原発ニュースのマジック
2011年03月28日17:50
何か原発関連のニュースを見ていると、原発って思ったよりずっと安全だったんだな、という気がしてくるから不思議。
そっかー! 2~3シーベルトくらいなら被爆しても健康被害ないんだー! 意外ぃ~~!
P.S.
つか2~3シーベルトって「バケツでウラン」の東海村事故の時に目の前で臨界が起こって作業員が受けた放射能の量と同じじゃね? 2~3シーベルト被爆しても健康被害が無いなら、放射性物質って電池交換不要の非常灯として重宝するよ。マジ。
P.S.2
つか ... 2~3シーベルトって ... その溜まった水って臨界してね? 何時間作業したのかしらないけど。
P.S.3
つか いつも マイクロシーベルト単位で報道してるのに、何でここだけシーベルト単位なんだよ。 1シーベルトは、いつものマイクロシーベルトで数えると 百万マイクロシーベルトになる。 つまり、2~3シーベルトって 2,000,000 ~3,000,000 マイクロシーベルトの事だ。
1年=365x24=21900時間で100マイクロシーベルトまでなら浴びても健康被害無しっていってるのが、たったの1時間で 2,000,000 マイクロシーベルトも浴びてるのに何故無事なんだろうか。
... これは恐らく僕等が思っている程、放射線というものは危険なものじゃないということだな。きっと。 ウラン。 これは電池交換の不要な電灯として便利だ。 東電の社長の電灯もウランにしよう。
(終わり)
岡 敦 / おかあつし / 中国南部・昆明より
短篇 / 暴走しているのは原発じゃなくて発電会社
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1697042370&owner_id=459989
=======================================
被ばくした作業員3人 放医研を退院
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1549740&media_id=88
福島第一原子力発電所で被ばくした作業員3人が28日正午頃、千葉市の放射線医学総合研究所(=放医研)を退院した。
3人のうち2人は、福島第一原発での作業中に、汚染された水が靴の中に入ってくるぶしから下を被ばくした。放医研によると、2人が足の皮膚に浴びた放射線量は当初、2~6シーベルトとみていたが、分析の結果、約2~3シーベルトに修正した。2人の皮膚の表面に目立った症状はなく、放医研は3人とも被ばくによる健康への影響はないとみている。
足を被ばくした2人については、数日後に再び放医研で経過観察をするという。
そっかー! 2~3シーベルトくらいなら被爆しても健康被害ないんだー! 意外ぃ~~!
P.S.
つか2~3シーベルトって「バケツでウラン」の東海村事故の時に目の前で臨界が起こって作業員が受けた放射能の量と同じじゃね? 2~3シーベルト被爆しても健康被害が無いなら、放射性物質って電池交換不要の非常灯として重宝するよ。マジ。
P.S.2
つか ... 2~3シーベルトって ... その溜まった水って臨界してね? 何時間作業したのかしらないけど。
P.S.3
つか いつも マイクロシーベルト単位で報道してるのに、何でここだけシーベルト単位なんだよ。 1シーベルトは、いつものマイクロシーベルトで数えると 百万マイクロシーベルトになる。 つまり、2~3シーベルトって 2,000,000 ~3,000,000 マイクロシーベルトの事だ。
1年=365x24=21900時間で100マイクロシーベルトまでなら浴びても健康被害無しっていってるのが、たったの1時間で 2,000,000 マイクロシーベルトも浴びてるのに何故無事なんだろうか。
... これは恐らく僕等が思っている程、放射線というものは危険なものじゃないということだな。きっと。 ウラン。 これは電池交換の不要な電灯として便利だ。 東電の社長の電灯もウランにしよう。
(終わり)
岡 敦 / おかあつし / 中国南部・昆明より
短篇 / 暴走しているのは原発じゃなくて発電会社
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1697042370&owner_id=459989
=======================================
被ばくした作業員3人 放医研を退院
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1549740&media_id=88
福島第一原子力発電所で被ばくした作業員3人が28日正午頃、千葉市の放射線医学総合研究所(=放医研)を退院した。
3人のうち2人は、福島第一原発での作業中に、汚染された水が靴の中に入ってくるぶしから下を被ばくした。放医研によると、2人が足の皮膚に浴びた放射線量は当初、2~6シーベルトとみていたが、分析の結果、約2~3シーベルトに修正した。2人の皮膚の表面に目立った症状はなく、放医研は3人とも被ばくによる健康への影響はないとみている。
足を被ばくした2人については、数日後に再び放医研で経過観察をするという。
コメント一覧
るねぞう 2011年03月28日 18:05
東海村の時の中性子線と今回のベータ線では作用が全然違うんで比較できやせん
天神梅 2011年03月28日 18:11
ニュースから来ました。
貴方のセンスが最高です!
