正以来使われていたはずです。だとすれば、日本の中産階級など、世界的にみたら今や完全に無産階級では?)だと私は思います。
タイや中国も、そうした意味での未来に対する共通の幻想を抱きうる中間層が成立しているということは認めますが、それに中産階級というレッテルを貼ることで、その集団の独自の性格分析がネグレクトされているような印象を私は持っています。そういう意味で、ここでの議論は非常に有益です。邪魔してごめんなさい。
[7] まはヴぃーら 2008年01月15日 23:13
私もよくマニアックと言われてしまうんですが、それじゃその彼なり彼女なりには「中心」があるのかなと言動を観察すると「テレビの中のアメリカ」が中心だったりするんです。
別にそれはそれで幸せなのかもしれないので、いちいち干渉しないんですが、タイ字紙やタイのテレビが英語メディアであっさりと「Local madia」と書かれていたのにはなんともいえない感覚を覚えました。
CNNじゃなくNation紙上で、去年のEU大使であるポルトガル大使が言ってました。
昨年の選挙にEUが査察団を派遣する意向があることを示した時のことでしたが、中央選管のアピチャート委員長が、
「タイは属国ではない」と激怒し、結局査察の話が流れた時にはそうでなくっちゃと他人事ながら溜飲が降りたのですが、しかし選挙実施間際にアメリカ選管がタイ選管を表敬訪問して、ソンティ副大臣が委員長の票買収防止委員会と役割が重複してるとか「査定」していた記憶があります(プリントアウトした記事があるんですが、すぐ出てこないです)。
ところで軍政については批判があって当然なのですが、中国系でないタイ人が出世するには軍に入るしかないのかな、と感じたのですが、実際どうなんでしょうか。
別にそれはそれで幸せなのかもしれないので、いちいち干渉しないんですが、タイ字紙やタイのテレビが英語メディアであっさりと「Local madia」と書かれていたのにはなんともいえない感覚を覚えました。
CNNじゃなくNation紙上で、去年のEU大使であるポルトガル大使が言ってました。
昨年の選挙にEUが査察団を派遣する意向があることを示した時のことでしたが、中央選管のアピチャート委員長が、
「タイは属国ではない」と激怒し、結局査察の話が流れた時にはそうでなくっちゃと他人事ながら溜飲が降りたのですが、しかし選挙実施間際にアメリカ選管がタイ選管を表敬訪問して、ソンティ副大臣が委員長の票買収防止委員会と役割が重複してるとか「査定」していた記憶があります(プリントアウトした記事があるんですが、すぐ出てこないです)。
ところで軍政については批判があって当然なのですが、中国系でないタイ人が出世するには軍に入るしかないのかな、と感じたのですが、実際どうなんでしょうか。
[8] かつお 2008年01月16日 20:43
まはウ゛ぃーらさんの「中華系でないタイ人が出世するには軍に入るしかないかな」には共感しました。あとは、警察(でも、中華系か・・・。)隣国なら共産党に入党する手もあります。僭越ながら、おかあつさんは養豚の経験がありますが、「イサーンは肥沃な土地」というのはいかがかと。元在タイの農業専門家とも話したのですが、イサーン地方、ラオスを含むコーラート台地は、水はけの悪いラテライトの土壌のため、洪水と干ばつを繰り返すので、農作物が育ちにくく、貧しいとされています。また、ベトナム戦争のころ、道路を作るために森林伐採したので、塩害で農作物が育たなくなったところもあるそうです。 タイに安い農作物や乳製品が入るようになったのは、中国やオーストラリアとの自由貿易協定(FTA)の影響が考えられます。FTAを締結したのは、かのタクシン元首相。イサーンの小作農は泣き、バイオエタノールの原料となるキャッサバを栽培する大地主(おもに中華系)は潤うという図式です。イサーン人が農作業で使う水牛を買い上げ、ペットフードにするのが日本人。我々の繁栄は途上国の人達の犠牲の上で成り立っているのです。
