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2011年2月23日水曜日

ウソと知りつつ信じる (mixi05-u459989-201102231302)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ウソと知りつつ信じる
2011年02月23日13:02
読売新聞[企画・特集]証言 北方領土 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1296553504922_02/news/20110205-OYT8T00267.htm

これは、典型的なプロパガンダ手法の「半分誇張」ではないか。 右と左に国がありその中央に国境があれば必ず右左どちらにもこの様な悲劇的な話が存在する。それが、それぞれの国の事情に応じて、片方はしきりに宣伝されるし、片方は黙殺される。ここに書いてあることはウソではないと思うけど、読みすぎてはいけないと思う。

世界を見渡した時、上記の文章に書いてある事の「日本とロシア」を違う国に入れ替えた様なストーリーは、たくさん存在する。 例えば、上記の文章を「カンボジアとタイ」とか「中国とチベット」「イギリス人とインディアン」「ビルマとシャン州」と言った様々な国境紛争を抱えている国々に入れ替えると、この文章はそっくりそのまま違う話に生まれ変わる。 世界的に見たときこの様な話は、実にありふれた話だ。

悲劇の被害者は必ず、悲劇の加害者でもある。 悲劇の加害者は、必ず悲劇の被害者でもある。 この様な国境紛争の話は、加害者と被害者を入れ替えてもまた、事実である場合がほとんどだ。 例えば、上記の話で「日本」と「ロシア」を入れ替えてみた場合、それに近い逸話はたくさん存在する筈だ。

事実とは、この様に常に「善悪」で割りきれる単純な存在ではない。 世界の政治舞台では、正直に事実を話す無垢な人なんてどこにも居ない。

更に考えてみると、国家という事象の存在自体が嘘でもある。 例えば、ロシアで話せば、モスクワの人とウラジオの人は、人種自体が違う。 ウラジオの人は首都モスクワの人が好きではない。 ウラジオの人にとってモスクワの人は侵略者だ。 国家は必ず一枚板ではなく必ず武力や暴力によってひとつの国に束ねられていいる。 もしもモスクワの人が武力や政治力を行使しなければウラジオは違う国として違う文化を育み始める物だ。

国家という枠組みの矛盾が露呈する例は、日本にも少ないが存在する。 韓国や中国の人が扇動されて日本人なんか死んでしまえと思っているが、そうやって死んでしまっても構わないと考えられている日本人の中には、かなりの比率で中国系人や韓国系人が存在する。 彼ら外国系人は祖国の人たちが自分たちを仲間だと気がつかずに攻撃している事を複雑な思いで見ている。この例に限らず国境にはそういう国家という枠組みを越えた人たちが多く住んでいる。

日本人はアイヌの人を日本人だと考えているだろう。 恐らくアイヌの人は自分たちを日本人とは考えていない。 琉球人も同じであろう。 むしろ日本人を外部からの侵略者として考えている。 この様なマイノリティー(少数派)の複雑な気持ちをマジョリティー(多数派)の人は、どうしても理解できない。

実は、僕は直接アイヌの人や琉球の人に話を伺ったことはないが、知っている。 何故か。 この様な話は、世界中に普遍的に存在するからだ。

日本は非常に特殊だ。 日本は海で囲まれており、近代国家が成立する前から、ひとつの国家のような文化圏をはっきりと保持していた。 日本は自分の文化圏を国家に昇格するだけで国家を作ることが出来たと言う点で、非常に恵まれていた。 こうやって日本の様に天然で国家になった国は、日本以外にほとんど存在しない。 日本人は世界にも稀な天然国家の国に住んでいる為、国家の一方的な政治宣伝を鵜のみにしてしまいがちな傾向がある。 これはどうしても仕方がないことだ。

世界とは無数のマイノリティーの集合だ。 日本の外では、最初から国家という物が存在する訳ではない。 この様な場所では、権力を握った人が、あらゆる嘘や暴力や政治力を使って強制的に国家を束ねなければいけない。 しかし色々な立場の人が混ざって生活している場所では、嘘のほころびがあっさり露呈してしまい易く、人々はその嘘を嘘だと知りつつ、信じたふりをしながら生活している。



