(独り言) jython
2005年11月30日09:44
(以下独り言です)
Javaも最初は... 過激なオブジェクト指向原理主義者みたいな人達が ものすごい労働力を割いて巨大なアプリを作ったけど、高機能すぎて使いづらい、っていう流れがあったと思う。
今は、Javaも変わってきていて、J2SE6.0何か見ていると、プログラムの中に ライブラリとスクリプトという層を作って、難しいことは難しく、簡単なことは簡単に、という適宜分離する作り方を狙っているのがわかる。 これは、実際には新しい考え方ではなくて、10年ぐらい前にVisualBasicがやっていた考え方の改良版だ。
(10年前VisualBasic+VisualC++という低レベル言語とスクリプトの組み合わせで開発効率を上げるスタイルは非常に流行したが、VisualBasic側のライブラリとランタイムの抽象性の低さとそれによる互換性の低さが裏目にでて開発コストが増大し、世間から見放されて廃れた。 この考え方は、当時は早すぎ他のだと思われる。 Javaの様なラインタイムとライブラリの抽象性の高さが組み合わさると、良い効果がでることが期待できる。)
それで、そういう流れで Pythonが注目されている様な気がする。 Pythonは、シンプルな文法と 自分のアプリに少ない労力で スクリプト言語を組み込むことが出来る簡便性が売りで人気を集めている。
僕も色々調べてみたけど、非常に良かった。シンプルでコードは少ない。効果は高い ... でも、なんとなく嫌な感じがする。それはなんなんだろうか。
こういう良い言語には過激な原理主義者みたいな連中が集まってくる。 こういう人はその言語の発展に欠かせないのだが、彼らは、また、莫大な労働力を割いて、その言語になんでもかんでもやらせようともする。
僕は、彼らは、これが逆に学習コストを上げたり、使いづらくしているって事に気がついていないのではないか、と考えて見ることにする。
Javaも確かにそういう突っ走りすぎる青春時期があったけど、発表されてそろそろ10年、それも終わりつつある。 Javaはそんな大人の言語に生まれ変わりつつある。
Pythonはこれから反抗期が始まる、そんな感じがする。
最近は ハードウェアの限界が高くなったことによって、新しい今まではハードウェアの制約で不可能だったソフトウェア技術が次々に発表されている。 これだけ新しい技術が林立していると、全部をチェックするのは、はっきり言ってムリだ。
ムリというのは、面倒だとか、記憶力が持たない、とかそういう精神論ではなくて、全てをチェックして比べたくても、量が多すぎて限られた時間内に学習することが物理的にムリという意味だ。
自分の目的にあったものを 「ざっくり」 見切っていく要領のよさが求められている様な気がしました。
(以上独り言でした)
また、もうちょっと見ていくと 意見が変わるかもしれないけど...。
Javaも最初は... 過激なオブジェクト指向原理主義者みたいな人達が ものすごい労働力を割いて巨大なアプリを作ったけど、高機能すぎて使いづらい、っていう流れがあったと思う。
今は、Javaも変わってきていて、J2SE6.0何か見ていると、プログラムの中に ライブラリとスクリプトという層を作って、難しいことは難しく、簡単なことは簡単に、という適宜分離する作り方を狙っているのがわかる。 これは、実際には新しい考え方ではなくて、10年ぐらい前にVisualBasicがやっていた考え方の改良版だ。
(10年前VisualBasic+VisualC++という低レベル言語とスクリプトの組み合わせで開発効率を上げるスタイルは非常に流行したが、VisualBasic側のライブラリとランタイムの抽象性の低さとそれによる互換性の低さが裏目にでて開発コストが増大し、世間から見放されて廃れた。 この考え方は、当時は早すぎ他のだと思われる。 Javaの様なラインタイムとライブラリの抽象性の高さが組み合わさると、良い効果がでることが期待できる。)
それで、そういう流れで Pythonが注目されている様な気がする。 Pythonは、シンプルな文法と 自分のアプリに少ない労力で スクリプト言語を組み込むことが出来る簡便性が売りで人気を集めている。
僕も色々調べてみたけど、非常に良かった。シンプルでコードは少ない。効果は高い ... でも、なんとなく嫌な感じがする。それはなんなんだろうか。
こういう良い言語には過激な原理主義者みたいな連中が集まってくる。 こういう人はその言語の発展に欠かせないのだが、彼らは、また、莫大な労働力を割いて、その言語になんでもかんでもやらせようともする。
僕は、彼らは、これが逆に学習コストを上げたり、使いづらくしているって事に気がついていないのではないか、と考えて見ることにする。
Javaも確かにそういう突っ走りすぎる青春時期があったけど、発表されてそろそろ10年、それも終わりつつある。 Javaはそんな大人の言語に生まれ変わりつつある。
Pythonはこれから反抗期が始まる、そんな感じがする。
最近は ハードウェアの限界が高くなったことによって、新しい今まではハードウェアの制約で不可能だったソフトウェア技術が次々に発表されている。 これだけ新しい技術が林立していると、全部をチェックするのは、はっきり言ってムリだ。
ムリというのは、面倒だとか、記憶力が持たない、とかそういう精神論ではなくて、全てをチェックして比べたくても、量が多すぎて限られた時間内に学習することが物理的にムリという意味だ。
自分の目的にあったものを 「ざっくり」 見切っていく要領のよさが求められている様な気がしました。
(以上独り言でした)
また、もうちょっと見ていくと 意見が変わるかもしれないけど...。
コメント一覧
oxoofo 2006年09月28日 03:02
この記事で感じがつかめた
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↑ココ!
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↑ココ!
おかあつ 2006年09月28日 03:34
oxoofo氏のおかげで、書いてからすっかり忘れてしまったものを読む機会ができた... 。 昔自分が書いたものを読むと、ものすごく意外な感じがするものなんだなぁ...。
>自分の目的にあったものを 「ざっくり」 見切っていく要領のよさが求められている様な気がしました。
この文章を書いてからほぼ一年。 僕は「ざっくり」見切ってるかな。
結局、色々な技術をすべて追っかけつつある。
半年前は HTTP/1.1のプロトコル実装例。 その後バイナリファイルの典型実装例 から データベースの典型的な実装例まで … 先月はSMTPとDNS … 今月はSWINGのJTextComponentの実装...。 次は JGridの実装を調査しないといけない...。
その間にも無数の細かい技術を調べてる。
目的はたった1つなんだけど...
習熟していなければならない技術をギュッと絞っているつもりではあるんだけど... 相変わらず多いなぁ...。
>自分の目的にあったものを 「ざっくり」 見切っていく要領のよさが求められている様な気がしました。
この文章を書いてからほぼ一年。 僕は「ざっくり」見切ってるかな。
結局、色々な技術をすべて追っかけつつある。
半年前は HTTP/1.1のプロトコル実装例。 その後バイナリファイルの典型実装例 から データベースの典型的な実装例まで … 先月はSMTPとDNS … 今月はSWINGのJTextComponentの実装...。 次は JGridの実装を調査しないといけない...。
その間にも無数の細かい技術を調べてる。
目的はたった1つなんだけど...
習熟していなければならない技術をギュッと絞っているつもりではあるんだけど... 相変わらず多いなぁ...。