グラフ理論
2006年12月29日01:29
GRAPHS, ALGORITHMS, AND OPTIMIZATION
(WILLIAM KOCCAY, DONALD L.KREHER)
・http://www.amazon.com/Algorithms-Optimization-Discrete-Mathematics-Applications/dp/1584883960
・http://books.google.com/books?hl=en&lr=&id=u1RmDoJqkF4C&oi=fnd&pg=PR11&sig=32snTbNKqbCgfIgaTcaRwd_LdCg&dq=GRAPHS,+ALGORITHMS,+AND+OPTIMIZATION
という本を買った。
僕が考えたニューロファイルシステムが、グラフ理論という物と同じであるということをつっきー氏に教えてもらった。 グラフ理論というのは、全ての物事は点と線で表せることを指摘し、その構造には共通の性質があることを明らかにし、それらを数学的に解析する手法を与えているもののようだ。
例えば、意外なことに交差点の車の経路は抽象的に見れば点と線の構造で表す事ができ、グラフ理論で解析できるという事だった。 凄く面白いと思った。
つっきー氏が飯田橋に出てきているということなので、今日も呼び出した。 今日は東京駅にある巨大な本屋=八重洲ブックセンターを一緒にぶらぶらした。
つっきー氏は数学にちょー明るいので、本屋さんを一緒に歩くのは実に興味深かった。 ツッキーは、難解な数学の本に関連して「この数学書は有名で、著者は印税で都内にマンションを買った」とか、コミカルな裏話まで聞かせてくれるので、グッと親しみを持てて面白かった。 ぶらぶらしていても、そのジャンルが学問の中でどういう位置づけなのか、という事を説明してくれるのは、僕のように無学な者には、非常にありがたかった。
しかし、キャッキャと楽しく喋りながら難解な数学書や暗号理論関連のコンピュータ書籍のコーナーを楽しげに歩き回る僕らは、本屋の中で一種異様な雰囲気を放っており、浮いてはいたが、それでも貴重なのでそれでよしとする。
終わってから、また例によって東京駅 OAZOに行ってずっと喋った。
僕は、ニューロファイルシステムの基本原理と存在意義に関して話した。 技術が破綻する限界がどうやって生まれるのか、センターサーバー形式とP2P形式の違いなどなど...。
僕はいつも話を聞かせてばかりいて申し訳ないので、今日はツッキーの専門についても聞いてみた。
つっきーは、非常に難解な領域を研究している。 ファノ多様体(?)というものについて研究しているそうだが、僕には難解過ぎて判らなかった。 直線は、無限の遠方でつながっており、結局は円と同じなのだ、という話だけが印象に残った。(多様体?)
こういう話をして、何になるのかといわれても特に利益は無いとしかいいようがないのだが、つっきーと話すのは、普段、日常生活を送る上で『絶対に話すことは無い』と言い切れる話題でおしゃべりが出来るので、新しい視点を見つけることが出来て楽しい。 また、僕が生粋の計算機屋で、つっきーが言った事をサクッとコンピューター上で実現できる、ということも、ある種の面白さを与えているのかもしれない。
しばらくはグラフ理論と暗号理論&PGPの理解で明け暮れそうだ...。
(WILLIAM KOCCAY, DONALD L.KREHER)
・http://www.amazon.com/Algorithms-Optimization-Discrete-Mathematics-Applications/dp/1584883960
・http://books.google.com/books?hl=en&lr=&id=u1RmDoJqkF4C&oi=fnd&pg=PR11&sig=32snTbNKqbCgfIgaTcaRwd_LdCg&dq=GRAPHS,+ALGORITHMS,+AND+OPTIMIZATION
という本を買った。
僕が考えたニューロファイルシステムが、グラフ理論という物と同じであるということをつっきー氏に教えてもらった。 グラフ理論というのは、全ての物事は点と線で表せることを指摘し、その構造には共通の性質があることを明らかにし、それらを数学的に解析する手法を与えているもののようだ。