上記の記事は、明らかにロシアの脅威の宣伝だ。書いてある事は嘘ではないかも知れないが、ここに書かれていない事もたくさんある。 日本は北方領土を日本の領土と主張してロシアの行為を侵略行為として非難しているいるが、客観的に見て、アイヌの人にしてみれば、侵略者は日本人の方である。 もしも日本人が悪を憎むならば、日本人はまず北海道から撤退するべきである。 この様な話は善悪二元論で見ると全く理解不能である。 これはそもそも、そういう話ではないのだ。

ロシアは何度も日本に譲歩して日本との和解の方向を模索していたが、日本はそれに一切応じずに来た。 何故か。 日本とロシアとの間の国境問題は、冷戦構造の維持に必要だからだ。 日本は、中国に関してもロシアと同様に盛んに脅威を宣伝しているが、それは同様に冷戦構造を維持するのに必要だからだ。

この様にロシアの脅威を宣伝したり中国の脅威を宣伝したりするのは明らかに官僚(冷戦派)の仕業で、日本をアメリカの属国としての立場に引き止める事が本当の目的だ。

死に体に陥っている冷戦構造を維持してアメリカの帝国主義を守ろうとする人たちが、日本の官僚を使って、この様な涙腺に触れるような話を誇張して宣伝する事によって、何とか自分たちの権力を維持しようとしている。 しかし、今アメリカはもう無理心中の一家の様である。アメリカと距離を取るのかが問題であり、距離を取らなければ日本も無理心中に付き合う羽目になるだろう。


プロパガンダは怖い。 以前ある方が詐欺の安売りセールに詐欺と知りつつ行って、詐欺に引っかかって帰ってきた事があった。 詐欺のセールとはこういう物だ。 「今日の特売品はみかん1kg10円です! さぁ皆さん、大きな声で『安い!』と言ってください!さぁ」「安い!」「もう一度!」「安い!」 と言ったように毎日毎日、「りんご20個10円」「よく切れる包丁30円」と次々に品を買えて、安い安いのシュプレヒコールをさせるのだ。 そして、最後に「高性能なお布団が一枚30万円!」 に持っていく。 何故か皆、安いと思って買ってしまうのだ。 プロパガンダも嘘と知っているのに、見ていると何故か信じてしまうという怖さがある。

テレビ新聞を見るのをやめよう。

コメント一覧
けめ   2011年02月23日 14:11
私も勉強中なので間違いもあると思いますが、今まで学んだ中で思うのは
アイヌの人たちがどこから来たか、考察してみると日本人だと思えます。

日本に最初から日本人なんて住んでいません。
海に囲まれた島国には様々な土地から渡ってきた人間が住み始め、混血し、日本人に成っていきました。

初期ヤマト政権は大部分が大陸移民の可能性もあり、
古事記・日本書紀の編成においては古代日本への侵略物語を、神話にすることで
シナリオを後から用意したとも考えられています。

出雲大社は日本の古い神様(八百万神)を封じ込める社であるとか、
この辺も研究しだすと深いです。

ヤマト政権の制圧から逃げるようにハヤトは九州から北上、
アイヌになったと言われています。
ハヤトの盾紋とアイヌの紋が似ていることが注目されています。

また、琉球人については当方勉強不足ですが
(歴史書を入手後まだ読んでいません)
沖縄へ行った限り文化は独立していますが人種でみるとそれほど遠くには感じませんでした。
ウィキペディアにはこのようなものが載っていました。
「Y染色体による系統分析」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA#Y.E6.9F.93.E8.89.B2.E4.BD.93.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E7.B3.BB.E7.B5.B1.E5.88.86.E6.9E.90

おかあつさんはよく「そもそも」という言い方をしますが
日本人の定義とはなんでしょうか。
現代生きる我々が日本人の全てではありませんよね。
基準は時代で変わるし、線引きが難しい。