[9] おかあつ 2008年01月17日 00:40
>「イサーンは肥沃な土地」というのはいかがかと。」
日本に帰っても、相変わらずキビシいポイントついてきてます。 かつおさん。(^-^)
僕もイサーンを片っ端から回った事があるわけではないのですが、少なくともウドンでは、えっ農業ってこんなに簡単だったっけ... という印象でした。 気候がとてもあったかくて、自然が豊かで、ほうっておけばそこらで果物が生えてくるようなのんきな印象を持ちました。
でも、僕が聞いたことがある範囲では、ブリラムは決してそうではないと聞いたことがあります。実際に見たことはないのですが、 痩せた土壌で貧しいとききます。 コラートは、行った事があっても、そこで農作物をみたことがないのでわからないですが、一見ではそんなに痩せた土壌... という感じはしませんでした。
後もうひとつ聞いたことがあるびっくりする話が、三毛作をやっている地域があるという話です。 でもこれは話でしか聞いたことがありません。
>塩害で農作物が育たなくなったところもあるそうです。
そういう話は身近では聞いたことが無いのですが、たしかに、そういうことはあるかもしれないと思いました。 ウドンに居た時、近所に塩田があったからです。 えっこんなところで塩が取れるの? というようなだだっぴろい何の変哲も無い場所で塩が出ると聞いた時はびっくりしました。 ただ(こればかりは調べない限り印象でしか話せないのですが)どこでもかしこでも出るというわけではなさそうです。 塩害でイサーン全体が貧しくなる、というほどでは無いかもしれません。
僕の話の要点は、イサーンについて一般的に語られている事のうち、かなり多くのことが実はウソであるということだと思います。 だから、一般的に言われていることを鵜呑みにしないことが肝要だと思います。 最近ようやく気がついたのですが、普通のタイ人は案外イサーンのことを知らないみたいです。 下手したら僕の方が詳しかったりすることがあります。 知られていないからこそウソがまことしやかに語られるのだと思いますし、意図的にウソを流すのに充分な政治的な理由もあります。
◇
中華系の話なんですが、僕も詳しくないですが、中華系の人は中華系の人しか付き合わないっていう印象がありました。 中華系のヤツラのことを思い出すと色々ムカツく思い出がふつふつと出てきますが、彼らは「自分ら」と「他のやつら」をきっぱり分けていて、「自分ら」以外助け合いません。 あの田舎モン中華系のツンツン具合は見てるだけでイライラしてきます。 むかつきますが、中華系の人と仲良く出来ないとエライ苦労します。
そういえば、ウドンのホテルの創立者が、イサーン人だったんですが、ホテルの設立記念式典みたいなことをやったとき、執拗に中華式のシシマイが踊る形式に拘っていたことを思い出します。 何でイサーン人なのに、わざわざ中華式でやるのか最初理解できなかったのですが、あくまで徹底的に中華流でやっていかないと中華のビジネスの輪に入れないからだったのでしょう。
僕は日本人なので、日本人として中華系とつきあう方法もあったと思うのですが、僕はあくまでもイサーン流で行くと決めてたので、今考えてみれば、それがかなりビジネス的に裏目に出ていたのかもしれません。 でも文化背景や事情をよく理解するためにはそれで良かったのかもしれませんが...。
P.S.
