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2007年12月6日木曜日

堀部政男のバルネラビリティ (mixi05-u459989-200712061546)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
堀部政男のバルネラビリティ
2007年12月06日15:46
脆弱性っていうちゃんとした一般訳があるのに、わざわざもったいぶってバルネラビリティとかヘンテコなカタカナ英語をつくってしまうような、絵に描いたような時代錯誤をしているおじいちゃんに、今のネットをどうこう言うような資格はないんじゃないだろうか。

http://www.amazon.co.jp/dp/4766506731

インターネットの上で、規制やルールを作ろうとする事自体は全く問題じゃない。 もちろん年齢もこの人たちがおじいちゃんなのも関係ない。 一番 問題なのは、この人たちが規制しようとしているインターネットの性質を全く理解していないことじゃないだろうか。

これは車を運転したことがない人が交通ルールを作っているようなもので、まったく無意味で的外れな規制がどんどん出来上がってしまう。 実際にそこで車を運転して仕事をして生活をして、物を作っている人は、すごく困ることになる。

でも、そんなことは誰が見ても明らかだと思う。 なのに何故こうなるんだろう。

P.S.
しかも2010年の国会って そりゃまた 気がなげーな...。 そんな先のインターネットがどうなっているかなんか、誰にもわからない。 それを規制しようなんて酔狂な... 鬼が笑うよ。




放送法でネット配信も規制か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=356178&media_id=2

<総務省>通信・放送法制統合へ ネット情報も規制
(毎日新聞 - 12月06日 11:42)

 総務省は6日、電気通信事業法、放送法など現行の通信、放送関連の法律を「情報通信法」(仮称)として一本化し、2010年の通常国会に提出する方針を明らかにした。社会的な影響の大きいインターネットのコンテンツ(情報の内容)を、現在の放送と同じように(1)政治的な中立性が保たれているか(2)公序良俗に反していないか--などの観点から規制できるようにする内容。新聞社や通信社による記事のネット配信も規制対象となる可能性があり、議論を呼びそうだ。 

 総務省の「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」(座長、堀部政男・一橋大名誉教授)が同日午前にまとめた報告書で、新法制定を提言した。これを受け、同省は来年1月にも情報通信審議会(総務相の諮問機関)に制度の見直しを諮問し、新法の具体案を詰める。

 報告書は、高速大容量のネットの急速な普及や放送のデジタル化によって、テレビ番組をネットで視聴できるようになるなど放送と通信の融合が進んでいると指摘。放送とネットのコンテンツについて、社会的な影響力の大きさに応じて段階的に規制する枠組みを作るよう提案した。

 社会的な影響力の大きさは、(1)視聴者数(2)有料か無料か(3)映像、音声、データの種別--などの基準で分類し、とくに公共性の高いメディアサービスに対しては現在の地上テレビ放送並みに規制するよう求めている。

 新法が制定されれば、影響力の大きいメディアによってネット配信されたコンテンツが政治的に偏っていたり、有害だと判断された場合は配信者(事業者や個人)に対し削除や訂正を求めることができるようになる。

 インターネットのホームページなどのコンテンツは現在、原則として規制がなく、有害情報やプライバシー侵害などに対する規制を求める声もある。ただ、新たな規制は表現の自由を侵害する恐れもあり、新法制定によるコンテンツ規制について日本経済団体連合会、日本新聞協会などは「ネット上の情報規制には原則反対」との見解を示している。【尾村洋介】


コメント一覧
クレ   2007年12月06日 23:55
>現在の放送と同じように(1)政治的な中立性が保たれているか(2)公序良俗に反していないか--などの観点から規制できるようにする内容。新聞社や通信社による記事のネット配信も規制対象となる可能性があり、議論を呼びそうだ。 


なんとなく、ぞっとする記事です。テレビよりずっと自己選択性が高いのだから、中立性なんて言葉で騙されるより、偏ってます!!と宣言して欲しいくらいです。

>新法制定によるコンテンツ規制について日本経済団体連合会、日本新聞協会などは「ネット上の情報規制には原則反対」との見解を示している。

意外な感じです。



おかあつ   2007年12月07日 05:54
>なんとなく、ぞっとする記事です。テレビよりずっと自己選択性が高いのだから、中立性なんて言葉で騙されるより、偏ってます!!と宣言して欲しいくらいです。

僕もホントそう思います。

> 社会的な影響力の大きさは、(1)視聴者数(2)有料か無料か(3)映像、音声、データの種別--などの基準で分類し、とくに公共性の高いメディアサービスに対しては現在の地上テレビ放送並みに規制するよう求めている。

じゃぁ逆に 今のテレビが充分中立性が保たれているのかよっていうことなわけで、 それをより中立に保つ可能性がインターネットにはあるのに、従来のやり方を踏襲しようとするこの人たちは、すごくピントがずれているように思えます。


>>新法制定によるコンテンツ規制について日本経済団体連合会、日本新聞協会などは「ネット上の情報規制には原則反対」との見解を示している。
>意外な感じです。

言論の自由と関わっているからじゃないでしょうか... それに黎明期の今の時期に規制云々を語るのはすごくはやすぎるように思います。 これから作ろうとしているまだない事にあれこれと制約をかけられると、それだけでも大きな損害になるでしょうし....。
 
出展 2007年12月06日15:46 『堀部政男のバルネラビリティ』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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