アイヌの方々が自分を日本人ではないと思うのは
祖先が迫害されて移住したからでしょう。
だから古くからの言い伝えや伝統を守る彼らと本土でさらに混血していった現代の日本人は違うのです。
しかし、アイヌの方々も古い日本人の血なのです。

私の知り合いには北海道の方も多く、北方領土出身の祖先を持つ方もおり、
そういった方からの話も聞きます。
タビビト   2011年02月23日 14:21
100%すべて賛成というわけではないですが、多くの部分で賛成です。

件の国後島脱出の話、おかあつさんが言うように事実ではあるが、まだ何か語られない部分があるという点についても留保付きで賛成です。この留保とは、社会情勢的な部分ではもっと語られるべきことはあったと思うのですが、この家族、とりわけこの語り主がそれを当時把握していたかどうかという点で、疑問が残るわけです。

この話と同じ構図に、日本人と第2次世界大戦、とりわけ日中・太平洋戦争があります。今更言う必要はないのですが、毎年終戦記念日あたりに放送・出版される被害者としての日本国民の言説とその戦争を遂行した日国としての言説。これらは最終的に統合された形でなされなければ意味がないと思います。そしてその1エピソードがリンクの記事なわけです。そして私個人について言えば、そのようなエピソード自体不足しているため、今はそれらをひたすら知る必要があると思います。そういう意味での留保でした。

私に関しては、プロパガンダは怖いけど、テレビ・新聞を見るのはやめられないです。バランス感覚が問われます。
おかあつ   2011年02月23日 15:35
> おかあつさんはよく「そもそも」という言い方をしますが日本人の定義とはなんでしょうか。現代生きる我々が日本人の全てではありませんよね。基準は時代で変わるし、線引きが難しい。

線引きって思っているよりもずっと簡単だと思います。 その線引きとは「私は日本人だ」って思っている人は日本人で「私は日本人だ」と思っていない人は日本人だ、というものです。 それ以外の基準はありえないです。 ただし建前というものがあり「私は日本人だ」と言っている人のかなりのパーセンテージの人が実は自分の事を日本人だと思っていないというところが、微妙なんだと思います。 本当のことをいわない理由は、決して損得感情だけではなく、世間体や体裁などもからんでおり、簡単ではありません。 だからこそ、本当のことを見抜くことは難しいと思います。


もっとも、逆に、僕の知っている人にアメリカ生まれアメリカ育ちの日系ハーフの人が居るのですが、本人もアメリカ人だと思っていて、他人もアメリカ人だと思っているのですが、よく付き合うと、自分でも自分が日本的だと思っていないのに、案外中身はバリバリに日本人であるという事もあります。


その辺りの事情は、バンコクの方が東京よりもずっと激しく混乱しています。 言葉・宗教・顔・性格が一致していない人が無数に住んでいて、話しかける時、一瞬考えます。 予想もしない組み合わせの人に話しかけると、僕等が思っているよりもずっと激しく混乱を感じます。

例えば、僕みたいに顔が明らかに日本人の人がいきなりラオ語を話すと、みな驚くというよりは、完全に混乱してしまって、会話自体が成立しなくなってしまう事もあります。
けめ   2011年02月23日 16:18
>その線引きとは「私は日本人だ」って思っている人は日本人で「私は日本人だ」と思っていない人は日本人だ、というものです。

↑最後は「日本人ではない」でいいですか?

