爆発前からアウト
2011年05月28日19:58
> このうち、1号機で水素爆発が起きる直前の、3月12日午後3時29分にMP4で測定された毎時1015マイクロシーベルトなどの極めて高い数値は経済産業省原子力安全・保安院に報告されている。
・爆発のあと、僕はほとんどのニュースに目を通していたけど、この話は出ていなかったと思う。
・爆発の前で、しかも、冷温停止状態になっていた筈の6号機付近で、毎時1ミリシーベルトっていうのは看過ならない。 爆発の前からかなり深刻な状況になっていた事が推察される。
・こういう情報が提示されていたら、もう少し迅速に避難が開始されていた筈でないか。
普通、重大な事故があったら、多少大きめな避難範囲を設定して、あとから「やっぱり大丈夫でした」という事で避難範囲を狭めていくものだ。 今回は、明らかに小さすぎる避難範囲を設定し、色々けが人や病人が出てから「やっぱりダメでした」と避難範囲を広げている。 恐らく、経済的な打撃や、政府の財政を守る為にそうしたのだろうけど。
何故政府がそういうことをいうのか、そういう政府がいうことをこれからも信頼するのか、よく考えないといけないと思う。
(実は日本の政府と一般的な日本人との利害関係が、いまいち一致していないのが、日本の変なところだ。 これはタイ政府と一般的なタイ人との利害関係が案外一致しているタイの政治と比べると非常によく感じる。)
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未公表分の測定データ公開=高放射線量、18時間HPに出ず-東電
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1617593&media_id=4
福島第1原発事故で、東京電力は28日、東日本大震災発生翌日の3月12日から同月14日までの間に、同原発の敷地境界で2分ごとに測定した放射線量などこれまで未公表だったデータを公開した。敷地境界には常時放射線量を測定するモニタリングポスト(MP)が8カ所あるが、電源喪失で機能停止。このためモニタリングカー(専用車)で臨時に測定したが、同社ホームページ(HP)でのデータ公表は事故前からの慣行で原則的に10分ごとの数値にとどめていた。
修正分も含め、新たに公表されたのは3月12日から21日までの測定結果。2分ごとのデータは、柏崎刈羽原発から持ってきたモニタリングカーで12日午後3時ごろから14日正午ごろにかけ、福島第1原発5、6号機西方の「MP4」付近で測定されたが、13日午前9時までは、HP上では正門付近とMP8のデータが公表されただけだった。この間、MP4の数値は公表されたデータよりも高い数値を示し続けていた。
このうち、1号機で水素爆発が起きる直前の、3月12日午後3時29分にMP4で測定された毎時1015マイクロシーベルトなどの極めて高い数値は経済産業省原子力安全・保安院に報告されている。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で「保安院を通じて発表されており、隠すつもりはなかった」と釈明。データ集計の困難さはほかの観測点も同じだといい、「得られたデータを外に向けてどう発信するかの意思決定ができていなかった」と述べ、なぜMP4のデータが公開されなかったのかなどについて、約1週間かけて社内調査を行うとした。松本代理は「公表が遅れたことは誠に申し訳ない」と陳謝。一方で、「当時放射線管理員がデータを手作業で集約し、情報を手渡しで伝えていた状況をご理解いただきたい。住民の避難に影響を与えたことはないと思う」と述べた。
・爆発のあと、僕はほとんどのニュースに目を通していたけど、この話は出ていなかったと思う。
・爆発の前で、しかも、冷温停止状態になっていた筈の6号機付近で、毎時1ミリシーベルトっていうのは看過ならない。 爆発の前からかなり深刻な状況になっていた事が推察される。
・こういう情報が提示されていたら、もう少し迅速に避難が開始されていた筈でないか。
普通、重大な事故があったら、多少大きめな避難範囲を設定して、あとから「やっぱり大丈夫でした」という事で避難範囲を狭めていくものだ。 今回は、明らかに小さすぎる避難範囲を設定し、色々けが人や病人が出てから「やっぱりダメでした」と避難範囲を広げている。 恐らく、経済的な打撃や、政府の財政を守る為にそうしたのだろうけど。
何故政府がそういうことをいうのか、そういう政府がいうことをこれからも信頼するのか、よく考えないといけないと思う。
(実は日本の政府と一般的な日本人との利害関係が、いまいち一致していないのが、日本の変なところだ。 これはタイ政府と一般的なタイ人との利害関係が案外一致しているタイの政治と比べると非常によく感じる。)
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未公表分の測定データ公開=高放射線量、18時間HPに出ず-東電
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1617593&media_id=4
福島第1原発事故で、東京電力は28日、東日本大震災発生翌日の3月12日から同月14日までの間に、同原発の敷地境界で2分ごとに測定した放射線量などこれまで未公表だったデータを公開した。敷地境界には常時放射線量を測定するモニタリングポスト(MP)が8カ所あるが、電源喪失で機能停止。このためモニタリングカー(専用車)で臨時に測定したが、同社ホームページ(HP)でのデータ公表は事故前からの慣行で原則的に10分ごとの数値にとどめていた。
修正分も含め、新たに公表されたのは3月12日から21日までの測定結果。2分ごとのデータは、柏崎刈羽原発から持ってきたモニタリングカーで12日午後3時ごろから14日正午ごろにかけ、福島第1原発5、6号機西方の「MP4」付近で測定されたが、13日午前9時までは、HP上では正門付近とMP8のデータが公表されただけだった。この間、MP4の数値は公表されたデータよりも高い数値を示し続けていた。
このうち、1号機で水素爆発が起きる直前の、3月12日午後3時29分にMP4で測定された毎時1015マイクロシーベルトなどの極めて高い数値は経済産業省原子力安全・保安院に報告されている。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で「保安院を通じて発表されており、隠すつもりはなかった」と釈明。データ集計の困難さはほかの観測点も同じだといい、「得られたデータを外に向けてどう発信するかの意思決定ができていなかった」と述べ、なぜMP4のデータが公開されなかったのかなどについて、約1週間かけて社内調査を行うとした。松本代理は「公表が遅れたことは誠に申し訳ない」と陳謝。一方で、「当時放射線管理員がデータを手作業で集約し、情報を手渡しで伝えていた状況をご理解いただきたい。住民の避難に影響を与えたことはないと思う」と述べた。
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