この間、知り合いの日本に居るタイ人が日本語学校で「日本人の友達が居ますか」と聞かれたのだそうですが、その人は「居ません」って答えたって聞きました。 「なんで?僕がいるじゃない。」といったら「ミーテーコンイーサーン」っていわれて、嬉しいようなムカツクような複雑な気がしました。
日本に帰っても、相変わらずキビシいポイントついてきてます。 かつおさん。(^-^)
僕もイサーンを片っ端から回った事があるわけではないのですが、少なくともウドンでは、えっ農業ってこんなに簡単だったっけ... という印象でした。 気候がとてもあったかくて、自然が豊かで、ほうっておけばそこらで果物が生えてくるようなのんきな印象を持ちました。
でも、僕が聞いたことがある範囲では、ブリラムは決してそうではないと聞いたことがあります。実際に見たことはないのですが、 痩せた土壌で貧しいとききます。 コラートは、行った事があっても、そこで農作物をみたことがないのでわからないですが、一見ではそんなに痩せた土壌... という感じはしませんでした。
後もうひとつ聞いたことがあるびっくりする話が、三毛作をやっている地域があるという話です。 でもこれは話でしか聞いたことがありません。
>塩害で農作物が育たなくなったところもあるそうです。
そういう話は身近では聞いたことが無いのですが、たしかに、そういうことはあるかもしれないと思いました。 ウドンに居た時、近所に塩田があったからです。 えっこんなところで塩が取れるの? というようなだだっぴろい何の変哲も無い場所で塩が出ると聞いた時はびっくりしました。 ただ(こればかりは調べない限り印象でしか話せないのですが)どこでもかしこでも出るというわけではなさそうです。 塩害でイサーン全体が貧しくなる、というほどでは無いかもしれません。
僕の話の要点は、イサーンについて一般的に語られている事のうち、かなり多くのことが実はウソであるということだと思います。 だから、一般的に言われていることを鵜呑みにしないことが肝要だと思います。 最近ようやく気がついたのですが、普通のタイ人は案外イサーンのことを知らないみたいです。 下手したら僕の方が詳しかったりすることがあります。 知られていないからこそウソがまことしやかに語られるのだと思いますし、意図的にウソを流すのに充分な政治的な理由もあります。
◇
中華系の話なんですが、僕も詳しくないですが、中華系の人は中華系の人しか付き合わないっていう印象がありました。 中華系のヤツラのことを思い出すと色々ムカツく思い出がふつふつと出てきますが、彼らは「自分ら」と「他のやつら」をきっぱり分けていて、「自分ら」以外助け合いません。 あの田舎モン中華系のツンツン具合は見てるだけでイライラしてきます。 むかつきますが、中華系の人と仲良く出来ないとエライ苦労します。
そういえば、ウドンのホテルの創立者が、イサーン人だったんですが、ホテルの設立記念式典みたいなことをやったとき、執拗に中華式のシシマイが踊る形式に拘っていたことを思い出します。 何でイサーン人なのに、わざわざ中華式でやるのか最初理解できなかったのですが、あくまで徹底的に中華流でやっていかないと中華のビジネスの輪に入れないからだったのでしょう。
僕は日本人なので、日本人として中華系とつきあう方法もあったと思うのですが、僕はあくまでもイサーン流で行くと決めてたので、今考えてみれば、それがかなりビジネス的に裏目に出ていたのかもしれません。 でも文化背景や事情をよく理解するためにはそれで良かったのかもしれませんが...。
P.S.
この間、知り合いの日本に居るタイ人が日本語学校で「日本人の友達が居ますか」と聞かれたのだそうですが、その人は「居ません」って答えたって聞きました。 「なんで?僕がいるじゃない。」といったら「ミーテーコンイーサーン」っていわれて、嬉しいようなムカツクような複雑な気がしました。
[10] まはヴぃーら 2008年01月17日 02:17
仮に土地が肥沃でも、その豊かさが現金収入に反映しないことって世界的に見ても珍しくないと思います。やっぱり中華系の中間業者が作物を安く買い叩いているのかなと思いますが、この中間業者を排したらイサーンに現金が落ちるかというと疑問で、逆に滅茶苦茶になってしまいそうな気がします。