おおまかなくくりでは有りだと思います。

ただ、アメリカ生まれアメリカ育ちの日系ハーフの知人殿のように血が物を言うというか
受け継いでいる何かがあったりしますよね。

日本人という定義(または●●人という定義)は
祖先から考えるほうがいいと思います。
おかあつ   2011年02月23日 16:54
日本は、けめさんが思っている程均一ではないかもしれません。 どこの国に行っても国境周辺に行くと、2~3ヶ国語を日常的に話す人がおり、顔もどことなく中間的です。 民族とは国境を境に突然変化するものではなくて、グラデーション的に少しずつ少しずつ傾向が変化していくものです。 恐らく、日本も例外ではありません。

また、日本は混成度が非常に高いです。 顔を見てもそれは理解できます。

民族による顔の傾向って非常にはっきりとした違いがあります。 例えばタイの人は三白眼の人が多いです。 ラオの人は意外と三白眼の人が少ないです。 具体的に眉の太さとか顎の形とかいった特徴が、地域毎にはっきりと違います。 一重まぶた、二重まぶたの確率の傾向も地域によって全然違います。

大陸は広いので民族毎に地域を住み分けており、地域毎に顔にはっきりとした違いが見られるものです。 ですが、日本は狭いので民族がごちゃ混ぜに住んでおり、特定の地域に特定の顔の傾向が見られず、色々な顔の傾向が全国で散発的に見られます。日本から出ると、これがもっとはっきりと分かれているのです。 例えば、日本って一重まぶた、二重まぶたのどちらも居ますが、これは外国では比較的はっきり分かれています。 確かに関西顔・関東顔・東北顔という違いはありますが、関東にも関西顔の人はいますし、関西にも関東顔の人が居ます。 これがあちこちの国の人に「日本人の顔は特徴が無く、日本人と見分けにくい」と言われる理由でしょう。

中国に行くと「こういう顔日本にも居る」とか「この顔は絶対日本に居ない」という人の顔にはっきりした特徴を感じる事があります。 逆に日本に居ても「この顔は中国にも居る」「この顔は中国には絶対に居ない」という傾向を感じる事があります。 この感覚を元に相手の話す言葉を当てるのは、大陸ではよくやられている事です。


日本は、他の国と比較すると、この顔の傾向のバラエティーが異様に広いです。 こういう他民族の混ざり具合こそが、ある意味では日本の特徴だと思います。
おかあつ   2011年02月23日 16:59
しかし、民族って人間の事なので、実に一元的には捉えられない物ですよね。
おかあつ   2011年02月23日 17:25
タビビトさん、
>私に関しては、プロパガンダは怖いけど、テレビ・新聞を見るのはやめられないです。

僕はプロパガンダが悪いとは思っていないですし、それは実際どこにでもあります。 日本がおかしいのは、プロパガンダの方向が、タイと違って、日本人が損をするように仕向けられている事です。 例えば、タイもプロパガンダが激しいですが、少なくともタイ人が得をする様なプロパガンダになっており、例えば戦傷記念塔を立てて国の発展を大々的に祝ったり、テレビで毎日王様の宣伝放送をする事を義務付けていたりします。

日本ではこういうお祭りは恐らく暗黙のうちに禁じられています。戦争を正当化するお祭りをやるとそれを中国や韓国で日本が再度軍国化したとと激しく報じている大騒ぎされている、と日本では報じられます。(実際に中国や韓国で激しく報道されているのかも疑わしいものですが。)

こういうプロパガンダは、どうも日本人を萎縮させる方向にしか働いていません。 これはプロパガンダとして異様な姿です。 プロパガンダとは、本来その国が国家としてまとまって、協力し合う様に仕向ける為に使われるものですが、日本は逆に萎縮させ、日本が自ら損な選択をするようなプロパガンダばかりなのです。


これは恐らく、日本が敗戦し、アメリカが日本から撤退する時、日本の報道機関にアメリカの工作員やアメリカの傀儡的に教育した人を置いて行った為に起こっているのでしょう。

僕は日本でこれを直接目で確認した訳では無いですが、アメリカはこれと同じ事を世界中でやっています。 アメリカがこれを日本にだけやっていない訳はないと考えています。ましてや日本は敗戦国家なので、尚更激しくやっている筈です。 アメリカはこれを自分の国の人にすらやっているくらいです。
おかあつ   2011年02月23日 17:30
「Y染色体による系統分析」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA#Y.E6.9F.93.E8.89.B2.E4.BD.93.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E7.B3.BB.E7.B5.B1.E5.88.86.E6.9E.90

