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2007年12月18日火曜日

ネット時代の変化 (mixi05-u459989-200712181849)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ネット時代の変化
2007年12月18日18:49
色々なニュースがあった。 あっ、と思ったのは mixiの作者 バタラさんが退社するという話だ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news082.html

バタラさんは、僕がすごく尊敬しているプログラマの一人だ。 地味だけど絶対確実、派手さはないけど着実な設計をする感じがあった。 年齢に見合わずいぶし銀というか、渋いプログラマだと思う。 だけど、最近はちょっとヘンだなと思っていた。 mixi 近年は全般的に技術に鋭さが感じられなかったし、実際バタラさんの作業ではなかったんだと思う。 僕は、内部事情は全く知らないけど、出てくる結果だけを見ていて思うのは、なんかあまりバタラさんっぽい感じがしないなぁ... という事だった。 多分、色々と自由じゃなくなったんだろうなと思う。 と思っていたら、取締役という身分を投げ捨てて退社するのだそうだ...。 これで mixi が昔の様な鋭さを取り戻す事は100%無くなったと言い切っていいと思う。 システムの構造をドラスティックに大きく変化させる力は、もう mixiには 残ってないだろう。


「ダウンロード違法化」不可避になるという話があった。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news065.html

有害... いや、毒にもならない。 無意味。 まさしくゴミ。 もうこういうおぢさん達のことはどうでもいいや。 ほうっておいても、じき死ぬだろう。 大体ね。 すぐに思うことは、ではどうやって取り締まるんだろうっていうことだ。 あと1~2年は取り締まりぐらいはできるだろうけど、そのあともう少しマシな技術が現れたら、対応のしようもない。 この人たちはオシリについた火を必死にもみ消しているだけだ。 では根本的にどうすればいいのか、それどころか自分たちが一体どうしたいのかすらわかってない。 ましてや、新しい技術の利用法に関する斬新な視点など、微塵も感じられない。



mixi の 日記単位のアクセス権を変えられるようになるのだそうだ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news067.html
前から欲しいなと思っていた機能だけど、いざ実現しても多分使わないだろうな...。

それにこの機能は ... いざやってみると案外良くない様な気がする。 ひとりひとりは便利だと感じるだろうけど、全体的にはつまらなくなるだろうな...。 この機能のおかげで、人間関係はより閉鎖的になるだろうし... 。 そうでなくても閉鎖的な日本の人間関係、日本人が望むように機能を実現したら、究極的には、現実の日本人の人間関係と同じように閉鎖的になるだろう。 それはとても面白くないことの様に思える。



何だかインターネット、どんどんつまらなくなっていくような気がする。 どんどんありきたりになっていく。 非凡なものは情報の洪水の中で埋もれていく。 事態は深刻だ。 だけど、誰もその問題に関して関心を持っていない。

終わり

◇ 記事の引用 ◇

mixi生みの親・バタラさんが退社
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news082.html

mixiの生みの親で、ミクシィCTOで取締役の衛藤バタラさんが、12月末日付けで同社を退社する。「新たなサービスを生み出すことに挑戦したいという本人の意向で」退社が決まったという。
2007年12月18日 16時18分 更新

 ミクシィは12月18日、同社の最高技術責任者(CTO)で取締役の衛藤バタラさん(28)が、12月末日付けで同社を退社すると発表した。

 衛藤さんは「mixi」の事業化を提案し、当初は1人で構築していたmixiの“生みの親”。「新たなサービスを生み出すことに挑戦したいという本人の意向で」(同社)退社が決まったという。

 衛藤さんの今後は「未定」(同社)だが、来年からは、同社の技術顧問として、外部からmixi事業に関わっていくとしている。

 衛藤さんはインドネシア出身。1999年に日本の大学に留学。大学在学中からイー・マーキュリー(後のミクシィ)にインターンとして参加し、卒業後、同社に入社した。

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「ダウンロード違法化」不可避に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news065.html

「違法サイト」からの動画・音楽のダウンロードが違法とされる方向が、私的録音録画小委員会で固まった。違法化への反対意見も踏まえながら、ユーザーが大きく不利益をこうむらない形で制度設計するとしている。

文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」の第15回会合が12月18日に開かれ、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。

小委員会ではこれまで、30条の適用範囲について、権利者側、消費者側の意見が対立してきた。権利者側は「違法サイトからのダウンロードで多大な経済的損害を受けている。(現行法でも違法となっている)アップロードだけでなく、ダウンロードも違法にすべき」と主張。消費者側は「経済的不利益は実証されておらず、違法化することで、悪意のない一般ユーザーが潜在的な“犯罪者”とされる。現行法のままアップロードを取り締まれば十分なはず」などと主張してきた。