ブリラムでは旧タイラックタイ党幹部だったネーウィン・チットチョーブ氏(写真で見る限りイサーン人)の一族が幅を利かせていることはどこかに書いた記憶がありますが、昨年8月に行われた新憲法草案に対する国民投票では、東北部で何故かブリラムだけ賛成票が過半数を超えていました。
この理由について某有名ブログでは「マフィア的なネーウィン氏が嫌われたのでは」としていましたが、実際のところは分かりません。
ただ、ネーウィン氏の面構えを見ると、やっぱり筋者の顔だなと感じます。
ところで私はイサーン人で有名な人というとサリット元帥とチット・プーミサックの二人が頭に浮かぶんですが、二人の世界観は重なることが無く、結局チットはサリットに殺されたも同然という結果になってしまったことを、とても残念に思っています。
個人的な話になりますが、千葉にいた時にタイ料理屋の店主(タイ人)に「その方が安くあがるから」とボトルキープを薦められ、それもそうかと焼酎のボトルを入れたところ、次にその店に行ったら皆さんに飲まれてしまっていたことが未だに忘れられません。店主は「お前が飲んだじゃないか」とか嘘ついてるし、、、お店の常連さんの大半はイサーン人でした。
ブリラムでは旧タイラックタイ党幹部だったネーウィン・チットチョーブ氏(写真で見る限りイサーン人)の一族が幅を利かせていることはどこかに書いた記憶がありますが、昨年8月に行われた新憲法草案に対する国民投票では、東北部で何故かブリラムだけ賛成票が過半数を超えていました。
この理由について某有名ブログでは「マフィア的なネーウィン氏が嫌われたのでは」としていましたが、実際のところは分かりません。
ただ、ネーウィン氏の面構えを見ると、やっぱり筋者の顔だなと感じます。
ところで私はイサーン人で有名な人というとサリット元帥とチット・プーミサックの二人が頭に浮かぶんですが、二人の世界観は重なることが無く、結局チットはサリットに殺されたも同然という結果になってしまったことを、とても残念に思っています。
個人的な話になりますが、千葉にいた時にタイ料理屋の店主(タイ人)に「その方が安くあがるから」とボトルキープを薦められ、それもそうかと焼酎のボトルを入れたところ、次にその店に行ったら皆さんに飲まれてしまっていたことが未だに忘れられません。店主は「お前が飲んだじゃないか」とか嘘ついてるし、、、お店の常連さんの大半はイサーン人でした。
[11] おかあつ 2008年01月17日 09:59
>個人的な話になりますが、千葉にいた時にタイ料理屋の店主(タイ人)に「その方が安くあがるから」とボトルキープを薦められ、それもそうかと焼酎のボトルを入れたところ、次にその店に行ったら皆さんに飲まれてしまっていたことが未だに忘れられません。店主は「お前が飲んだじゃないか」とか嘘ついてるし、、、お店の常連さんの大半はイサーン人でした。
用事があるので軽くだけ... それは絶対殴らんばかりに激怒して怒鳴ったほうがいいです。絶対おかしいです。 イサーン人だってやりません。 日本にいるイサーン人はタイにいるイサーン人とは完璧に別物と思ったほうがいいと思います。 したたかでうそつきでひどいです。 イサーンじゃ絶対そんなことないし、そんなことがあったらおおもめになります。 下手したら村八分にもなります。 そんな店、誰も行きません。
ヤツらは日本人がごり押しに弱いのをよく知っています。 日本人にとって焼酎のボトルぐらいは大した値段ではないということも知っていて、ムチャムチャなことをやって、しれっとごり押しで通したりします。 これは日本にいるイサーン人がやる常套パターンです。 ウドンならその焼酎ボトル一本分のお金で2~3週間は生き延びられることを思い出してください。 こっちが奴らの感覚です。 こういうときは、2~3週間分の生活費(12~15万ぐらい?)をちょろまかされた時をイメージしながら同じくらい激怒して下さい。 実際、奴らにとってはそれぐらいの感覚の事を日本人にしています。 ちょっと日本人ばなれするぐらい大声で怒鳴ったりしたほうがいいです。 案外すぐ戻してくれたりします。
用事があるので軽くだけ... それは絶対殴らんばかりに激怒して怒鳴ったほうがいいです。絶対おかしいです。 イサーン人だってやりません。 日本にいるイサーン人はタイにいるイサーン人とは完璧に別物と思ったほうがいいと思います。 したたかでうそつきでひどいです。 イサーンじゃ絶対そんなことないし、そんなことがあったらおおもめになります。 下手したら村八分にもなります。 そんな店、誰も行きません。