何かこれも危なっかしい推論に乗っかってて、怪しいなぁ...。

大学生が科学の授業で一番の最初に「グラフの一番尖っているところを求めろ」って言われたと思うんだけど、みんなグラフの真ん中ばかり見ていてなぁ。
けめ   2011年02月23日 18:17
日本は均一ではもちろんありませんが
島国ですので大陸にある国と比較してしまうと、違和感を感じます。

グラデーションなのではなく
顔の話にもあるように混ぜ混ぜなのだと思います。

グラデーションなのはむしろ関西顔・関東顔・東北顔というような範囲で
あくまで国内での次元のように思います。

また、先のコメントにも残したように
古代日本ですでに人種の混ぜ合わせがありました。
アジア人だけでなく、遠く西洋人の血も混じっています。

近年はとくに戦後、
おそらくアメリカの操作によって敗戦コンプレックスを抱えるようになった日本で、
工作員として韓国人・華僑・中国人が日本名を名乗り日本人になりすまします。

アメリカの企みは日本が再びアメリカに楯突くことがないよう傀儡にするためですが、
韓国人・華僑・中国人・フィリピン人とのハーフなどがアメリカ側の工作員にうまいこと取り込み、
日本へ不利となるプロパガンダに乗じて日本を自国の領土にするための活動をします。

日本にはアメリカ側の操作と韓国・中国側の操作が確実に存在すると思います。

街で見かける韓国人顔の日本名を名乗る日本人か在日朝鮮人か分からない人、
日本人に見えるけど中国語を話し、中国人らしき人物、
日本で見る日本人もしくは日本人ぽい人、顔はより一層変わってきていると思います。
けめ   2011年02月23日 18:21
NHKなんかじゃ嘘を堂々と言っていて
「日本人のDNAと韓国人のDNAが一致」すると言って
「日本人は韓国から来た、だから韓国の方が偉い!」
という趣旨で歴史を改ざんした番組を作って流しています。

比較論でいえば、
「Y染色体による系統分析」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA#Y.E6.9F.93.E8.89.B2.E4.BD.93.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E7.B3.BB.E7.B5.B1.E5.88.86.E6.9E.90
の方がまだ資料的価値があると思いました。
ただご指摘通り、私が調べたわけでもなきゃ誰が書いたかも分からないので
オマケ程度に考えてください。
けめ   2011年02月23日 18:30
>日本は逆に萎縮させ、日本が自ら損な選択をするようなプロパガンダ

日本に何国人が住んでいいのですが、
上記のような活動をする人たちが大変迷惑なのでやめてほしいのと、
もし日本を好きじゃないという理由でされているなら、どうぞ本国へ帰って下さい、
という気持ちです。

日本で外国の方とも平和に共存して、
高めあっていけるならとても幸せなことだと思います。

日本人以外はでていけ!みたいに街頭で演説している右翼団体そのものが
左翼の手先だったりするし
(以前ライブハウスで語り弾きしてたおにいちゃんは元街宣車乗りで、彼は本気で愛国者なのにその団体の黒幕が誰かを疑わず、騙されているようでした。)
学校の教師だって日教組だったりするし。

のっとり作戦は最終章ですよ、きっと。
おかあつ   2011年02月23日 19:23
> 工作員として韓国人・華僑・中国人が日本名を名乗り日本人になりすまします。

けめさんの知り合いに工作員の人居る?
僕、中国でギャングみたいな人たくさん見たけど、居なかったなぁ...。
中国の人ってすごくストレートだから、工作員向けじゃないかも。
みんなそんな器用じゃなかったなぁ。

ひょっとしたら、これ自体、イギリスの人が作ったウソかもしれないなぁ、なんて僕は思います。 イギリスの人ってこれくらいのウソは日頃からついたりつかれたりしていて、例えば、こういう話をイギリス人にしても「いーや騙されないぞ」みたいな感じの話になって、なかなか信じないですよね。