日記の内容は辛いですが。
貴方のセンスが最高です!
日記の内容は辛いですが。
うう 2011年03月28日 19:53
いったい、どのくらい浴びたら健康に影響があるのよ~!!って感じですなぁ。
カイワレ食べた時みたいに、東電社長に、「ほら、平気でしょ」って、足浸けてみせて欲しい。
おかあつさん、どうするの?
あたしは、とりあえず、予定通り、上海経由で、バンコク行きますわ…。
カイワレ食べた時みたいに、東電社長に、「ほら、平気でしょ」って、足浸けてみせて欲しい。
おかあつさん、どうするの?
あたしは、とりあえず、予定通り、上海経由で、バンコク行きますわ…。
さい 2011年03月28日 20:49
るねぞうさん
中性子とベータ線では、単位がグレイの場合は
同じ「1グレイ」でも影響の大きさが異なりますが、
シーベルトなら単位を変換した後なので、
数字が同じなら同じ作用と考えていいのではないのでしょうか?
もし私の理解が間違っていたら教えてください。
中性子とベータ線では、単位がグレイの場合は
同じ「1グレイ」でも影響の大きさが異なりますが、
シーベルトなら単位を変換した後なので、
数字が同じなら同じ作用と考えていいのではないのでしょうか?
もし私の理解が間違っていたら教えてください。
るねぞう 2011年03月28日 23:21
ベータ線は一ミリくらいのアルミ板で遮断できるんで、からだのおくふかくに影響が出にくいんですが、中性子線は重いうえ透過力が強いので身体の内部に影響が出るんで、同じ線量でも影響の出る場所が異なるはずです
熱湯かぶった時と低温やけどみたいな感じですかね
熱湯かぶった時と低温やけどみたいな感じですかね
さい 2011年03月28日 23:54
つまり、るねぞうさんがおっしゃりたいのは、
照射された強さではなく、照射された範囲や部位の点なのですね。
照射された強さではなく、照射された範囲や部位の点なのですね。
おかあつ 2011年03月29日 00:08
> 熱湯かぶった時と低温やけどみたいな感じですかね
そうですね。 その通りだと思います。
◇
> 数字が同じなら同じ作用と考えていいのではないのでしょうか?
