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2015年2月8日日曜日

選挙の嘘 (oka01-yxhvaqsqbyalljtk)

選挙は、本当に公平か ─── 否。 選挙は、政治家の全ての失敗の責任を投票者になすりつける為のよく考えられた詭弁だ。何故、選挙を詭弁と断言出来るのか。以下選挙の詭弁のからくりを見ていこう。

1. トリックの存在

選挙結果を操作する様々なテクニックが存在する事をご存知だろうか。例えば、代表的な選挙結果の操作方法に住民票飛ばしが挙げられる。 住民票を移動した場合、転入後3ヶ月で現地の選挙権が得られる。あらかじめ選挙予定にあわせて組織的に住民を送り込めば、選挙結果を操作する事は難しくない。

一般組織がこの様な事をやれば、即座に取り締まりを受けるだろう。だが全ての組織が等しく公平に取り締まられている保証はない。もし仮に、この仮説が正しいとすると、団体に属さない個人の一般市民の意見を政治に反映させる事は、まず不可能といってよい。

参考記事
投票偽造:容疑で特養園長ら逮捕 /福岡
7.21不正選挙:神奈川新聞7月30日一面 richardkoshimizu's blog


2. 選択肢のトリック

人は「ウンコ入りカレー」と「カレー入りウンコ」のどちらかを選べと言われても、選べない。選挙はこれと同じトリックだ。食べなければ「国民の政治無関心」が原因だとされる。食べれば「ウンコを選んだのは、国民の選んだ責任」と言われる。
  
公示の段階で、立候補者から政府方針にあわない政治家を取り除いておけば、国民は否応なしにいずれかの政治家を選ばなければならなくなる。政府方針にあわない政治家をスキャンダルや汚職の疑惑を掛け、立候補が出来ない様に追い込んで潰す、あるいは不利な選挙区に追い込むことによって潰すことにより、立候補者を「ウンコ入りカレー」と「カレー入りウンコ」に絞り込む。作り出した複数の「ウンコ」の中のいずれかを国民に選ばさせることにより「国民から信認を受けた公式ウンコ」が選出される。

参考記事
おかあつ日記『性欲処理』
おかあつ日記『右翼と左翼のウソ』


3.「選挙に行こう!」のトリック

「ウンコ入りカレー」と「カレー入りウンコ」の中で迷い、最終的に棄権する国民。すると「政治無関心が深刻なレベルに達した」と言われる。そして民意が反映されないのは「投票率が低いからだ」という。だから「選挙に行こう」という。だがこれも詭弁だ。

そもそも投票するという事は、その選挙を信任するという意味も含んでいる。

投票率が低い選挙は、国際的に選挙方法の公平性が疑われる。低い投票率の選挙によって政府が立てられても、それが正当な政府だと国際社会で堂々と主張できない。もし20〜30%の投票率しか得られなかった場合、大抵の国では、その選挙は無効とみなされ、再度選挙を行う事が一般的だ。

再選挙は、政府(を操っている権力者)にとって大きな不利となる。再選挙を行うと、国際的に、その国の民主政治が正常に機能していない事が目立つようになる。これは、政府(を操っている権力者)に対しての国際圧力が高まる結果となる。

また、人は同じトリックを二度喰わない。選挙を行うためには、もう一度、新しいトリックを組み直さなければならなくなる。政府(を操っている権力者)としては、出来るだけ再選挙を避けたいという思惑がある。これが「民意を反映」=「選挙に行こう」のトリックだ。

4. 投票率のトリック

日本の選挙には最低投票率の規定がない。日本の選挙では例え投票率が1%であっても選挙は有効になる。この件に関して多くを語る必要はなかろう。日本の選挙は、何者も拒否できない究極の「カレー入りウンコ」なのだ。

※ 政治家を選ぶ衆院選・参院選について最低投票率の定めないが、 政治家をリコールする住民投票には最低投票率の定めがある。この仕掛けは、お祭りのテキ屋のくじ引きと同じ「入り口は広く・出口は狭く」という仕掛けだ。

5. 棄権のタブーのトリック

日本では棄権がまるで罪悪の様に語られるが、本来棄権は選挙システムのあり方に疑問を投げかける抗議方法=ボイコットのひとつだ。

日本には使わないと怒られる不思議な権利が色々とある。

例えば、教育を受ける権利などが良い例ではないか。 誰もが教育を受ける権利を持っているが、教育を受けないことを選ぶと「社会不適応」「コミュ障」「落伍者」などと言われ、責められる。教育を受ける権利を放棄する事は、事実上不可能と言って良い。

投票権もそんな押し売りの権利のひとつだ。例えば「棄権した」などとツイッター上でツイートすれば即座に炎上「政治無関心バカ」「無責任」「ドキュソ」「お前のせいで自民党が大勝した」「お前のせいで原発推進が止まらなくなった」「お前のせいでTPP推進になった」「お前のせいで量的緩和が止まらなくなった」等々と責められる。

本当に棄権は、無責任なのだろうか。否 ─── 投票権がひとつの権利であるのと同様に、棄権もひとつの権利だ。

本来、投票はその選挙を正式なものとして認知したという意思表示でもある。どんなに選挙が不公平だと感じても、投票してしまったら、投票者はその選択に責任を持つことになり、その選挙の公平さを認めたことになる。

つまり棄権は、選挙に対する異議申立てでもある。投票率の低下は、政府の安定性を端的に揺るがす。棄権は、政府(と政府を操る者)にとって破壊度の高い攻撃方法だ。世界的に見ると、棄権によって政府が転覆する事も稀でない。日本のように政治不信が高まってもなお、毎度毎度選挙を信じて投票し、毎度毎度政治家に騙される、バカ真面目な日本人は、世界的に見て奇特ですらある。

