和を以って尊しとなす
2005年11月30日06:19
こういう文章を見つけました。
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前文事件には秘話もあった。後藤田正晴元副総理が亡くなる(9月19日)少し前、中曽根と面談し、 「憲法前文には、聖徳太子17条憲法の『和をもって貴しとなす』をぜひとも入れてほしい」 と頼み、中曽根が、「承知しました」 と約束していた、というのである。素案では、象徴天皇のあとに、 <和を尊び、多様な思想や生活信条をおおらかに認め合いつつ、独自の伝統と文化を作り、……> と続け、約束どおり<和>を織り込んだ。しかし、草案では全部削られ、一字もない。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051119k0000m070170000c.html
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これは中曽根元総理が作った憲法草案を小泉総理があっさり捨てちゃった事件について書いたニュースの一文です。 不勉強がばれてしまいますが『和を以って尊しとなす』という考え方は聖徳太子の時代からあった言葉なんですね。
僕も色々不満があって、いつもぶつぶつ批判していますが、結局、日本っていうのは、討論という文化の一番反対側にいる伝統を持つ国なんですよね。
ちょっと『本当の事』を言って仲間はずれになるのを恐れているくらいの気概では、自分の意見なんか持てない国なんだと思います。 日本は、そういう伝統なのです。
P.S.
僕は、『和』という考え方自体は好きなんですが、無理解から来る怠惰な『和』は好きではありません。 往々にしてこれが思考停止を招いていると思います。
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前文事件には秘話もあった。後藤田正晴元副総理が亡くなる(9月19日)少し前、中曽根と面談し、 「憲法前文には、聖徳太子17条憲法の『和をもって貴しとなす』をぜひとも入れてほしい」 と頼み、中曽根が、「承知しました」 と約束していた、というのである。素案では、象徴天皇のあとに、 <和を尊び、多様な思想や生活信条をおおらかに認め合いつつ、独自の伝統と文化を作り、……> と続け、約束どおり<和>を織り込んだ。しかし、草案では全部削られ、一字もない。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051119k0000m070170000c.html
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これは中曽根元総理が作った憲法草案を小泉総理があっさり捨てちゃった事件について書いたニュースの一文です。 不勉強がばれてしまいますが『和を以って尊しとなす』という考え方は聖徳太子の時代からあった言葉なんですね。
僕も色々不満があって、いつもぶつぶつ批判していますが、結局、日本っていうのは、討論という文化の一番反対側にいる伝統を持つ国なんですよね。
ちょっと『本当の事』を言って仲間はずれになるのを恐れているくらいの気概では、自分の意見なんか持てない国なんだと思います。 日本は、そういう伝統なのです。
P.S.
僕は、『和』という考え方自体は好きなんですが、無理解から来る怠惰な『和』は好きではありません。 往々にしてこれが思考停止を招いていると思います。
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