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2014年6月22日日曜日

バカを相手にするのは大バカだ (oka01-JaVPaKMVGTMiFYLr)

筆者はバカが好きだ。筆者自身もバカになる為に日々努力をしている、その様な面すらある。よって筆者はバカをバカにすることをよしとしない面がある。バカの言うことを「またバカなことを言っている」などと無視することなく、きちんと取り扱う。きちんと人間として礼儀正しく扱う様に心がけてきた。

だがバカは所詮バカであり、まともに扱ってはいけない。今後、筆者のインターネット上の活動に於いて、バカはまともに扱わないことにする。このことについては、決して差別的になることのないように、明確なガイドラインが必要であろう。以下、バカの定義と、バカを相手にすることで発生する害悪、そしてバカの対応方法について説明したい。


筆者は近年ツイッターでツイートすることが多い。ツイッターでは様々な方々が様々な始点から色々な事をつぶやき、場合によっては筆者にもメンション(メッセージ)を送ってくる。筆者はこれまで、どの様なバカであろうとも、きちんと返答するように心がけてきた。

だが近年、おかあつ日記の読者が増えるに連れ、バカ読者が問題化して来た感がある。バカ読者は、決してその人数自体は多くはないのだが、メンションを送ってくる頻度が多く、かつそのメンションに後ろ向きな意図を含ませている場合が多い。

筆者としては、その様な後ろ向きな意図に関しても、これまでは寛大な処置を取ってきた。 後ろ向きな人間は大抵、あまり現実的でない見解に基づき、現実的でない望みを持っている場合が多い。だが筆者は、このような非現実性すら、寛大な対応を心がけてきたつもりである。

だが、行動に現実性がない為、彼の発言により、大勢のフォロワが振り回される結果になることも、事実である。筆者自身、彼の対応だけの為に一日数時間もの長時間を彼に対する対応作業のみに取られ、コスト的な問題が発生していた。

このようなバカに対しても、筆者はこれまで、極力、 その行為が何故正しくないのか、その行為は周囲の人間にどの様な影響を与えるのか、また何故それが不可能なのか、不可能である理由、不可能である意義などを、出来る限り平易な日本語で、感情的な抑圧を以って説明してきた。

だが彼らにとって筆者は、単なる妄想狂であり、 単なる差別者であり、単なる自己矛盾を直視出来ない人間であり、誇大妄想狂であり、バカである。彼らにとって筆者がバカである以上、筆者がどんなに筆舌を尽くして彼らに理を説いたところで、彼らにとってはバカの戯言である。

筆者は、自分自身をバカであると認識しており、むしろバカになるべく日々努力を続けているほどであり、筆者はバカである事に不服はなく、むしろバカと呼ばれることこそが本望と考えている。

だが非常に残念なのだが、他人をバカにしてばかり居る人間は、バカですらない。彼らは、バカ未満である。しばしば人は、頭の悪い人間を「バカ以下」などと表現するが、「バカ以下」とは、「バカと同等かそれ未満」という意味である。彼らはバカと同等ですらない。バカにすら到達していないという意味合いを込め、ここでは本物のバカと区別する意味で、バカ未満という用語を提案してみたい。

本来、バカは格好良く魅力的な存在である。損得を考えず自分の主義主張を貫き通すバカは、見ていて痛快ですらある。バカは情熱的である。 バカは決して自分にウソをつかない。複雑な現代社会において、自分自身に正直で自分の本能に直行できるバカは、ひとつの才能ですらある。

バカ未満は、本物のバカと比較して大きな違いがある。バカ未満は、損得を考える。バカ未満は自分の本能に直行しない。バカ未満は主義主張がない。バカ未満には情熱がない。バカ未満は自分にウソをつく。 バカ未満は自分が自分についたウソを信じることを他人に強制する。バカ未満は、本物のバカとは全く似ても似つかないものである。

見方を変えると、バカ未満はダメ人間である。ダメ人間とは生きる力のない人間だ。 バカはバカなりにどうにもならないことと闘っている。だが、バカ未満は「どうにもならない」と最初からあきらめている。そして、闘う人間を嘲笑し、「バカなことはやめろ」と揶揄し、自分と同じダメ人間になることを勧め、闘いに勝利しそうな人間をみつけては、勝利しないように妨害し続ける。バカは無害だが、ダメ人間は有害だ。