例えば、意外なことに交差点の車の経路は抽象的に見れば点と線の構造で表す事ができ、グラフ理論で解析できるという事だった。 凄く面白いと思った。
つっきー氏が飯田橋に出てきているということなので、今日も呼び出した。 今日は東京駅にある巨大な本屋=八重洲ブックセンターを一緒にぶらぶらした。
つっきー氏は数学にちょー明るいので、本屋さんを一緒に歩くのは実に興味深かった。 ツッキーは、難解な数学の本に関連して「この数学書は有名で、著者は印税で都内にマンションを買った」とか、コミカルな裏話まで聞かせてくれるので、グッと親しみを持てて面白かった。 ぶらぶらしていても、そのジャンルが学問の中でどういう位置づけなのか、という事を説明してくれるのは、僕のように無学な者には、非常にありがたかった。
しかし、キャッキャと楽しく喋りながら難解な数学書や暗号理論関連のコンピュータ書籍のコーナーを楽しげに歩き回る僕らは、本屋の中で一種異様な雰囲気を放っており、浮いてはいたが、それでも貴重なのでそれでよしとする。
終わってから、また例によって東京駅 OAZOに行ってずっと喋った。
僕は、ニューロファイルシステムの基本原理と存在意義に関して話した。 技術が破綻する限界がどうやって生まれるのか、センターサーバー形式とP2P形式の違いなどなど...。
僕はいつも話を聞かせてばかりいて申し訳ないので、今日はツッキーの専門についても聞いてみた。
つっきーは、非常に難解な領域を研究している。 ファノ多様体(?)というものについて研究しているそうだが、僕には難解過ぎて判らなかった。 直線は、無限の遠方でつながっており、結局は円と同じなのだ、という話だけが印象に残った。(多様体?)
こういう話をして、何になるのかといわれても特に利益は無いとしかいいようがないのだが、つっきーと話すのは、普段、日常生活を送る上で『絶対に話すことは無い』と言い切れる話題でおしゃべりが出来るので、新しい視点を見つけることが出来て楽しい。 また、僕が生粋の計算機屋で、つっきーが言った事をサクッとコンピューター上で実現できる、ということも、ある種の面白さを与えているのかもしれない。
しばらくはグラフ理論と暗号理論&PGPの理解で明け暮れそうだ...。
コメント一覧
おかあつ 2006年12月29日 01:46
エルデス数
http://en.wikipedia.org/wiki/Erd%C5%91s_number
という物をつっきーはまた教えてくれた。 これは、恐らく、ファイルを管理するという応用でメチャメチャ重要な理論になると思われるので、必ずチェック!
http://en.wikipedia.org/wiki/Erd%C5%91s_number
という物をつっきーはまた教えてくれた。 これは、恐らく、ファイルを管理するという応用でメチャメチャ重要な理論になると思われるので、必ずチェック!
ねこ☆ミ。 2006年12月29日 14:50
グラフ理論は、コンピュータの基礎的な部分に色々応用の
効きそうな理論ですね。
RDBでEntityの関係(Relationship)を、
グラフ理論であらわす話を聞いたことがあります。
効きそうな理論ですね。
RDBでEntityの関係(Relationship)を、
グラフ理論であらわす話を聞いたことがあります。
おかあつ 2006年12月29日 15:01
へー ... そうなんですか。 参照の関係は確かにそうですね。
# (しかし、RDB屋がグラフ理論を応用していると聞いただけでどことなく、キナ臭い論理飛躍のにおいを感じてしまうのは... 一種のトラウマなんでしょうか。)(^-^;;;
# (しかし、RDB屋がグラフ理論を応用していると聞いただけでどことなく、キナ臭い論理飛躍のにおいを感じてしまうのは... 一種のトラウマなんでしょうか。)(^-^;;;
ねこ☆ミ。 2006年12月30日 20:28
#まだ、着想を得ただけのようです。
たとえ理論を作って有効であったとしても、
それが一般にわかるまで10年ぐらいかかりそうな感じです(^^;;;
たとえ理論を作って有効であったとしても、
それが一般にわかるまで10年ぐらいかかりそうな感じです(^^;;;