そういうイギリス人すら信じない様な話を日本人はコロっと信じちゃうので、バカだと思われているんじゃないか、と思います。

タイ人は、こういう話をそう簡単に信じなくて、逆にウソで返したりするので、イギリスと仲良くしているんだと思います。
おかあつ   2011年02月23日 19:36
みんな中国人の事をウソ付きって思っているけど、日本の報道、負けてないです。 中国の報道の方が本当のことを言っていることもあります。

> 日本は均一ではもちろんありませんが島国ですので大陸にある国と比較してしまうと、違和感を感じます。

ある点では日本は島国でありながら大陸と同じところがあります。 例えば、日本は島国だけど、国境があります。 沖縄や北方領土とか尖閣諸島などの島です。 ここで起こっている事は、外国の国境で起こってることと全く同じなのです。 ところが、外国の国境ではびこっているウソを外国の人はまったく信じていないのに対して、日本の国境ではびこっているウソを日本の人はすっかり信じてしまいます。 島国なので嘘のほころびが現れ辛く、ウソが見え辛くなりがちです。 大陸は様々な視点の人が共存しているので、相当巧妙にウソを作らなければすぐにバレてしまいます。

だからこそ、ウソが見えにくい日本で起こっている事と、ウソが見えやすい大陸で起こっている事を比較する事は大切だと僕は思います。
あび   2011年02月24日 00:04
日本の場合は国を一つの方向に盛り上げる方向でプロバガンダを展開すると、もの凄く勢いづいて自滅するまで無茶を続けるような国民性があるので、これを快く思わない人たちが必死でブレーキをかけているんでしょうね。やはりGHQの亡霊なんですかね。
おかあつ   2011年02月24日 00:35
そうか...日本では軍部が暴走して戦争が起こった、っていうのが通説なんだった。


うーむ...。 外から見ればこれが正しくないっていうことなんか一目瞭然なんだけど、説明するとなると大変だ...。
タビビト   2011年02月24日 23:09
>そうか...日本では軍部が暴走して戦争が起こった、っていうのが通説なんだった。
>うーむ...。 外から見ればこれが正しくないっていうことなんか一目瞭然なんだけど、

なんか、すごく興味があります。ちと自分でも調べてみます。
あび   2011年02月25日 22:14
私個人の理解としては軍部が暴走して戦争が始まったというよりかは、

・西欧諸国の植民地主義の台頭に対抗するという大義名分
・アジアにおける日本の影響力拡大を目指して
→日韓併合や日中戦争の勃発

・勢力を拡大する日本を封じ込めるために
→ABCD包囲網による対日経済封鎖

・経済封鎖の対抗措置として
→東南アジアへ資源確保のために進出
→植民地解放という大義名分付きで。

・米国がハルノートを提出して最後通牒を出す。
→逆ギレ気味に真珠湾攻撃?

・公共事業と同じでやめるタイミングを決められないまま
→赤道まで戦線を拡大
で、結局原爆投下されるまで戦争をやめる議論がマトモにできなかった。

とまあ、こんな理解でおります。
結構、日本国内では広く共有されている理解ではないなあと。

これをベースに誰が第二次世界大戦で得をしたのか?という視点から、もう一度考えてみますね。
おかあつ   2011年02月25日 22:43
僕は無知だし、調べたことがないし、これからも調べるつもりはないのね。
でも、見たことを元に考えている。

アジアでヨーロッパに蹂躙されなかった国って日本とタイだけなんだよね。 他の国はみんなアメリカとかイギリスとかスペインとかフランスとかに占領されて属国になっている。 中国もそうだよね。 中国と言えば日本の侵略っていうけど、ドイツもイギリスもフランスも思いっきり侵略している。