自分も理解していないので、自分なりに調べてみました。
参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
グレイ:(WIKIより引用) 放射線によって1キログラムの物質に1ジュールの放射エネルギーが吸収されたときの吸収線量を1グレイと定義する。( おかあつし的解釈:物質に吸収された量を計る単位で、物質によって放射線の吸収量が違うので、同じ量の放射線でもアルミや鉛など物質によってグレイ値は変わる。)
シーベルト:(WIKIより引用)生体が放射線を受けた場合の影響は、受けた放射線の種類(アルファ線、ガンマ線など)によって異なるので、吸収線量値(グレイ)に放射線の種類ごとに定められた放射線荷重係数を乗じて線量当量(シーベルト)を算出する(おかあつし的解釈:人体は鉛やアルミの様にシンプルな物質でなく一概には言えないので、おおよそ影響が出る値を勘案して定数をかけた物)
被爆線量(シーベルト)の算出方法
【 シーベルト=グレイ × 放射線の種類によって決まる定数 】
放射線の種類によって決まる定数 一覧
ガンマ線の場合 : 1
ベータ線の場合 : 1
アルファ線の場合:20
中性子の場合 : 量による
0~ 10: 5
10~ 100:10
100~ 2000:20
2000~20000:10
20000~ : 5
つまり、計測された放射線の量がシーベルト単位で語られている以上、中性子線であろうとベータ線であろうと、2シーベルトは2シーベルトの筈です。 これまでの報道はいつも「どの放射線が何グレイ」という報道でなく、必ずシーベルトに変換されて報道されていました。
想像をたくましくして、るねぞうさんがいわんとしている事を考えてみると、恐らく、臨界して出た中性子線なのかベータ線なのかまでははっきりしない以上、水たまりから2シーベルト観測されたからと言って臨界したと結論づける事は出来ないのではないか、という話であるような気がします。 また、ここから先は、観測された放射線量を放射線別にグレイ単位で調査した資料と、水の成分の調査結果が判らないと何とも言えない筈です。
ただし。
ヨウ素から出たベータ線だとしても、かなり多いのでは? という気がします。 MOXではない方の炉で、核反応が起こって出てくるヨウ素の種類と半減期とかを勘案して、量を推測するとどうなるでしょう。 いずれにしても結構怖い結果が出そうな気がします。
(もっとも、これ位の計算、東電はとうの昔に終わらせているでしょうが。 これはこういう物理の話ではなく、実はもっと政治的な話なのだと思います。)
そうですね。 その通りだと思います。
◇
> 数字が同じなら同じ作用と考えていいのではないのでしょうか?
自分も理解していないので、自分なりに調べてみました。
参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
グレイ:(WIKIより引用) 放射線によって1キログラムの物質に1ジュールの放射エネルギーが吸収されたときの吸収線量を1グレイと定義する。( おかあつし的解釈:物質に吸収された量を計る単位で、物質によって放射線の吸収量が違うので、同じ量の放射線でもアルミや鉛など物質によってグレイ値は変わる。)
シーベルト:(WIKIより引用)生体が放射線を受けた場合の影響は、受けた放射線の種類(アルファ線、ガンマ線など)によって異なるので、吸収線量値(グレイ)に放射線の種類ごとに定められた放射線荷重係数を乗じて線量当量(シーベルト)を算出する(おかあつし的解釈:人体は鉛やアルミの様にシンプルな物質でなく一概には言えないので、おおよそ影響が出る値を勘案して定数をかけた物)
被爆線量(シーベルト)の算出方法
【 シーベルト=グレイ × 放射線の種類によって決まる定数 】
放射線の種類によって決まる定数 一覧
ガンマ線の場合 : 1
ベータ線の場合 : 1
アルファ線の場合:20
中性子の場合 : 量による
0~ 10: 5
10~ 100:10
100~ 2000:20
2000~20000:10
20000~ : 5
つまり、計測された放射線の量がシーベルト単位で語られている以上、中性子線であろうとベータ線であろうと、2シーベルトは2シーベルトの筈です。 これまでの報道はいつも「どの放射線が何グレイ」という報道でなく、必ずシーベルトに変換されて報道されていました。
想像をたくましくして、るねぞうさんがいわんとしている事を考えてみると、恐らく、臨界して出た中性子線なのかベータ線なのかまでははっきりしない以上、水たまりから2シーベルト観測されたからと言って臨界したと結論づける事は出来ないのではないか、という話であるような気がします。 また、ここから先は、観測された放射線量を放射線別にグレイ単位で調査した資料と、水の成分の調査結果が判らないと何とも言えない筈です。
ただし。