バカ未満には様々な種類が存在する。代表的なバカ未満には、以下の様なタイプが存在する。以下でバカと言う時、特に断りのない場合はバカ未満のことを示すこととする。また前述のバカ未満でないバカを本物のバカと呼ぶこととする。



僻みバカ
自分が持っていない物を持っている人が許せない。延々と妬みつづける。「そんな能力は意味がない」「そんな能力があっても金にならない」「そんな能力などいらない」「そんな能力を羨ましがる奴などいない」と卑下し続ける。相手にすればするほど、妬みを募らせる。

博識バカ
非常に博識で物をよく知っているが、実際に見たことがない。本好きで本ばかり読んでいるが、社会経験が全くない。往々にして女性経験もない。男性に多い。言うことに全く実経験が含まれない為、非現実的な事をいい続ける。自分でやったこともないくせに、出来ない人を見下す。

理屈バカ
恐ろしく理屈に強い。だが博識バカ同様実経験に乏しく、自分の理論が現実から乖離して非現実的になっていても気が付かない。自分の能力や知識の欠落を、器用に詭弁を使ってもっともらしく正当化する能力がある。その高い能力をきちんと社会的に活かせばいいのに、何故かやらない。

秀才バカ
学歴社会である程度の成功を収め、自己評価が高く、自信を持っている。だが学歴社会の崩壊と共に都落ちするも、それまで学歴社会という檻の中で自分が守られていた事に気付かない。学歴社会の外で自分が無力である事を認める事が出来ず、延々と外の人間を糾弾し続ける。

差別バカ
差別的なのは自分なのに、他人を差別者として糾弾し続ける。「東北だって他の地域と同じだろ!お前はレイシストだ!」誰も東北だけを特別扱いしている訳ではない。東北外の各地域も東北同様それぞれ特色を持ち、それぞれ違う。違うのが当然である。自分自身が東北を自己差別している事を直視せず、自分の差別的見解を打ち消す為に、他地域にも東北と同じである事を強制する。肯定しても否定しても怒り始める口裂け女的気質。 一緒にいると息苦しくなるバカ。

朝鮮差別バカ
朝鮮人を見下し差別することによってのみ、自分の存在意義を見出すことが出来るバカ。差別バカの亜種であると考えられている。自分自身が持っている劣等感が引き起こす自己差別を打ち消す為、延々と朝鮮人を差別し続ける。

往々にして朝鮮バカは、皮肉なことに、朝鮮人など見たことすらなく、朝鮮人など全く見かける機会はないであろう様な奥地に住んでいる。よって、日本の農村部の外=大阪・広島・東京などの都市部にどれくらいの多くの朝鮮人が住んでいるかすら知らない。よって日本の実情として、朝鮮人が差別されつつ、その実力が、どれくらい日本社会のなかで広く認められているかも、全く知らない。

中国差別バカ
対象が中国人である以外、朝鮮差別バカと同様。現実には存在しない日本メディアが造り出した幻影「低民度中国」という幻想を延々と攻撃し続ける。中国に反日報道があることを知っているが、日本に反中報道が存在するなど、想像したこともない。自分を知らないバカ。

ネトウヨバカ
朝鮮差別バカ・中国差別バカの総称。中国や朝鮮を激しく差別するくせに、決して米国や英国を差別しないところが特徴。なお、朝鮮差別・中国差別をすること自体はバカではないということには注意が必要である。朝鮮人・中国人を見たこともないのに差別する点がこれらの差別バカの特徴である。

中国差別・朝鮮差別は往々にして新聞・テレビ・ネットなどのメディアを通じて煽動されるが、彼ら差別者は、往々にしてそれが現実の朝鮮人・中国人と大きな違いがあることを知らない。つまりこれら人種差別バカは、テレビの芸能人の様な格好をしている東京人など存在しないことを知らない田舎者と同様である。テレビの芸能人の様な派手な格好をして原宿駅に降り立って、思い切り目立っているのに気付かない田舎者と大差ない。

なお、ある説によると、ネトウヨの2〜3割は東北地方在住であるという。この説によると、残りの7割は差別を煽動している朝鮮人自身である。この説が正しいとすると、ネトウヨは単なるピエロである。