ヤツらは日本人がごり押しに弱いのをよく知っています。 日本人にとって焼酎のボトルぐらいは大した値段ではないということも知っていて、ムチャムチャなことをやって、しれっとごり押しで通したりします。 これは日本にいるイサーン人がやる常套パターンです。 ウドンならその焼酎ボトル一本分のお金で2~3週間は生き延びられることを思い出してください。 こっちが奴らの感覚です。 こういうときは、2~3週間分の生活費(12~15万ぐらい?)をちょろまかされた時をイメージしながら同じくらい激怒して下さい。 実際、奴らにとってはそれぐらいの感覚の事を日本人にしています。 ちょっと日本人ばなれするぐらい大声で怒鳴ったりしたほうがいいです。 案外すぐ戻してくれたりします。
[12] まはヴぃーら 2008年01月18日 01:15
あ、15万ちょろまかされたらテーブル3つくらいひっくり返します。
それくらいの勢いで怒ってよかったんですね。
そんなこんなでその店には行かなくなったんですが、今思い返しても、
「タイ人って商売ベタだよな」って思います。
焼酎のボトル一つで日本人の客が遠のいて、貧乏なタイ人の溜まり場に
してしまう。その溜まり場が面白くて通ってたんですが、、、
店主は確かチョンブリー出身でイサーン人じゃなかったと思います。
でもイナゴの佃煮みたいの食べてたからイサーンの血を引いていたかも
しれません。
まあ、どっちにしろ、その場は黙って払っても、もう二度とそこには来ない
という日本人気質は理解していませんでしたね。
これが中国系だったら、タイ人だろうがなんだろうが金払いの悪い客は排除
して、日本人向けの店にしていたと思います。
>日本にいるイサーン人はタイにいるイサーン人とは完璧に別物と思ったほうがいいと思います。 したたかでうそつきでひどいです。
この点↑については全く同感です。でもどこでスイッチが入るんでしょう。
私は下地として「金持ちは貧乏人に施して当たり前」と都合よく解釈された
タンブン思想があると見ています。
ホステスさんがしたたかで嘘つきなのは許せる。でもちょっとカワイイ娘が
いたりすると、学校にも通わせずに日本人の嫁にさせようとするのが浅ましく
許せない。詳細は省きますが、昔やられそうになりました。
日本語が喋れないはずのお母さんが、
「このコが大きくなったら結婚、結婚」って、、、娘はまだ15歳だっていうのに。
その数年後、在日タイ人中学生で在留資格を問われたメビサさんとおばあさん
の話が話題になりましたが、いろいろ思い出しました。
それくらいの勢いで怒ってよかったんですね。
そんなこんなでその店には行かなくなったんですが、今思い返しても、
「タイ人って商売ベタだよな」って思います。
焼酎のボトル一つで日本人の客が遠のいて、貧乏なタイ人の溜まり場に
してしまう。その溜まり場が面白くて通ってたんですが、、、
店主は確かチョンブリー出身でイサーン人じゃなかったと思います。
でもイナゴの佃煮みたいの食べてたからイサーンの血を引いていたかも
しれません。
まあ、どっちにしろ、その場は黙って払っても、もう二度とそこには来ない
という日本人気質は理解していませんでしたね。
これが中国系だったら、タイ人だろうがなんだろうが金払いの悪い客は排除
して、日本人向けの店にしていたと思います。
>日本にいるイサーン人はタイにいるイサーン人とは完璧に別物と思ったほうがいいと思います。 したたかでうそつきでひどいです。
この点↑については全く同感です。でもどこでスイッチが入るんでしょう。
私は下地として「金持ちは貧乏人に施して当たり前」と都合よく解釈された
タンブン思想があると見ています。
ホステスさんがしたたかで嘘つきなのは許せる。でもちょっとカワイイ娘が
いたりすると、学校にも通わせずに日本人の嫁にさせようとするのが浅ましく
許せない。詳細は省きますが、昔やられそうになりました。
日本語が喋れないはずのお母さんが、
「このコが大きくなったら結婚、結婚」って、、、娘はまだ15歳だっていうのに。
その数年後、在日タイ人中学生で在留資格を問われたメビサさんとおばあさん
の話が話題になりましたが、いろいろ思い出しました。