ヨウ素から出たベータ線だとしても、かなり多いのでは? という気がします。 MOXではない方の炉で、核反応が起こって出てくるヨウ素の種類と半減期とかを勘案して、量を推測するとどうなるでしょう。 いずれにしても結構怖い結果が出そうな気がします。
(もっとも、これ位の計算、東電はとうの昔に終わらせているでしょうが。 これはこういう物理の話ではなく、実はもっと政治的な話なのだと思います。)
田舎猫 2011年03月29日 04:21
公式発表となったみたいですね。
**<以下引用>**
<福島第1原発>土壌からプルトニウム 建屋外にも汚染水
毎日新聞 3月29日(火)1時18分配信
福島第1原発(左から)1号機~3号機=福島県いわき市で2011年3月27日午後0時19分、本社ヘリから30キロ以上離れて撮影
◇格納容器損傷の可能性高まる
東京電力は28日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1~3号機のタービン建屋外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の穴の中に水がたまり、2号機では1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が検出されたと発表した。建屋地下の汚染水がトレンチに漏れ出した可能性がある。また同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の損傷の可能性が高まった。
【原発復旧作業の実態 写真つき】食事2回、夜は雑魚寝
プルトニウムの濃度について東電は、1940~80年代に繰り返された大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしている。新たな土壌を採取し、継続的に分析する予定。
トレンチはタービン建屋と海との間にある凹字形トンネルで、非常用電源を冷やすための海水が通る配管や海水をくみ上げるポンプのケーブルなどを納めている。普段は水がないが、1~3号機とも地表付近まで水で満たされているのを27日午後3時半ごろ発見、直後に線量を測定した。
2号機のトレンチの水は1000ミリシーベルト(1シーベルト)以上で、同タービン建屋地下の汚染水と同様、炉心の冷却水の10万倍以上のレベルだった。1号機は0.4ミリシーベルト、3号機はがれきがあるため近寄れず測定していない。周辺の大気の放射線量(1時間当たり)は▽1号機0.4~1ミリシーベルト▽2号機100~300ミリシーベルト▽3号機0.8ミリシーベルト。
東電は最も水面が高い1号機のトレンチについて、海への流入を防ぐ処置を取った。
プルトニウムの調査は21、22日に実施した。1、2号機から500メートル~1キロ離れた5地点で土壌を数百グラム採取し、日本原子力研究開発機構が分析。その結果、全地点の土から原子炉内で発生するプルトニウム239、240が検出され、うち2地点からプルトニウム238も検出された。
大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出され、238はほとんどないことから、東電はこの2カ所については今回の事故によるものとみている。
プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる。今回検出されたプルトニウムの由来について東電は「特定はできない」と話した。
原子炉の冷却作業は、水を増やすほどタービン建屋に汚染水がたまる恐れがあることから難航している。【藤野基文、八田浩輔】
◇「憂うべき事態」
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官はプルトニウムの検出について「健康影響は考えられないが、燃料棒の損傷があることを示している。放射性物質が漏れないようにする(原発に)あるべき五重の壁が破れたことを示す。憂うべき事態だ」と述べた。
**<以下引用>**
<福島第1原発>土壌からプルトニウム 建屋外にも汚染水
毎日新聞 3月29日(火)1時18分配信
福島第1原発(左から)1号機~3号機=福島県いわき市で2011年3月27日午後0時19分、本社ヘリから30キロ以上離れて撮影
◇格納容器損傷の可能性高まる
東京電力は28日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1~3号機のタービン建屋外にある「トレンチ」と呼ばれるトンネル状の穴の中に水がたまり、2号機では1時間当たり1000ミリシーベルトを超える高い放射線量が検出されたと発表した。建屋地下の汚染水がトレンチに漏れ出した可能性がある。また同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の損傷の可能性が高まった。