根拠バカ
マスメディア・ネットの情報を鵜呑みにするバカ。間違いを指摘されると「根拠を出せ」で押し通すところが特徴。真の根拠とは、最終的には、メディアやネットなどではなく、自分自身の目でしかありえない。彼らは奥地に住み、都市部での社会経験に乏しい為、マスメディアのいうウソを全く見ぬくことが出来ない。

また差別バカの亜種であるという説もある。自分の劣等感の強さを、メディアが作り出す差別的な幻影を信じることで生まれる優越感をもって打ち消している為、自分の信じている情報が虚偽であるという事実を直視することが出来ない。

目立ちバカ
とにかく目立つことを重視し、目立つ内容は問わない。間違いが露呈するなどして、ネガティブに目立ち始めると、間違いを隠す為に、周囲の人間の間違いを誇張したり、場合によっては捏造したり、間違っていない事を間違っているかの様に脚色したりする。周囲に害が及ぶバカ。

井の中の蛙バカ
自分のプライドを理由なく持ち上げてもらえる地元の風土に慣れきっており、自分の主義主張を曲げるタイミングを知らない。親だけは自分をバカにしないだろう、妻だけは自分をばかにしないだろう、或いは子供だけは自分をバカにしないだろう、という風土に完全に依存しきっている。少しでも自分の考え方を否定されると激怒する。広い社会に様々な考え方が存在するということを受け入れることが出来ない井の中の蛙バカ。

自分が常に世界で一番である、という状態は客観的に見て極めて難しいことだが、どの様な状況であっても、自分が世界で一番でなければ、それを受け入れられない。狭い社会でのみ成立するバカといえる。

劣等バカ
自分が他人よりも劣っていると考えるものの、他人よりも秀でた能力を持つために日々努力することなく、他人を批判することによってのみ、自分の劣等感を打ち消そうとするバカ。恐ろしく執念深く他人を執拗に批判し続けることが特徴で、その執念の批判発言は数年にわたって持続することも珍しくない。その執念を日々の努力に転換すればあっという間に様々な能力に秀でた人間になることが出来るだろうが、何故かそういう前向きなことはしない。

ウソツキバカ
自分の能力の低さを隠し、能力を誇大する沢山のウソを大勢に対してついてしまった為、ウソがばれるか心配で戦々恐々としているバカ。ウソが暴露されることを恐れるあまり、肩がぶつかっただけで核攻撃にて反撃するとでもいうべき極端なリアクションをとってしまうのが特徴。

彼は、自分がウソを言っているという事をはっきりと認識している。彼の言う話に真面目に付き合うと必ずボロが露呈する結果を招く為、話を聞いているだけで、突如激昂し、反撃を開始するケースが多い。こちらが攻撃する意図がなくても、攻撃したとみなし反撃される為、不意打ちを食らう危険が高く、注意が必要。

ウソがばれない様にする為にそこまで細心の注意を払うならば、前向きに進歩する為に細心の注意を払った方が、よほど簡単でしかもよい結果が期待できる筈なのに、何故かそうしない。

オンナ男
オンナ男はバカではないが、注意が必要なケースである。女性差別の激しい日本に於いて、女性が発言したというだけで、意図通りに意見を受け取らない差別的な男性が多い。このことから、自分自身が女性である事をかくして、男性になりすましてネット上で発言する女性が多いようだ。このような女性はしばしば、カモフラージュを目的として、自ら意図的に女性差別的な発言を行うことがあるらしい。この様な話を真に受けて、女性差別的な視点を糾弾したりすると、話がこんぐらかるので、注意が必要だ。


逆説バカ
自分がバカであることを否定する為、他人をバカにし続けるバカ。ひたすら自分が自分に対して感じている意見を、他人に対して投影して、非難し続ける。往々にして、彼が持っている劣等感や能力の欠落を、さも他人がその劣等感や能力の欠落があるかの様に非難する。反論されると「お前は妄想狂だ!」で逆上する。責任転嫁しているのは自分なのに、延々「お前はそうやって責任転嫁ばかりしている」と相手を非難し続ける。 逆説なのでなかなか反論が難しい。別名、反射バカともいう。

空気読めバカ
自分のわがままを隠す為、相手をわがままと非難し続けるバカ。相手を「もっと空気を読めよ」と非難することで、自分の意見を押し通すのが特徴。当然、自分自身は決して空気を読まない。飽くまでも自分の意見を押し通す事が主目的であり、相手の意見が正論であれば、なおのこと強情に否認する。