棄権が政府にとって危険な存在であるからこそ、政府は棄権に対して様々な詭弁を作りこみ、それをテレビ新聞などの報道で繰り返し連呼し、受験競争で猛烈な勢いで丸暗記させ、人々の錯覚を維持しようとしているのではないか。

棄権すると「お前のせいでTPP加入が決まったのだ」などと知人から責められる。この叱責より選挙公平度と無関係に投票率は安定して高くなる。これは、日本人の持つ「村八分」という風習を逆手に取った、日本人同士の政治的自己監視システムと言える。

この様な日本人の生活風習を利用した日本人同士の政治的自己監視システムは、日本社会のあちこちに存在する。

棄権の威力

数々の巧妙な選挙のウソに対抗する為には、一体どうすれば良いのだろうか。選挙のウソに対する唯一の対抗策は棄権だ。 棄権は、本来選挙における投票者のひとつの選択肢で、使い方次第で不当な選挙に対する強力な対抗手段となりうる。

日本人は、棄権に対して様々な偏見を持っている。日本では、棄権がひとつの選択肢であるという事実が、人々の意識に上がらない様、罪悪感を塗り込む宣伝や教育などによって、思想が制御されているのではないか、という疑いを筆者は持っている。

日本人が棄権に対して持っている偏見を以下で紹介する。

日本の外では棄権もひとつの手段とみなされている。棄権のことを、英語で Abstention と呼ぶ。棄権について、英語版のウィキに興味深いことが書いてある。
Abstention is a term in election procedure for when a participant in a vote either does not go to vote (on election day) or, in parliamentary procedure, is present during the vote, but does not cast a ballot. Abstention must be contrasted with "blank vote", in which a voter casts a ballot willfully made invalid by marking it wrongly or by not marking anything at all. A "blank (or white) voter" has voted, although his vote may be considered a spoilt vote, depending on each legislation, while an abstaining voter hasn't voted. Both forms (abstention and blank vote) may or may not, depending on the circumstances, be considered to be protest vote.

棄権は、投票者が投票に行かなかったり、投票に行っても実際に票を投じない事を意味する選挙用語だ。実際に票を投じても恣意的に無効な書き方をしたり全く何も書かなかったりする抗議票(白票)とは対照的に、棄権は投票自体しない事を表す。 状況により、棄権と白票は、抗議票(白票)とみなされる事もある。(おかあつ超訳)

引用 Wikipedia Abstention

ここに抗議票(白票)という言葉が出てくる。日本語版ウィキにはこれの説明がない。
A protest vote (also known as a blank vote or white vote) is a vote cast in an election to demonstrate the caster's dissatisfaction with the choice of candidates or refusal of the current political system. In this latter case, protest vote may take the form of a valid vote, but instead of voting for the mainstream candidates, it is a vote in favor of a minority or fringe candidate, either from the far-left, far-right or self-presenting as a candidate foreign to the political system.

抗議票(白票)とは、選挙に於いて、候補者の選考に対する不満或いは選挙方法自体の拒否を、投票者が意思表明する投票方法のひとつである。後者の場合、抗議票は、主流派とされる候補者に対する投票の代わりに、極右・極左等・現行政府と異なる少数派グループの代表者などへの有効な投票という形を取る場合が多い。(おかあつ超訳)

引用 Wikipedia Protest Vote

白票には、該当者なし票というものもある
None of the Above (NOTA), also known as "against all" or a "scratch" vote, is a ballot option in some jurisdictions or organizations, designed to allow the voter to indicate disapproval of all of the candidates in a voting system. It is based on the principle that consent requires the ability to withhold consent in an election, just as they can by voting no on ballot questions.

該当者なし全員拒否白票とも呼ばれる)は、投票におけるひとつの選択肢だ。共通認識を構築する為には必ず両者が拒否権を持つことが要求されるという理論に基づく。組織・裁判管轄には、候補者全員に不賛成を示す為に該当者なし票を認めるものがある。(おかあつ超訳)

https://en.wikipedia.org/wiki/None_of_the_Above

この様に、日本の外では棄権もひとつの手段とみなされている。「棄権は、政治的無関心による害悪だ」という理屈は、日本人が持っている錯覚のひとつだ。

積極的に棄権することで、投票率が恒常的に10%〜20%になれば、日本政府のあり方自体が揺らぐ。国際的に日本の選挙の運営方法に疑問が持たれる事になる。誰を選んでも原発推進。誰を選んでもTPP推進。誰を選んでも消費税増税。誰を選んでも広域がれき処理推進。誰を選んでもオスプレー配備。そんな状況を打開するには、棄権しかない。積極的に棄権し、投票率を下げることで、現行の選挙の運営方法や候補者の選定方法にノーを突きつける以外ない。積極的に棄権し、投票率を下げることで、官僚主導の非民主的な政治にノーを突きつけよ



(更新記録)

(2013-08-06T12:34:00+09:00)公開

「味の」を「入り」に変更した。例)「ウンコ味のカレー」→「ウンコ入りカレー」・「カレー味ウンコ」→「カレー入りウンコ」 理由)「いくらウンコ味だろうとカレーはカレーだ」という批判があった為。ただ単に「味」だけでは、意味がわかりにくいと判断した。どちらを食べてもウンコはウンコである、という本来の意味をよりはっきりとさせる為、「味」を「入り」に 修正した。 (Thu, 17 Oct 2013 02:51:19 +0900) 

題名を『選挙のウソ=去勢された棄権の威力』から『選挙の嘘』に変更した。「住民票飛し」となっていたところを「住民票飛ばし」に修正した。 (Sun, 08 Feb 2015 00:09:28 +0700)