私は今、3日に1回は停電が起こる国に住んでいます。ですが差し当って深刻な問題には直面しておりません。病院の様にどうしても絶対に停電出来ない施設には必ず発電の施設が備わっており、皆で協力しあって、許容できる問題は許容して助けあって暮らしています。
もともと一般家庭であれば停電してもさほど大きな問題にはなっていませんし、商店の様に停電のリスクがあるところであれば、自家発電を使うなりUPSを使うなどしてしのいでおり、それで充分生活は成り立っています。
先進国であるアメリカやドイツでも日本ほどは停電に神経質ではありませんでした。イスラエルに至っては一週間に一度必ず電気を使わない日があるくらいです。
実用上、停電は充分許容出来ます。私は日本を離れて暮らし、その事を体験しました。その体験から、原発推進の根拠に対してどうしても理解出来無い 至らなさを感じております。一瞬たりとも停電してはいけないと思う根拠は何でしょうか。事故リスクの高い原発を押してでも停電リスクを避ける理由は何で しょうか。
この点をきちんと納得の行く形で説明できない限り、原発の必要性が一般認識として定着することはないのではないでしょうか。逆に言うと、この点さえ明らかになれば世の中の人に対する原発推進派に対する風当たりもずっと緩和されるものと存じます。
先に、私の原発推進に対する理解の足りなさをお詫び申し上げます。もし宜しければ、悪しからず了承いただくと共に、より良い原発推進への理解を深めるために、ご指導御鞭撻の程をお願いする次第で有ります。
自分の理解力が足りず、ご迷惑をお掛けするが、理解出来無いならば理解出来るまで全力で努力するのみである。