非常にプライドが高く、自己中心的であり、他人の意見を聞いて理解し、それを受け入れる事が出来ない。当然自分の間違いを認めることが出来ず、相手の間違いを容認することもできない。

「君は自分だけが正しいと思っているだろう?」という詭弁により、自分の間違いを相手のわがままにすり替えて正当化する逆説攻撃を得意技とする。

なお前述のような逆説攻撃は、まともに応対すると話が混乱し反論に失敗しやすくなる為、相手の思う壺だ。まともに返答せずに、逆説攻撃で応戦するのが最も効果的で、手軽である。

  • 「君は自分だけが正しいと思っているだろう?
      →「お前は思っていないらしいな。」
  • 「お前はそうやって責任転嫁ばかりしている」
      →「お前はしないらしいな。」
  • 「お前は妄想狂だ!」
      →「お前は違うらしいな。」
※なおこの反論法は日本初世界GPライダーチャンピオン 片山敬済氏 の著書『特訓!2輪ドリフトテクニック』で紹介されていたものの応用である。

謙虚バカ
自分をバカ未満であると考えているバカ。このバカは他のバカと趣旨が異なる。このバカは、バカ未満ではない。バカ未満は必ず自分をバカではないと考えているところが特徴だが、謙虚バカは自分をバカと考えている。客観的に見て、上記のバカ未満のどれとも該当しないにも関わらず、自分を責め続ける。

豪快にバカ未満に該当するのに何を言われても自分がバカ未満であることを受け入れない真のバカ未満に対して、何も言われていないにも関わらず、しかも何も該当していないにも関わらず、自分から自分をバカ未満に該当すると考える謙虚バカ。聞くべき人が聞かず、聞かざるべき人が聞く。 人生、なんとも皮肉なものである。



最後に...

前向きバカ
バカを相手にするバカ。最後のバカ未満。劣等感を打ち消すため粘り強く前向きに行動することが出来るため、誰もが自分と同様、自分の劣等感と前向きに向き合うことが出来ると信じてしまうバカ。

劣等感に苦しむ人を見た時、自分なら彼を劣等感から救いだすことが出来るだろうと信じて彼らと前向きに接する前向きバカ。だが、往々にして劣等感が強い人間は、自分自身が劣等感を持っているということにすら気付いておらず、劣等感を問題だとも思っていない。よって、前向きバカが、彼ら劣等感人間と前向きに接すれば接するほど、前向きバカ本人が後ろ向きになってしまう。ミイラ取りがミイラになるが如く前向きのバカ。

バカは、相手にしてはいけない。そもそもバカだって自分がまともに相手にされるとも思っていないだろう。真面目に自分の問題と取り組んで前向きに進歩するつもりはない。その必要もない。まともに相手にされると困るのは、むしろバカの方だ。 つまり一番のバカは、バカと大真面目に向き合う筆者である。

バカだって、たまにはバカな事を言って、息抜きのひとつもしたいだろう。本物のバカは、バカをそっとしておくものである。


後ろ向きな劣等感人間が前向きに転換する瞬間 ─── もうほとんど核融合反応の様な感じで、爆発的なエネルギーが開放される。だが劣等感人間の後ろ向きを前向きに転換する為には、高圧が必要だ。

─── おかあつ日記ツイートより



更新記録
(Mon, 23 Jun 2014 13:55:51 +0700) 空気読めバカと劣等バカを追加した。差別バカを部分的に加筆訂正した。
(Mon, 23 Jun 2014 15:49:58 +0700) ウソツキバカを追加した。
(Mon, 23 Jun 2014 16:05:34 +0700) おんな男を追加した。
(Tue, 24 Jun 2014 13:47:13 +0700) 謙虚バカを若干訂正した。 二輪ドリフトテクニックの紹介を追加した。
(Tue, 24 Jun 2014 14:10:17 +0700)  朝鮮差別バカ・中国差別バカ・ネトウヨバカ・根拠バカを追加した。
(Wed, 25 Jun 2014 11:10:17 +0700) 前向きバカと最後の引用を追加。
(Wed, 25 Jun 2014 12:30:59 +0700) 前向きバカを更新。

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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