もし日本が戦争をしていなかったら、まず間違いなく、他のアジアの国と同じ運命をたどっていたと思うのね。

まえイスラエルの知り合いの人と話していて「日本はあれだけ強力な軍隊を持っていたのに、ストラテジーが無いから戦争に負けたんだ」って言われた事がある。僕も同じ事を思う。 日本人ってどういう訳か本当に騙されやすい。ものすごく実直で、世界中の人がウソだと知っているようなことをいきなり大真面目に信じ始めて、それウソだよ、というと、どういうわけか、「陰謀大好き」とか「被害妄想」とかそういう話になる。

日本人ってどういう訳か、他人の考え方は絶対に理解できないのだ、という地点に立脚していて、他人が自分の事をどう考えているかについて思案すると、非常にパラノイア的になってしまうのね。 だから騙したり騙されたりという駆け引きの世界に出て行くのが苦手なのね。

こういう話をすると、必ず細かい歴史の話に入っていってどれは正しい、どれは間違っているという話になって袋小路にゆきあたる。 木を見て森を見ず、に持ち込まれて結局結論が出ない。

そうじゃないと思うのね。 世の中で言われていることは全部ウソだと仮定して、誰が何を狙っているのかを考えて、そのウソの動機を探ることを考えないと。
あび   2011年02月26日 00:37
> 日本人ってどういうわけか、他人の考え方は絶対に理解できないのだ

理解できないのかな。そうかもしれないな。

っていうか、感覚で言うと、どこかで他の人たちも自分たちと同じ価値観や考え方や善意を持っているという本来ありえない事を信じて前提にしちゃっているのかもしれない。もしくは暗黙的に相手に自分の価値観や考え方や善意を理解し受け入れられるという本来ありえない事を信じて前提にしちゃっているのかもしれない。

本当はまったく異なる人間なんていくらでもいるのにね。

以上、自省を込めて。
おかあつ   2011年02月26日 01:44
僕、地方出身の人をけなすつもりは無いけど、あびる君も僕も、東京の人でね。 というのは、両親はてんでバラバラなところから来ていて、東京で生まれて、東京で育ったか、本当に東京出身の先祖が居るか。

すると、相手が自分と違うって言うことは、最初から大前提なんだよね。 タイや中国に行ってから僕の友達の出身について気をつけているのだけど、僕の友達の出身は、バラバラでグチャグチャ。 ほとんどが東京生まれだけど、両親はあっちこっちからやってきていて、まぜこぜだ。 そういう寄せ集めなのなかで「な?わかるだろ?」という話がほとんど通じない。 だから「な?わかるだろ?」でコミュニケーションしていると嫌われる。「あいつらは、ウチワで盛り上がって入っていけない」とかいって。 だから当たり前の様に、相手が違うということを前提にしている。

だけど東京に居ると「相手が自分と違うから話し合おう」と思っている人ばかりじゃないのね。 「ま、ここの人間じゃないし、適当に合わせておこう」という風に思っている人も多い。 コミュニケーション取らないといけない、とそもそも思っていない人も多い。


>もしくは暗黙的に相手に自分の価値観や考え方や善意を理解し受け入れられるという本来ありえない事を信じて前提にしちゃっているのかもしれない。

逆に考えてみる。 もしも中国とかタイぐらいまで他人の価値感が違うと、相手にまったく合わせられなくなっていく。 相手が自分と同じ感覚を持つことを全く期待できないので、最初から相手の協力がないこと(というか相手の裏切り)を前提に行動する様になる。 僕は、それはそれで、構わないと思うし、それはそれでやり方があると思う。 だけど、こうなると、みんなで協力して作り上げるという形の仕事は、どんどん、どんどんと無理になっていく。

日本のいいところは、正に、相手に自分の考え方や善意を理解してもらうことを期待出来るところではないだろうか。 これがあるからこそ、綺麗な建物を作ったり、きめ細かな設計が出来たり、効率のいい経営が出来たりするのだと思う。

それが正に日本人的なところだと僕は思う。

しかし、日本人なのに、日本人っぽくない人は、多いよね。
 
出展 2011年02月23日13:02 『ウソと知りつつ信じる』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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