【原発復旧作業の実態 写真つき】食事2回、夜は雑魚寝
プルトニウムの濃度について東電は、1940~80年代に繰り返された大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしている。新たな土壌を採取し、継続的に分析する予定。
トレンチはタービン建屋と海との間にある凹字形トンネルで、非常用電源を冷やすための海水が通る配管や海水をくみ上げるポンプのケーブルなどを納めている。普段は水がないが、1~3号機とも地表付近まで水で満たされているのを27日午後3時半ごろ発見、直後に線量を測定した。
2号機のトレンチの水は1000ミリシーベルト(1シーベルト)以上で、同タービン建屋地下の汚染水と同様、炉心の冷却水の10万倍以上のレベルだった。1号機は0.4ミリシーベルト、3号機はがれきがあるため近寄れず測定していない。周辺の大気の放射線量(1時間当たり)は▽1号機0.4~1ミリシーベルト▽2号機100~300ミリシーベルト▽3号機0.8ミリシーベルト。
東電は最も水面が高い1号機のトレンチについて、海への流入を防ぐ処置を取った。
プルトニウムの調査は21、22日に実施した。1、2号機から500メートル~1キロ離れた5地点で土壌を数百グラム採取し、日本原子力研究開発機構が分析。その結果、全地点の土から原子炉内で発生するプルトニウム239、240が検出され、うち2地点からプルトニウム238も検出された。
大気圏核実験では主にプルトニウム239、240が大気中に放出され、238はほとんどないことから、東電はこの2カ所については今回の事故によるものとみている。
プルトニウムは▽被災時運転中だった1~3号機の炉心▽1~6号機の使用済み核燃料プール内の核燃料▽3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料のいずれにも含まれる。今回検出されたプルトニウムの由来について東電は「特定はできない」と話した。
原子炉の冷却作業は、水を増やすほどタービン建屋に汚染水がたまる恐れがあることから難航している。【藤野基文、八田浩輔】
◇「憂うべき事態」
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官はプルトニウムの検出について「健康影響は考えられないが、燃料棒の損傷があることを示している。放射性物質が漏れないようにする(原発に)あるべき五重の壁が破れたことを示す。憂うべき事態だ」と述べた。
田舎猫 2011年03月29日 04:27
プルトニウムの毒性をwikiより引っ張ってきました。
余計なことですが、おかあつさん宛てというより、おかあつさんの日記をご覧になってる方向けです。
**<以下引用>**
毒性 [編集]プルトニウムの同位体および化合物はすべて放射性で有毒である。化学毒性についてはウランに準ずると考えられているが[7]、その化学毒性が現れるよりもはるかに少ない量で放射線障害が生じると予想されるため、化学毒性のみでプルトニウムの毒性を論ずることはできない[8][9]。プルトニウムのような不溶性の化合物は腸で吸収されないが、そういった論とは無縁である。
プルトニウムは重金属の仲間であることから、ウランと同様に腎臓への障害が予想され、その大きさは鉛と同程度と推定される(鉛はプルトニウムよりも人類に馴染みのある元素だが相当に有害な物質でもある。詳しくは鉛またはテトラエチル鉛を参照)。また、ランタノイド元素とアクチノイド元素の同じ順番にある元素は互いに似ている傾向があることから、プルトニウムはランタノイドで同じ順番にあるサマリウムと似ていると考えられている。
毒性と人体への摂取経路 [編集]京都大学原子炉実験所 小出裕章によれば、プルトニウムは、「人類が初めて作り出した放射性核種」であり、「かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性」を持つとされる[10]。その理由は、プルトニウムがアルファ(α)線を放出すること、比放射能が高いこと、体内での代謝挙動にあるとされる[11]。
プルトニウムは人体には全く不必要な元素である。毒性の強い元素の中には必須ミネラルで微量は人体にとっても必要なものもあるが(例:ヒ素、セレン)、プルトニウムは必須ミネラルでさえない。
体内摂取の経路と排出 [編集]プルトニウムを嚥下し消化管に入った場合、そのおよそ0.05%程度が吸収され、残りは排泄される[12]。吸収されたプルトニウムは、骨と肝臓にほぼ半々の割合で蓄積される。皮膚との接触については、傷が無い限り吸収されない。