 議論の経過をまとめた「中間整理」は権利者側の意見に重点が置かれており、「違法サイトからのダウンロードは違法化すべき、という意見が大勢となった」などとが書かれていた。中間整理には、パブリックコメントが約7500件と「これまでにないほど多く」(文化庁の川瀬真・著作物流通推進室長)寄せられ、そのうち半数以上が、「ダウンロード違法化」に対する反対意見を盛り込んだ、ネット上のひな型(MIAUが提案したもの)を活用したものだった。

 文化庁の川瀬室長は「パブリックコメントなどでの反対意見を踏まえた上でも、違法複製物からの複製は30条の適用除外とするのは不可避」と話す。「いわゆる『違法着うた』や、ファイル交換ソフトを使った違法複製物のダウンロードなどによる『フリーライド』(ただ乗り)で、正規品への流通に影響が出ているのは事実。国際情勢から見ても、適用除外すべきだろう」

 ただ「ユーザーの意見を無視したわけではない。ネットからの意見も踏まえたつもりだ」と強調。「違法化について、個人から多数の反対意見が出た。『違法サイトと知らずにダウンロードしてしまった場合、無意識に法を犯してしまうのでは』などといった不安は、十分理解できる。ユーザーの不利益にならないような制度設計をする」と話す。

 ユーザー保護の施策として、委員会で文化庁が提出した資料では、法改正がなされた場合の周知徹底や、適法サイトを示すマークの普及などを提案。「知らずに違法サイトからダウンロードした」といった事態を避けられるよう、「権利者も政府も汗をかいて努力」し、合法サイトを簡単に見分けることができる仕組み作りをするという。

 また法執行の面でも、ユーザーの一方的な不利益にはなりにくいと説く。「仮に、権利者が違法サイトからダウンロードしたユーザーに対して民事訴訟をするとしても、立証責任は権利者側にあり、権利者は実務上、利用者に警告した上で、それでも違法行為が続けば法的措置に踏み切ることになる。ユーザーが著しく不安定な立場に置かれる、ということはない」などと資料には記載されている。

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mixi日記、記事ごとの公開範囲が設定可能に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news067.html

mixi日記に、記事ごとに公開範囲が設定できる機能が加わった。ある日の記事を特定のメンバーだけに公開してイベントを告知――といった利用を想定。
2007年12月18日 15時01分 更新
画像

 ミクシィは12月18日、SNS「mixi」の日記機能に、記事ごとに公開範囲が設定できる機能を追加した。まずは有料の「mixiプレミアム」(月額315円)ユーザー限定だが、今後、全ユーザーが利用できるようにする。

 公開範囲は、「友人まで」「友人の友人まで」「全体公開の」ほか、マイミクシィ一覧ページで設定した「グループ」のメンバー限定にしたり、完全非公開にもできる。グループのメンバーだけに公開すると、それ以外のユーザーには、日記が投稿されたことを通知しない。

 ユーザーからの要望が多かったため追加したという。日記を特定のメンバーだけに公開してイベントの告知をしたり、プライベート用と会社用で使い分ける――といった利用を想定している。非公開にすることで、日記を下書きやメモとしても使えるとしている。

コメント一覧
退会したユーザー   2007年12月18日 21:39
へー衛藤 バタラさん退社しちゃうんだ。
2年ぐらい前にその人の日記かいたなぁ~。
さっき見に行ったけど、どうやらヘヴィ・メタル/ハード・ロックがお好きらしいよ!
クレ   2007年12月19日 01:01
日記のアクセスを自分が制限している人が足跡つけてくることはなんとかならないんでしょうか・・・。何しにくるのか不思議です。制限したら自動制限されるとか・・w

ミクシほど読んでもらえない日記も今までになかったですが、子供と鉢合わせするのはいやなので、そういう意味では足跡助かっているのですが。
よもぎ   2007年12月29日 05:59
>ひとりひとりは便利だと感じるだろうけど、全体的にはつまらなくなるだろうな...。 この機能のおかげで、人間関係はより閉鎖的になるだろうし... 。 そうでなくても閉鎖的な日本の人間関係、日本人が望むように機能を実現したら、究極的には、現実の日本人の人間関係と同じように閉鎖的になるだろう。 それはとても面白くないことの様に思える。

ああ、読みたかった意見な感じ。
使いたい、と云っている人の理由を聞くと、上記のようなことを感じますね。
つまらなくなる、面白くなくなる、現実のように閉鎖的、どれも同感です。

わたしのすごく好きな感性をもつ友人は、インターネットではかけた時間に見合うような有意義な有益なわくわくする情報と楽しみが得られない、とネット環境を手放しました。

陶芸家の伯母も、ピアノを弾く従姉妹も、源氏物語を研究する父も、ネットにあまり魅力を感じてない、というよりか2人はやってないです。
まぁ、世代もあるのでしょうが。本能的なものもあると思います。

携帯電話も、人と人の間や社会をつまらなく、狭くしているとわたしは感じます。


 
出展 2007年12月18日18:49 『ネット時代の変化』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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