最も重要な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプルトニウムの吸入である。気道から吸入された微粒子は、大部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、残り(4分の1程度)が肺に沈着する。沈着した粒子は肺に留まるか、胸のリンパ節に取り込まれるか、あるいは血管を経由して骨と肝臓に沈着する[13]。
プルトニウムは一度吸収されると体外へ排出されにくいのが特徴である。生物学的半減期はウランやラジウムと比べても非常に長く、骨と肝臓でそれぞれ20年と50年である。吸収線量あたりの有害さは核種や同位体によらずラジウム等と同程度であるが、プルトニウムの扱いに特に注意が必要なのは、まさに排出されにくいという特徴によるものである。
余計なことですが、おかあつさん宛てというより、おかあつさんの日記をご覧になってる方向けです。
**<以下引用>**
毒性 [編集]プルトニウムの同位体および化合物はすべて放射性で有毒である。化学毒性についてはウランに準ずると考えられているが[7]、その化学毒性が現れるよりもはるかに少ない量で放射線障害が生じると予想されるため、化学毒性のみでプルトニウムの毒性を論ずることはできない[8][9]。プルトニウムのような不溶性の化合物は腸で吸収されないが、そういった論とは無縁である。
プルトニウムは重金属の仲間であることから、ウランと同様に腎臓への障害が予想され、その大きさは鉛と同程度と推定される(鉛はプルトニウムよりも人類に馴染みのある元素だが相当に有害な物質でもある。詳しくは鉛またはテトラエチル鉛を参照)。また、ランタノイド元素とアクチノイド元素の同じ順番にある元素は互いに似ている傾向があることから、プルトニウムはランタノイドで同じ順番にあるサマリウムと似ていると考えられている。
毒性と人体への摂取経路 [編集]京都大学原子炉実験所 小出裕章によれば、プルトニウムは、「人類が初めて作り出した放射性核種」であり、「かつて人類が遭遇した物質のうちでも最高の毒性」を持つとされる[10]。その理由は、プルトニウムがアルファ(α)線を放出すること、比放射能が高いこと、体内での代謝挙動にあるとされる[11]。
プルトニウムは人体には全く不必要な元素である。毒性の強い元素の中には必須ミネラルで微量は人体にとっても必要なものもあるが(例:ヒ素、セレン)、プルトニウムは必須ミネラルでさえない。
体内摂取の経路と排出 [編集]プルトニウムを嚥下し消化管に入った場合、そのおよそ0.05%程度が吸収され、残りは排泄される[12]。吸収されたプルトニウムは、骨と肝臓にほぼ半々の割合で蓄積される。皮膚との接触については、傷が無い限り吸収されない。
最も重要な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプルトニウムの吸入である。気道から吸入された微粒子は、大部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、残り(4分の1程度)が肺に沈着する。沈着した粒子は肺に留まるか、胸のリンパ節に取り込まれるか、あるいは血管を経由して骨と肝臓に沈着する[13]。
プルトニウムは一度吸収されると体外へ排出されにくいのが特徴である。生物学的半減期はウランやラジウムと比べても非常に長く、骨と肝臓でそれぞれ20年と50年である。吸収線量あたりの有害さは核種や同位体によらずラジウム等と同程度であるが、プルトニウムの扱いに特に注意が必要なのは、まさに排出されにくいという特徴によるものである。
さい 2011年03月29日 09:38
田舎猫さん
ビデオニュースドットコムで小出先生の解説を見ました。
小出先生の解説によれば
・プルトニウムは生物史上最悪の毒性があるものである。
・ただし物質の特性から考慮不要
とのことでした。
小出先生によればプルトニウムだから3号機がやばいのではなく、
どの号機も等しく非常に危険な状態にあるとのことでした。
おそらくプルトニウムがメインの被害ではない、という意味かと思います。
ビデオニュースドットコムで小出先生の解説を見ました。
小出先生の解説によれば
・プルトニウムは生物史上最悪の毒性があるものである。
・ただし物質の特性から考慮不要
とのことでした。
小出先生によればプルトニウムだから3号機がやばいのではなく、
どの号機も等しく非常に危険な状態にあるとのことでした。
おそらくプルトニウムがメインの被害ではない、という意味かと思います。
おかあつ 2011年03月29日 12:17
田舎ねこさん、ありがとう、僕の代わりにやってくれました。
調べる時間が省けました。 (今あまり時間無く本当に助かりました。)
いや助かってないぞ … うーん…
調べる時間が省けました。 (今あまり時間無く本当に助かりました。)
いや助かってないぞ … うーん…
田舎猫 2011年03月29日 12:18
> さいさん
ご説明ありがとうございます
ご説明ありがとうございます